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2020年11月10日 (火)

2020 ファンタジーステークス G3 レース回顧

上位3頭はそれぞれ荒削りながら個性的な走りを見せて、今後に期待が持てそうな、見どころのあるレースだった。

1.レース結果の基礎データ

2020年11月 7日(土) 5回阪神1日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第25回KBS京都賞ファンタジーS
2歳・オープン・G3(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 1400m・内 12頭立


馬場差 -1.6 完全タイム差 -0.2
タイムランク C メンバーランク C

2020110800

前の3頭が競り合う形になったのでかなりのハイペース戦になった。

2.完全タイム差検証

6月の新馬戦を各馬の次走から補正していくところから積み重ねていき、2歳戦の真完全タイム差を作ってみたので、今週から検証を開始する。

2020110802


成長期の2歳馬なのでパフォーマンスアップの考察が難しいのだが、メイケイエールは前走よりスムーズ差を欠いた走りなので、他馬と比較してみると前走より少しパフォーマンスを落としたと考えるべきなのかもしれない。

3.各馬の分析

1着 10番 メイケイエール 牝 2 武豊 54 1.20.1 34.5

スタートはよくないが、かかり気味にフラフラしながら前に進出しようとするが、最初の直線は騎手が落ち着かせるために意図的に他馬と離して外を回る。3角でやや内に入れるもそれでもフラフラした走りになる。4角から直線入口ではなんとか外の4番手あたりに抑え、残り300mくらいから追い出すと、グングン伸びて残り200mを過ぎたあたりで先頭に立つとそのまま押し切った。
パトロール映像を見るとよくわかるが、道中はものすごくフラフラしていた。抑えるだけでもかなり体力を消耗するはずなのに、最後は楽に先頭に立つので能力が高いのは確かなものの、気性面の成長が課題になる。

2着 6番 オパールムーン 牝 2 横山典弘 54 1.20.2 33.5

スタートは遅く後方からになる。3角ではついていけなかったのか少し離され気味になるも4角で少し盛り返し、直線では大外からグングン伸びて2着まで浮上した。
じっくり構えて直線だけの競馬で末脚が非凡であることを示したが、今日の走りでは前半置かれすぎなので、これでは展開に恵まれないと上位進出は難しい。ただ、デビュー戦ではスローペースでそこそこの位置につけれたので、今後どういうタイプになっていくのかはあと数戦レースを見ないとわからない。

3着 9番 ラヴケリー 牝 2 川田将雅 54 1.20.4 35.0

スタートはそう速いわけではないが二の足で楽に外の3番手につける。ややかかり気味なのか外から先頭に抜け出しそうな雰囲気になりながら、内の前2頭も負けずに前にでようとするのでかなり厳しい先行いになる。4角では内の4番サルビアとぶつかって少し外に弾き飛ばされる感じで直線を迎えるも、前3頭の中では直線の走りはこの馬が一番よく、メイケイエールには楽に交わされてしまったが、その他は抜かせずにゴール直前までいたが、最後に大外からの強襲にあって3着になった。
先行した馬の中で一番外で距離ロスがあった中で強い競馬をしている。かかり気味になるところが制御できるようになれば、高いレベルで成績が安定しそうな期待はある。

4着 12番 オプティミスモ 牝 2 藤井勘一 54 1.20.4 34.2

スタートはまずまずよかったが、意図的に下げて後方から2番手の位置につける。3角までインにいれて、3,4角はインぴったりを走る。4角から少しづつ進出して長く脚を使い、残り200mを過ぎたあたりの末脚は鋭かったが、ラヴケリーを交わすまでは至らなかった。
ハイペースになったので後方で脚を貯める作戦が功を奏したが、せっかくインで距離ロスなく走れたのでもう少し追い出しを遅らせてもよかったかもしれない。なぜか全く人気のない馬であるが、今回の人気以上の実力はある。

5着 3番 ヨカヨカ 牝 2 福永祐一 54 1.20.5 34.7

スタートは遅かったが二の足で5番手あたりにつける。4角では外に出して、そこから伸びてきてはいたが、そう速い脚ではなかった。
4角で外に出したのは明らかに距離ロスがあり、この馬の能力を過信したかのような走りだった。

6着 5番 ミニーアイル 牝 2 藤岡康太 54 1.20.5 34.5

スタート速くなくやや後方を追走。4角で外に出して、直線は外から少し伸びてはいたが大した脚ではなかった。

7着 1番 デルマカンノン 牝 2 藤岡佑介 54 1.20.7 34.9

まずまずのスタートからインの4,5番手を追走。直線の伸びは大したことなかった。

8着 7番 モンファボリ 牝 2 北村友一 54 1.20.9 34.9

スタートは速く、最初は3番手あたりにつけそうな勢いがあったが、他馬が速く3角に入るころには7番手くらいまで位置を下げてしまう。直線で外に出したが、大した脚ではなかった。
明らかに序盤でスピード負けしていた。

9着 11番 セレッソフレイム 牝 2 小牧太 54 1.21.3 35.1

スタートはまずまずながら前半はあきらかにスピード負けしていて、4角では後方から2番手まで下がってしまう。そこから直線では少しは盛り返してはいた。

10着 4番 サルビア 牝 2 幸英明 54 1.21.4 36.0

好スタートから2番手の位置につけれたが、外からラヴケリーがかかり気味に競ってくるので厳しいながらになり、4角の終わりでは外に膨れ気味になり、直線では余力が残ってなかった。
厳しい展開になったので、緩いペースになればもう少しやれるのかもしれない。

11着 2番 フリード 牝 2 和田竜二 54 1.21.5 36.2

速いペースで先頭に立ったが、残り200mで止まった。スピードはあるが最後の坂を粘り切る力はない。

12着 8番 メイショウイチヒメ 牝 2 池添謙一 54 1.22.0 35.8

やや後方追走で特に見どころなし。ハイペース戦はだめそう。

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「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

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