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2020年11月25日 (水)

2020 マイルCS G1 レース回顧

実力馬が実力通りの走りをする、見ごたえのあるレースとなった。今後の参考になるような各馬の特徴もよくみれたので、今後に向けてしっかりレース回顧しておきたい。

1.レース結果の基礎データ

2020年11月22日(日) 5回阪神6日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第37回マイルチャンピオンシップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1600m・外 17頭立


馬場差 -1.3 完全タイム差 +0.3
タイムランク C メンバーランク B

2020112301

前半かなり速くなるかと思われたものの、4ハロン目で落ち着いたので前のポジションにつけた馬が余力を残せる展開になった。そのため、逃げたレシステンシアがL3Fで早めのペースアップを仕掛けても他馬が余裕でついてこれた。しかし、早めのペースアップのためさすがにL1Fの坂では少し減速したが、後方にいた馬が届くほどの減速ではなかった。


2.完全タイム差検証

2020112302

微妙なところだが、あと0.3秒ほど低く見た方がよさそう。豪華メンバーの割には、レースレベルはやや低かったと見るべきなのかもしれない。

3.各馬の分析

1着 4番 グランアレグリア 牝 4 ルメール 55 1.32.0 33.2

好スタートからやや内の5番手を追走。4角も上位馬郡の後ろでじっくり回る。直線に入って追い出し最初はアドマイヤマーズとラウダシオンの間をつこうとするも、馬がやや怯んでしまい、少しづつ外に出していく。やや外に出て残り150mくらいのところで鞭が入ると坂なのにものすごい末脚を繰り出し、最後は2着馬に1馬身をつけての勝利だった。
好スタートから絶好のポジションにつけれたが、以前から不安のあった馬郡での立ち回りはやはりよくなかった。それでも勝つのだから桁違いに強いのは明らかな勝利だった。


2着 8番 インディチャンプ 牡 5 福永祐一 57 1.32.1 33.2

好スタートから一旦中団やや内の位置まで下げる。4角をじっくり回り直線に入ってやや外に出してジワジワ伸び続け、残り200mを過ぎて先頭に立ち最後までしっかり伸びているのだが、グランアレグリアの桁違いの末脚に屈しての2着だった。
最後甘くなることがある馬ながら、今回はゴールまでしっかり伸びていた。1600万条件のときに阪神コースで高いパフォーマンスを見せていたので、直線長く最後坂の阪神コースは合っているようだ。相手が悪かったとしかいいようのない2着。

3着 7番 アドマイヤマーズ 牡 4 川田将雅 57 1.32.2 33.6

外の3,4番手を追走。直線に入ってジワジワ伸び続け、残り200mの少し前で一瞬先頭に立つもすぐインディチャンプに交わされ、それでもしぶとく伸び続け3着を確保した。
早めの競馬でこの馬の勝負根性を最大限に引き出した。この馬の末脚ではこれが限界であり、もう少し上りがかかるようになるレースが向いている。


4着 11番 スカーレットカラー 牝 5 岩田康誠 55 1.32.4 33.3

スタートはまずまずだったが早くないものの、早めにインに切れ込むことで中団のインのポジションを確保する。4角をじっくり回り直線では最内からしっかり伸びてはいたが、上位3頭には及ばなかった。
近走ではもっともよい位置につけれた走りだったが、これで引退とのこと。

5着 17番 サリオス 牡 3 M.デム 56 1.32.4 33.1

まずまずのスタートから、インに切れ込もうとするも前の馬郡が雁行状態で内に入る隙間がなく、3角に入るころにはかなり後方のポジションになってしまった。直線では後方から伸びてきてはいるものの、直線入口での位置が後ろ過ぎた。
一応上り3ハロンタイムは最速だった。前目のポジションが取りたい馬なので、大外枠が堪えたことはありそう。デムーロ騎手のコメントでは「内に入れることも考えたが、ゴチャつくと良くないので、外めで流れに乗った。」といっているので、馬郡の中での競馬は得意でないと陣営は考えているのかもしれない。今後のサリオスの狙い時を考える上でよく覚えておきたい。

6着 16番 ヴァンドギャルド 牡 4 戸崎圭太 57 1.32.5 33.3

スタートはよく、早めにインに切れ込むことで、3角ではサリオスよりだいぶ前の中団のやや後ろの位置につけることが出来た。4角をじっくり回り直線に入ってしっかり伸びてくるも、6着までだった。
心配のあったスタートが決まり能力が発揮できた。が、ここでは足りなかったものの、G2,3ならば十分上位争いができる能力を示した。

7着 15番 ペルシアンナイト 牡 6 大野拓弥 57 1.32.6 33.2

後方から2番手を追走。直線入口でもかなり後方ながら最後までしっかり伸びてきていた。


8着 2番 レシステンシア 牝 3 北村友一 54 1.32.8 34.3

逃げて道中ややペースを落とし、残り600mからペースアップするも前の他馬も楽に追走しているので差を広げることができず。残り200mで脱落してしまった。速いペースで先行してもかなり粘れる馬ながら、このメンバーでは通用しなかった。


9着 1番 ベステンダンク 牡 8 藤岡佑介 57 1.32.8 34.0

スタートはよく、インの3,4番手のポジションで追走する。4角のペースアップでやや離されそうになるも、最後まで食らいついて少しは伸びていた。
ここでは明らかに能力が足りないが、立ち回りは悪くないので、どこかで好走する機会はありそう。

10着 14番 サウンドキアラ 牝 5 松山弘平 55 1.32.9 33.7

中団のやや後ろを追走。4角はじっくり回り、直線に入ってサリオスの内の位置にいたが、伸び脚は大したことなかった。
今季休み明け2戦目で調子上がらず。今季は調子がいまいちなのかもしれない。


11着 5番 メイケイダイハード 牡 5 酒井学 57 1.33.0 33.9

馬郡の中団を追走するも、最後は大して伸びなかった。


12着 12番 アウィルアウェイ 牝 4 藤岡康太 55 1.33.2 33.9

中団やや後方のインを追走。4角のペースアップではやや後退気味。直線に入って伸び脚は大したことなかった。
1200戦で直線だけの極端な追い込みがハマる馬なので、L3Fのコーナーから加速が始まるペースはまるで向いていないようだ。

13着 3番 ケイアイノーテック 牡 5 津村明秀 57 1.33.2 33.6

ほぼ最後方追走。直線は大外から、伸びようとするが大した伸び脚ではなかった。
ここでは通用しなかったが、長い直線でジワジワ伸びてくる馬なので、展開がハマればまたどこかでチャンスはありそう。

14着 13番 タイセイビジョン 牡 3 石橋脩 56 1.33.2 34.2

中団追走から、見どころない。この秋2戦凡走したので、古馬には通用しない可能性が高そう。

15着 6番 ラウダシオン 牡 3 武豊 56 1.33.2 34.6

2番手追走。4角のペースアップもついていき、直線の途中までよかったが、最後は止まった。
戦績から負けすぎなので、高速馬場で上り速い決着は向いていない可能性が高い。さらに、最後坂のコースも向いていない可能性が高い。

16着 10番 ブラックムーン 牡 8 幸英明 57 1.33.4 33.9

後方のまま見どころなし。

17着 9番 カツジ 牡 5 池添謙一 57 1.34.3 35.6

外の4,5番手を追走していたが、直線でまるで伸びず。
ここでは能力は劣るのは明らかで、前走のように極端に恵まれないと好走は難し。

 

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

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