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2020年11月10日 (火)

2020 アルゼンチン共和国杯 G2 レース回顧

青葉賞以来の3歳馬が勝ち、実績馬のユーキャンスマイルが飛ぶといった難しい結果になった。

1.レース結果の基礎データ

2020年11月 8日(日) 5回東京2日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第58回アルゼンチン共和国杯
3歳以上・オープン・G2(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2500m 18頭立

 

馬場差 -1.3 完全タイム差 +0.9
タイムランク D メンバーランク C

2020110805


前半速いラップになっているのだが、これは1頭だけ飛ばしたもので、それ以降はあまり速いペースではない、そのため、L3F,L2Fがかなり速くなっている。長距離戦でそこそこ速い末脚が発揮できてないと厳しいレースとなった。

 

2.完全タイム差検証

2020110806

ユーキャンスマイルは前走よりパフォーマンスを落としたと考えるべきであり、0.7秒ほど低く見た方がよさそう。オーソリティは前走より2キロ斤量が減っているので、1キロ0.2秒と考えれば、成長力によるパフォーマンスアップはあまり大きくないということなのかもしれない。


3.各馬の分析

1着 18番 オーソリティ 牡 3 ルメール 54 2.31.6 34.4

大外枠ながら最初の直線をじわじわ進出し、1角までに自然体で3番手の位置を取る。前が1頭飛ばすので先頭からは少し離れた3番手を追走する。4角で後続が殺到するもそれを抜かせない程度のペースでじっくり回り直線に入って残り400mで先頭に立つとそのまま押し切って1着になった。
3歳重賞のときも長くいい脚を使うところを見せていたが、今回も前目の位置につけ長くいい脚を使う個性を活かしての勝利だった。こういう長く脚を使う馬こそ軽い斤量が活きるので、もしかしたらブラストワンピースみたいに斤量が軽いときに長くいい脚を使えるタイプなのかもしれない。そう考えると、ユーキャンスマイルを除けば今回のメンバーは大したメンバーではないので、青葉賞からさほど成長が大きくなくても斤量が軽いことで勝てたということなのかもしれない。今回の勝利を過信せず、もう少し様子を見た方がよさそうだ。
それにしても、青葉賞以来で古馬重賞初戦の3歳馬が人気のような場合は嫌って妙味のあることが多いのだが、この時期の3歳馬の扱いは難しい。

2着 2番 ラストドラフト 牡 4 戸崎圭太 56 2.31.8 34.2

中団で距離ロスのないようにコーナーをややインで回る。直線に入ってやや外にだすとジワジワ伸びて、坂を上るとグンと伸びて2着に浮上した。
久々の好走となったが、やはりこの馬は末脚勝負に徹した方がいい。ただ、道中距離得があって、かなり弱いメンバーだったので、恵まれての好走と考えた方がよさそう。

3着 10番 サンアップルトン 牡 4 柴田善臣 55 2.31.9 34.1

後方追走から、直線で外からジワジワ伸びて3着になった。
前走オールカマーのレース回顧で僕は「休み明けでかなり太かったということなので、次走でパフォーマンスを上げる可能性はある。」と書いたのだが、その期待通り休み明け2戦目で一変してきた。2200m以上のレースで上り3ハロンタイム最速になることが近走多かった馬なので調子が上がればこれだけやれて不思議はない。

4着 5番 ユーキャンスマイル 牡 5 岩田康誠 58 2.32.0 34.6

中団追走し、3,4角も比較的インを回って距離得を得ることで早めに前に進出したのだが、そこからの伸びがこの馬らしくなかった。58キロではあったものの、昨年の天皇賞秋では58キロでもよく伸びていたので、斤量が問題ではないと思う。休み明けなので、次走ガラリ一変の可能性は十分あり得るのだが、次走の扱いが難しくなった。今回のメンバーなら完調でなくても3着以内に入るべき馬。


5着 13番 タイセイトレイル 牡 5 坂井瑠星 55 2.32.0 34.7

6番手追走から、最後は伸びずバテずになり、5着とはいえ、あまり見どころは感じられなかった。


6着 8番 サンレイポケット 牡 5 荻野極 55 2.32.0 34.4

中団ユーキャンスマイルの少し後ろを追走。直線に入ってすぐはユーキャンスマイルの内から脚色よく伸びていたのだが、伸び脚は最後まで続かなかった。
そこそこ走るが、末脚は少し足りない。毎日王冠3着から過剰人気になっていた。重賞では少し足りなくて、よくても3着までの馬と考えておいた方がよさそう。

7着 3番 ベストアプローチ セ 6 江田照男 56 2.32.1 34.3

後方追走から最後の直線ではサンアップルトンと同じような位置の内で併せ馬のようになったが、最後の末脚が劣った。

8着 16番 アールスター 牡 5 長岡禎仁 56 2.32.2 34.9

4番手追走するも最後は伸びず。

9着 17番 ゴールドギア 牡 5 田辺裕信 53 2.32.4 34.4

後方を追走し、最後は少し伸びる。追走力がないので、勝負にならない。


10着 9番 ミュゼエイリアン セ 8 横山和生 53 2.32.6 35.9

一頭だけ早いペースで先行したが、末脚がないので通用しなかった。


11着 14番 オセアグレイト 牡 4 三浦皇成 55 2.32.8 35.9

2番手追走から直線ではまるで伸びず。

12着 7番 アイスバブル 牡 5 横山武史 55 2.33.0 35.4

中団のやや後方のインを回り、コーナーでの距離ロスない走りをしていたが、直線でまるで伸びなかった。
2着になった目黒記念の上り3ハロンタイムが、35.3秒で今回が35.4秒ということからわかるようにこの馬は上りがかかるレースにならないとだめ。

13着 15番 サトノルークス 牡 4 大野拓弥 56 2.33.4 36.0

中団追走から4角で外から早め進出を試みたが、直線ではまるで伸びなかった。
やはりこの馬は古馬重賞では足りない。

14着 6番 トーセンカンビーナ 牡 4 M.デム 55 2.33.5 35.3

後方追走のまま見どころなし。復調の兆しは見られない。

15着 1番 バレリオ 牡 5 津村明秀 55 2.33.7 36.3

4番手あたりを追走していたが、4角の終わりで早くも後続に飲み込まれてしまった。
先行する競馬が合っていないということはありそう。

16着 11番 プリンスオブペスカ 牡 6 丸山元気 54 2.35.1 37.1

後方のまま見どころなし。

17着 12番 メイショウテンゲン 牡 4 池添謙一 56 2.35.4 37.6

見どころなし。負けすぎな感もあるので、調子がかなり悪かったのかもしれない。

18着 4番 エアウィンザー セ 6 横山典弘 57 2.37.4 39.5

後方追走のまま見どころなし。復調の兆しは見られない。

 

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

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