« 2020 アルテミスS レース回顧 | トップページ | 2020 天皇賞 G1 レース回顧 »

2020年11月 3日 (火)

2020 スワンステークス G2 レース回顧

単勝万馬券の馬が6頭もいて、大荒れの予感がしたので、一応サウンドキアラから単勝万馬券の馬への馬連を軽く押さえてみたものの、結果は単勝万馬券のカツジが勝利してサウンドキアラが飛ぶといった、僕の予感の斜め上をいく結果となった。カツジの勝利を予想するのは極めて難しいのだが、レース回顧してみるとカツジの前走にその予兆があったことがわかる。今回のケースは教訓としてしっかり記憶して、今後に活かしたい。

1.レース結果の基礎データ

2020年10月31日(土) 4回京都7日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第63回毎日放送賞スワンS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1400m・外 16頭立


馬場差 +0.3 完全タイム差 +0.4
タイムランク D メンバーランク C

2020110303

改装前最終週ということで直線では各馬内を避けるレースとなった。ただし、コーナーではうまく距離ロスなく走ることも重要になった。前半はスローになったが、これは序盤のスピードが速い馬がいないためで、こうしたメンバーに恵まれたことが、カツジが楽に先手が取れる要因になった。


2.完全タイム差検証

2020110304

やや過大評価で、0.7秒ほど低く見た方がよさそう。G2戦としてはレベルはあまり高くない。

3.各馬の分析

1着 4番 カツジ 牡 5 岩田康誠 56 1.21.2 34.3

好スタートから最初の直線では馬場のいい真ん中の位置を先行し、コーナーにはいるところでインに切れ込み先頭を奪う。4角をインぴったりに回り、4角の終わりで急カーブを活かして勢いつけて馬場の外へ持ち出す。直線に入っても勢い衰えず逃げ切っての勝利だった。
直線では馬場のいいところを走り、曲線ではインぴったりで距離ロスを抑えるといった絶妙な騎乗だった。あと、今回は序盤に速い馬がいなかったので、楽に先手が取れて、あまり速くないペースで先行できたことが大きい。
カツジといえば、2018年のマイルチャンピオンシップで後方から追い込みで4着に入ったことでそのそこそこ人気していたものの、成績はさっぱりといった馬だったので、この馬が先行する戦法をとると予想するのは極めて難しかった。
ただ、まったく予兆がなかったわけではなく、前走、この馬としては初めて1200m戦に出走したのだが、レースを見返したところ、短距離の速い流れの中、中盤の追走の勢いがよかった。このときは中盤の行きっぷりがよすぎたために末脚が発揮できなかったのだが、この時の経験が今回の好走に活きたようだ。
ステルヴィオなども、高松宮杯の短距離ペースを速く追走した経験が活きて、京王杯スプリングカップで楽に先手が取れて好走できたので差し馬が短距離戦を初めて走った後の次走は要注目ということなのかもしれない。このことは教訓としてよく覚えておくべき。

2着 16番 ステルヴィオ 牡 5 池添謙一 57 1.21.4 34.3 3 494

好スタートから外の5番手あたりを追走。4角はじっくり回り、外から加速してきたプロディガルサンに邪魔されその分ポジションを少し下げたが、直線に入るとジワジワ伸び続け2着に浮上した。
ここでは自力の差を見せつけた印象。高松宮杯の短距離ペースを速く追走した経験が活きて、京王杯スプリングカップで楽に先手が取れたことが今回も活きたようだ。これであれば、G2,G3戦では凡走しないのではないかと思える走りだった。

3着 2番 アドマイヤマーズ 牡 4 川田将雅 58 1.21.5 34.5 

3番手あたりを追走。直線に入って、ジワジワ伸び続け最後は近くを走っていた馬を退けたものの、離れた外からきたステルヴィオにはあっさり差されてしまった。やはり、接戦になったときの勝負根性は健在。G2,3戦では力上位の存在。

4着 14番 アルーシャ 牝 5 武豊 54 1.21.5 34.0

中団追走から、直線は外から追い込むもののジワジワした脚色で少し足りなかった。

5着 6番 シヴァージ 牡 5 藤岡佑介 56 1.21.5 33.4

後方追走から、直線では大外からよく追い込んでいるものの、追走力がなさすぎで位置取りが後方すぎた。

6着 13番 キングハート 牡 7 小崎綾也 56 1.21.6 33.9

中団やや後方から、最後の末脚はそこそこよかった。少し復調の兆しが見えた。

7着 9番 カテドラル 牡 4 福永祐一 56 1.21.6 33.9

後方追走から、直線では外からよく伸びてはいたが、今一つ足りなかった。騎手のコメントによると「いい形で坂を下っていけましたが、そこでミスステップがありました。それが最後伸び切れなかったことにつながったのだと思います。」とのことなので、京都コースでなければもう少しやれるのかもしれない。


8着 7番 ベステンダンク 牡 8 北村友一 56 1.21.6 34.2

中団追走から、最後少しは伸びていた。あまり力差は感じられなかったのでもうすこし弱い相手であれば、好走できるかもしれない。

9着 5番 メイショウオーパス 牡 5 幸英明 56 1.21.6 33.7

後方から最後の直線でイン突きを狙ったが大して伸びなかった。


10着 1番 サウンドキアラ 牝 5 松山弘平 54 1.21.7 34.4

中団追走。直線入口ではアドマイヤマーズのすぐ後ろを走っていたものの、そこからがまるで伸びなかった。ここ数戦堅実だったのにここまで走れなかったのは不可解。牝馬だけに次走は少し疑って様子を見た方がいいかもしれない。

11着 10番 ボンセルヴィーソ 牡 6 木幡巧也 56 1.21.7 34.7

そとで3,4番手あたりを追走するも直線でまるで伸びず。
先手を取って前が恵まれる展開のときに好走する馬なのだが、今回は恵まれる要素がなかった。

12着 8番 レインボーフラッグ 牡 7 和田竜二 56 1.21.7 33.8

後方追走から、外から少しは伸びてきてはいた。


13着 12番 プロディガルサン 牡 7 国分優作 56 1.21.9 34.9

前目につけて4角で早めの進出を試みたが伸びなかった。近走は差しから先行策に戦法を変えているものの、まるで結果が出ない。

14着 15番 スマートオーディン 牡 7 藤井勘一 56 1.22.2 34.4

後方追走で大外からといつもパターンなのだが、今回はまるで伸びが見られなかった。ただ、高齢馬の休み明けなので次走ガラリ一変に一応警戒は必要かも。

15着 3番 ロケット 牝 5 酒井学 54 1.22.2 35.1

先行を試みるも、1角でカツジにあっさり先手を奪われてからはいいところがなかった。先行馬ながらそもそも序盤のスピードも今一つなので、活躍の機会は少なそう。

16着 11番 タイムトリップ 牡 6 柴山雄一 56 1.23.2 34.9

後方のまま見どころなし。

« 2020 アルテミスS レース回顧 | トップページ | 2020 天皇賞 G1 レース回顧 »

競馬」カテゴリの記事

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2020 アルテミスS レース回顧 | トップページ | 2020 天皇賞 G1 レース回顧 »

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

オススメ商品

無料ブログはココログ