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2020年11月17日 (火)

2020 エリザベス女王杯 レース回顧

ラッキーライラックのよさを最大限に引き出したルメール騎手の好騎乗が光るレースとなった。今季のルメール騎手には逆らわない方がよさそうだ。

1.レース結果の基礎データ

2020年11月15日(日) 5回阪神4日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第45回エリザベス女王杯
3歳以上・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝 2200m・内 18頭立

馬場差 -2.1 完全タイム差 +0.5
タイムランク C メンバーランク B

2020111605


平均ペースのようなラップになっているが、これはノームコアが他馬を離して逃げたもののため、実質はかなりスローバランスのレースだった。そのため、直線入口では横長に近い隊列になり、外差しが叶いやすい隊列になった。そのため、外からレベルの高い末脚を繰り出していた馬が上位に来た。

 

2.完全タイム差検証

2020111606


0.6秒くらい低く見た方がよさそう。ウインマリリン、リアアメリアはインを上手く立ち回って恵まれて前に残ったので、大きくパフォーマンスアップしたとは考えない方がよい。

3.各馬の分析

1着 18番 ラッキーライラック 牝 5 ルメール 56 2.10.3 33.9

中団を追走。残り600mの手前から一気に加速していくと直線入口では外からもう先頭のすぐ後ろの位置まで上がってくる。残り300mくらいで先頭に立ち、最後は2着馬にかなり迫られたが、ギリギリ凌いで1着になった。
先行力はあるものの、最後まで脚が続かないところが弱みだった馬なのだが、スローを見越していつもより後ろの位置で脚を貯め、4角から加速し直線で早めに先頭に立って、最後の坂ではそう鋭い末脚を使える馬がいないことを見越した、全てがうまくいったレースとなった。

2着 13番 サラキア 牝 5 北村友一 56 2.10.4 33.7

後方から4番手を追走。残り800mを過ぎたあたりから外から少しづつポジションを上げていく。直線入口では大外から、後方ながら前を捕らえそうなポジションになり、そこからジワジワ伸び続けて2着になった。
後方からながら4角の立ち回りは悪くなく、最後の坂の末脚は一番目立つ脚だった。この秋はかなり調子がよいようだ。

3着 11番 ラヴズオンリーユー 牝 4 M.デム 56 2.10.4 33.8

中団やや後方追走。3,4角の加速はやはりあまりよくなく、直線入口ではやや後方であったが、そこからよく伸びての3着。
古馬になってから一番いい走りだった。今年の春、秋初戦は凡走しているので、休み明け2戦目で調子を上げるタイプなのかもしれない。

4着 12番 ウインマリリン 牝 3 横山武史 54 2.10.7 34.4

先頭から少し離れた3番手のインを追走。4角をインぴったりで回ることにより距離得を得て、残り200mの手前では2番手の位置に上がったがそこから伸びず。4着。
インを効率よく走った典型的な前残りで、あまり評価できない4着。


5着 8番 センテリュオ 牝 5 戸崎圭太 56 2.10.8 33.9

後方のインを追走。残り600mで外に出すもそれでもまだ後方。直線入口でもかなり後方だったが、そこからよく伸びて5着まで。
後方からの差し馬ながら、中山、阪神での成績が良いのは、最後の坂の走りがよいからで、今回も最後の坂でよく伸びているのだが、L1Fが11.8では前に迫ることはできなかった。
今回は不発ながらこの馬の特徴はしっかり記憶すべき。


6着 4番 ソフトフルート 牝 3 福永祐一 54 2.10.9 34.5

インの5,6番手を追走。インを立ち回ることで4角をじっくり回り、直線に入って追い出すも末脚は大したことなかった。
トップスピードはそう速くない。前走の走りから、4角で一気に加速した方がよかった可能性はたかい。小回りコースのローカル重賞で見直してみたい存在。

7着 5番 リアアメリア 牝 3 川田将雅 54 2.10.9 34.9

先頭が飛ばす中、スローなペースの2番手追走となる。が、直線ではさほど伸びなかった。
展開は明らかに恵まれているので、前残りでようやく7着と見るべきで、あまり評価できない。


8着 1番 シャドウディーヴァ 牝 4 内田博幸 56 2.11.0 34.3

インで7番手あたりを追走するも、3,4角ではインでじっとしている間にどんどんポジションが下がってしまう。直線入口では大分後方になるものの、そこから少しは盛り返していた。ロングスパートが出来る馬にしては3,4角での立ち回りが消極的すぎた。

9着 2番 サムシングジャスト 牝 4 松山弘平 56 2.11.2 34.7

インの中団からやや後方を追走。最後の直線はインから少しは伸びたものの、大した脚ではなかった。タフな状態の馬場でインから伸びてくる馬なので、高速馬場では出番はなかった。

10着 16番 ミスニューヨーク 牝 3 加藤祥太 54 2.11.2 34.8

中団追走から、特に見どころなし。

11着 14番 サトノガーネット 牝 5 坂井瑠星 56 2.11.2 34.3

後方追走から、直線では大外から伸びてきてはいた。
追走力がないのだが、G1では末脚もたりない。小倉記念2着の時と同等の末脚は使っている。

12着 3番 リュヌルージュ 牝 5 団野大成 56 2.11.3 34.7

中団追走から特に見どころないのだが、たまに牝馬G3で好走するので、G3戦では注意が必要。

13着 15番 ウラヌスチャーム 牝 5 斎藤新 56 2.11.3 35.1

後方追走だったが、残り800mの少し前から外をまくって、4角の終わり近くでは一瞬3番手まで進出するもそこまでだった。
明らかに仕掛けが速すぎ。騎手もG1では経験不足ということなのだろう。

14着 9番 ウインマイティー 牝 3 和田竜二 54 2.11.4 35.1

中団追走からいいところがなかった。古馬とのレースでは通用しない可能性が高い。

15着 7番 ロサグラウカ 牝 5 幸英明 56 2.11.4 34.6

後方追走のまま見どころなし。

16着 6番 ノームコア 牝 5 横山典弘 56 2.11.6 36.1

スタートして、特に前に行く馬がいなかったので、1角までに先頭に立って、やや速いペースで逃げたが、自身の末脚を削いだだけで、後続の末脚を削ぐことはできなかった。
今回のペースと馬場状態であれば、末脚勝負に徹すれば、より上位の着順になれた可能性は高いだけに逃げたのは無謀すぎた。

17着 17番 エスポワール 牝 4 武豊 56 2.11.6 35.4

5番手あたりを追走するも、直線ではまるで伸びなかった。

18着 10番 カーロバンビーナ 牝 5 浜中俊 56 2.12.5 35.2

後方のまま見どころなし。

 

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

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