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2020年12月24日 (木)

2020 ターコイズステークス レース回顧

3歳牝馬ではトップクラスの能力のあるスマイルカナがようやく古馬重賞を勝った。はっきり言って騎手を強化すればもっと成績の良く成る馬で、今後も騎手が不安要素となる。

1.レース結果の基礎データ

2020年12月19日(土) 5回中山5日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第6回ターコイズS
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)(特指) 芝 1600m 16頭立


馬場差 +0.3 完全タイム差 +1.2
タイムランク E メンバーランク D

2020122101

前半やや速いもののそう大きく減速するラップにはなっていないが、やや上りがかかっているので、後方にいても一瞬の脚で前に進出できるレースにはなっていた。


2.完全タイム差検証

2020122102

ほぼ妥当な完全タイム差のようだ。


3.各馬の分析

1着 8番 スマイルカナ 牝 3 柴田大知 54 1.34.6 35.7

好スタートから前の位置につけるも前の2頭が速いので3番手の位置につける。直線に入って早めに追い出すと、残り200mの手前で先頭に立ち、危なげなく押し切り1着となった。
スピードで押し切る先行馬ながら、速い馬がいれば2,3番手に控えることができるのが強みであり、4走前の米子Sと同様の位置取りのレースとなった。当時とは斤量得が少なくなったのが少し心配だったが、そうした心配も不要な強さを見せた。戦績より今年の3歳牝馬の中ではトップクラスの実力馬であるのは確かなのだが、はっきり言って騎手を強化すればもっと成績が良くなるはずの馬。今後も同騎手が乗り続けるのであれば馬券予想する上で騎手が一番の不安要素になる。


2着 5番 アンドラステ 牝 4 岩田望来 54 1.34.6 35.4

中団のやや前の5番手あたりのややインを追走。4角もやや内を回り4角終わり辺りから騎手の手が激しく動き反応はあまりよくは見えなかったが、相対的に直線入ってからの勢いがよく2着まで浮上した。
前走のオータムHが3,4角で後退気味になったのだが、前走のL3-2Fが11.7-11.7で今回が12.1-11.9で、上りが前走35.2で今回が35.4なので、実は前走と同じように走っていて今回は展開に恵まれたことが大きかったようだ。


3着 3番 フェアリーポルカ 牝 4 和田竜二 56 1.34.8 35.4

中団やや後方の内を追走。4角で少し外に出すもまだやや後方。直線で外からジワジワ伸びてきて3着になった。
中山、福島でコーナー4つ回るレースで好走してきたが、小回りであれば1600m戦も対応できることを示した。
短い直線でも、直線に入るまでに勝負圏内の位置まで来て一瞬の脚を活す形がよいのだろう。今後も小回りコースの牝馬限定戦は軽視できない存在。

4着 13番 シーズンズギフト 牝 3 津村明秀 53 1.34.9 34.8

スタートはゆっくり出て最後方を追走。4角でインを回りインから鋭く伸びてきたが、位置取りが後方すぎて4着までが精いっぱいだった。
しっかり伸びたとはいえ、いい脚が長く続くとは思えない走りで、今後も好走の機会は少ないように思う。

5着 4番 ビッククインバイオ 牝 3 戸崎圭太 53 1.35.0 35.9

インの4番手を追走。直線に入って、すぐ外の前にいたスマイルカナと比べると直線の伸びはもたついたように見えた。


6着 6番 インターミッション 牝 3 石川裕紀 53 1.35.0 35.2

後方追走から、直線は外からジワジワ伸び続け、ゴール直前の脚色は目だつくらいの伸びで、トップスピードに乗り切る前にゴールを迎えた感じだった。
明らかに長い直線向きの脚で、どこかで1発があるかもしれないと思えるような最後の末脚だった。

7着 14番 ランブリングアレー 牝 4 吉田隼人 55 1.35.1 35.8

やや後方の中団の位置だったが、向こう正面で外から、8番手くらにポジションを上げていき、3角でも残り600mの少し手前から進出しようとするも前との差はあまり詰まらず、最後までばてず伸びずの走りだった。
騎手が早めにスパートを開始したことからも持続力はそこそこある馬のようだ。前がバテる持久力勝負ならば、浮上することもありそう。

8着 15番 スイープセレリタス 牝 4 丸山元気 53 1.35.2 35.8

後方追走するも早めに外からポジションを上げていき。ランブリングアレーと同じような脚色で、最後までばてず伸びずの走りだった。この馬も前がバテる展開で出番がありそう。

9着 2番 シャインガーネット 牝 3 田辺裕信 54 1.35.3 35.9

中団のイン追走。4角を距離得を得てじっくり回れたわりには最後の伸び脚は今一つだった。
3歳春の実力馬は、秋に成長するしないの見極めが難しいのだが、この馬は今回休み明けでもあるので、もう一戦様子をみる必要がありそう。

10着 7番 ドナウデルタ 牝 4 ルメール 55 1.35.3 35.7

スタート直後の位置取りは悪くなかったものの、いつのまにかポジションが下がっていき、勝負所ではかなり後方の位置になってしまい、直線ではそこそこのびたが、勝負にならなかった。
ルメール騎手ですら、追走に苦労するタイプのようなので、前走のオープン特別勝ちはたまたま恵まれたということなのだろう。

11着 1番 レッドレグナント 牝 5 武藤雅 52 1.35.5 35.9

後方追走から特に見どころなかった。


12着 12番 クリスティ 牝 3 松若風馬 53 1.35.6 37.1

先に抜け出したトロワゼトワルをつつく形で2番手追走して、直線坂で苦しくなってしまった。
コーナーの入り口がうまくいかず、馬がエキサイトしてしまったとのこと。オープン初戦だったが、このレースで見限らない方がよい。

13着 9番 アロハリリー 牝 5 酒井学 54 1.35.6 36.2

特に見どころなし。

14着 11番 サンクテュエール 牝 3 北村宏司 54 1.35.8 36.3

特に見どころなし。

15着 10番 モルフェオルフェ 牝 5 江田照男 52 1.36.0 36.8

特に見どころなし。

16着 16番 トロワゼトワル 牝 5 斎藤新 57 1.36.3 38.0

果敢に逃げるも、さすがに斤量57キロで大外枠は厳しすぎた。

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

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