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2020年12月10日 (木)

2020 チャンピオンズカップ G1 レース回顧

終わってみれば昨年の1-4着馬が上位に入り、昨年と1着と4着が入れ替わった形になった。近走の中央重賞の内容から他の馬がここでは通用しなかったのは納得の結果であり、なぜ、1着と4着が入れ替わったかを考えるのがレース回顧のポイントとなるレースだった。

1.レース結果の基礎データ

2020年12月 6日(日) 3回中京2日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第21回チャンピオンズカップ
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭立


馬場差 -0.5 完全タイム差 -1.1
タイムランク A メンバーランク B

2020120905

昨年と比べると、L2-1Fが少しかかっている。上がりがかかることがチュウワウィザードが浮上する大きな要因となった。

 


2.完全タイム差検証

2020120906

 

明らかな過大評価で1.3秒ほど下方補正した方がよい。それでも今年のダート戦の中ではかなりのハイレベル戦になる。


3.各馬の分析

1着 11番 チュウワウィザード 牡 5 戸崎圭太 57 1.49.3 36.4

スタートは速くなく、中団のやや外を追走。4角で5番手辺りの位置に進出し、直線に入って坂のところでグングン伸びて、残り100mあたりのところで先頭に立ちそのまま押し切り1着となった。
速い脚に今一つ欠ける馬なので、前目のポジションにつけることが好走条件の馬ながら、序盤のダッシュ力が今一つのところがあり、それで昨年は4着だったが、今年も序盤のポジショニングは今一つながら、4角までにスムーズに勝負圏内に押し上げれたことと、上りが昨年よりかかったことで、この馬が恵まれる形となった。4角の加速と坂での加速がよいのだが、上り35秒台の脚が必要な勝負になると今一つということなのだと思う。クリソベリルに3回負けてはいたものの、条件が変われば逆転できるということなのだろう。

2着 2番 ゴールドドリーム 牡 7 和田竜二 57 1.49.7 36.6

中団のチュウワウィザードの少し後ろを追走。4角からチュウワウィザードと同じような脚色でよく伸びていて、チュウワウィザードとの差が最後まで詰まらず2着となった。
近走不調でも中央G1ではしっかり仕上げて能力を発揮するのがいつものパターンだったが、今回もそうだった。本来の能力が発揮できればまだまだ実力上位ということ。

3着 13番 インティ 牡 6 武豊 57 1.49.7 37.4

スタートは速くなかったがじわっと前に出ていき、先頭のエアアルマスの外で先頭をつつくような形で2番手を追走。3角の終わり当たりで3番手以降を少し離す形になり、直線に入って少ししてエアアルマスを交わして先頭に立つも、上位2頭に交わされ3着になった。
先行してしぶといこの馬らしさを見せた。中京コースでは毎回好走しているのだが、4角のスパイラルカーブで後続と差をつけやすいのが合っているのかもしれない。先行できても脆く崩れる場合もあるのでアテにはできないのだが、軽視してはいけない実力のある馬。


4着 15番 クリソベリル 牡 4 川田将雅 57 1.49.9 37.3

スタートは速くなかったが、向こう正面までに前目の3番手のポジションにつける。4角では前2頭に少し離されるものの十分射程圏内に思える位置だった。直線に入って坂の加速でややもたつき、最後までしっかり伸びてきたものの4着までだった。
昨年も坂での加速が今一つに見えたので、どうやら坂での加速がよくないようだ。今年2戦圧勝したとはいえ、どちらも大井の2000mだったので、あらゆる条件で絶対的に強い存在というわけではないということなのだろう。

5着 12番 モズアスコット 牡 6 横山武史 57 1.50.0 36.4

後方追走。直線に入ってもかなり後方だったが、外からグングン伸びて5着になった。
特に坂を上がってからの加速が目立った。前走の敗因はやはり59キロが堪えたのだろう。今回上り3ハロンタイムは最速で、ダートでの末脚は衰えていない。

6着 7番 カフェファラオ 牡 3 ルメール 56 1.50.2 37.1

中団のゴールドドリームの外の少し後ろを追走。直線に入って坂の加速が今一つでゴールドドリームに離されてしまう。それでも最後まで伸びてきてはいた。
このメンバーではやや実力不足との評価でよさそう。

7着 6番 エアスピネル 牡 7 福永祐一 57 1.50.2 36.6

後方追走。直線でもインからジワジワ伸びてはいたが、大した伸び脚ではなかった。この馬にしては位置取りが後ろ過ぎた。


8着 1番 タイムフライヤー 牡 5 藤岡佑介 57 1.50.3 37.1

中団のゴールドドリームの少し内の後ろの位置にいたが、直線の伸び脚は大したことなく、最後まで脚色は続かなかった。
やはりこのメンバーでは能力が足りない。

9着 9番 アルクトス 牡 5 田辺裕信 57 1.50.3 37.4

中団から直線ではインをつき、坂のところではまずまずの脚色だっが、坂を上がってからの伸び脚に欠けた。
この馬には少し距離が長く、1800m戦は向いてなさそう。、


10着 4番 エアアルマス 牡 5 松山弘平 57 1.50.4 38.1

先手を取って2番手のインティに終始突かれる厳しい展開になり、それでも直線の途中まではよく粘れていたが、最後は失速した。


11着 5番 クリンチャー 牡 6 三浦皇成 57 1.50.5 37.2

序盤行く気はあったようだが、他馬が速く中団のやや後方の位置になり、そのまま最後までいいところがなかった。
前走は前目の位置につけ、早めのスパートで持続力勝負に持ち込んだが、メンバーが強いとそうした勝負を仕掛けることができないようだ。

12着 8番 サンライズノヴァ 牡 6 松若風馬 57 1.50.9 37.0

後方追走から、直線は外から伸びようとするも、この馬らしい伸び脚がまるで見られなかった。追走で脚を使い切ってしまったようなので、ペースの速い1800m戦は向いていないということなのだろう。

13着 10番 アナザートゥルース セ 6 M.デム 57 1.51.1 38.4

3,4番手のインでうまく立ち回っていたが、直線でまるで伸びなかった。
ここでは実力不足は明らか。

14着 16番 サトノティターン 牡 7 藤岡康太 57 1.51.6 37.8

最後方追走のままいいところなし。
2100m戦のようにもう少し緩いペースのレースにならないと厳しそう。

15着 3番 メイショウワザシ 牡 5 高倉稜 57 1.52.8 39.6

特に見どころなく重賞では実力不足。

16着 14番 ヨシオ 牡 7 亀田温心 57 1.52.8 39.9

特に見どころなく重賞では実力不足。

 

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

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