« 2020 阪神カップ G2 レース回顧 | トップページ | 2021 中山金杯 G3 レース回顧 »

2020年12月31日 (木)

2020 有馬記念 G1 レース回顧

有馬記念でも牝馬が1,2着になり、牝馬の活躍が目立つ1年となった。前にも書いたが、古馬になって成長する牝馬が多いのは偶然ではないように思う。

1.レース結果の基礎データ

2020年12月27日(日) 5回中山8日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第65回有馬記念
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2500m 16頭立


馬場差 +1.1 完全タイム差 +0.9
タイムランク D メンバーランク C

2020123105

前半はスローだったが、早めに進出する馬が多く、最後はやや時計がかかった。


2.完全タイム差検証

2020123106

やや低く見すぎで、0,3秒ほど速くした方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 9番 クロノジェネシス 牝 4 北村友一 55 2.35.0 36.2

中団のやや後方を追走。向こう正面の下り坂で少し勢いをつけてポジションを上げていき、4角の加速もよく直線入口では3番手位置となり、最後はフィエールマンとのたたき合いになり競り落として1着となった。
この馬としてはやや後方の位置取りになったが、ポジションのあげ方が絶妙にうまくいった。今年からコーナーでの加速がかなりよくなっているので、来年も活躍が期待できる。

2着 14番 サラキア 牝 5 松山弘平 55 2.35.0 35.4

後方追走。他馬が早めの進出を仕掛ける中4角でも後方でじっくり回り4角の終わりで外から勢いをつけるとグングン伸びて最後は2着に浮上した。
この馬の今季の好調ぶりは素晴らしかった。騎手が松山騎手だったことも心強く、相手候補としてピックアップしやすかった。1,3直が人気のわりにはよい配当を演出してくれた。

3着 13番 フィエールマン 牡 5 ルメール 57 2.35.1 36.5

最初はやや後方を追走していたものの、最初のスタンド前通過時にペースが緩んだのに乗じて外から4番手のポジションにまで押し上げる。残り1000mから勢いをつけて先頭の馬すぐ後ろにぴったりつけていつでも交わせる状態にして4角まで回り直線に入って一旦先頭に立つも最後はサラキアに交わされての3着だった。
大川さんは最後の坂で止まったというが、レース映像を何度見ても坂で止まったといえるようなレベルの走りではない。早めの競馬でロングスパートが堪えたと考えた方がよいと思う。


4着 7番 ラッキーライラック 牝 5 福永祐一 55 2.35.5 36.5

これで引退とのこと。

5着 5番 ワールドプレミア 牡 4 武豊 57 2.35.6 36.3

インの5番手を追走していたが、向こう正面で他馬が早めにポジションを上げてきたのですこしポジションが下がってしまう。それでも4角でインから盛り返し勝負圏内に来るが、最後は伸びが今一つだった。
「キセキが出遅れたからスローになると思い、ポジションを取って競馬をしたんだ。」ということだったのだが、結果的に末脚不発になってしまった。


5着 10番 カレンブーケドール 牝 4 池添謙一 55 2.35.6 36.8

6番手あたりを追走していて、クロノジェネシスが早めに外から進出してきたのに合わせてこの馬も進出を開始したが、やや劣勢でそれでもコーナーワークで食らいついていたものの、直線では離されてしまった。
正攻法の競馬で、クロノジェネシス、フィーエールマンのレベルからは一段劣ることを示す内容だった。

7着 8番 ペルシアンナイト 牡 6 大野拓弥 57 2.35.6 36.2

後方追走から4角より伸びてきたが、やはりいい脚は長く続かない。

8着 3番 クレッシェンドラヴ 牡 6 坂井瑠星 57 2.35.8 36.8

中団追走から4角ではインを回り、少し伸びてきたが、大した伸びではなかった。

9着 15番 オセアグレイト 牡 4 横山典弘 57 2.35.9 36.8

中団追走から4角ではやや内を回り、直線入口では勝負圏内のポジションにいたが、最後の伸びを欠いた。

10着 4番 ラヴズオンリーユー 牝 4 M.デム 55 2.35.9 36.6

後方追走から残り600mで勢いつけて進出するも、4角の加速はいまひとつで直線の伸びは大したことなかった。
結果的に仕掛けが速く、直線だけに徹した方がもう少しやれたかもしれない。

11着 16番 ユーキャンスマイル 牡 5 岩田康誠 57 2.36.4 36.5

後方追走のまま見どころなし。
騎手のコメントによると、「春まではそうでもなかったんだけど、この秋からノドがヒューヒューいっているのが気になるね。秋3戦とも状態はいいんだけど、まったく走っていないよ。」とのことなので、何かはっきりした改善がされないと好走は難しいそう。

12着 6番 キセキ 牡 6 浜中俊 57 2.36.5 37.6

出遅れから後方で折り合いがつき、4角で早めに進出するも4角の終わりで早くも手応えが怪しくなり、最後はまるで伸びなかった。


13着 1番 バビット 牡 3 内田博幸 55 2.36.8 38.4

逃げたが、最後ばてた。
フィエールマンに勝負所からプレッシャーかけられ続けたことも最後の粘りを欠く要因になったように思える。


14着 12番 オーソリティ 牡 3 川田将雅 55 2.37.0 38.2

インの2,3番手を追走していたが、4角で早めに進出してくる馬が多くややポジションを下げてしまい。直線入口まではよく粘っていたが、最後は伸びを欠いた。
穴人気になっていたが、低レベルのアルゼンチン共和国杯勝ちくらいしか実績のない馬には荷が重かった。

15着 11番 モズベッロ 牡 4 田辺裕信 57 2.38.2 38.5

後方のまま見どころなし。休み明けで調子が悪く、本来の実力以上に負けた可能性はある。

競争中止 2 ブラストワンピース 牡 5 横山武史 57

心房細動により競争中止。

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

« 2020 阪神カップ G2 レース回顧 | トップページ | 2021 中山金杯 G3 レース回顧 »

競馬」カテゴリの記事

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2020 阪神カップ G2 レース回顧 | トップページ | 2021 中山金杯 G3 レース回顧 »

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

オススメ商品

無料ブログはココログ