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2021年3月17日 (水)

2021 金鯱賞 G2 レース回顧

G1級のメンバーが出走する中、かなりの驚きの結果となった。競馬コンシェルジュでの調教診断でAランクの調教馬がいなかったとこから、有力馬が先を見据えて十分に仕上げていないことは戦前からわかったいたものの、ここまでの結果を予想するのは極めて難しい。

1.レース結果の基礎データ

2021年 3月14日(日) 2回中京2日 天候: 晴 馬場状態: 重
11R 第57回金鯱賞
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 2000m 10頭立

馬場差 +2.2 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C

2021031705

平均ペースでL1Fは少し減速している。瞬発力勝負にはならず、最後まで伸び続けるには持続力を要するレースとなった。

2.完全タイム差検証

2021031706

前走からのパフォーマンスのアップダウンが激しく、評価は難しいが、あと0.5秒ほど低く見た方がよさそう。有力馬が先を見据えて十分に仕上げてこなかったことを考慮するとこの程度と考えるのが妥当と思う。

3.各馬の分析

1着 5番 ギベオン 牡 6 西村淳也 56 2.01.8 36.8

自然体で先頭に立ち、2番手に1馬身程度だけ先行する後続を引き付けた逃げを打つ。
インぴったりを回ることで直線入口では後続に少し差をつけ、この差を残り100mまでキープするも最後はデアリングタクトにギリギリ迫られての2着だった。
かなりしぶとかったのはたしかながら、有力馬が完調であればゴール前で差されていたと考えるべきで、恵まれての1着。
逃げた馬の前残りで大穴になるのは競馬ではよくあることなものの、この馬の戦績と今回のメンバー構成から、この馬が逃げる可能性は十分あったと気が付くのは後からで、競馬の難しさを改めて感じされられた。

2着 1番 デアリングタクト 牝 4 松山弘平 55 2.01.8 36.1

中団を追走。追い出しを少し遅らせて坂を上ったあたりから鋭く伸びるものの2着までだった。
今後を見据えて今回は完全に仕上げていなかったようなのだか、それでもしっかり2着を確保するのはさすがなものの、少しギベオンを舐めすぎたためにギリギリ差せなかった感もある。それでもこの馬の脚質だと取りこぼしは十分考えられるので、3連複の軸には適しているが、1着固定にするのは危険なタイプとなる。

3着 10番 ポタジェ 牡 4 北村友一 56 2.01.9 36.4

3番手の外を追走。直線でしっかり伸びているものの、残り200mあたりで少し脚色が鈍る。それでもしぶとく伸び続けてはいて、ゴール直前でグローリーヴェイズを交わして3着になった。
ギベオンの1着同様にこの馬の3着も驚きの結果だった。これだけのメンバーで3着なのでかなり力をつけていることはたしか。やはりこの時期の4歳馬の成長力は要注意ということ。残り200mで少し脚色が鈍ったことからスローの瞬発力勝負では分が悪そうだが、先行力があるので、持続力勝負でかなりしぶとさを発揮できるタイプのようだ。今後軽視できない存在になった。

4着 4番 グローリーヴェイズ 牡 6 川田将雅 57 2.01.9 36.4

4番手追走から直線でしっかり伸びるもゴール直前で甘くなって4着。
この馬も今後を見据えて今回は完全に仕上げていなかったようなのだか、最後甘くなったのは不安の残る内容。成績にムラがあるのでアテにしづらく、馬券の軸には向かない馬になっている。

5着 7番 キセキ 牡 7 M.デム 57 2.02.0 35.9

最後方追走。直線入口ではデアリングタクトの少し後ろの外の位置からデアリングタクト同様に伸びてこようとしたが、デアリングタクトほどの勢いはなかった。
少しボーとしていたということなのだが、その代わりかかることなく最後に末脚を発揮することができた。ただし、今回の走りでは以前ほどの末脚が発揮できていなかった。それでも、今回は完全に仕上げていなかったようなので、次走は調子を上げる可能性はありそうなので注意が必要。

6着 2番 サンレイポケット 牡 6 秋山真一 56 2.02.0 36.1

後方のインを追走。直線でしっかり伸びるも6着まで。
最後堅実に脚を使うものの、このメンバーには通用しなかった。

7着 9番 サトノフラッグ 牡 4 ルメール 56 2.02.2 36.9

2番手追走。残り150mあたりで脚色が鈍って後続に飲み込まれた。
ギベオンがしっかり最後まで粘れていたことを考慮すると、この馬の能力はかなり劣ると考えてよさそう。古馬重賞での活躍は厳しいと見るべきと思われる。

8着 8番 ペルシアンナイト 牡 7 大野拓弥 57 2.02.6 36.9

後方のインを追走。直線で伸びてはいるものの、他馬の伸び脚より劣るのは明らかだった。

9着 6番 ジナンボー 牡 6 菱田裕二 56 2.03.4 37.5

後方追走のまま見どころなし。
先行したかったができなかったとのこと。初速が遅いので何らかの恵まれた要素か、騎手のアイディアがないと先行できない馬であり、今回は騎手からしてノーチャンスだった。

10着 3番 ブラヴァス 牡 5 福永祐一 56 2.03.6 38.1

インの4番手を追走。4角の手応えはあまりよくないものの、インぴったりを回ることでやり過ごしたが、直線ではまるで伸びなかった。
以外なほどの大敗であるが、コーナーの走りがいまひとつとか、末脚の鋭さが今一つと弱点があるので、弱い相手出ないと通用しないのかもしれない。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

 

 

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