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2021年4月

2021年4月28日 (水)

2021 読売マイラーズカップ G2 レース回顧

ケイデンスコールが3戦連続で好走して、5歳になってようやく本格化したことを示すレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月25日(日) 2回阪神10日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第52回読売マイラーズカップ
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1600m・外 16頭立

2021042705

 

馬場差 -2.1 完全タイム差 +1.3
タイムランク C メンバーランク C

前半、中盤ともに早くL2Fで減速するものの最後の坂のL1Fはそう減速してないといった変わった流れになった。厳しい流れの中最後一伸びできる能力が問われた。

2.完全タイム差検証

2021042706

やや過大評価で0.6秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 5番 ケイデンスコール 牡 5 古川吉洋 56 1.31.4 33.8

中団やや後方を追走。直線入口でも外の後方の位置だったがそこから伸び続け、最後の伸び脚は内にいた馬よりも明らかに優り1着になった。
急遽乗り替わりであったが、中団追走から外を回って差し切るといった特に工夫の必要なく力の違いを見せる勝利だった。これで3戦連続で好走したので本格化したとみてよさそう。ただし、極端な瞬発力勝負になると分が悪いところがある。

2着 6番 アルジャンナ 牡 4 福永祐一 56 1.31.6 33.7

後方のインを追走。直線入口ではやや外に出し、ケイデンスコールのすぐ内の後ろから差してきたが、ケイデンスコールほどの勢いは感じられなかったものの、最後に一伸びして2着に浮上した。
エンジンのかかりがやや遅いように見えたし、L2-1Fで減速する展開もハマったように思える。

3着 4番 カイザーミノル 牡 5 荻野極 56 1.31.6 34.6

4番手追走から、直線ではあまり伸びないように見えたものの最後までしぶとく粘り続け3着になった。
2走前からブリンカーをつけてから馬がよくなっているのは明らか。勝ち切るイメージは持てないが今後も善戦する可能性は高い。

4着 8番 ダイワキャグニー セ 7 幸英明 56 1.31.6 34.5

5番手追走。直線のたたき合いではカイザーミノルにやや劣ったものの、よく粘っていた。
久々に好走といえる走りを見せた。右回りでも出走間隔をやや開けるとよいようだ。アテにできないムラ馬であるが、今後も注意が必要。

5着 10番 エアロロノア 牡 4 池添謙一 56 1.31.6 33.8

中団やや後方を追走。直線入口では、ケイデンスコールのすぐ外の後ろから差してきたが、ケイデンスコールほどの勢いは感じられなかったものの、最後に一伸びして残差の5着だった。
上位勢とは能力差は僅かだったが、ここまで3連勝していてもオープンで能力上位というわけにはいかなかった。

6着 14番 ザイツィンガー 牡 5 北村友一 56 1.31.7 34.5

5番手追走から最後までよく粘っていて上位勢との差はわずかだった。
近走はまるで追走力がなく後方に置かれるレースが多かったが、今回新味を見せた。どこかで好走する機会はあるかもしれない。

7着 16番 ギベオン 牡 6 西村淳也 57 1.31.8 34.4

スタートは遅いものの二の足で前目のポジションを狙うが他馬が速く7番手の位置になる。こうなるといいところはなかった。
前走は恵まれた逃げでの好走なので、2度続けて恵まれる可能性は低いと考えるのがよい。

8着 2番 エアスピネル 牡 8 鮫島克駿 56 1.31.9 34.2

中団追走から、直線入口ではケイデンスコールのすぐ内の同じような位置にいたものの、伸び脚が足りなかった。
前半もう少し前の位置につけて早めに進出すべき馬なのだが、ここ数戦のダート戦とのスピードの違いでそれが出来なかったように思える。ダートから芝に代わっての好走例は少ないので、実績馬でもあまり信用すべきではない。

9着 13番 ワールドウインズ セ 4 藤岡康太 56 1.31.9 33.9

後方追走から最後は外からよく伸びていた。ペースが速いと追走力がやや足りないようだ。

10着 11番 ブラックムーン 牡 9 団野大成 56 1.32.2 33.8

後方追走から最後は脚を使っているものの、ここでは勝負圏外。

11着 12番 ラセット 牡 6 秋山真一 56 1.32.2 34.1

後方追走から4角ではインを突き、直線に入ってすぐはインからよく伸びているように見えたものの、勢いは続かなかった。
ペースが速くL2-1Fの最後2ハロンで減速する流れでは末脚が発揮できないようだ。

12着 7番 ボンセルヴィーソ 牡 7 松若風馬 56 1.32.3 35.5

3番手追走していたが、最後まで粘れなかった。
L2-1Fの最後2ハロンで減速する流れでは持続力が足りないということなのだろう。

13着 9番 ルフトシュトローム 牡 4 岩田望来 56 1.32.4 34.4

後方追走から最後もさほど伸びず。やはりこの程度の実力ということのようだ。

14着 15番 フォックスクリーク 牡 6 藤岡佑介 56 1.33.1 36.6

2番手追走から最後は後退した。
かなり恵まれないとオープンでの好走は難しそう。

15着 1番 ベステンダンク 牡 9 浜中俊 56 1.33.2 37.4

初ブリンカーで速いペースで逃げるレースを試したようだが、通用しなかった。

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。>

 

 

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

 

2021 フローラステークス G3 レース回顧

2着スライリーを予想するのが難しいレースだった。この時期の3歳重賞では、前走重賞で凡走した馬は底を見せたと考えて切って大体正解なのだが、そうではなく前走は合わなかっただけで巻き返しのチャンスがありそうな馬もいるということを考えるべきということが教訓となるレースだった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月25日(日) 2回東京2日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第56回サンケイスポーツ賞フローラS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m 17頭立

 

馬場差 -2.7 完全タイム差 +1.2
タイムランク SL メンバーランク C

2021042703

ややスローで瞬発力勝負になった。開幕週なので内で前目のポジションにつけれた馬が有利だった。

 

2.完全タイム差検証

2021042704

タイムランクSLであるが、補正の必要はないように思える。


3.各馬の分析

1着 15番 クールキャット 牝 3 ルメール 54 1.59.4 33.4

まずまずのスタートながら序盤が遅いので楽に5番手のポジションにつける。4角をじっくり回り直線に入っても追い出しを待つ余裕があり残り400mあたりから気合をつけるとしっかり伸びて、着差はあまりないものの危なげのない勝利だった。
前走の走りからこのメンバーでは末脚上位であることはわかっていたので前半で楽に好位につけれたことから安心して見ることができた。ペースが速くなるとこうはうまくいかないのが難しいところ。

2着 12番 スライリー 牝 3 石川裕紀 54 1.59.6 33.8

まずまずのスタートながら序盤が遅いので楽に3番手のポジションにつける。残り400mで追い出すと勢いがありその勢いが最後まで持続して2着になった。
前走は流れに乗れず後方で持ち味が活かせなかったものの、スローペースで前目につければかなりしぶとくやれることを示した。前走の凡走で見限るべきではなかった。

3着 3番 ユーバーレーベン 牝 3 M.デム 54 1.59.6 33.2

中団やや後方を追走。2角で2角でオヌールに被せられて位置を下げる場面があった。2角の終わり以降からやや外を回り4角も外を回り直線入口では外の後方の位置だったがそこからジワジワ伸び続け3着に浮上した。これで3戦連続3着で、善戦はするが前半が後ろのポジションになることが多いので勝ち切るイメージは持てない。

4着 7番 メイサウザンアワー 牝 3 石橋脩 54 1.59.6 33.6

好スタートから積極的に前のポジションを取り一旦先頭に立つが、速い馬を先に行かせてインの4,5番手のポジションで追走する。直線ではインを突き前の馬がが壁になったが狭いところを強引に抜け出す勝負根性を見せ伸びてきたが4着までだった。
スタートが速く折り合えるので、好ポジションが取れる可能性は高そうで、狭いところ突く勝負根性もあるので好走できるレースの幅は広そうということを覚えておきたい。


5着 1番 ウインアグライア 牝 3 和田竜二 54 2.00.0 33.9

スタートは速かったが中団インのやや前のポジションに控える。直線に入って伸びてはいたが上位勢を脅かすような脚色ではなかった。
瞬発力勝負には向いていないようだ。

6着 9番 パープルレディー 牝 3 田辺裕信 54 2.00.1 33.5

スタートは互角だったが二の脚がなく、後方の外を追走。折り合いをつけて直線勝負に出ると一瞬外から伸びたが、残り1ハロンでは前と同じ脚いろになり、差を詰められなかった。
開幕週でスローペースだったので、後方外からの差しでは厳しかった。


7着 4番 レッジャードロ 牝 3 柴田善臣 54 2.00.2 33.9

中団インを追走。インでそつなく立ち回ったが、最後の伸びが足りなかった。


8着 8番 オヌール 牝 3 川田将雅 54 2.00.2 33.9

スタートはまずまずで前のポジションを取りに行こうとするも他馬が速く中団の位置になる。直線に入って伸びてはいるものの、足りなかった。
過去2戦は超スローペースで前目のポジションにつけて瞬発力を発揮したが、今回程度のペースでも追走で末脚を削がれてしまうようだ。超スローペースしか経験していない馬はこういうことがあるので、少し疑ってかかった方がいいように思う。

9着 10番 ララサンスフル 牝 3 大野拓弥 54 2.00.3 34.5

先頭から離れた2番手を追走。残り200mまでは善戦していたが、そこからの伸びが足りなかった。このメンバーではやや能力不足。

10着 17番 エトワールマタン 牝 3 内田博幸 54 2.00.3 33.8

中団追走するも直線での伸びは足りなかった。

11着 2番 グローリアスサルム 牝 3 吉田豊 54 2.00.3 33.6

後方追走するも直線では伸びず。

12着 6番 ルース 牝 3 横山典弘 54 2.00.4 33.3

後方追走。4角では最後方におかれ、直線では大外に出したが、大して伸びなかった。

13着 16番 アンフィニドール 牝 3 川島信二 54 2.00.4 34.8

緩いペースで他馬を離す逃げを打ったが、4角であっさり後続につかまってしまった。能力不足であるが、あまり上手い逃げでなかった。小回りコースの方がいいのかもしれない。

14着 14番 オメガロマンス 牝 3 横山武史 54 2.00.4 33.4

後方追走から、直線では大外に出したが、大して伸びなかった。

15着 11番 スノーハレーション 牝 3 丸山元気 54 2.00.6 33.8

特にみどころなし。

16着 13番 ジェニーアムレット 牝 3 三浦皇成 54 2.00.6 34.4

中団追走するも、最後は伸びなかった。前目のポジションが取れないとダメな馬のようだ。

17着 5番 スノークォーツ 牝 3 戸崎圭太 54 2.00.8 34.3

特に見どころなし。

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。>

 

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020 福島牝馬ステークス G3 レース回顧

直線の長い新潟コースながら末脚の優れた馬がいない組み合わせなので、前残りが十分考えられるレースだったが、同じ先行馬でもディアンドルとロザムールの特徴の違いを見抜くのが難しいレースだった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月24日(土) 1回新潟5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第18回福島牝馬S
4歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(指定) 芝 1800m・外 16頭立


馬場差 +0.3 完全タイム差 +1.7
タイムランク SL メンバーランク D

2021042701

スローで後半速くなっているものの、33秒台の上りになっていないのは、瞬発力の秀でた馬がいなかった組み合わせであったことも関係していそう。先週かなり馬場が悪化した影響は大きかったようで晴れの良馬場でもプラスの馬場差となっていて、さらに日曜日は晴れていても使うたびに馬場が悪くなる特殊な状況になっていたことは記憶すべき。

 


2.完全タイム差検証

2021042702

タイムランクSLではあるが、0.4秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 11 ディアンドル 牝 5 団野大成 55 1.46.9 34.2

先手を主張して逃げる。他馬を引き付けた逃げをうち、直線入口では後続とさほど差のない位置。残り200mくらいでは後続に飲み込まれそうな雰囲気があったが、ここからしぶとさを見せて最後後続も末脚が鈍りギリギリ1着になった。
瞬発力に秀でた差し馬がいないことに恵まれた勝利であるが、スローペースで貯めれば長い直線のコースでも最後まで粘れることを示した。同じ先行馬でもロザムールとは全く特徴が違い、今回のコース形態、展開にかみ合ったということなのだが、今回末脚に秀でた馬がいないことは事前にわかるものの、この馬の特徴を事前に見抜くのは難しかった。

2着 13 ドナアトラエンテ 牝 5 川田将雅 54 1.46.9 33.7

6,7番手を追走。最後の直線に入ってすぐはあまり勢いが感じられず。残り400mあたりから騎手の腕が激しく動き少しづつ伸びてきていたが、最後は先頭を交わす勢いはなかった。
オープン2戦目ながら、この組み合わせであれば瞬発力が上位であることは戦績からわかるのだが、それでも末脚のスケール不足を感じさせる走りだった。メンバーが強くなれば好走するのは難しそう。

3着 12 サンクテュエール 牝 4 杉原誠人 54 1.47.0 34.1

5番手あたりを追走。直線にはいってすぐは勢いがあり、先頭を交わしそうな雰囲気があったものの、残り200mからは勢いが鈍り先頭を交わすまでは至らないものの3着に粘った。
今回スローで好位のポジションが取れたのがよく、末脚に秀でた馬がいないことに恵まれての3着。こううまくいくことは今後多くなさそう。

4着 6 フィリアプーラ 牝 5 菊沢一樹 54 1.47.0 34.1

インの4番手あたりを追走。直線に入ってすぐは勢いがあったものの、長くは続かず、良く粘ってはいたが4着までだった。
インでうまく立ち回れて、展開に恵まれてもこの程度の馬ということのようだ。

5着 2 ムジカ 牝 4 秋山真一 54 1.47.1 33.9

スタートは遅かったがインをうまく立ち回り中団インを追走。直線途中の残り400m付近では最内から抜けてきそうな雰囲気があったが、勢いは続かなかった。
最内から抜け出そうとしたときに不利を受けたのだが、とはいえその後勢いが鈍りすぎなので、オープンではやや力不足。
さい


6着 9 アブレイズ 牝 4 藤井勘一 54 1.47.1 33.5

中団やや後方を追走。直線は外からグングン伸びてはいるものの、スローペースでは前が止まらす届かない。展開の助けが必要。


7着 8 シゲルピンクダイヤ 牝 5 和田竜二 54 1.47.1 33.7

中団を追走。最後は少し伸びたものの、エンジンのかかりが遅かった。

8着 14 アフランシール 牝 5 丸田恭介 54 1.47.2 33.8

中団追走。最後は少し伸びたものの、上位勢に迫る勢いはなかった。

9着 7 ミスニューヨーク 牝 4 加藤祥太 54 1.47.4 33.6

後方追走から末脚に勢いはなかった。騎手も切れ負けすることはわかっていてポジションを取りたかったようだが、とれなかった。

10着 3 パッシングスルー 牝 5 津村明秀 54 1.47.4 33.7

後方インを追走し、最後の末脚は大したことなかった。

11着 16 パラスアテナ 牝 4 坂井瑠星 54 1.47.4 33.8

後方追走から最後の末脚は大したことなかった。

12着 10 アバルラータ 牝 7 吉田隼人 54 1.47.6 33.8

後方追走から最後の末脚は大したことなかった。

13着 4 ロザムール 牝 5 北村宏司 54 1.48.0 35.3

2番手を追走。直線に入ってすぐは粘っていたもののまるで伸びる様子がなく、残り200mからはズルズル下がってしまった。
先行力はあるものの、長い直線はまるで向いていないことを示した。

14着 1 リュヌルージュ 牝 6 鮫島克駿 54 1.48.1 34.6

中団追走からまるで伸びず。速い上りは使えないタイプ。

15着 15 カリオストロ 牝 4 亀田温心 54 1.48.1 35.2

3番手追走するも直線でまるで伸びず。1400mまでしか経験のない馬だったが、距離が合わないのは明らかだった。

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。>

 

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2021年4月21日 (水)

2021 皐月賞 G1 レース回顧

実力拮抗と、異なるタイプのレースを経験してきた馬の戦いで能力比較が難しいレースだったが、終わってみればエフフォーリアがここでは能力が抜けた存在であることを示す結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月18日(日) 3回中山8日 天候: 晴 馬場状態:稍重
11R 第81回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2000m 16頭立


馬場差 -0.3 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C

2021042005

全体のラップでは平均ペースになるのだが、かなり緩急の激しいレースになった。福永騎手がスローペースと表現していて、緩むところではかなり緩んだということなのだろう。こうなるとギアの上げ下げの対応力も問われそう。緩急への対応にスタミナを消費してしまい本来の走りが出来なかった馬もいそう。
また、今回は外を回るとダメで、インを上手く立ち回った馬が上位にくる馬場になっていた。


2.完全タイム差検証

2021042006

過大評価されることが多い皐月賞にしては珍しく過小評価になっている。これは緩急があるペースで時計が出にくいレースになったためと考えられる。0.5秒ほど上方補正した方がよい。

 

3.各馬の分析

1着 7番 エフフォーリア 牡 3 横山武史 57 2.00.6 36.7

まずまずのスタートから積極的に前のポジションを取りに行く。最初の直線でインのポジションを確保し、外から上がってくる馬がいる中1角はコーナーワークで3番手のポジションを確保する。向こう正面でペースが緩んだところで外から上がってくる馬がいたので、5,6番手になるもがっちり自身のペースで折り合う。4角でインをじっくり回るも距離得で直線入口では先頭の直後につけ追い出すとグングン伸びて後続を3馬身離して圧勝した。
スローペースでの好走が多く流れるペースへの対応が未知数であったが、緩急のあるペースでもしっかり折り合って能力が発揮できることを示した。今回のメンバーでは実力上位であることを示した。前目のポジションを取って早めの進出が出来るので好走できるレースの幅は広そう。ダービーの有力候補であることは間違いない。


2着 13番 タイトルホルダー 牡 3 田辺裕信 57 2.01.1 37.5

好スタートながら、内のワールドリバイバルが速いので2番手につける。緩急のあるペースにしっかり対応して、向こう正面でペースが緩いなか後続の馬が競りかけてきたときにムキになりかけたものの、自身のペースを守り4角でジワジワ進出し先頭に立ちエフフォーリアにはあっさり交わされたものの後続の追撃を凌いだ。
前走から力をつけているように見えるものの、レース映像を見ていると後続の馬が上手く末脚を繰り出せなかったようにも見える。真完全タイム差的にも前走とさほど変わらないパフォーマンスなので前残りの流れに恵まれた面も大きいように思える。

3着 3番 ステラヴェローチェ 牡 3 吉田隼人 57 2.01.1 36.7

中団やや後方のインを追走。早めにペースアップする展開にやや苦労しているように見えたものの、残り600mの手前くらいから加速してインを距離ロスなく走ることで、直線入口では勝負圏内の位置に上げる。ここから外を回ったアドマイヤハダルと同じような脚色で差してきてタイトルホルダーをわずかに交わせずの3着だった。
アドマイヤハダルとは内外の差でほとんど差はない。立ち回りの良さが活きた。瞬発力勝負がは分が悪いので上りのかかる展開になったのもよかった。

4着 1番 アドマイヤハダル 牡 3 ルメール 57 2.01.2 37.1

中団インを追走。エフフォーリアの少し後ろの位置にいて、4角でエフフォーリアと同じような位置から進出を開始し、4角の終わりでやや外に出してそこから伸びてきてはいたが4着までだった。
この馬もインでうまく立ち回っていたので、インで立ち回りの良い馬が上位に来るレースとなった。レース後コメントでルメール騎手はエフフォーリアをマークしていたとのことで、今回のような混戦でもマークすべき強い馬をしっかり把握していたのはさすがだった。ただし、一流騎手が乗って最高の立ち回りをしても4着までの馬ということも覚えておきたい。

5着 6番 ヨーホーレイク 牡 3 岩田望来 57 2.01.2 36.6

後方追走。4角からあまり外を回りすぎないように進出し、直線に入ってよく伸びてきたが、5着までだった。
末脚は確実に使ってくる馬ながら道中の位置取りが後ろ過ぎるので、上位進出は難しい。

6着 15番 グラティアス 牡 3 M.デム 57 2.01.3 37.2

中団外を追走。4角から進出し、直線入口で内の馬にぶつけられるもひるまずそこからヨーホーレイクと同じような脚色で伸びてきていた。
終始外を回ったので距離ロスがあったのは明らか。流れるレースの経験は初めてだったもののまずまずの走りだったし、ぶつけられても怯まない勝負根性は見せた。

7着 11番 ディープモンスター 牡 3 戸崎圭太 57 2.01.4 36.8

後方追走。4角ではかなり極端に外を回るのでここでの距離ロスが大きかった。直線ではよく伸びてきてはいた。

8着 16番 レッドベルオーブ 牡 3 福永祐一 57 2.01.8 38.1

序盤は中団を追走していたが、2角の終わり辺りからポジションを上げていき向こう正面で先頭に迫る位置まで上がるが、ここでタイトルホルダーと競り合いそうになり3番手に少し位置を下げる。直線入口では3番手をキープしていたものの、最後は差してくる馬に交わされた。
立ち回りの上手さで好走する馬なので、そもそも外枠がよくなかった。加えて緩急のあるペースに翻弄されてしまった。福永騎手は2走つづけて、反省するコメントを出しているが、どこかで名誉挽回してくれるのでないかと思う。

9着 5番 ヴィクティファルス 牡 3 池添謙一 57 2.02.1 37.7

中団やや後方を追走。4角で外を回り鞭が入るも勢いは今一つ。直線ではそこそこ伸びてはいた。
前走同様コーナーの走りはよくなかった。前走ような外差しの効く馬場でないと好走は難しいのだろう。

10着 4番 イルーシヴパンサー 牡 3 大野拓弥 57 2.02.2 37.2

後方イン追走。早めのペースアップ対応できず一旦最後方に下がるも、インぴったりで4角を回ることでポジションを上げていったが、直線ではあまり伸びなかった。立ち回りの良い走りができてもここでは10着までの馬。

11着 10番 シュヴァリエローズ 牡 3 三浦皇成 57 2.02.4 38.0

中団やや後方を追走。4角では極端に大外を回り距離ロスがあったが、そもそもその後の直線での末脚も大したことなかった。

12着 12番 ワールドリバイバル 牡 3 菱田裕二 57 2.02.4 38.8

スタートよく先頭に立つも4角の終わりで早くも3番手まで下がってしまう。その後後続に飲み込まれるが大きく後退はしなかった。
ここでは能力は足りなかったが、どこかで前残りが叶うチャンスはありそう。

13着 9番 ラーゴム 牡 3 北村友一 57 2.02.6 38.5

中団追走するも、直線でまるで伸びなかった。
騎手のレース後コメントでは「単走でゆったりと走れるようになったのですが、競馬ではブレーキに対する操縦性が利きづらかった」とのことで、緩急のあるペースへの対応に課題があるようだ。さらに多頭数競馬もよくないのかもしれない。

14着 2番 ルーパステソーロ 牡 3 木幡巧也 57 2.02.9 38.4

後方追走のまま見どころなし。

15着 8番 ダノンザキッド 牡 3 川田将雅 57 2.03.1 39.3

先行グループのすぐ後ろを追走し、4角で外から早めの進出を試みるもエンジンのかかりが遅いのはいつも通りなものの、今回はその後全くエンジンがかからずに終わってしまった。ここまで走らないのは何か精神面の問題の可能性がありそう。当面アテにしない方がよい。

16着 14番 アサマノイタズラ 牡 3 嶋田純次 57 2.03.6 39.8

発馬を互角に出たあとは押して好位の外、ダノンザキッドを見る位置。3角で少し内へモタれ気味になり、ダノンザキッドと接触。3~4角も外を回り、ここで脚を使い切ってしまった。直線は失速し、最下位入線。
今回はかみ合わず能力以上に負けているのは明らか。好走するには騎手を強化する必要があると思う。

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。>

 

 

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

 

 

2021 アンタレスステークス G3 レース回顧

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月18日(日) 2回阪神8日 天候: 晴 馬場状態: 重
11R 第26回アンタレスS
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭立


馬場差 -1.7 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C

2021042003

2ハロン目がやや速くその後同じようなラップが続く平均ペースとなった。


2.完全タイム差検証

2021042004

0.5秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 4番 テーオーケインズ 牡 4 松若風馬 56 1.49.0 37.0

中団を追走。向こう正面で外からややポジションを上げる。4角で外から加速すると早めに先頭に迫る位置まで押し上げると直線であっさり先頭に立ち、ゴールまでしっかり伸びて1着となった。
外を回って早めの競馬で圧勝なので、このメンバーで力量が上であることを示した。好走できそうなレースの幅も広そうなので今後も活躍できそうだ。

2着 8番 ヒストリーメイカー 牡 7 内田博幸 56 1.49.3 37.2

中団追走。4角を外を回りすぎないように回り、直線入口では前を取られられそうな位置まで上がる。そこからしっかり伸びてテーオーケインズには離されたが、後続とは差をつけての2着となった。
7歳ながら近走の充実ぶりは本物のようで、中団追走から確実に末脚を使ってくる競馬が続いている。

3着 14番 ロードブレス 牡 5 幸英明 58 1.49.6 37.2

中団のやや後方を追走。4角の途中から勢いがついて外からポジションを上げていき、直線も外からグイグイ伸びて3着になった。
地方競馬での出走が多かったので力量をつかみにくかったが、末脚をしっかり繰り出せるタイプのようで、もっと緩いペースになればさらにやれそう。

4着 9番 ダノンスプレンダー 牡 5 斎藤新 56 1.49.8 37.6

中団追走するも4角で外から素早く加速し、直線途中で一旦3番手に浮上するも、最後は伸び負けした。
最後まで脚が続かないタイプのようではあるが、コーナーでの加速、エンジンのかかりの速さがあるので脚の使いどころひとつで好走する可能性はありそう。

5着 2番 アルドーレ 牡 6 横山典弘 56 1.50.0 37.2

最後方追走。直線入口でも外のかなり後方。そこからしっかり伸びたものの、上位勢を脅かすような脚色ではなかった。

6着 12番 ロードゴラッソ 牡 6 岩田康誠 56 1.50.0 37.4

後方インを追走。4角では外を回りすぎないようにまわり、ややポジションを上げて、直線でも追い込んではいたが、大した末脚ではなかった。

7着 10番 ミヤジコクオウ 牡 4 和田竜二 56 1.50.2 38.1

中団インを追走。4角でインぴったりを回り、直線入口では十分勝負圏内の位置にいたものの、そこから伸びなかった。
立ち回りはよかったものの、高速ダートは向かないようだ。

8着 3番 レピアーウィット 牡 6 石橋脩 57 1.50.4 38.7

前2頭が飛ばす中離れた3番手を追走するが、残り1000mすぎあたりから早めに後続が押し上げてくる形になりこの馬も早めに前を捕らえる流れになり4角の途中で一旦先頭に立ったがそこから伸びなかった。
早めに脚を使わされてしまう流れが合わなかった。実力はあるが流れに左右されるとこがあるので、連続して好走するのは難しいということなのかもしれない。

9着 15番 ケンシンコウ 牡 4 丸山元気 57 1.50.4 37.9

後方追走から、特に見どころなし。このメンバーでは能力が劣ることは明らか。

10着 13番 レーヌブランシュ 牝 4 団野大成 55 1.50.6 38.3

中団につけていたが、直線ではまるで伸びなかった。

11着 6番 モズアトラクション セ 7 藤岡康太 56 1.51.1 38.8

後方イン追走。4角もインを上手く立ち回っていたが、直線では伸びなかった。ムラ馬でアテにできないのは相変わらず。

12着 5番 グリム 牡 6 浜中俊 56 1.51.1 39.2

5番手あたりにつけ直線でもインを突いたが、まるで伸びなかった。
休養前の状態とは程遠い状態のようだ。

13着 16番 ナムラカメタロー 牡 5 石川裕紀 56 1.51.4 39.6

4番手を追走。4角で押し上げ直線入口では一旦先頭に立ったが、そこから伸びなかった。

14着 1番 ケイアイパープル 牡 5 藤懸貴志 56 1.53.6 41.9

先手を主張するも前2頭で競り合う形となり、4角の途中で早々と脱落した。

15着 11番 メイショウカズサ 牡 4 国分優作 56 1.53.7 41.9

2番手で先頭に競りかけていたが3角で早々と脱落した。

16着 7番 アナザートゥルース セ 7 藤岡佑介 57 1.54.4 42.0

中団外を追走するも、4角の手応えが怪しく、直線ではバッタリ止まってしまった。
走らなさすぎだが、熱中症の疑いがあるようで体調がよくなかったようだ。こういうことがあるので、アテにしてはいけない馬として記憶しておいた方がよさそうだ。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。>

 

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2021 アーリントンC G3 レース回顧

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月17日(土) 2回阪神7日 天候: 雨 馬場状態: 重
11R 第30回アーリントンカップ
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(指定) 芝 1600m・外 18頭立


馬場差 +0.6 完全タイム差 -0.5
タイムランク B メンバーランク C

2021042001


緩急なく速いペースであるが序盤のポジション争いはさほど激しくなかった。

 

2.完全タイム差検証

2021042002

かなりの過大評価で1.3秒ほど低く見た方がよい。緩急のない時計の出やすいレースになったことが過大評価の要因となる。

3.各馬の分析

1着 9番 ホウオウアマゾン 牡 3 川田将雅 56 1.34.2 34.8

好スタートから楽に2番手につける。直線に入ってしっかり伸びて先頭に立つと後続の追撃を振り切って1着となった。
前目につけて最後ひと足使う馬なので今回楽に前目につけられたことがよかった。今後も活躍が期待できそうだが、朝日杯FSでは他が速く前につけれなかったので、今後も予想にあたっては初速の速い馬が多いかどうかを考える必要がありそうだ。

2着 10番 リッケンバッカー 牡 3 幸英明 56 1.34.4 34.7

中団のやや前につける。4角を外をまわりすぎないように回り直線に入ってすぐは伸びはあまり伸びなさそうな感じだったものの、残り200mからグイっと伸びて2着になった。
未勝利脱出に5戦かかった馬なので人気がなかったが、その未勝利戦はレベルの高いものが多かった。未勝利戦から一気の重賞挑戦で成長力を見せた。エンジンがかかるにに時間がかかりそうなタイプであり、さらに最後は坂のコースの方がよいのかもしれない。

3着 12番 レイモンドバローズ 牡 3 浜中俊 56 1.34.5 35.0

スタートは速くないが二の足で4番手の位置につける。直線に入ってしっかり伸びてはいたものの、最後までホウオウアマゾンには最後まで届かず、最後わずかにリッケンバッカーに差されて3着となった。
前目につけてひと足使うタイプではあるが、初速は速くないので、この馬も今後も予想にあたっては初速の速い馬が多いかどうかを考える必要がありそうだ。

4着 8番 ピクシーナイト 牡 3 福永祐一 56 1.34.6 35.4

好スタートから楽に先頭に立ち後続を引き付けての逃げを打つ。最後までしっかり粘っていたものの、ゴール直前で上位3頭に交わされたが4着は安泰だった。
騎手のレース後コメントでは「先を見据えた仕上げ」であったと言っていて、今回の内容も悪くなかったので、次走上積みが期待できる。

5着 14番 ワールドバローズ 牡 3 和田竜二 56 1.34.8 35.4

スタートは速くないが二の足で3番手につける。最後の直線ではしっかり伸びたものの、上位4頭とは力量差がはっきりした走りだった。
楽に前目につけれたことが大きい善戦だった。1勝クラスに戻ればかなりやれそうなものの今回の4着は高く評価すべきではない。

6着 3番 ノースザワールド 牡 3 藤岡康太 56 1.34.9 34.3

後方を追走。4角はインを回り直線入口ではややポジションを上げてそこからしっかり伸びて6着になった。
後方から、上り3ハロンタイムは3番目に速いタイムだったもののあまり見どころのある末脚ではなかった。

7着 13番 サトノラムセス 牡 3 岩田康誠 56 1.34.9 34.0

最後方追走。直線では大外から最速の上り3ハロンタイムで追い込んでいたが、上位勢に迫れるような末脚ではなかった。

8着 15番 ショウリュウレーヴ 牡 3 団野大成 56 1.35.0 35.4

中団を追走。直線に入ってすぐは伸びそうな雰囲気があったが、勢いは続かなかった。

9着 2番 アドマイヤザーゲ 牡 3 池添謙一 56 1.35.2 34.9

後方インを追走。直線ではインを突いて抜け出そうとしたものの、大した脚は使えなかった。

10着 4番 バルドルブレイン 牡 3 富田暁 56 1.35.2 35.2

中団のインを追走するも直線の伸び脚は大したことなかった。

11着 11番 ジュリオ 牡 3 ルメール 56 1.35.4 35.4

中団追走するも直線は大して伸びず。道悪がダメだったということはありそう。

12着 1番 トーホウディアス 牡 3 国分優作 56 1.35.4 35.6

インから前にでようとするものの、二の足遅くインの中団の位置になり、その後いいところがなかった。
逃げて好走してきた馬ではあるものの、今回のメンバーで先手が取れないようであれば今後好走の機会は少なそう。

13着 16番 ジャスティンカフェ 牡 3 北村友一 56 1.35.8 35.8

後方追走から、最後の末脚は大したことなかった。

14着 6番 タイフォン 牡 3 荻野極 56 1.35.9 35.2

後方追走から最後も大して伸びなかった。


15着 5番 バクシン 牡 3 坂井瑠星 56 1.36.1 36.6

インの4番手につけていたが、最後はまるで伸びなかった。

16着 7番 サイモンメガライズ 牡 3 斎藤新 56 1.36.2 35.9

後方のまま見どころなし。

17着 18番 グレイイングリーン 牡 3 岩田望来 56 1.36.2 36.4

中団につけるも直線の途中からまるで伸びなかった。距離が長かった可能性がある。


18着 17番 サンデージャック 牡 3 鮫島克駿 56 1.36.4 36.1

後方追走のまま見どころなし。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。>

 

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2021年4月14日 (水)

2021 桜花賞 G1 レース回顧

阪神JFの1,2着馬がそのまま1,2着になる結果となった。近年若駒の仕上がりが早くなっているのでこの傾向はしばらく続くのかもしれない。

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月11日(日) 2回阪神6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第81回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝 1600m・外 18頭立


馬場差 -2.2 完全タイム差 -0.9
タイムランク A メンバーランク B

2021041305

やや速い平均ペース。高速馬場で緩急の少ないペースだったので時計が出やすいレースとなった。そのためレコード決着といってもそう特筆すべきでもないと思う。

 

2.完全タイム差検証

2021041306

明らかに過大評価。1.3秒ほどは低く見た方がよい。それでも、ややレベルは高い。あと、表の前走クラス列のレース名を見ると、見事に前走のレースと着順の関係が一致していて今年の前哨戦のレベルがはっきりわかる興味深い結果となっている。

3.各馬の分析

1着 4番 ソダシ 牝 3 吉田隼人 55 1.31.1 33.8

好スタートからインの好位のポジションを楽にとる。インぴったりをまわり、直線に入って少し外に出すとしっかり伸びて残り200mで先頭に立ち、そこから突き放すことはできなかったものの危なげのない勝利だった。
毎度好位で立ち回りのよさを発揮してきたが今回もしっかり上手く立ち回れた。高速馬場への対応もアルテミスSで実証済だった。今回立ち回りの良さに恵まれたように見えるものの、阪神JFでは接戦での勝負根性も見せているので、オークスでも好走の可能性は高い。血統的で古馬になっても活躍できそうなので、白毛のアイドルホースとして競馬人気を盛り上げてほしい。


2着 18番 サトノレイナス 牝 3 ルメール 55 1.31.1 32.9

スタートは遅く、大外からインに切れ込んでいくうちに位置取りは後方になってしまう。後方でじっくり脚を貯めていたが、直線入口では絶望的に後方な位置だったが、そこからジワジワ伸び続け、特にL1Fでは他馬を圧倒する末脚を見せて最後はソダシにきわどく迫る2着だった。
スタートが遅く二の足でそこそこのポジションにつける馬なので、大外枠はポジショニングに悪く影響したということのようだ。
末脚は非凡なのでオークスでも好走必至だが枠順に気を付けておくべきだろう。


3着 2番 ファインルージュ 牝 3 福永祐一 55 1.31.2 33.7

スタートよく、ソダシの少し後ろのインぴったりを追走。4角をじっくり回り、直線ではソダシを目標にするかのように追い上げる。残り200mの少し前あたりからソダシには少し離されてしまうが、最後までよく伸びていて最後はソダシの少し後ろまで迫った。
立ち回りよく、最後までしっかり伸びる走りはこのメンバーでは実力上位ではあるが、上位2頭とは現時点での力差を感じさせる内容だった。

4着 5番 アカイトリノムスメ 牝 3 横山武史 55 1.31.3 33.9

スタートよく、ソダシの少し後ろで、ファインルージュの少し外の同じようは位置を追走。4角で気合をつけて少し外を回り、直線ではファインルージュと同じように伸びてきたが、ファインルージュとは少しだけ勢いが劣った。
ファインルージュとは内外の差はあったものの、直線でのトップスピードの能力は少しだけ劣った感はあった。

5着 10番 アールドヴィーヴル 牝 3 M.デム 55 1.31.8 34.1

中団のやや外を追走。直線外からよく追い込んではいるものの、上位勢とははっきり脚色が劣った。

6着 7番 ククナ 牝 3 藤岡佑介 55 1.31.8 33.2

最後方を追走。4角では外を回りすぎないように回るも、直線入口ではまだかなり後方でそこからよく伸びているものの、上位勢とははっきり脚色が劣った。
高速馬場でしっかり瞬発力を発揮したが、ここではやや能力が劣った。

7着 6番 ストゥーティ 牝 3 岩田康誠 55 1.31.9 34.9

スタート速く難なく先頭につける。3角でメイケイエールが前に来ても自身のペースを維持ししっかり折り合う。直線に入って早めの抜け出しを図るが、ソダシにはあっさり交わされるが、しっかり粘って7着を確保。
前につけて最後はかなり粘れる馬で、勝ち切るイメージはないが、堅実で好走できるレースの幅は広そう。

8着 9番 エンスージアズム 牝 3 岩田望来 55 1.32.0 34.3

中団でアールドヴィーヴルのやや内で同じような位置を追走。4角は外を回りすぎないようにそつなく回る器用さを見せたものの、直線の伸びは今一つだった。
器用さはあるが、瞬発力勝負ではやや足りない。

9着 17番 ホウオウイクセル 牝 3 丸田恭介 55 1.32.5 34.2

スタート遅く後方からになる。4角の手ごたえ悪く直線入口は大外のかなり後方となり、そこから伸びてはいるが大した伸び脚ではなかった。
ペースが速いと追走力がよくなく、高速馬場では瞬発力に劣るので、前走はソフトな馬場でスローペースであったことに恵まれたと考えよさそう。ここでは出番はなかった。

10着 14番 ミニーアイル 牝 3 藤岡康太 55 1.32.5 34.6

後方追走。4角で外を回りすぎないように回って、直線はやや内を伸びてくるも大した伸びではなかった。上がり33秒台が必要になる瞬発力勝負には対応できないようだ。


11着 11番 ジネストラ 牝 3 北村宏司 55 1.32.6 35.4

先行して、ソダシの少し外の前を追走していたが、直線で伸びを欠いた。伸びは欠いたもののよく粘れてはいるので、ここでは能力不足であったものの弱いわけではない。

12着 1番 ストライプ 牝 3 田辺裕信 55 1.32.6 34.6

スタートはよかったが、速い流れについていけず、インの後方追走となる。直線に入って伸びてきてはいたが、大した伸び脚ではなかった。
過去の好走はスローペース戦であり、速い流れには対応できないことを示した。

13着 13番 エリザベスタワー 牝 3 川田将雅 55 1.32.6 34.7

中団のやや後ろの外を追走。直線に入ってまるで伸び脚が足りなかった。
高速馬場、速い流れともに対応力が低いようだ。好走できるレースの幅は狭そう。

14着 3番 ブルーバード 牝 3 柴田大知 55 1.32.9 35.0

中団でインぴったりを回ったが、最後の末脚は大したことなかった。

15着 16番 ソングライン 牝 3 池添謙一 55 1.33.1 35.0

序盤外からポジションを取っていこうとするときに、張られてしまい気持ちが切れてしまったとのこと。今回は能力以下の走りとなったのは間違いないものの、多頭数では脆さを見せる可能性があることを覚えておきたい。


16着 15番 シゲルピンクルビー 牝 3 和田竜二 55 1.33.5 36.0

中団外を追走するが直線ではまるで伸びなかった。
瞬発力勝負は向かない。

17着 12番 ヨカヨカ 牝 3 幸英明 55 1.34.0 36.7

中団外のやや前を追走するも直線ではまるで伸びなかった。
瞬発力勝負は向かない。

18着 8番 メイケイエール 牝 3 横山典弘 55 1.34.0 37.2

スタート遅く後方になるも、激しく頭を左右に振り前に行きたがる。3角で外から馬の行く気に任せて一気に先頭に立つが、直線に入ってすぐ止まってしまった。
陣営の戦前のコメントから、今回は一切抑えずに馬のやりたいように走らせることはわかっていたが、馬任せではレースに勝てないことがよくわかる結果となった。
スタートが速くないくせに先頭に立ちたがるのだから、相当子供っぽくわがままな馬であることは間違いない。あと、今回騎手は鞭を全く入れていなかったのだが、鞭が効かない馬なのかもしれない。とにかく気難しい馬で馬券の軸にはしないほうが賢明。

 

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

 

2021 阪神牝馬ステークス G3 レース回顧

このところ3勝クラス勝ち後の人気馬が凡走するペースが多かったが、ここではしっかり勝ち切るレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月10日(土) 2回阪神5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第64回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S
4歳以上・オープン・G2(別定) (牝)(国際)(指定) 芝 1600m・外 12頭立


馬場差 -2.2 完全タイム差 +0.4
タイムランク D メンバーランク D

2021041303

やや遅いペースとなり、L3-2Fが極端に速い瞬発力勝負となった。高速馬場と瞬発力勝負への対応力が求められるレースとなった。

2.完全タイム差検証

2021041304

0.7秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 10番 デゼル 牝 4 川田将雅 54 1.32.0 32.5

スタート遅く後方から、直線入口でも外の後方からL3-2Fが速いのでここでもまだ後方だったが、L1Fで外からくいっと伸びて辛勝の1着。
高速馬場の瞬発力勝負に対応できた。最後しっかり伸びたので力はある。
ただし、スローペースで後方からの競馬が多いので、急流での対応力は未知数。

2着 4番 マジックキャッスル 牝 4 大野拓弥 54 1.32.0 32.4

後方追走から直線入口ではデゼルの内で同じような位置にいたが、直線で先に抜け出してきたのはこちら。最後まで伸びていたもののの最後はデゼルに交わされた。
高速馬場の速い上りにしっかり対応してきた。これならば好走できるレースの幅は広そうで今後活躍が期待できる。


3着 1番 ドナウデルタ 牝 5 和田竜二 54 1.32.1 33.0

インの3,4番手を追走。4角でインの距離得を得る。直線に入ってもしっかり伸びていてゴール前で一旦先頭に立つも上位2頭に交わされた。
スローのインで楽ができたのが好走要因であることは明らかだが、恵まれればこれだけやれるということは覚えておきたい。

4着 11番 プールヴィル 牝 5 三浦皇成 54 1.32.1 32.9

中団外を追走。直線でしっかり伸びていて上位勢との差はあまりなかった。休み明け+22キロだったので、これだけやれれば次走上ずみは期待できいる。


5着 12番 エーポス 牝 4 岩田康誠 54 1.32.2 33.3

2番手追走から最後までしっかり粘れてはいた。
昨年桜花賞以来だったが、これだけ善戦できれば今後古馬オープンで馬券県内に来る可能性はありそう。

6着 7番 イベリス 牝 5 酒井学 54 1.32.3 33.5

上手くスローペースの逃げに持ち込めたが、これだけ高速上りの決着になるとさすがに分が悪かった。

7着 2番 ギルデッドミラー 牝 4 池添謙一 54 1.32.4 33.2

5番手追走していたが、最後は伸びを欠いた。「ハミ掛かりが良くて行きたがった」とのことで前走ように脚を貯めることができなかったようだ。脚を貯める制御が難しい馬のようなので、能力はあってもアテにはできなそう。

8着 3番 ブランノワール 牝 5 団野大成 54 1.32.4 33.1

インの中団を追走。直線でも伸びてはいるものの勢いを欠いた。高速上り勝負の対応力は今一つのようだ。

9着 8番 リアアメリア 牝 4 福永祐一 55 1.32.6 32.9

後方追走。4角で外を回るも直線伸びを欠いた。
そもそも能力的にこの程度であり、典型的な人気先行馬。いつも人気を吸ってくれるありがたい存在なのだが、これだけ凡走が続けばさすがに次走以降は人気を落としそう。


10着 6番 メイショウグロッケ 牝 7 浜中俊 54 1.32.8 33.8

3番手追走するが直線で伸びず。高速馬場には対応できるのだが、瞬発力勝負には対応できない。

11着 9番 ロフティフレーズ 牝 6 幸英明 54 1.33.1 33.6

後方のまま見どころなし。高速馬場の速い上りには対応できないようだ。

12着 5番 メジェールスー 牝 6 藤岡康太 54 1.33.2 33.3

後方のまま見どころなし。オープンでの好走は難しそう。

 

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

 

2021 ニュージーランドトロフィー G3 レース回顧

破格の完全タイム差で走ったバスラットレオンをどう考えるか、難しい結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月10日(土) 3回中山5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第39回ニュージーランドT
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1600m 16頭立

馬場差 -1.1 完全タイム差 -0.3
タイムランク C メンバーランク D

2021041301


平均ペースで緩急が少なく時計の出やすい流れとなった。


2.完全タイム差検証

2021041302

2着以下の馬の前走との比較を考えると補正は不要のように思える。そうするとバスラットレオンの評価が無茶苦茶高くなるのだが、これをどう考えるのかは難しいところとなる。素直に信じて次走バスラットレオンを大本命にしてもよいのかもしれない。

3.各馬の分析

1着 6番 バスラットレオン 牡 3 藤岡佑介 56 1.33.1 34.6

好スタートから初速が速く難なく先頭になり、他馬を引き付けた逃げを打つ。直線に入って少し外に出し気合を入れるとどんどん後続との差を広げ最後は5馬身差の圧勝だった。
圧勝であったが、過去の重賞出走時にくらべ、初速の速い馬が少なく2ハロン目が比較的ゆったりとしたラップになったのがよく、平均的なペースになったのがよかったようだ。急流だとこうはうまくはいかないだろう。ただし、ここ2戦は以前と違って速い上りで走れているので、ここ最近で成長している可能性もある。

2着 15番 タイムトゥヘヴン 牡 3 M.デム 56 1.34.0 35.0

スタートは遅かったが二の足で外から中団のやや前のポジションに押し上げる。4角も外から加速し、直線に入ってもしっかり伸びてインを走っていたシティレインボーを残り100mくらいのところで交わし2着になった。
かなり外を回る距離ロスがあったが、最後までしっかり伸びたので力はある。1着馬との力差は歴然ながらこのメンバーでは能力上位だった。

3着 2番 シティレインボー 牡 3 横山典弘 56 1.34.2 35.5

インで2,3番手を追走。4角をインの距離得を活かしてじっくり回り、直線でもしっかり粘って3着を確保した。
インで恵まれたのは確かであり、典型的な穴馬の前残りパターンの3着。

4着 5番 ヴィジュネル 牡 3 内田博幸 56 1.34.5 35.5

インの中団を追走。4角でインぴったりを回るも、手応えが今一つで鞭が入る。直線に入っても伸びは今一つながら、インの距離得が活きて4着だった。
4着でもあまり評価できない。

5着 16番 シュバルツカイザー 牡 3 石川裕紀 56 1.34.5 35.4

やや遅いスタートで中団のやや後ろの大外を追走。4角も大外のロスがある中押し上げていき、直線でも伸びたが勢いが足りなかった。
かなり距離ロスのある競馬であったが、次走注目するほどではない。

6着 10番 ゴールドチャリス 牝 3 田中勝春 54 1.34.5 35.1

後方追走。4角で勢いをつけて大外に持ち出すも距離ロスがあるので直線に入ってもまだ後方。それでも大外からしっかり伸びてきていた。4角の距離ロスはシュバルツカイザー以上であり、最後の末脚はシュバルツカイザーより見どころがあった。今回全く人気がなかったが、次走侮れない。注意が必要。

7着 4番 ワザモノ 牡 3 黛弘人 56 1.34.7 35.6

インで中団のやや後方を追走。インで距離ロスなく走れた割には、最後の伸びが大したことなかった。


8着 12番 ロンギングバース 牡 3 横山和生 56 1.34.8 35.1

後方から2番手を追走。最後は大外から少し伸びてはいた。
以前は先行することが多かったが、末脚を貯める戦法の方がよいのかもしれない。

9着 14番 スパークル 牝 3 岩田望来 54 1.34.8 35.8

中団のやや後ろを追走。4角では外を回りすぎないように回ったが、手応えが今一つ。直線に入っても騎手の手が激しく動いても手応えは今ひとつのままだった。


10着 13番 ブルーシンフォニー 牡 3 丸山元気 56 1.34.9 35.8

後方追走から4角で外から上がっていく加速はよかったが、直線では伸びを欠いた。小回り平坦のローカルコースならばやれるかもしれない。

11着 9番 ドゥラモンド 牡 3 横山武史 56 1.35.0 36.1

中団のやや内を追走。4角でもかなりインを回り距離得を得たが、直線で伸びを欠いた。


12着 1番 トーセンウォーリア 牡 3 武藤雅 56 1.35.2 35.2

スタートはよかったが、勢いつかず離れた最後方になる。4角で大外を回るも大して伸びず。ここでは能力不足なのは明らか。

13着 8番 ワーズワース 牡 3 北村宏司 56 1.35.6 36.8

見どころなし、芝では末脚が足りない。

14着 11番 ゲンパチミーティア 牡 3 木幡巧也 56 1.35.7 37.0

好位につけていたが、直線でまるで伸びず。

15着 3番 アヴェラーレ 牝 3 ルメール 54 1.35.7 36.5

中団のインを追走。4角もインでじっくり回り、直線ではインながらまだ後方。進路を探すも抜け出そうとした隙間がふさがって抜け出せず、最後はあきらめて流していた。進路がなく能力以上の負けではあるのだが、4角の走りはよくなかったのは確か。

16着 7番 サトノブラーヴ 牡 3 石橋脩 56 1.36.1 37.5

好位につけていたが、直線でまるで伸びず。

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

 

2021年4月 7日 (水)

2021 大阪杯 G1 レース回顧

4角でコントレイルが上がっていき、グランアレグリアと並んだところでは名勝負を予感したものの、なんとこの2頭のたたき合いは3着争いで、モズベッロに負けた驚きの結果となった。この2頭の能力把握は少し下方修正が必要なようだ。

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月 4日(日) 2回阪神4日 天候: 雨 馬場状態: 重
11R 第65回大阪杯
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2000m・内 13頭立


馬場差 +2.3 完全タイム差 +0.8
タイムランク C メンバーランク B

2021040603

かなりの雨が降り、極端に馬場が悪化したようだ。


2.完全タイム差検証

2021040604

かなり妥当な完全タイム差に思える。昨年のJCとマイルCSの真完全タイム差は少し下方修正した方がよいのかもしれない。

3.各馬の分析

1着 8番 レイパパレ 牝 4 川田将雅 55 2.01.6 36.8

スタートは速くはないが、ジワジワ進出し、1角までに先頭に立つ、そこからやや速いペースで後続を引っ張り直線では馬場のいいところの外へ出してそこからしっかり伸び続けて1着になった。
道悪で速いペースだったのでかなり上りのかかる展開ながら上り3ハロンタイム最速で走っている。このメンバーでは力上位であることを示した。ただし、今回はG1としてはそうレースレベルが高くないので、今後高いレベルでのレースで安定して好走できるかはまだ疑問が残る。

2着 1番 モズベッロ 牡 5 池添謙一 57 2.02.3 36.8

後方追走から残り600mから早めに進出を開始するも早めにペースアップする展開だったため、直線入口でも前との差はあったものの、外からしっかり伸び続け2着になった。
ここ数戦復調の兆しを見せていて、外差しの叶う展開になればやれそうな雰囲気を見せていたのでここでの好走は不思議ではない。この馬が2着のに来れたことからこのレースのレベルがそう高くないことがわかる。

3着 7番 コントレイル 牡 4 福永祐一 57 2.02.5 37.4

やや後方追走ながら4角での加速がよく、直線入口では勝負圏内の4番手あたりにつける。そこからグランアレグリアとの長いたたき合いになり最後は競り落としたものの、外から来たモズベッロにはあっさり交わされてしまった。
4角での加速のよさや、たたき合いので勝負根性とらしさをみせたものの、モズベッロにあっさり交わされたのは不満が残る。能力を少し下げて考えた方がよいのかもしれない。そう考えると、昨年のジャパンカップの真完全タイム差も少し下方修正した方がよいのかもしれない。

4着 12番 グランアレグリア 牝 5 ルメール 55 2.02.5 37.4

5番手追走から4角でじわっと進出し、2番手につけてコントレイルとは馬体を離して少し前の位置にいたが最後は少し甘くなってしまった。
1200m,1600m,2000mとG1でこれだけの距離差があっての連続好走はさすがに無理があったということで、この馬にとってはやはりもう少し距離が短い方がよさそう。あと、最後はコントレイルと意図的に馬体を離したふしがあるので、やはり馬郡での走りに不安があるのは続いているようだ。

5着 2番 サリオス 牡 4 松山弘平 57 2.02.7 37.7

3番手追走からインぴったりを走り直線入口ではインぴったりの2番手の位置にいてしっかり伸びてはいるものの上位4頭とは脚色が確実に劣った。
馬場展開が向かず能力が発揮できなかったということはありそう。

6着 10番 カデナ 牡 7 鮫島克駿 57 2.03.0 37.2

後方インを追走。4角で少し外に出し、そこからしっかり追い込んできてはいた。
自身の能力はしっかり発揮できたが、このメンバーではここまでということのようだ。

7着 3番 アーデントリー 牡 5 和田竜二 57 2.03.3 37.7

中団のイン追走から最後はよく伸びているものの、上位6頭との力差は歴然だった。

8着 4番 ブラヴァス 牡 5 三浦皇成 57 2.04.0 38.2

やや後方を追走。最後は外から伸びようとしてはいるものの、伸びなかった。
後方で脚を貯めてもこのメンバーではここまで。

9着 13番 アドマイヤビルゴ 牡 4 岩田望来 57 2.04.1 38.6

中団追走していたが、勝負所のペースアップで対応できずに後方に下がりいいところがなかった。

10着 5番 ペルシアンナイト 牡 7 幸英明 57 2.04.2 38.4

後方追走のまま見どころなし。

11着 9番 クレッシェンドラヴ 牡 7 内田博幸 57 2.04.7 39.3

中団インを追走したが、直線でまるで伸びなかった。

12着 6番 ワグネリアン 牡 6 吉田隼人 57 2.05.2 39.9

3番手を追走。流れに乗って追走していたが、3角過ぎに早々と一杯に。そこからは後退する一方だった。

13着 11番 ハッピーグリン 牡 6 団野大成 57 2.11.9 45.6

2番手追走していたが、3角からついていけず大差負け。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

2021 ダービー卿チャレンジトロフィー G3 レース回顧

スマイルカナの意外な大敗が印象的なレースだった。今までしっかり好走することが多く馬券の信頼度は高い馬だったものの、今回のレースぶりから今後信頼できなくなってしまいとても残念な結果だった。それにしても今年の4歳世代は能力把握が難しい。

1.レース結果の基礎データ


2021年 4月 3日(土) 3回中山3日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第53回ダービー卿チャレンジT
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1600m 16頭立

馬場差 -0.7 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク C

2021040601

やや速い流れで、最後まで減速の少ない平均ペースだった。
また、外差しの効く馬場になっていたようだ。

2.完全タイム差検証

2021040602

やや過大評価で0.7秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 9番 テルツェット 牝 4 M.デム 53 1.32.6 34.7

スタートは今一つで、軽く促して中団追走。残り500mを過ぎたあたりで大外から進出し、その勢いのまま直線でも伸び続けゴール前では1頭抜け出す形になり1着になった。
大外を通った正攻法の差し切り勝ちなので、強いと考えてよさそう。過去3連勝すべて上り最速だったように、瞬発力が武器になる馬で、コーナーでの加速、加速の反応のよさもよいので、好走できるレースの幅は広そうだ。

2着 11番 カテドラル 牡 5 田辺裕信 56 1.32.8 34.2

後方追走。後方追走。4角で外から進出を開始し、直線入口ではテルツェットの少し後ろの位置にいたがそこかだしっかり伸びて2着を確保した。
以前はエンジンのかかりが遅いこともあったが、4角からしっかり加速できて中山コースに対応できた。今期は調子がよさそうで、差しが決まる馬場、展開になれば今後も活躍できそう。

3着 2番 ボンセルヴィーソ 牡 7 木幡巧也 55 1.32.8 35.3

スタートは一番早く一旦先頭に立つもペースが速いので5番手に控える。4角でややインを回り勢いをつけるとジワジワのびて3着を確保した。
しっかりと末脚を発揮し、前残りで好走できたというわけではないので力がある。戦績を見ると中山で木幡巧也騎手が乗った時は好走することが多いので、今後もこの組み合わせの時は警戒が必要そうだ。

4着 10番 マイスタイル 牡 7 横山和生 57 1.33.0 35.9

先手を奪い速いペースで逃げて、残り100mくらいまでは粘っていたが、上位勢にはあっさり交わされた。それでもしっかり粘り4着を確保。
1年間の休養明けだったが、休養前はひどい成績が続いていて、かなり久々にこの馬らしい先行力と粘りが見られたので、休養中に何らかの立て直しが行われそれが成功したようだ。この走りならば前残りが適うレースで好走する可能性は十分ある。

5着 14番 アトミックフォース 牡 5 武藤雅 55 1.33.2 35.4

中団を追走。残り600mを過ぎたあたりから早めに外から進出を開始するも4角の終わりの反応が今一つで外にいたテルツェットに交わされる形になる。そこからジワジワと伸びて5着になった。加速の反応はよいもののコーナーの加速は今一つのようで、トップスピードも速くなく、メンバーがかなり弱くないと3着以内に入るのは難しそう。


6着 13番 トーラスジェミニ 牡 5 原優介 57 1.33.3 36.0

2番手追走から直線ではやや伸びを欠いた。
スローで逃げたときだけ好走できる馬だったが、2番手追走でもそこそこやれることを示した。これならば前残りが適う展開で好走できる可能性はありそう。

7着 5番 ブラックムーン 牡 9 吉田豊 55 1.33.3 35.0

後方追走。4角の加速はなく直線入口でも後方。そこから伸びては来ていた。末脚は堅実ながら最後の直線でしか伸びないので、相当展開に恵まれないと好走は難しい。

8着 12番 メイショウチタン 牡 4 津村明秀 54 1.33.4 36.0

外の3番手を追走するが直線では伸びを欠いた。1600mは少し長いのかもしれない。


9着 8番 ショウナンライズ 牡 8 内田博幸 54 1.33.6 35.8

中団追走から特に見どころはなかった。

10着 7番 ベステンダンク 牡 9 北村宏司 56 1.33.7 36.0

中団追走するも4角の加速に対応できず、直線入口では後方になり、最後は少しだけ伸びてはいた。

11着 15番 エメラルファイト 牡 5 丹内祐次 55 1.33.7 34.5

後方追走から4角でも後方のままで最後は少しだけ伸びてはいた。

12着 3番 ソーグリッタリング 牡 7 川田将雅 57 1.33.8 36.1

インで中団を追走したが、直線では伸びを欠いた。かなり調子が悪いようで成績が悪い状態が続いている。

13着 4番 ルフトシュトローム 牡 4 ルメール 56 1.33.9 36.0

インの中団追走し最後までインでうまく立ち回ったが全く伸びなかった。古馬とのレースで好走実績がないのでこの程度の走りでも不思議はなく、明らかに過剰人気だった。

14着 1番 スマイルカナ 牝 4 柴田大知 55 1.34.2 36.8

インの3,4番手を追走するも直線では全く伸びなかった。まるでらしさが見られず、敗因がはっきりせず、精神面の問題の可能性もあるので当面は疑ってかかったほうがよいかもしない。


15着 6番 レイエンダ 牡 6 丸山元気 57 1.54.9 50.1

全くスピードがつかず離れた後方に位置して、レースにならなかった。

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

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