« 2021 阪神牝馬ステークス G3 レース回顧 | トップページ | 2021 アーリントンC G3 レース回顧 »

2021年4月14日 (水)

2021 桜花賞 G1 レース回顧

阪神JFの1,2着馬がそのまま1,2着になる結果となった。近年若駒の仕上がりが早くなっているのでこの傾向はしばらく続くのかもしれない。

1.レース結果の基礎データ

2021年 4月11日(日) 2回阪神6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第81回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝 1600m・外 18頭立


馬場差 -2.2 完全タイム差 -0.9
タイムランク A メンバーランク B

2021041305

やや速い平均ペース。高速馬場で緩急の少ないペースだったので時計が出やすいレースとなった。そのためレコード決着といってもそう特筆すべきでもないと思う。

 

2.完全タイム差検証

2021041306

明らかに過大評価。1.3秒ほどは低く見た方がよい。それでも、ややレベルは高い。あと、表の前走クラス列のレース名を見ると、見事に前走のレースと着順の関係が一致していて今年の前哨戦のレベルがはっきりわかる興味深い結果となっている。

3.各馬の分析

1着 4番 ソダシ 牝 3 吉田隼人 55 1.31.1 33.8

好スタートからインの好位のポジションを楽にとる。インぴったりをまわり、直線に入って少し外に出すとしっかり伸びて残り200mで先頭に立ち、そこから突き放すことはできなかったものの危なげのない勝利だった。
毎度好位で立ち回りのよさを発揮してきたが今回もしっかり上手く立ち回れた。高速馬場への対応もアルテミスSで実証済だった。今回立ち回りの良さに恵まれたように見えるものの、阪神JFでは接戦での勝負根性も見せているので、オークスでも好走の可能性は高い。血統的で古馬になっても活躍できそうなので、白毛のアイドルホースとして競馬人気を盛り上げてほしい。


2着 18番 サトノレイナス 牝 3 ルメール 55 1.31.1 32.9

スタートは遅く、大外からインに切れ込んでいくうちに位置取りは後方になってしまう。後方でじっくり脚を貯めていたが、直線入口では絶望的に後方な位置だったが、そこからジワジワ伸び続け、特にL1Fでは他馬を圧倒する末脚を見せて最後はソダシにきわどく迫る2着だった。
スタートが遅く二の足でそこそこのポジションにつける馬なので、大外枠はポジショニングに悪く影響したということのようだ。
末脚は非凡なのでオークスでも好走必至だが枠順に気を付けておくべきだろう。


3着 2番 ファインルージュ 牝 3 福永祐一 55 1.31.2 33.7

スタートよく、ソダシの少し後ろのインぴったりを追走。4角をじっくり回り、直線ではソダシを目標にするかのように追い上げる。残り200mの少し前あたりからソダシには少し離されてしまうが、最後までよく伸びていて最後はソダシの少し後ろまで迫った。
立ち回りよく、最後までしっかり伸びる走りはこのメンバーでは実力上位ではあるが、上位2頭とは現時点での力差を感じさせる内容だった。

4着 5番 アカイトリノムスメ 牝 3 横山武史 55 1.31.3 33.9

スタートよく、ソダシの少し後ろで、ファインルージュの少し外の同じようは位置を追走。4角で気合をつけて少し外を回り、直線ではファインルージュと同じように伸びてきたが、ファインルージュとは少しだけ勢いが劣った。
ファインルージュとは内外の差はあったものの、直線でのトップスピードの能力は少しだけ劣った感はあった。

5着 10番 アールドヴィーヴル 牝 3 M.デム 55 1.31.8 34.1

中団のやや外を追走。直線外からよく追い込んではいるものの、上位勢とははっきり脚色が劣った。

6着 7番 ククナ 牝 3 藤岡佑介 55 1.31.8 33.2

最後方を追走。4角では外を回りすぎないように回るも、直線入口ではまだかなり後方でそこからよく伸びているものの、上位勢とははっきり脚色が劣った。
高速馬場でしっかり瞬発力を発揮したが、ここではやや能力が劣った。

7着 6番 ストゥーティ 牝 3 岩田康誠 55 1.31.9 34.9

スタート速く難なく先頭につける。3角でメイケイエールが前に来ても自身のペースを維持ししっかり折り合う。直線に入って早めの抜け出しを図るが、ソダシにはあっさり交わされるが、しっかり粘って7着を確保。
前につけて最後はかなり粘れる馬で、勝ち切るイメージはないが、堅実で好走できるレースの幅は広そう。

8着 9番 エンスージアズム 牝 3 岩田望来 55 1.32.0 34.3

中団でアールドヴィーヴルのやや内で同じような位置を追走。4角は外を回りすぎないようにそつなく回る器用さを見せたものの、直線の伸びは今一つだった。
器用さはあるが、瞬発力勝負ではやや足りない。

9着 17番 ホウオウイクセル 牝 3 丸田恭介 55 1.32.5 34.2

スタート遅く後方からになる。4角の手ごたえ悪く直線入口は大外のかなり後方となり、そこから伸びてはいるが大した伸び脚ではなかった。
ペースが速いと追走力がよくなく、高速馬場では瞬発力に劣るので、前走はソフトな馬場でスローペースであったことに恵まれたと考えよさそう。ここでは出番はなかった。

10着 14番 ミニーアイル 牝 3 藤岡康太 55 1.32.5 34.6

後方追走。4角で外を回りすぎないように回って、直線はやや内を伸びてくるも大した伸びではなかった。上がり33秒台が必要になる瞬発力勝負には対応できないようだ。


11着 11番 ジネストラ 牝 3 北村宏司 55 1.32.6 35.4

先行して、ソダシの少し外の前を追走していたが、直線で伸びを欠いた。伸びは欠いたもののよく粘れてはいるので、ここでは能力不足であったものの弱いわけではない。

12着 1番 ストライプ 牝 3 田辺裕信 55 1.32.6 34.6

スタートはよかったが、速い流れについていけず、インの後方追走となる。直線に入って伸びてきてはいたが、大した伸び脚ではなかった。
過去の好走はスローペース戦であり、速い流れには対応できないことを示した。

13着 13番 エリザベスタワー 牝 3 川田将雅 55 1.32.6 34.7

中団のやや後ろの外を追走。直線に入ってまるで伸び脚が足りなかった。
高速馬場、速い流れともに対応力が低いようだ。好走できるレースの幅は狭そう。

14着 3番 ブルーバード 牝 3 柴田大知 55 1.32.9 35.0

中団でインぴったりを回ったが、最後の末脚は大したことなかった。

15着 16番 ソングライン 牝 3 池添謙一 55 1.33.1 35.0

序盤外からポジションを取っていこうとするときに、張られてしまい気持ちが切れてしまったとのこと。今回は能力以下の走りとなったのは間違いないものの、多頭数では脆さを見せる可能性があることを覚えておきたい。


16着 15番 シゲルピンクルビー 牝 3 和田竜二 55 1.33.5 36.0

中団外を追走するが直線ではまるで伸びなかった。
瞬発力勝負は向かない。

17着 12番 ヨカヨカ 牝 3 幸英明 55 1.34.0 36.7

中団外のやや前を追走するも直線ではまるで伸びなかった。
瞬発力勝負は向かない。

18着 8番 メイケイエール 牝 3 横山典弘 55 1.34.0 37.2

スタート遅く後方になるも、激しく頭を左右に振り前に行きたがる。3角で外から馬の行く気に任せて一気に先頭に立つが、直線に入ってすぐ止まってしまった。
陣営の戦前のコメントから、今回は一切抑えずに馬のやりたいように走らせることはわかっていたが、馬任せではレースに勝てないことがよくわかる結果となった。
スタートが速くないくせに先頭に立ちたがるのだから、相当子供っぽくわがままな馬であることは間違いない。あと、今回騎手は鞭を全く入れていなかったのだが、鞭が効かない馬なのかもしれない。とにかく気難しい馬で馬券の軸にはしないほうが賢明。

 

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

 

« 2021 阪神牝馬ステークス G3 レース回顧 | トップページ | 2021 アーリントンC G3 レース回顧 »

競馬」カテゴリの記事

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2021 阪神牝馬ステークス G3 レース回顧 | トップページ | 2021 アーリントンC G3 レース回顧 »

2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

オススメ商品

無料ブログはココログ