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2021年6月29日 (火)

2021 宝塚記念 G1 レース回顧

終わってみればクロノジェネシスが貫録を示すレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 6月27日(日) 3回阪神4日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第62回宝塚記念
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2200m・内 13頭立


馬場差 -1.3 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク C

2021062901

L4Fからペースアップが始まる、前につけた馬にとってはやや持久力が問われる勝負となった。


2.完全タイム差検証

2021062902

ほぼ妥当な完全タイム差。G1トップレベルの馬の能力が+0.2秒の完全タイムとなっているのが今の標準レベルと考えるべきということを示している。

3.各馬の分析

1着 7番 クロノジェネシス 牝 5 ルメール 56 2.10.9 34.4

スタートは速くないが、最初の直線で楽にインに切れ込み、先頭とさほど差のないややインの4,5番手を追走する。4角は外を回りすぎないようにじっくり回り直線に入って追い出すとグングン伸びて残り200mを過ぎたところで前の2頭を交わすとそこからは差を広げる圧勝だった。
今までは序盤はやや後方にいることが多かったこの馬が、序盤で前目につけて、4角でも脚を貯めれる余裕のある位置につけれれば圧勝するのは当然なところ。ルメール騎手騎乗で鬼に金棒状態だったようだ。このメンバーの中で1頭だけ力が違った勝利だった。

2着 1番 ユニコーンライオン 牡 5 坂井瑠星 58 2.11.3 35.1

楽に先頭に立ち、後続とあまり差のない形で逃げていたが、残り8000mあたりからややペースアップして、後続を引き離そうとするものの、後続もしっかりついてきていてあまり差はできず、4角終わりではレイパパレがすぐ横まで進出してきてそこから長いたたき合いになる。後ろから来たクロノジェネシスにはあっさり交わされるものの、最後はレイパパレに競り勝っての2着だった。
真っ向勝負でレイパパレを競り落としたのだから、レイパパレより強かったとの評価でよい。今年5月から急成長した実績は本物だった。チークピーシズ着用の効果により気を抜かずに走れるようになったのが大きかったかもしれない。今季4戦目でのパフォーマンスアップなので連戦できるタフさもある。年齢的にこの調子が次シーズンにも持続できるかは未知数ながら、持続できれば好走する機会は多くなりそうだ。

3着 2番 レイパパレ 牝 4 川田将雅 56 2.11.4 35.0

2番手を追走。早めのペースアップにしっかり対応して、直線の途中で楽にユニコーンライオンを交わすかに見えたものの、最後は競り負けての3着。
今まで前目につけながらも、上り3ハロンタイムの順番が3番目以内のレースをしてきたが、今回は上り3ハロンタイムの順番が4番目になった。早めのペースアップからの持久力勝負が少し堪えた形のようだ。それでも大阪杯のときとほぼ同等の真完全タイム差で走っており、これがこの馬の実力レベルと考えてよさそう。そう考えるとやはり昨年の3冠馬2頭は古馬G1では少し能力が劣るということになる。

4着 10番 カレンブーケドール 牝 5 戸崎圭太 56 2.11.7 35.2

クロノジェネシスの少し後ろの外を追走。早めのペースアップにしっかり反応したものの、やや外を回ったので前にいた馬との差は詰まらず、直線に入ってクロノジェネシスほどの伸びはなかったものの、よく伸びて4着になった。
この馬としてはやや後ろのポジションになってしまったのが痛かった。クロノジェネシスの後ろのポジションになってしまっては勝ち目はなかった。前目のポジションにつけてひと足使う馬ながら、序盤いい位置につけれるかどうかは相手次第の馬なので、能力が高くても信頼度はあまり高くない。

5着 13番 キセキ 牡 7 福永祐一 58 2.12.1 35.7

スタートは遅かったものの、最初の直線で外から4番目の位置につける。以前あった暴走気味にかかるようなことはなくしっかり折り合っていた。早めのペースアップにしっかり対応して、直線入口では3番手の位置につけたものの、そこからは伸びず。それでも後続には交わさせずの5着だった。
前目のポジションからそこそこの末脚を使えているものの、現時点ではこの程度がこの馬の実力と考えてよさそうだ。

6着 12番 ミスマンマミーア 牝 6 岩田望来 56 2.12.2 34.9

後方追走。直線入口でも外の後方の位置ながらそこからしっかり伸びた。
末脚は堅実に発揮するものの位置取りが後方すぎるは今回も同じだった。

7着 8番 カデナ 牡 7 浜中俊 58 2.12.2 34.9

最後方追走。4角で早めの進出を試みるも直線入口でもまだ後方。そこから伸びてきてはいた。
末脚は堅実ながら、好走できるときはインを突くときなので外からの追い込みではここまで。

8着 11番 モズベッロ 牡 5 池添謙一 58 2.12.2 35.7

中団のやや後ろを追走。4角のペースアップ時にはカレンブーケドールのすぐ後ろの外の位置までポジションを上げたが、そこからの伸びは今一つだった。
この馬が差して好走するのはL1Fが12秒台まで減速するレースが多いので、今回のペースはこの馬向きにならなかったということのようだ。好走できるレースの幅は狭い馬。

9着 9番 アリストテレス 牡 4 武豊 58 2.12.4 35.7

中団追走。4角では外を回りすぎないように走り少し距離得を得たが、直線ではさほど伸びなかった。
実力的にこの程度の馬ということのようだ。

10着 4番 ワイプティアーズ 牡 6 和田竜二 58 2.12.8 36.3

中団インを追走。最後の直線までずっとインを走ったものの、最後はさほど伸びず。オープン特別でも苦戦しているうまなので、当然の結果。


11着 3番 メロディーレーン 牝 5 幸英明 56 2.12.8 35.7

見どころなし。ここでは能力不足。

12着 5番 アドマイヤアルバ セ 6 酒井学 58 2.13.4 36.1

見どころなし。ここでは能力不足。

13着 6番 シロニイ 牡 7 松若風馬 58 2.13.6 36.7

見どころなし。ここでは能力不足。

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

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