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2021年6月 2日 (水)

2021 日本ダービー G1 レース回顧

エフフォーリアが3連複の軸馬にふさわしい実力があることは容易にわかるレースながら、その他の馬の能力比較が難しいレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 5月30日(日) 2回東京12日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第88回東京優駿
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2400m 17頭立


馬場差 -2.6 完全タイム差 -0.6
タイムランク B メンバーランク B

20210603

前半はスローペースだったが、早めのペースアップが始まる展開になった。サトノレイナスあたりは早めに脚を使わされる展開に翻弄される形になり、シャフリヤールは最後にひと足使ったことがハマるレースとなった。

 

2.完全タイム差検証

20210604

過大評価しすぎ、0.8秒ほど低く見た方がよい。

3.各馬の分析

1着 10番 シャフリヤール 牡 3 福永祐一 57 2.22.5 33.4

中団追走。4角ではやや外を回り、直線に入ってすぐはややもたついていたように見えたが、坂を上がってから鋭い伸び脚を見せて、ゴール前ギリギリでエフフォーリアを差し切って1着となった。
戦績から、末脚は特に秀でているようには見えなかったのだが、一瞬のトップスピードは非凡なものがあったということのようだ。今回は各馬早めに脚を使うレースになったので、最後にひと足使うことがハマっての1着だったように思う。ここまでハマることは今後あまり多くなさそうに思え、ダービー馬とはいえあまり軸に向かなそう。逆にしばらくは人気を吸うありがたい存在になりそう。

2着 1番 エフフォーリア 牡 3 横山武史 57 2.22.5 33.4

中団インを追走。4角もしっかりインを回り、直線に入って少し外に出し、追い出すと先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えたが、最後は1着馬の強襲により惜しい2着となった。
ほぼ勝ちに等しい2着であり、軸馬としての安定度は抜群であることを示した。今後の活躍も期待できそう。

3着 11番 ステラヴェローチェ 牡 3 吉田隼人 57 2.22.7 33.4

後方追走。直線では外から長くいい脚を使い、ゴール前ギリギリで3着争いを制した。
長くいい脚を使えるのが強みで、皐月賞3着の実績から、ここでは力上位であることを示した。

4着 13番 グレートマジシャン 牡 3 戸崎圭太 57 2.22.7 33.6

中団追走から外を回って、直線ではよく伸びていて、3着馬とはほとんど差がなかった。

5着 16番 サトノレイナス 牝 3 ルメール 55 2.22.7 34.0

中団外を追走していたが、3角で外から後続が追い上げてきた際にスイッチが入ってしまったのか、ここからスパートしてしまい、直線で早々と先頭に立ってしまい、そこからよく伸びてはいるものの、3着争いで競り負けてしまった。
これで3戦続けて外枠が災いしているので、その点からもツキのない馬である。切れ味勝負に徹することが出来たらもう少しやれていた可能性は高い。

6着 14番 タイトルホルダー 牡 3 田辺裕信 57 2.23.1 34.3

最初の直線でうまく内に切れ込んで、先団のインのポジションをとる。ずっとインを回って最後の直線までうまく立ち回っていたが、最後は伸び負けした。
皐月賞でもそうだったが、外枠でもインに入って上手く立ち回れるレース巧者で、さすがに直線の長い東京コースでは厳しかったが、今後も前残りの展開で好走することはありそう。

7着 8番 ヨーホーレイク 牡 3 川田将雅 57 2.23.1 33.8

中団外追走。4角で馬郡が団子状態になり外を回る距離ロスで、直線入口ではかなり後方の位置になってしまい。そこから少しは伸びていたが、位置取りが後ろになってしまったのが最後まで響いた。
実力以上に負けたようにも見えるが、この馬はいつも後ろのポジションになっているのであまり立ち回りがうまくないということはいえそう。多頭数競馬では信頼できない。

8着 7番 グラティアス 牡 3 松山弘平 57 2.23.1 34.4

中団追走から向こう正面で2番手に進出。4角でインを回り、うまく立ち回ったが最後の伸びはここでは足りなかった。

9着 6番 バジオウ 牡 3 大野拓弥 57 2.23.3 34.0

インの中団を追走。4角をインぴったりに回ったものの、直線では伸びなかった。ここでは力不足は明らか。


10着 12番 ワンダフルタウン 牡 3 和田竜二 57 2.23.3 34.4

中団追走。4角のペースアップのところから騎手の手が大きく動き周囲のペースについていったが、直線では伸びなかった。
しぶとさが持ち味の馬だが、上りは34秒台がこの馬の限界のようだ。騎手もこの馬には時計が速すぎたとコメントしている。


11着 4番 レッドジェネシス 牡 3 横山典弘 57 2.23.6 33.7

離れた最後方を追走。4角はインを回って直線はインから伸びてきてはいたものの、大した末脚ではなかった。

12着 9番 ラーゴム 牡 3 浜中俊 57 2.23.7 34.5

中団追走から、最後は伸びず。高速馬場の瞬発力勝負は向かない。

13着 3番 タイムトゥヘヴン 牡 3 石橋脩 57 2.23.8 34.3

後方追走。4角で外を回り、直線外から伸びようとするもさほど伸びなかった。
末脚は大したことない馬ながら、追走に苦労しているようにも見えたので、長い距離は向かないということもありそう。

14着 2番 ヴィクティファルス 牡 3 池添謙一 57 2.24.3 35.4

前目の位置で追走していたが、直線では伸びなかった。

15着 17番 バスラットレオン 牡 3 藤岡佑介 57 2.25.4 36.8

大外枠ながら、他馬の初速が速くないので楽に先頭に立つ。ペースを落としての逃げが打てたものの3角から後続の追撃に遭い早めに馬郡に飲み込まれてしまった。

16着 5番 ディープモンスター 牡 3 武豊 57 2.25.7 36.8

後方追走から3角で早めに外から前に進出するも、直線では伸びなかった。早めのペースアップを演出した馬だったがそれだけだった。

17着 15番 アドマイヤハダル 牡 3 M.デム 57 2.26.0 37.1

後方外を追走。3角で外からディープモンスターがペースアップしたのに合わせてこの馬も上がっていったが、直線は伸びなかった。この馬の能力からすると負けすぎのように思えるが、敗因ははっきりしない。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

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