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2021年6月16日 (水)

2021 エプソムカップ G3 レース回顧

重賞としてはかなり弱いメンバーでかつ18頭立てであったため、かなり難解な一戦となった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 6月13日(日) 3回東京4日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第38回エプソムカップ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1800m 18頭立


馬場差 -1.8 完全タイム差 +1.0
タイムランク E メンバーランク C

2021061403

平均ペースながらL1Fで減速する持続力勝負となった。4角から最後の直線にかけては内を避けて外を通る馬が多く、かなり大きく横に広がる隊列となりコーナーでの距離差が大きくなるレースとなった。

 

2.完全タイム差検証

2021061404
0.3秒ほど下方修正した方がよさそう。


3.各馬の分析

1着 15番 ザダル 牡 5 石橋脩 56 1.45.1 34.4

中団やや外を追走。直線に入って外からの伸び脚がよく残り200mを過ぎたあたりで先頭に立つと、そのまま押し切って1着になった。
今回L2Fで早めに加速してL1Fで減速ラップになる中後続に抜かせずしっかり粘り切ったので、L1Fでの持続力勝負になる展開が向いているのかもしれない。次回好走できそうなレースを予想するのは難しい馬ではある。

2着 13番 サトノフラッグ 牡 4 戸崎圭太 56 1.45.2 34.3

後方追走から4角では外を回りすぎないように回り、直線入口でインに切れ込みながらポジションを上げていき、残り200mをすぎてザダルが先頭に立った位置では内にいた2頭と2着争いになったが、最後一伸びして2着になった。
この馬の戦績を見ると、距離が長かったり、道悪だったりで平均1Fラップが12秒台のレースが多かったが、今回の平均1Fラップが11.67秒だったことから、1800mで高速馬場で減速ラップのレースに適正があったということのようだ。今後この馬の好走機会を考えるには今回のレースをモデルにして予想するのがよさそうだ。

3着 7番 ファルコニア 牡 4 川田将雅 56 1.45.4 34.8

スタートやや遅く中団のやや後方の位置になる。それでもインぴったりを回ることで直線入口ではインで先頭からすぐ後ろの位置までリカバーする。そこから最後までよく粘って3着になった。
本来は先行して最後ひと足使う形の馬ながら、スタートで失敗したものの、インぴったりを回ってリカバーした川田騎手のリカバーは見事だった。また、L1Fで減速ラップになる展開で最後までしっかり粘ったのは底力があるということで、オープン初戦だったが、好走できるレースの幅は広そうだ。

4着 3番 ヴェロックス 牡 5 浜中俊 57 1.45.4 34.7

中団を通追走。4角で多くの馬が外を回る中、ややインを通ることで直線入口までにポジションを上げていく、直線ではインを突き伸びてはいるが、1,2着馬のような勢いがあり、最後ファルコニアに迫るのが精いっぱいだった。
インを上手く立ち回ったことが大きく、長く脚は使っているがダラダラとしたものので、上位進出は難しそうに見える走りで、今後も好走の機会はあまりなさそうに思える。

5着 18番 アトミックフォース 牡 5 武藤雅 56 1.45.5 35.3

2番手を追走。直線では一旦先頭に立つ場面があり、上位勢には最後交わされてしまうものの、最後まで粘れてはいた。
前目のポジションが取れてそこそこ粘れる馬なので、今後も前残りで好走することはありそう。東京や新潟でも好走したことがあるので、ペースと全体のスピードがどの程度になるかが好走の鍵となりそうだ。

6着 6番 ヒュミドール セ 5 吉田豊 56 1.45.6 34.4

中団追走したが、向こう正面では前が詰まりポジションが後方に下がってしまう。4角では一旦最後方まで下がるが、4角で多くの馬が外を回る中、ややインを通ることで直線入口までにポジションを上げていく、直線ではそこそこ伸びてはいた。
ちぐはぐな走りで能力が発揮しづらい中よく走っているように見えるものの、4角での距離得が生きていた面もあるので、評価が難しい。ただ、この馬まスローペースの時に良績が集中しているので、そもそも今回は展開が合わなかった。

7着 17番 アドマイヤビルゴ 牡 4 岩田望来 56 1.45.6 34.7

中団やや後方を追走。4角で外を回るも外を回る馬が大かったことから直線入口では馬が詰まり追い辛い感じになり馬郡がばらけたL1Fでがよく伸びていた。
外を回る距離ロスがあったことから能力以下の着順になっている可能性がある。この馬オープンになってからの戦績が少ないので、G3戦ならば好走できそうな可能性を残している。

8着 10番 ワンダープチュック 牡 7 田辺裕信 56 1.45.7 34.5

後方追走から直線大外から少しは伸びてはいた。外を回る距離ロスがあっての8着なので、オープン特別ならば好走の可能性はありそう。

9着 9番 ヤシャマル 牡 4 木幡巧也 56 1.45.8 35.3

外の3番手を追走していたが、4角で外を回る距離ロスから直線入口では少しポジションが下がってしまう。そこから巻き返すことはできなかった。
オープン初戦であったが、戦績からもっと緩いペースにならないとダメそう。

10着 8番 アルジャンナ 牡 4 ルメール 56 1.46.4 36.0

5,6番手を追走するも、最後は伸びず。
前走はハイペースで後方位置を追走していて、前々走はスローペースで先団追走して末脚が発揮できたので、今回は平均ペースで前目を追走したことで末脚が削がれたと考えてよさそう。好走できるレースの幅が狭いと考えた方がよいのかもしれない。

11着 2番 マイラプソディ 牡 4 武豊 56 1.46.5 35.8

中団追走。4角では多くの馬が外を回る中目ざとくインをついたが、直線では伸びなかった。
ここでは能力不足は明らか、加えてもっと緩いペースにならないとだめそうだ。

12着 14番 ガロアクリーク 牡 4 野中悠太 56 1.46.5 35.8

中団追走するも、直線では伸びなかった。戦績からこの馬はもっと時計のかかる馬場、展開でいとだめそう。

13着 1番 プレシャスブルー 牡 7 柴田善臣 56 1.46.6 35.4

後方追走から直線では大外を突くも最後は伸びなかった。ここでは末脚が足りない。

14着 16番 シュリ 牡 5 M.デム 57 1.46.7 35.8

スタートで躓き後方からになる。それでもリカバリーしようとして、向こう正面で大外から5番手の位置まで上る。しかし3,4角では馬郡の隊列が外に広がる形になってしまったので、大きく外を回される距離損があり直線入口では後方の位置になってしまい。そこから伸びることはなかった。
前目のポジションにつけて好走する馬なので、まったくいいところがなかった。ただ、今回は不運が重なりすぎなところもあるので、巻き返せる可能性は残っている。

15着 12番 ミラアイトーン 牡 7 菊沢一樹 56 1.46.7 35.6

後方追走から終始外を回る距離ロスがあり、前目につけて好走するこの馬としてはいいところがなかった。

16着 5番 エアアルマス 牡 6 三浦皇成 58 1.46.9 36.7

逃げたが直線でまるで伸びなかった。

17着 4番 セダブリランテス 牡 7 石川裕紀 56 1.47.0 36.6

インで先行したが直線では全く伸びなかった。もっと時計がかかる馬場でないと厳しいのかもしれない。

18着 11番 ニシノデイジー 牡 5 江田照男 56 1.47.0 36.6

先行したが、直線でまるで伸びず。古馬オープンでの好走は絶望的。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

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