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2021年7月

2021年7月27日 (火)

2021 アイビスサマーダッシュ G3 レース回顧

内枠不利がはっきりしているコース設定なので、能力的に劣る最内枠の馬が内埒を活かして3着に粘るといった結果を予想するのは極めて困難なレースだった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 7月25日(日) 3回新潟2日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第21回アイビスサマーダッシュ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1000m・直線 17頭立


馬場差 -0.9 完全タイム差 +1.0
タイムランク E メンバーランク D


LAP :11.7-10.2-10.5-10.7-11.1
通過:32.4-43.1-54.2 上り:54.2-42.5-32.3 平均:1F:10.84 / 3F:32.52

馬郡が横に広がり縦にはあまり差がない隊列になったので、序盤は緩いペースだったということ。こうなると前目につけた馬が有利になる展開だった。

2.完全タイム差検証

2021072701


ほぼ妥当な完全タイム差に思える。

3.各馬の分析

1着 14番 オールアットワンス 牝 3 石川裕紀 51 0.54.2 32.0

スタートはそう速いわけではなかったが好枠を活かしてすぐに外埒の先団グループの好位につける。少しづつポジションを上げていき、残り500mでほぼ先頭に立ち、そこからは後続と少しづつ差を広げていく完勝だった。
前半がさほど速いペースではなかったので、前目につけてひと足使うタイプのこの馬にとって絶好の展開となった。加えて斤量51キロ、好枠とこの馬が恵まれる条件が揃っての好走だった。

2着 12番 ライオンボス 牡 6 鮫島克駿 57 0.54.3 32.4

好スタートから楽に先頭に立つ。残り500mで勝ち馬に交わされてからも勝ち馬と差はあったものの自身もしっかり伸びての2着だった。
直線1000mの序盤の速さはまだまだ健在。前走の敗退は斤量58キロと力のいる馬場で後半厳しかったということなのだろう。

3着 1番 バカラクイーン 牝 5 菅原明良 54 0.54.5 32.4

1頭だけ内埒沿いを走り、前半から前目の位置につけ、そのまま一本調子の走りで3着になった。
内埒沿いを走ったのは陣営からの指示だったとのこと。開幕週で内の馬場も外と大差ないからとの判断だったようだ。他馬と競らず1頭だけでしっかり走らせるには馬の性格も重要になってくるので、どの馬でも同様の作戦が取れるとは限らない。まだ2勝クラスの馬ながら1000m線ではクラスのタイム差はそう大きくないので、今回は低レベル戦だったのでたまたま通用した。こうした中、最内枠のこの馬を馬券の対象にピックアップするのは極めて難しかった。

4着 9番 トキメキ 牝 4 田辺裕信 54 0.54.9 32.3

先団と差のない中団を追走。残り400mくらいから進出しようとするも伸びは大したことなく、ゴール前の一伸びでようやく4着に浮上するも、1,2着馬とははっきり差をつけられての4着。あまり見どころはなかった。

5着 4番 ジュランビル 牝 5 松若風馬 54 0.54.9 32.4

少しづつ外埒に近づきながら先団グループの一番内に取り付く、そのまま一本調子な感じでの走りで5着入着。
内枠の不利はさほどなく、あまり見どころのない走りだった。

5着 7番 グレイトゲイナー 牡 4 丸山元気 56 0.54.9 32.5

中団につけ一本調子でただなだれ込んだだけに見える走りであまり見どころはなかった。

7着 8番 タマモメイトウ 牡 5 津村明秀 56 0.55.0 32.2

スタート遅く外埒沿いに出していくも後方になる。前が渋滞しているので残り500mを過ぎたところから内に大きく進路を変え、そこからはよく伸びてはいた。
内へ外へと大きく進路を変えるロスの大きい走りで、まっすぐ走っていたら3着はあったかもと思わせる走りだった。

8着 16番 ルドラクシャ 牝 4 斎藤新 54 0.55.2 33.0

スタートしてすぐ外埒の4番手につける。好枠を活かして前目で脚を貯めれる走りをしたものの、最後は伸びなかった。

9着 3番 ヒロイックアゲン 牝 7 荻野極 54 0.55.3 32.5

後方から外の位置につけ、最後は外から少し伸びてはいた。外に出すまでのロスが大きく、無駄の大きい走りだった。

10着 10番 アルミューテン 牝 7 柴田大知 54 0.55.4 33.2

先団グループにつけていたが、最後の伸びを欠いた。スピードはあるものの、末脚がない。

11着 13番 ビリーバー 牝 6 杉原誠人 54 0.55.5 33.0

好枠ながらポジションとれず後方になりそのまま何もできず終わる。序盤のスピードが圧倒的に足りない。

12着 6番 モントライゼ 牡 3 川田将雅 53 0.55.5 33.3

不利な枠ながら序盤で4番手の位置につけたが、最後は伸びず。
暑さが堪えていたようなので、不利な枠ということもあり自身の能力以下の走りだった可能性は高い。

13着 15番 セピアノーツ 牝 3 藤田菜七 51 0.55.7 33.3

特に見どころなし。


14着 2番 モメチョッタ 牝 5 城戸義政 54 0.55.7 32.6

特に見どころなし。

15着 11番 ロードエース 牡 6 松山弘平 56 0.56.2 34.2

ライオンボスのすぐ内の少し後ろの位置につけていたが、残り200mからの伸びを欠いた。スピードはあるものの、末脚が足りない。


16着 5番 リッチクレマチス 牝 4 原優介 54 0.56.2 33.7

特に見どころなし。

出走取消 17番 ロジクライ 牡 8 藤岡康太 57

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

2021年7月21日 (水)

2021 函館記念 レース回顧

このレース、トーセンスーリヤを軸に相手本線にアイスバブル 、さらにディアマンミノル、ハナズレジェンド、押さえにカフェファラオを相手に選んで馬券を買っていた。僕は今回のオッズマスターグランプリに参戦していて、最終週だったとこもあり、全レース、全券種の馬券を買っていたものの、思ったように高配当が得られずあやうく資金がパンク思想で諦めかけていたところにこのレースで、単勝、複勝、馬連、馬単、3連複、3連単と幅広く的中させることができた。諦めかけていたところでの的中ということと、後述するように、このブログの敗因分析記事と真完全タイム差の活用によって得られた20万馬券的中なので、僕にとって今年もっとも印象深い馬券的中となった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 7月18日(日) 1回函館6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第57回農林水産省賞典函館記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭立


馬場差 -0.3 完全タイム差 -0.1
タイムランク C メンバーランク D

2021071905


序盤前の2頭がやりあったため速くなっているが、全体的には緩急の少ない平均ペースとなった。

 

2.完全タイム差検証

2021071906

かなりの過大評価で、1.3秒ほど低く見るべき。なお、前走の完全タイム差とクラス差を加味して補正した値を各馬比べてみると、前走の値がよい馬が上位に進出していることがわかると思う。ここまで顕著な例はそう多くないものの、過去の記事のこの表を見てもらえばわかるように、前走完全タイム差の値がよい馬は好走することが多く、これは馬券作戦にかなり有効であることがわかったので、これは近々記事にしようと思っている。

3.各馬の分析

1着 8番 トーセンスーリヤ 牡 6 横山和生 56 1.58.7 35.5

前でやりあう2頭から少し離れての3番手を追走。4角の終わりで早々と先頭に立つとそのまま後続を寄せ付けず1着になった。
重賞では成績は今一つながら先行してかなりのしぶとさを見せていた馬なので、前2頭から離れた3番手で折り合っていた時点で、この馬向きの展開になり上位入選を確信してレースを見ることが出来た。真完全タイム差的にも実力上位の存在であり、2番人気は極めて順当な評価だった。

2着 4番 アイスバブル 牡 6 水口優也 55 1.59.2 35.1

後方インを追走。しかし、勝ち馬のトーセンスーリヤの位置からはさほど離されていない。4角で少しだけ外に出し勢いをつけると直線入口では馬郡の真ん中で先頭から5,6馬身程度の位置になる。そこから伸びる脚色は周囲の馬とさほど変わらないように見えたものの、残り100mくらいのところから一伸びしてギリギリ2着になった。
前走意図的に後方に位置して、これまで以上の末脚を繰り出していたので、僕はこのブログ記事で「悪くない走りだったので、どこかで好走の機会はあるかもしれない。」と書いていて、その上今回のメンバーでは真完全タイム差の値が上位なので、僕にとってこの馬をピックアップするのは容易だった。地道に敗因分析を続けているといつかいいことがあるというのを実感させてくれた結果となった。

3着 15番 バイオスパーク 牡 6 池添謙一 57 1.59.2 35.8

トーセンスーリヤのすこし後ろの4.5番手を追走。4角のスパートからしっかりトーセンスーリヤについていき、トーセンスーリヤには少し離されているものの後続馬のなかでは少し前に抜けた状態をキープし続けたが、最後にギリギリアイスバブルに交わされた。
このブログ記事での僕のこの馬の評価は「コーナー4つの小回りでインを効率よく走れないと好走できない馬。」としていたので、今回のコースと、この馬で重賞勝ち経験のある池添騎手が乗ることから、僕にとってこの馬をピックアップするのは容易だった。

4着 11番 ディアマンミノル 牡 4 泉谷楓真 54 1.59.2 35.1

後方外を追走。4角で大外を回り進出し、最後外から目立つ脚でしっかり伸びてきたが4着まで。
外を回りすぎで、アイスバブルよりむしろこの馬の末脚が上に見えた。この馬はコーナー4つのレースで速い上り3ハロンタイムを繰り出していることが多く、このメンバーでも末脚は上位の存在だった。今後も注目が必要。

5着 9番 サトノエルドール 牡 5 亀田温心 56 1.59.2 35.6

中団追走。4角の加速良くバイオスパークのすぐ外の横の位置まで進出し、ゴール直前までバイオスパークと2,3着争いをしていたが、ゴール直前で末脚の優れた馬に交わされた。
巴賞の好走馬のこのレースの成績がよくないので、つい軽視してしまったが、4角の立ち回りがよくこのメンバーでも上位進出が叶う実力を持っていた。最後ギリギリで甘くなる傾向がある馬のようだが、今後も小回りコースでは侮れない存在。

6着 5番 ジェットモーション セ 5 横山武史 54 1.59.2 35.3

中団やや後ろのインを追走。4角を外を回りすぎないように回り、直線で外に出してよく伸びてきた。
2着馬以降とはあまり差のない6着なのだが、末脚が重賞ではややスケール不足の印象。

7着 3番 ワールドウインズ セ 4 武豊 56 1.59.3 36.0

バイオスパークのインで同じような位置の4.5番手を追走。4角でバイオスパークがスパートした際にはインをじっくり回りここでバイオスパークと少し差ができる。ここで脚を貯め直線で進出を図ったようだが、速い末脚は繰り出せなかった。
戦績からオープンでさほど速い末脚を繰り出せていないので、このメンバーではこの程度の存在ということだと思う。下級クラスで好走を続けていたせいか過剰人気を集めやすい傾向の馬のようだ。


8着 10番 マイネルウィルトス 牡 5 丹内祐次 56 1.59.3 35.7

中団やや外を追走。4角もやや外を回り、直線でも伸びてはいるものの、伸び脚は足りなかった。
実は前走の真完全タイム差はこの馬の値がダントツでよかったのだが、レース映像をみればわかるように超極悪馬場で、他馬が脚を取られ全然進まない中この馬だけスイスイと走っている超特殊なレースで、前走だけ真完全タイム差が突出しているので、これは除外して考えるのが正解だった。普通の馬場ならばこの程度の存在。


9着 1番 カフェファラオ 牡 4 ルメール 58.5 1.59.4 35.8

インの中団を追走。4角もインぴったりを回り、最後も一応インから伸びてはいるが、上位勢を脅かすほどの脚色ではなかった。
ダートG1馬がローカル芝重賞に参戦と珍しいパターンだったが、今年のフェブラリーSがレベルが高くなかったこと、地方競馬参戦で勝ててないこと、種牡馬の芝実績が乏しいことから、勝算ありの積極的な参戦ではないことは容易に想像できるので、今回は一応馬券で薄めに抑えるというスタンスが正解だったと思う。ここに参戦したのはこの馬のダート戦線への自信がないと考えることもでき、今後はダート戦でも苦戦するかもしれない。


10着 2番 ハナズレジェンド 牡 8 藤岡佑介 55 1.59.5 35.6

中団インのやや後方を追走。4角でインを回る距離得から、直線入口では勝負圏内の位置まで進出できたが、そこからの伸びが足りなかった。
後方待機から上り最速を繰り出すことが多い馬だったので、今回の立ち回りではもっと末脚が繰り出せても良いように思えるのだが、上り最速はオープン特別までしか実績がなく、8歳ながら中央では今回が重賞初挑戦だったので、重賞では少し末脚が足りないとの評価でよいのかもしれない。

11着 7番 ドゥオーモ 牡 8 勝浦正樹 53 1.59.8 35.4

後方追走から直線入口でも後方。そこから伸び脚は大したことなかった。
近走は明らかに良い頃の出来になく、年齢からもう好走は難しそう。

12着 6番 タイセイトレイル 牡 6 菱田裕二 55 1.59.8 35.9

後方追走から特に見どころなく終わる。

13着 13番 ワセダインブルー 牡 6 大野拓弥 54 2.00.2 35.8

後方追走から特に見どころなく終わる。

14着 14番 マイネルファンロン 牡 6 秋山稔樹 55 2.00.6 37.9

先手を取ろうと出していくが取れず。終始先頭のレッドジェニアルとやりあう形になり、最後の直線まで脚を残すことができなかった。

15着 16番 レッドジェニアル 牡 5 坂井瑠星 57 2.01.8 39.1

外から出していき先頭を奪うもマイネルファンロンと競り合いになり、4角で早々と脱落した。

16着 12番 アドマイヤジャスタ 牡 5 吉田隼人 56 2.01.8 38.1

中団追走するも4角でズルズル後退した。去年のこのレースの好走はやはりこの馬にとっての好条件が奇跡的に重なったということなのだろう。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

2021 中京記念 G3 レース回顧

上り馬のロータスランドの扱いをどうするかがポイントのレースで、それ以外は順当に実力のある馬が好走する結果となった。下級クラスを連勝してきた上り馬はどこかで壁にぶつかることが多く、それがどのレベルなのかを考えるのが重要だという教訓を得た。

1.レース結果の基礎データ

2021年 7月18日(日) 3回小倉6日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第69回トヨタ賞中京記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1800m 12頭立


馬場差 -1.1 完全タイム差 +1.8
タイムランク E メンバーランク D

2021071903

後半早めにペースアップが始まる展開になったが、最後までスピードが持続しているの持続力勝負というわけではなかった。

 

2.完全タイム差検証

2021070504_20210721070901

前半ペースが遅かったせいかかなりの過小評価になっている。0.5秒ほど上に見た方がよい。

3.各馬の分析

1着 3番 アンドラステ 牝 5 川田将雅 54 1.46.2 34.3

スタートよくインの4番手の位置を楽に確保。4角のはじめはじっくり回り、4角の終わりあたりで追い出すと、インの距離得もあって、直線に入ってすぐ先頭に立つ。そのまま後続を振り切って1着となった。
上りがあまり速くない馬なので、インでうまく立ち回れたことが大きい。川田騎手の好騎乗によるところが大きい勝利だった。

2着 8番 カテドラル 牡 5 福永祐一 56 1.46.3 33.7

後方追走。4角で大外から勢いをつけて上がってくるもかなり外を回る距離ロスがあった。それでも外からグングンのびて2着を確保。
戦績から末脚は確かな馬であり、今回のメンバーでは瞬発力上位であることを示した。以前は末脚は確かでもかなり後方に置かれすぎるレースが多かったが、前々走の中山でのレースから小回りでも4角から加速できることを示していた。近走ではG3レベルではかなり信頼度の高い馬になっている。

3着 11番 クラヴェル 牝 4 横山典弘 52 1.46.3 33.5

後方を追走。4角では外を回りすぎないように回り、4角の終わり辺りから追い出し、直線ではインが空いていることからインに切れ込み、最後はインから鋭く伸びた。
上り最速であるが、カテドラルがかなり外を回ったので、内外の差によるもの。立ち回りの良さで一瞬の切れ味がうまく活きた印象。

4着 1番 ミスニューヨーク 牝 4 加藤祥太 52 1.46.5 34.3

インの中団を追走。4角ではインから追い上げてアンドラステのすぐ後ろの位置までつけたが、最後は伸びを欠いた。
インを上手く立ち回ったが、それでも4着というのがこの馬の実力と考えてよさそう。

5着 5番 ロータスランド 牝 4 藤岡康太 54 1.46.6 34.9

先頭から少し離れた2番手を追走。4角終わりで先頭を捕らえようとするも、伸び脚が足りず。5着確保がやっとだった。
下級条件で2,3番手につけて最後速い末脚を使ってきた馬であったが、前走のオープン特別では3番手につけて勝ちはしたものの、上り3ハロンタイムは6番目だった。このことから、重賞では少し末脚が足りないかもしれないと考えることはできた。加えてコーナー4つのレースは初めてであり、上り馬であったが、危険な1番人気馬だった。

6着 9番 ボッケリーニ 牡 5 浜中俊 57 1.46.6 34.6

中団追走。4角でやや外を回り、直線入口ではカテドラルのすぐ内の少し後ろの位置にいたが、直線での伸び脚はカテドラルよりはっきり劣った。
今回は過去2戦に比べて前半がそう速くないので、もう少し末脚が繰り出せてよさそうにも思うのだが、よい頃の調子からは少し劣っているのかもしれない。

7着 6番 メイケイダイハード 牡 6 酒井学 55 1.46.7 34.4

中団のやや後方を追走。4角では外を回り、直線では追い上げてきているものの、上位勢を脅かす脚色ではなかった。

8着 10番 ディアンドル 牝 5 団野大成 55 1.47.0 35.5

後続を少し離した逃げが打てたが、直線に入ってすぐアンドラステに交わされるとそのまま交代した。
元々末脚がなく、上位に来れた時は、末脚のいい馬がいない組み合わせに恵まれてのものなので、納得の結果。

9着 7番 アメリカズカップ 牡 7 松若風馬 54 1.47.1 35.3

外の3番手を追走していたが、4角の終わりで早々と勢いを失った。

10着 2番 ダノンチェイサー 牡 5 岩田望来 56 1.47.2 35.1

中団を追走するも、直線では伸びず。
末脚が少し劣る馬なので、前目につけれて、色々恵まれる条件がないと上位進出は難しい。

11着 12番 アバルラータ 牝 7 西村淳也 52 1.47.4 34.6

後方追走のまま見どころなし。戦績からオープンでは全く通用しない成績となっている。

12着 4番 ドリームソルジャー 牡 7 鮫島克駿 54 1.47.6 34.8

後方追走のまま見どころなし。戦績からオープンでは全く通用しない成績となっている。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

2021 函館3歳ステークス G3 レース回顧

新馬戦の走りがよかったポメランチェが意外なほどの脆さを見せたレースだった。やはり1戦だけでその馬の実力を決めつけるべきではないということなのだろう。


1.レース結果の基礎データ

2021年 7月17日(土) 1回函館5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第53回函館2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1200m 11頭立


馬場差 -0.4 完全タイム差 +0.6
タイムランク D メンバーランク C

2021071901

やや速いペースではあるものの、札幌の前半戦のように極端に速い馬場ではないようだった。


2.完全タイム差検証

データ不足のため、検証保留とする。

3.各馬の分析

1着 11番 ナムラリコリス 牝 2 泉谷楓真 54 1.09.9 35.7

外の4番手を追走。4角で外から勢いをつけて進出し、直線入口ではもう先頭に立つ勢い。カイカノキセキがかなりしぶとかったがゴール直前で抜け出し1着になった。
過去2戦厳しい流れでも好位につけて最後ひと足使えてきた馬で、新馬戦で0.6秒差つけられたポメランチェを逆転した形となったのだが、自身の成長よりも今回ポメランチェが前走ほど走らなかったことが大きい。ここでは能力上位の存在で順当な勝利。

2着 6番 カイカノキセキ 牝 2 鮫島克駿 54 1.10.1 36.0

3番手追走から直線でしっかり伸びるも最後はナムラリコリスに競り負けた。
前走逃げて速い時計で勝って、能力の高いことを示していたが、先行してかなりしぶといところを見せた。

3着 1番 グランデ 牡 2 坂井瑠星 54 1.10.2 35.1

後方イン追走。4角もインぴったりを回り距離得を活かしてポジションを上げていく、直線でインからしっかり伸びて3着を確保した。
未勝利馬ということで全く人気がなかったのだが、他の新馬勝ちの馬との能力差はあまりなかったということのようだ。上り最速で走ったが、インを効率よく回れたことが大きい。前走は1600m戦で逃げたのだが、前走1600m以上の距離のレースを使った馬が1200mのレースで好走するのは下級条件戦ではわりとよくあることで、こうしたことを考えればこの馬が3着に入ることを予想できたかもしれない。今後も下級条件戦では距離短縮馬の好走に注意が必要との教訓を得た。

4着 3番 イチローイチロー 牡 2 池添謙一 54 1.10.3 35.8

中団を追走。直線ではやや外に出し、追い込んでくるものの、直線の最初はやや加速が鈍く見えた。が、ゴール手前でしっかり伸びてきて4着になった。
少し外を回った分もあり、3着馬に追いつけそうな雰囲気はなかった。少しズブい面もあるかもしれない。

5着 5番 カワキタレブリー 牡 2 加藤祥太 54 1.10.4 35.4

後方追走から最後の直線では外から伸びてくるものの、上位勢を脅かすような脚色ではなかった。

6着 8番 トーセンヴァンノ 牡 2 武豊 54 1.10.4 35.2

後方追走で、直線入口でも外の後方でそこから伸びるも、位置が後ろすぎるのと、末脚も上位勢を脅かすような脚色ではなかった。
1200m戦を2度使っていた未勝利馬で、ここでは実力的にもこの程度だった。

7着 4番 ポメランチェ 牝 2 藤岡佑介 54 1.10.6 36.9

スタートはさほど速くなく、二の足で一気に先頭に立つ。後続を離さない逃げで、直線に入ってすぐに後続に追いつかれてしまい、最後は苦しくなって後退してしまった。
新馬戦の鮮やかな勝利からすると意外なほどの脆い敗退だった。前走の札幌は馬場差-1.7の高速馬場だったので、高速馬場でないとダメなタイプなのかもしれない。


8着 10番 リトス 牝 2 亀田温心 54 1.10.7 36.8

好スタートから2番手追走したが、直線では伸びを欠いた。ここではやや能力が劣った。

9着 2番 フェズカズマ 牡 2 横山和生 54 1.10.9 36.2

中団やや後方を追走。直線では外からのびようとしたが、大した脚色ではなかった。

10着 9番 メリトクラシー 牝 2 ルメール 54 1.11.4 36.1

後方追走。4角でインを回るも、大した脚色ではなかった。

11着 7番 ラブミードール 牝 2 古川吉洋 54 1.12.0 37.5

中団やや後方の外追走。4角で追い上げようとするもコーナリングが下手で外を回りすぎるうちに最後方まで下がってしまい、そこからまるで伸びなかった。
地方からの参戦だったが、特に記憶する必要もない走りだった。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

2021年7月14日 (水)

2021 七夕賞 G3 レース回顧

かなり馬場が悪化する中、平均ペースの先行決着となるレースだった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 7月11日(日) 1回福島4日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第57回七夕賞
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭立


馬場差 +2.5 完全タイム差 +1.2
タイムランク E メンバーランク D

2021071303

かなり馬場が悪く、序盤がやや速く、その後は平均ペースとなる。よい末脚を繰り出す馬がいなかったので、末脚が封じられるペースになったようだ。

2.完全タイム差検証

2021071304

ほぼ妥当な完全タイム差に思える。

3.各馬の分析

1着 4番 トーラスジェミニ 牡 5 戸崎圭太 57 2.02.2 37.0

楽に2番手の位置につける。4角の終わりで早めに先頭に立ち、そのまま押し切った。
映像を見るとこの馬の末脚がしっかりしていたというよりは、後方から差してくる馬が何もいなかったような印象の結果。前走先行してG1安田記念5着の実績から先行決着ではこのメンバーでは能力上位は明らかだった。前走から戸崎騎手が乗る前は、大した騎手が乗っていないので、それ以前はこの馬本来の実力を出し切れていなかった可能性もある。


2着 2番 ロザムール 牝 5 M.デム 53 2.02.2 37.1

スタートはそう速くないものの内枠を活かして先手を主張し、先頭の位置をとる。2番手外から終始プレッシャーをかけられる厳しい展開になり、4角の終わりでトーラスジェミニに交わされてからは脱落するかに見えたが、最後までしぶとく最後は差し返そうな勢いも感じられた2着だった。
上位2頭が早めのペースで先行したことで後続の脚を封じるペースになったのかもしれない。道悪がうまいのと、厳しいペースで先行したレースでの好走実績が多いことは覚えておくべき。

3着 6番 ショウナンバルディ 牡 5 岩田康誠 55 2.02.4 36.7

インの中団を追走。4角もインを回り4角の終わりで外に出して追い上げるもややもたつくように見えたが、ゴール直前になって一伸びしてギリギリ3着を確保した。
ここ数戦の真完全タイム差から能力が高いとこはわかったいたものの、スローペース戦が多かったので厳しいペースへの対応が未知数だったが、しっかり対応できた。ただし、インで距離ロス少なく立ち回れたことが最後の一伸びにつながったので、好騎乗と展開に恵まれての3着の感はある。

4着 1番 マウントゴールド 牡 8 岩田望来 57 2.02.4 37.0

インの4番手を追走。最後までしっかり粘っていたが、最後はギリギリで差されての4着。
厳しいペースでも先手のポジションを取れれば最後までしぶといことを示した。

5着 13番 プレシャスブルー 牡 7 柴田善臣 54 2.02.5 36.6

後方追走。4角で外から追い上げ長くいい脚を使い追い込んできたが、最後のひと伸びが足りなかった。
外を回った距離ロスを考えるとよく走っているように見えた。7歳馬ではあるがまだどこかでチャンスはありそう。

6着 7番 カウディーリョ 牡 5 丸山元気 55 2.02.5 37.1

4,5番手を追走するが最後の伸びが足りなかった。


7着 15番 トラストケンシン 牡 6 吉田豊 52 2.02.6 36.4

後方追走から4角でインを回り最後インから伸びてくるが、上位勢を脅かすような脚色はなかった。
上り3ハロンタイム最速ではあるものの、多くの差し馬が外を回る中、インで距離ロスなく走ったものなので、評価できない。

8着 5番 ブラックマジック 牡 4 石橋脩 54 2.02.7 37.4

3番手追走するも直線伸びず。下のクラスでスローペースで先行して伸びていた馬なので、厳しいペースには対応できなさそう。

9着 3番 ワンダープチュック 牡 7 津村明秀 54 2.02.8 36.6

後方追走。4角でインを回り距離得があったが、それでもこの着順まで。

10着 11番 スカーフェイス 牡 5 三浦皇成 52 2.02.9 37.0

後方追走。4角では外を回り、直線最後で少しだけ伸びていたが、大した脚ではなかった。

11着 8番 アールスター 牡 6 長岡禎仁 56 2.03.0 37.1

特にみどころなし。

12着 16番 ヴァンケドミンゴ 牡 5 酒井学 56 2.03.2 37.3

後方追走から4角で外を回り直線ではさほど伸びず、まるでいいところがなかった。

13着 10番 クラージュゲリエ 牡 5 吉田隼人 56 2.03.4 38.0

6番手追走するも直線でまるで伸びず。どういうときに好走するのかこれまでの戦績からイメージするのが難しいが、好走できるレースの幅が狭い馬であることは間違いなさそうだ。

14着 9番 クレッシェンドラヴ 牡 7 内田博幸 58 2.03.6 37.9

中団やや後方追走から4角で追い上げようとするも前との差を詰めることができず。直線の伸びは大したことなかった。
福島コースで4角の加速を活かして好走してきた馬だったが、斤量58キロで好走実績がないことも響いたように思われる。

15着 14番 ワーケア 牡 4 田辺裕信 55 2.04.6 39.1

特に見どころなし。古馬オープンでの好走は難しそう。

16着 12番 ツーエムアロンソ 牡 5 野中悠太 53 2.08.0 41.7

後方のまま見どころなく終わる。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

2021 プロキオンステークス G3 レース回顧

1,2着馬は前走よりもかなりパフォーマンスアップした結果となったので、予想するのがかなり難しいレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 7月11日(日) 3回小倉4日 天候: 雨 馬場状態: 重
11R 第26回プロキオンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1700m 16頭立

2021071301
馬場差 -2.0 完全タイム差 +0.1
タイムランク C メンバーランク D

雨でかなり脚抜きがよくなり高速決着になった。

2.完全タイム差検証

2021071302

やや過大評価で0.5秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 3番 メイショウカズサ 牡 4 松山弘平 56 1.40.9 35.5

スタートはさほど速くないものの積極的に押していき、インの4,5番手のポジションを取る。向こう正面で外から上げてきた馬がいたのでややポジションが下がったように見えたが、慌てず3角をじっくり回り、4角の途中から加速を開始し、インぴったりの距離得を活かして4角の終わりには前で競り合う2頭を射程距離に入れる3番手の位置になる。直線に入ってさらに追うとグングン伸びてゴールの少し前で先頭を競り落とし1着になった。
インぴったりを回ることで他馬が早めに脚を使う中、最後の直線までしっかり脚を貯めて、好位につけれたことが大きい。過去の戦績では逃げることが多かったが、下のクラスで逃げて上り最速で走っていたので、オープンでは好位につけて最後ひと足使う競馬がよいのだろう。オープンに入ってからの過去3戦で敗退しているのはこの馬の特性を活かした走りが出来なかったということなのだろう。また、脚抜きのいいダートもあっていそう。ただ、今回のように序盤で好ポジションを取って恵まれるような機会は今後そう多くないかもしれない。

2着 6番 トップウイナー 牡 5 和田竜二 56 1.41.3 36.3

スタートは速くないが鞭を入れて出していき、先頭の外の2番手を確保する。向こう正面の途中から先頭に競りかけペースアップを促し、早めに加速して後続が苦しくなるスタミナ勝負の展開を作る。先頭との長い競り合いが続き、残り200mを過ぎたところで先頭を競り落としが、最後に1着馬に交わされた。
芝2500mの目黒記念では恵まれた逃げを打てたにもかかわらず大敗したが、もともとダートではオープンで好走していた馬なので、これだけやれて不思議はない。揉まれるとよくない馬のようなので前が2頭だけで外から先頭にプレッシャーをかける形になったこともよかった。

3着 16番 メイショウウズマサ 牡 5 斎藤新 56 1.41.6 36.6

大外枠ながらスタートが速く先頭のポジションを取り切る。すぐ外の2番手の馬に終始プレッシャーを掛けられる厳しい展開がら、早めのペースアップで後続に差をつけたことから、残り200mでいっぱいになりながらもギリギリ3着を確保した。
1400mで先行して好走することが多かった馬なので、このメンバーでは序盤のスピードが優っていて1700mまでなら持つということを示した。終始厳しい展開だったのでこの距離までならかなり強いとの評価でよさそう。12番人気と人気は低かったが、前走の真完全タイム差で比較すると上位の存在であることはわかるので、こういう穴馬を賢く狙いたいのだが、1,2着馬をピックアップするのが難しいレースだった。

4着 12番 ダノンスプレンダー 牡 5 川田将雅 56 1.41.6 36.0

中団のインを追走。早めのペースアップが始まっても落ち着いてじっくり3,4角を回り残り200mの手前あたりでインから加速するとグングン伸びたが、ギリギリ交わせずの4着。
やや脚を余したように見えるが、早めに加速すると最後まで脚が持たない馬なので、川田騎手をもってしてもこのメンバーでは4着までの馬ということなのだろう。脚の使いどころが難しい馬なので、よい騎手が乗ることが好走条件になる馬。

5着 2番 アヴァンティスト 牡 5 松若風馬 56 1.41.6 36.0

インの中団でダノンスプレンダーと同じような位置を追走。直線に入ってからの加速はダノンスプレンダーよりよかったものの、最後はダノンスプレンダーに交わされた。
内枠でまずまずよい立ち回りを見せた。1400mを中心に使ってきた馬で、1700mまではこなせることを示したが距離はここまでかもしれない。

6着 10番 サンライズホープ 牡 4 幸英明 56 1.41.7 36.6

序盤から出していくも他馬が速く外の3,4番手のポジションになる。外を回る距離ロスもあり、早めのペースアップで3角の途中当たりから先頭の2頭についていくのが苦しくなる。それでも地力で6着までは粘った。
先行して好走する馬であるが、好走時は序盤がさほど速くないレースだったので、先行馬が多いこのレースでは苦戦することは容易に想像できた。逃げ馬の1番人気が危険なことが多い。

7着 9番 ウェスタールンド セ 9 藤岡佑介 56 1.41.8 35.6

序盤はついていくのに苦労して最後方になる。向こう正面から少しづつポジションを上げるも直線入口ではまだかなり後方の位置で、直線では外から伸びては来ていたものの、上位勢を脅かす脚色ではなかった。
一応上り35.6秒とこの馬らしいかなり速い上りは使えているが、序盤でかなり置かれる展開がきびしくなった。小倉ダート1700mはこの馬には合わない。

8着 8番 ワイドファラオ 牡 5 福永祐一 58 1.41.8 36.5

中団外を追走。3角からの早めのペースアップに対応するも前との差は詰まらず。伸びずバテずの状態が最後まで続いた。
古馬オープンでは少し足りないのは相変わらずで、かなりメンバーが弱くならないと好走するのは厳しい。

9着 15番 スマートダンディー 牡 7 秋山真一 56 1.42.2 36.2

中団やや後方を追走。最後の直線では外に出して伸びようとするものの、大した脚は使えなかった。
近走は好走の機会が少なく。かなり衰えているのかもしれない。

10着 4番 マリオマッハー 牡 4 森裕太朗 56 1.42.7 36.4

後方追走から特に見どころなく終わる。

11着 11番 ペプチドバンブー 牡 6 富田暁 56 1.42.9 36.6

後方追走。4角から加速していたが全く前との差は詰まらなかった。高速決着は向かないようだ。

12着 1番 メイショウワザシ 牡 6 西村淳也 56 1.43.2 37.5

内枠を利して3番手のインへつけたものの、ペースの上がった半マイル標からついていけず。早々と脱落してしまう。この馬にも時計が速過ぎたようだ。

13着 13番 タイサイ 牡 5 中井裕二 56 1.43.2 37.3

スタート後、位置を取ろうとはしていたが他馬が速く前目のポジションが取れず、中団外の位置になる。先行しないと好走できない馬なので、好ポジションが取れない時点でノーチャンスだった。

14着 7番 ナムラカメタロー 牡 5 小牧太 56 1.43.7 38.3

先手を取ろうとするが他馬が速く中団の位置。向こう正面で外から追い上げ前の位置を狙うが、3角の早めのペースアップについていけなかった。この馬も先行しないと好走できない馬なので、好ポジションが取れない時点でノーチャンスだった。

15着 5番 ブラックムーン 牡 9 浜中俊 56 1.44.1 37.0

後方追走のまま見どころなし。

16着 14番 タイガーインディ 牡 4 熊沢重文 56 1.44.4 39.0

中団の外を追走していたが、早めのペースアップについていけず脱落。オープンでの好走は難しそう。

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

2021年7月 8日 (木)

2021 CBC賞 G3 レース回顧

格下の馬が多く低レベルのレースであり、超高速馬場を味方につける先行馬はどれかを考えるのが難しいレースだった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 7月 4日(日) 3回小倉2日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第57回CBC賞
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1200m 13頭立

 

馬場差 -3.0 完全タイム差 +0.5
タイムランク D メンバーランク D

2021070503

馬場差-3秒台と、めったにないような超高速馬場になった。

2.完全タイム差検証

2021070504

やや過大評価で、0.5秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 3番 ファストフォース 牡 5 鮫島克駿 52 1.06.0 33.7

スタートはさほど速くないものの、二の足速く先頭を取り切る。そのまま最後まで押し切って1着になった。
3勝クラスの格下馬で、この馬が先手を取ると予想するのは難しかったが、初ブリンカーと軽ハンデを活かして押し切ってしまった。やはり初ブリンカー馬には注意が必要。

2着 11番 ピクシーナイト 牡 3 福永祐一 53 1.06.1 33.3

序盤ポジションを取りに行こうとするも内に速い馬が多く、やや中団に下げてインを追走。4角でもインぴったりを回り、直線でしっかり伸びて2着を確保した。
差す競馬で好走できたことは大きかった。ただ、この後古馬重賞で活躍できるかどうかは今後の成長力次第。

3着 10番 アウィルアウェイ 牝 5 松山弘平 55.5 1.06.2 33.2

後方追走ではあるが、この馬からするとややいつもより前での追走。最後の直線では外からしっかり伸びて3着。
今回のメンバーでは格上の存在でありしっかり能力は発揮したが、後方からの馬なので3着が精いっぱいだった。

4着 1番 タイセイビジョン 牡 4 川田将雅 57 1.06.3 33.3

インで中団のやや後ろを追走。4角でインぴったりをまわり、直線で伸びてきたものの、ヨカヨカに前をふさがれて一瞬ブレーキがかかる場面があった。これがなければ3着はあったかもしれない。インを回って距離ロスのないレースをしたがそれでもここまでなのであまり大きな評価はできない。

5着 9番 ヨカヨカ 牝 3 和田竜二 51 1.06.4 33.8

先行グループに加わるも内の馬が速く、コーナーで外を回る形になり、先行した分最後の直線で苦しくなったか、内へ外へフラフラ走る形となり5着まで。
外を回る距離ロスがなければもう少しやれたようにも見えたが、時計の速い急流がかなり堪えているようにも見えた。


6着 13番 ノーワン 牝 5 荻野極 53 1.06.5 33.3

外の後方を追走。直線で大外から伸びてくるが、後方過ぎること外を回りすぎなことから上位入線できるような状況ではなかった。追走力がないのでよほど展開に恵まれないと厳しい馬。

7着 5番 $クーファウェヌス 牝 6 酒井学 51 1.06.6 34.3

スタート速く2番手追走していたが、残り200mからの伸びが足りなかった。


8着 2番 メイショウケイメイ 牝 5 藤懸貴志 51 1.06.7 33.5

後方追走から特に見どころはなかった。

9着 4番 クリノアリエル 牝 6 富田暁 50 1.06.9 33.5

後方追走から特に見どころはなかった。

10着 12番 メイショウカリン 牝 7 秋山真一 51 1.07.1 33.5

後方追走から特に見どころはなかった。

11着 6番 ビオグラフィー 牝 4 藤岡康太 53 1.07.2 34.8

外の3,4番手を追走していたが直線の伸びを欠いた。先行力があるものの最後の粘りが足りない。

12着 8番 メイショウチタン 牡 4 松若風馬 54 1.07.3 34.9

外の3,4番手を追走していたが直線の伸びを欠いた。外を回った距離ロスが響いた面はあった。

13着 7番 プリカジュール 牝 5 角田大和 49 1.07.8 35.2

外の中団を追走し、最後は伸びを欠いた。格下で、戦績から先行力はあるものの末脚はない馬なので、中団を追走した時点でノーチャンスだった。斤量49キロだったから逃げてワンチャンス狙うしか策はないはずで、陣営は何のためにこのレースに出たのか疑問になるレースだった。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

2021 ラジオNIKKEI賞 レース回顧

1.レース結果の基礎データ

2021年 7月 4日(日) 1回福島2日 天候:小雨 馬場状態:稍重
11R 第70回ラジオNIKKEI賞
3歳・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1800m 16頭立

馬場差 -0.4 完全タイム差 +1.1
タイムランク SL メンバーランク D

2021070501

末脚が優れた馬は少なく、好位を取って好走する馬が多い組み合わせだったものの、好位を取って好走する馬の多くが好位を取れない形になる展開になった。最初の2ハロン目が速い時に好位を取れるかどうかを考えるのがで重要で、好位が取れなかった馬の過去の戦績のラップタイムを見ると納得できる結果だったりする。


2.完全タイム差検証

2021070502


SLランクということもあり、0.3秒ほど上に見るのがよさそう。、


3.各馬の分析

1着 2番 ヴァイスメテオール 牡 3 丸山元気 54 1.48.0 34.8

インの中団を追走。4角で追い出す際に外に出すも外を回りすぎないように回り、コースロスの少なさと加速のよさで直線入口では勝負圏内まで押し上げる。直線に入って、からもグングン伸びて残り200mで先頭に立つとそのあとは突き放す一方だった。
斤量54キロとはいえかなり強い勝ち方で、3戦連続で上り3ハロンタイム最速で駆けている。コーナーからの加速がよく、小回りコースでは今後も活躍が期待できる。

2着 10番 ワールドリバイバル 牡 3 津村明秀 53 1.48.4 35.3

最初の直線で自然体でインに切れ込みインの2番手を追走する。4角をインでじっくり回る際に外から進出する馬が多かったのでポジションが下がったように見えたが、最内を回る距離得で直線入口では3番手の位置になる。その後インをしっかり伸びて2着を確保した。
スローな流れを先行し、4角でもインを回って脚を貯めることが出来たことが大きかった。先行力は確実なものの厳しい流れになると弱いので、好走するには恵まれる必要がある馬。


3着 14番 ノースブリッジ 牡 3 岩田康誠 54 1.48.6 35.8

スタートはさほど速くないものの二の足速く1角までに先手を取り切る。やや緩いペースで逃げることで最後まで粘り切り3着。デビュー以来すべてのレースで逃げていて、マイペースで逃げれればかなりしぶといことを示した。


4着 11番 タイソウ 牡 3 三浦皇成 53 1.48.6 35.7

好スタートから2番手を追走。上位3頭には最後の直線で及ばなかったものの、後続からの追撃は凌ぐしぶとさを見せた。

5着 7番 シュヴァリエローズ 牡 3 吉田隼人 55 1.48.9 35.8

インの4,5番手を追走。4角でのペースアップではやや反応鈍いものの、インぴったりの距離得で最後の直線でも好位のつけれたがそこからは伸びは今一つだった。
多くの馬が外を回る中、インを通ってこの程度なので着順ほどの評価はできない。

6着 5番 ボーデン 牡 3 武藤雅 55 1.48.9 35.5

スタート遅く後方から、4角の反応はよかったものの大きく外を回る形となり、直線入口でも大外で内で楽をしていた上位勢も脅かすような末脚は使えなかった。
鋭い末脚はない馬なので、好位につけれなかったことがすべて。川田騎手レベルの騎手が乗らないとアテにできないということかもしれない。

7着 4番 プレイイットサム 牡 3 M.デム 54 1.49.0 35.2

スタート遅く後方から。4角ではインを回り、直線内から伸びようとするも最後の伸びを欠いた。
ポジションを取りに行って好走してきた馬だが、最初の2ハロン目が10秒台になるレースでは好位が取れないということかもしれない。

8着 12番 アイコンテーラー 牝 3 亀田温心 51 1.49.0 35.9

5,6番手追走から4角ではやや外を回り、最後の直線の伸びは大したことなかった。
4角で外に張るような面があったということなので、右回りはよくないのかもしれない。

9着 6番 リッケンバッカー 牡 3 幸英明 56 1.49.0 35.7

中団外を追走。4角の反応は鈍く、後方にいたボーデンに4角の途中で追いつかれてしまい、そこからはボーデンと同じように伸びたものの、最後までいい脚は使えなかった。
この馬らしい末脚が見られなかったので、追走で脚を使い切ってしまったようだ。1800mは少し長いのかもしれない。

10着 16番 ヴェイルネビュラ 牡 3 田辺裕信 55 1.49.0 35.3

後方追走から最後外から伸びようとするも大して伸びなかった。

11着 13番 ワザモノ 牡 3 柴田善臣 53 1.49.1 35.9

中団でリッケンバッカーと同じような位置を追走。4角の加速はリッケンバッカーよりかないよかったものの外を回った分上位勢との差はつめれず、最後の直線での伸びは大したことなかった。4角での加速がよかったことは覚えておきたい。

12着 3番 アサマノイタズラ 牡 3 嶋田純次 56 1.49.1 35.6

後方追走のままいいところがなかった。最初の2ハロン目が10秒台になるレースでは好位が取れないということかもしれない。

13着 9番 スペシャルドラマ 牡 3 戸崎圭太 53 1.49.1 35.8

中団追走するも4角の反応鈍く、最後の直線も伸びず。まるでいいところがなかった。

14着 15番 グランオフィシエ 牡 3 大野拓弥 53 1.49.2 36.2

4番手追走するも最後はまるで伸びず。今回のようなペースは合っていないようだ。

15着 1番 デルマセイシ 牝 3 菅原明良 51 1.49.5 36.1

後方のまま見どころなし。最初の2ハロン目が10秒台になるレースでは好位が取れないということかもしれない。

16着 8番 ロードトゥフェイム 牡 3 木幡巧也 53 1.49.8 36.4

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

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