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2021年7月14日 (水)

2021 プロキオンステークス G3 レース回顧

1,2着馬は前走よりもかなりパフォーマンスアップした結果となったので、予想するのがかなり難しいレースとなった。

1.レース結果の基礎データ

2021年 7月11日(日) 3回小倉4日 天候: 雨 馬場状態: 重
11R 第26回プロキオンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1700m 16頭立

2021071301
馬場差 -2.0 完全タイム差 +0.1
タイムランク C メンバーランク D

雨でかなり脚抜きがよくなり高速決着になった。

2.完全タイム差検証

2021071302

やや過大評価で0.5秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 3番 メイショウカズサ 牡 4 松山弘平 56 1.40.9 35.5

スタートはさほど速くないものの積極的に押していき、インの4,5番手のポジションを取る。向こう正面で外から上げてきた馬がいたのでややポジションが下がったように見えたが、慌てず3角をじっくり回り、4角の途中から加速を開始し、インぴったりの距離得を活かして4角の終わりには前で競り合う2頭を射程距離に入れる3番手の位置になる。直線に入ってさらに追うとグングン伸びてゴールの少し前で先頭を競り落とし1着になった。
インぴったりを回ることで他馬が早めに脚を使う中、最後の直線までしっかり脚を貯めて、好位につけれたことが大きい。過去の戦績では逃げることが多かったが、下のクラスで逃げて上り最速で走っていたので、オープンでは好位につけて最後ひと足使う競馬がよいのだろう。オープンに入ってからの過去3戦で敗退しているのはこの馬の特性を活かした走りが出来なかったということなのだろう。また、脚抜きのいいダートもあっていそう。ただ、今回のように序盤で好ポジションを取って恵まれるような機会は今後そう多くないかもしれない。

2着 6番 トップウイナー 牡 5 和田竜二 56 1.41.3 36.3

スタートは速くないが鞭を入れて出していき、先頭の外の2番手を確保する。向こう正面の途中から先頭に競りかけペースアップを促し、早めに加速して後続が苦しくなるスタミナ勝負の展開を作る。先頭との長い競り合いが続き、残り200mを過ぎたところで先頭を競り落としが、最後に1着馬に交わされた。
芝2500mの目黒記念では恵まれた逃げを打てたにもかかわらず大敗したが、もともとダートではオープンで好走していた馬なので、これだけやれて不思議はない。揉まれるとよくない馬のようなので前が2頭だけで外から先頭にプレッシャーをかける形になったこともよかった。

3着 16番 メイショウウズマサ 牡 5 斎藤新 56 1.41.6 36.6

大外枠ながらスタートが速く先頭のポジションを取り切る。すぐ外の2番手の馬に終始プレッシャーを掛けられる厳しい展開がら、早めのペースアップで後続に差をつけたことから、残り200mでいっぱいになりながらもギリギリ3着を確保した。
1400mで先行して好走することが多かった馬なので、このメンバーでは序盤のスピードが優っていて1700mまでなら持つということを示した。終始厳しい展開だったのでこの距離までならかなり強いとの評価でよさそう。12番人気と人気は低かったが、前走の真完全タイム差で比較すると上位の存在であることはわかるので、こういう穴馬を賢く狙いたいのだが、1,2着馬をピックアップするのが難しいレースだった。

4着 12番 ダノンスプレンダー 牡 5 川田将雅 56 1.41.6 36.0

中団のインを追走。早めのペースアップが始まっても落ち着いてじっくり3,4角を回り残り200mの手前あたりでインから加速するとグングン伸びたが、ギリギリ交わせずの4着。
やや脚を余したように見えるが、早めに加速すると最後まで脚が持たない馬なので、川田騎手をもってしてもこのメンバーでは4着までの馬ということなのだろう。脚の使いどころが難しい馬なので、よい騎手が乗ることが好走条件になる馬。

5着 2番 アヴァンティスト 牡 5 松若風馬 56 1.41.6 36.0

インの中団でダノンスプレンダーと同じような位置を追走。直線に入ってからの加速はダノンスプレンダーよりよかったものの、最後はダノンスプレンダーに交わされた。
内枠でまずまずよい立ち回りを見せた。1400mを中心に使ってきた馬で、1700mまではこなせることを示したが距離はここまでかもしれない。

6着 10番 サンライズホープ 牡 4 幸英明 56 1.41.7 36.6

序盤から出していくも他馬が速く外の3,4番手のポジションになる。外を回る距離ロスもあり、早めのペースアップで3角の途中当たりから先頭の2頭についていくのが苦しくなる。それでも地力で6着までは粘った。
先行して好走する馬であるが、好走時は序盤がさほど速くないレースだったので、先行馬が多いこのレースでは苦戦することは容易に想像できた。逃げ馬の1番人気が危険なことが多い。

7着 9番 ウェスタールンド セ 9 藤岡佑介 56 1.41.8 35.6

序盤はついていくのに苦労して最後方になる。向こう正面から少しづつポジションを上げるも直線入口ではまだかなり後方の位置で、直線では外から伸びては来ていたものの、上位勢を脅かす脚色ではなかった。
一応上り35.6秒とこの馬らしいかなり速い上りは使えているが、序盤でかなり置かれる展開がきびしくなった。小倉ダート1700mはこの馬には合わない。

8着 8番 ワイドファラオ 牡 5 福永祐一 58 1.41.8 36.5

中団外を追走。3角からの早めのペースアップに対応するも前との差は詰まらず。伸びずバテずの状態が最後まで続いた。
古馬オープンでは少し足りないのは相変わらずで、かなりメンバーが弱くならないと好走するのは厳しい。

9着 15番 スマートダンディー 牡 7 秋山真一 56 1.42.2 36.2

中団やや後方を追走。最後の直線では外に出して伸びようとするものの、大した脚は使えなかった。
近走は好走の機会が少なく。かなり衰えているのかもしれない。

10着 4番 マリオマッハー 牡 4 森裕太朗 56 1.42.7 36.4

後方追走から特に見どころなく終わる。

11着 11番 ペプチドバンブー 牡 6 富田暁 56 1.42.9 36.6

後方追走。4角から加速していたが全く前との差は詰まらなかった。高速決着は向かないようだ。

12着 1番 メイショウワザシ 牡 6 西村淳也 56 1.43.2 37.5

内枠を利して3番手のインへつけたものの、ペースの上がった半マイル標からついていけず。早々と脱落してしまう。この馬にも時計が速過ぎたようだ。

13着 13番 タイサイ 牡 5 中井裕二 56 1.43.2 37.3

スタート後、位置を取ろうとはしていたが他馬が速く前目のポジションが取れず、中団外の位置になる。先行しないと好走できない馬なので、好ポジションが取れない時点でノーチャンスだった。

14着 7番 ナムラカメタロー 牡 5 小牧太 56 1.43.7 38.3

先手を取ろうとするが他馬が速く中団の位置。向こう正面で外から追い上げ前の位置を狙うが、3角の早めのペースアップについていけなかった。この馬も先行しないと好走できない馬なので、好ポジションが取れない時点でノーチャンスだった。

15着 5番 ブラックムーン 牡 9 浜中俊 56 1.44.1 37.0

後方追走のまま見どころなし。

16着 14番 タイガーインディ 牡 4 熊沢重文 56 1.44.4 39.0

中団の外を追走していたが、早めのペースアップについていけず脱落。オープンでの好走は難しそう。

 

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

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