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2021年7月21日 (水)

2021 函館3歳ステークス G3 レース回顧

新馬戦の走りがよかったポメランチェが意外なほどの脆さを見せたレースだった。やはり1戦だけでその馬の実力を決めつけるべきではないということなのだろう。


1.レース結果の基礎データ

2021年 7月17日(土) 1回函館5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第53回函館2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1200m 11頭立


馬場差 -0.4 完全タイム差 +0.6
タイムランク D メンバーランク C

2021071901

やや速いペースではあるものの、札幌の前半戦のように極端に速い馬場ではないようだった。


2.完全タイム差検証

データ不足のため、検証保留とする。

3.各馬の分析

1着 11番 ナムラリコリス 牝 2 泉谷楓真 54 1.09.9 35.7

外の4番手を追走。4角で外から勢いをつけて進出し、直線入口ではもう先頭に立つ勢い。カイカノキセキがかなりしぶとかったがゴール直前で抜け出し1着になった。
過去2戦厳しい流れでも好位につけて最後ひと足使えてきた馬で、新馬戦で0.6秒差つけられたポメランチェを逆転した形となったのだが、自身の成長よりも今回ポメランチェが前走ほど走らなかったことが大きい。ここでは能力上位の存在で順当な勝利。

2着 6番 カイカノキセキ 牝 2 鮫島克駿 54 1.10.1 36.0

3番手追走から直線でしっかり伸びるも最後はナムラリコリスに競り負けた。
前走逃げて速い時計で勝って、能力の高いことを示していたが、先行してかなりしぶといところを見せた。

3着 1番 グランデ 牡 2 坂井瑠星 54 1.10.2 35.1

後方イン追走。4角もインぴったりを回り距離得を活かしてポジションを上げていく、直線でインからしっかり伸びて3着を確保した。
未勝利馬ということで全く人気がなかったのだが、他の新馬勝ちの馬との能力差はあまりなかったということのようだ。上り最速で走ったが、インを効率よく回れたことが大きい。前走は1600m戦で逃げたのだが、前走1600m以上の距離のレースを使った馬が1200mのレースで好走するのは下級条件戦ではわりとよくあることで、こうしたことを考えればこの馬が3着に入ることを予想できたかもしれない。今後も下級条件戦では距離短縮馬の好走に注意が必要との教訓を得た。

4着 3番 イチローイチロー 牡 2 池添謙一 54 1.10.3 35.8

中団を追走。直線ではやや外に出し、追い込んでくるものの、直線の最初はやや加速が鈍く見えた。が、ゴール手前でしっかり伸びてきて4着になった。
少し外を回った分もあり、3着馬に追いつけそうな雰囲気はなかった。少しズブい面もあるかもしれない。

5着 5番 カワキタレブリー 牡 2 加藤祥太 54 1.10.4 35.4

後方追走から最後の直線では外から伸びてくるものの、上位勢を脅かすような脚色ではなかった。

6着 8番 トーセンヴァンノ 牡 2 武豊 54 1.10.4 35.2

後方追走で、直線入口でも外の後方でそこから伸びるも、位置が後ろすぎるのと、末脚も上位勢を脅かすような脚色ではなかった。
1200m戦を2度使っていた未勝利馬で、ここでは実力的にもこの程度だった。

7着 4番 ポメランチェ 牝 2 藤岡佑介 54 1.10.6 36.9

スタートはさほど速くなく、二の足で一気に先頭に立つ。後続を離さない逃げで、直線に入ってすぐに後続に追いつかれてしまい、最後は苦しくなって後退してしまった。
新馬戦の鮮やかな勝利からすると意外なほどの脆い敗退だった。前走の札幌は馬場差-1.7の高速馬場だったので、高速馬場でないとダメなタイプなのかもしれない。


8着 10番 リトス 牝 2 亀田温心 54 1.10.7 36.8

好スタートから2番手追走したが、直線では伸びを欠いた。ここではやや能力が劣った。

9着 2番 フェズカズマ 牡 2 横山和生 54 1.10.9 36.2

中団やや後方を追走。直線では外からのびようとしたが、大した脚色ではなかった。

10着 9番 メリトクラシー 牝 2 ルメール 54 1.11.4 36.1

後方追走。4角でインを回るも、大した脚色ではなかった。

11着 7番 ラブミードール 牝 2 古川吉洋 54 1.12.0 37.5

中団やや後方の外追走。4角で追い上げようとするもコーナリングが下手で外を回りすぎるうちに最後方まで下がってしまい、そこからまるで伸びなかった。
地方からの参戦だったが、特に記憶する必要もない走りだった。

 

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

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