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2021年8月25日 (水)

2021 北九州記念 G3 レース回顧

3歳馬のヨカヨカが意外なほどの成長力を見せたレースに見えたのだが、冷静に振り返るとかなりヨカヨカに恵まれる状況になったレースということがわかるので、しっかりレース回顧することが重要である。

1.レース結果の基礎データ

2021年 8月22日(日) 4回小倉4日 天候: 雨 馬場状態:稍重
11R 第56回テレビ西日本賞北九州記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1200m 18頭立

馬場差 +0.4 完全タイム差 +0.5
タイムランク D メンバーランク C

2021082501

大外から差してくる馬が多かったので追い込み競馬になったように錯覚してしまうが、実は好位差しのレースになり後方にいた追い込み馬の出番はないレースだった。
馬場状態から極端に外を回った馬が多く、コーナーでインぴったりを回った馬と外を回った馬の距離差はかなり大きかった。


2.完全タイム差検証

2021082502

やや過大評価で0.3秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 17番 ヨカヨカ 牝 3 幸英明 51 1.08.2 34.4

外の4,5番手追走から、直線入口は外を回って勢いをつけて3番手まであがる。そこからしっかり伸びて1着となった。
大外から差してきた形なので、追込みのよう見えたものの実は好位差しの競馬で上り3ハロンタイム順位は8番目と速くない。元々速い上がりはないので今回は前半で絶妙なポジションにつけれたことがよかったのだろう。また、大外枠が苦にならない馬場状態も味方した。好位で粘る競馬なので斤量51キロも効いたはず。このように多くの点で嚙み合っての勝利なので、今後も活躍できるかどうかは微妙なところ。

2着 6番 ファストフォース 牡 5 鮫島克駿 55 1.08.4 34.7

序盤のスピードで3番手の位置につける。コーナーは外を回り、直線ではさらに外を回ったヨカヨカの方が勢いがあったが最後までしっかり伸びて2着を確保した。
前走はハンデ52キロを活かしての勝利と考えていたので、今回55キロでもやれたのは意外だった。それだけ力をつけているということなのだろう。前半のスピードを活かした好位差しが活きるレースになれば今後も活躍が期待できそう。

3着 12番 モズスーパーフレア 牝 6 松若風馬 56.5 1.08.4 35.2

初速の速さで楽に先頭に立つ。3角までにゆったりインに切れ込んでコーナーはインぴったりを走る。直線でも粘っていたが最後は外を回って差してきた馬の勢いが勝り3着になった。
スピードは健在なのだが、今回3着に残れたのは差してくる馬が極端に外を回る馬場状態だったことに助けられた面が大きい。

4着 9番 シゲルピンクルビー 牝 3 和田竜二 52 1.08.4 34.4

中団のやや前を追走。4角は外を回りすぎないように回り。直線入口ではファストフォースの内のすぐ後ろの位置まで上がる。そこからしっかり伸びているものの、モズスーパーフレアを交わすまでの勢いはなかった。
軽ハンデでかなり恵まれたポジションが取れたにもかかわらず4着どまりなので、古馬重賞ではこの程度の走りまでしかできなさそう。

5着 14番 レッドアンシェル 牡 7 武豊 58 1.08.5 34.5

中団追走。4角では外を回り直線入口では外でシゲルピンクルビーと同じような位置にいてしっかり差してきたものの、勢いが今一つだった。
成績が安定しないムラ馬なのだが、今回はいいポジションにいながら伸びきれなかったので、調子がよくない面もあったようだ。

6着 1番 ボンセルヴィーソ 牡 7 富田暁 55 1.08.6 35.0

スタートよく、この馬だけ最初から内埒に寄せた走りをして2番手をキープ。インぴったりを走る距離得を活かして最後の直線でも粘っていたがここまで。
前残りが叶うときに好走する馬だが、1200m戦の好走は少ない。


7着 7番 ジャンダルム 牡 6 福永祐一 57.5 1.08.6 34.1

スタート失敗で後方からになる。大外を回って最後はよく差してくるもここまでだった。
本来は好位差しで勝負する馬で、スタートさえ決まれば好走していた可能性はたかい。スタート失敗が多い馬ではないので騎手が大幅強化されたのにスタートを失敗するということがあることを予想上考慮するのは難しかった。


8着 16番 アスコルターレ 牡 3 藤岡康太 52 1.08.6 34.3

中団追走から最後は外からよく伸びてきてはいた。3歳馬で不人気だったが、オープン特別であればそこそこやれそう。

9着 2番 エングレーバー 牡 5 浜中俊 54 1.08.6 33.9

後方追走から4角ではインを回り最後は伸びてきた。
上り3ハロンタイム最速ではあるものの、インを回った距離得を活かしたものなので評価できない。

10着 18番 ボンボヤージ 牝 4 岩田望来 52 1.08.7 34.8

外の6番手を追走するも最後伸び切れず。
好位差しに有利で外枠が苦にならない馬場状態で恵まれていたたのでこの程度の実力と考えてよさそうだ。


11着 8番 メイショウケイメイ 牝 5 藤懸貴志 51 1.08.7 33.9

後方追走から最後は外から差してきた。
追走力がないので、好走するのは難しい。

12着 4番 ノーワン 牝 5 川又賢治 53 1.08.8 34.2

後方追走から見どころはなかった。

13着 10番 メイショウカリン 牝 7 酒井学 51 1.08.9 34.2

後方追走から見どころはなかった。

14着 11番 アウィルアウェイ 牝 5 松山弘平 55.5 1.09.0 34.6

後方追走から見どころはなかった。
末脚は確実な馬のはずなのだが、馬場が渋るとよくないようだ。馬場が渋るとよくないことはしっかりと記憶しておきたい。ただ、今回は好位差しの競馬だったので良馬場でも追い込み馬のこの馬の出番はなかっただろう。

15着 3番 コンパウンダー 牡 6 荻野極 53 1.09.2 34.3

後方追走から見どころはなかった。


16着 15番 メイショウキョウジ 牡 6 斎藤新 54 1.09.2 35.1

中団追走から見どころはなかった。

17着 13番 ファンタジステラ 牡 7 藤井勘一 54 1.09.2 35.4

3番手を追走していたが最後の粘りを欠いた。

18着 5番 ロジクライ 牡 8 秋山真一 56 1.09.3 35.1

中団追走から見どころはなかった。

 

 



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