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2021年9月22日 (水)

2021 セントライト記念

僕のレース回顧を振り返ると、1番人気のタイトルホルダーは前残りの展開に恵まれて好走していることが多く、危険な人気馬であることがわかり、最近のレース回顧で騎手の大幅強化は激走のヒントであるということを書いたことから、相手候補としてアサマノイタズラをピックアップすることができた。ソーヴァリアントが軸馬にふさわし馬であることは戦績からこのメンバーであればわかりやすかった。ルメール騎手騎乗といえどもホープフルS以来の馬が好走することを予想するのは難しかったが、馬連万馬券はGETすることができた。
やはり地道にレース回顧することは確実に馬券的中に直結するということを実感できるレースとなった。


1.レース結果の基礎データ


2021年 9月20日(祝) 4回中山5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第75回朝日杯セントライト記念
3歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝 2200m 14頭立


馬場差 -1.1 完全タイム差 +1.1
タイムランク E メンバーランク C

LAP :12.3-11.8-12.2-12.2-12.0-12.2-12.2-12.0-11.5-11.7-12.2
通過:36.3-48.5-60.5-72.7 上り:71.8-59.6-47.4-35.4 平均:1F:12.03 / 3F:36.08

平均ペースであるが、先団グループが大きくなり、各馬早めを意識するレースだった。

 


2.完全タイム差検証


2021092202

3歳馬の成長力の判断が難しいが一旦妥当な完全タイム差と判断する。


3.各馬の分析


1着 2番 アサマノイタズラ 牡 3 田辺裕信 56 2.12.3 34.6

中団やや後方を1頭ポツンと追走。3角で気合をつけるも大して上がらず4角では最後方の位置になる。それでも馬郡が詰まっているのでさほど後方過ぎる位置でないポジションで直線に入り、そこから外に出すとグングン伸びてゴール直前で1着に浮上した。
多くの馬が早めの競馬を意識しすぎたため、漁夫の利で追い込みが決まった感はある。3,4角でもたついたように見えるも騎手の手はさほど動いていないので、元々余裕を持って走った可能性は高い。騎手のレース後コメントからも菊花賞に向けて余力残して権利を取ろうとしていたことがわかる。今回から騎手が大幅に強化したことは大きく、菊花賞でも侮れない存在となった。

2着 12番 ソーヴァリアント 牡 3 戸崎圭太 56 2.12.4 35.1

先団馬郡の6番手あたりを追走。4角で外からジワジワ進出すると直線入口ではもう先頭に追い付き楽な手応えで後続を突き放すかに見えたが、ゴール直前でアサマノイタズラが迫ってくると騎手が鞭を入れて抵抗するも、アサマノイタズラの決め脚に屈してしまった。
2着とはいえ人気馬らしい真っ向勝負でしっかり2着になったので、人気馬の責任は十分果たした。戦績を見てもほとんど前目のポジションにつけて、速い上がりを使っているので、コーナー4つのコースでは堅実であり馬券の軸に向いている馬。

3着 10番 オーソクレース 牡 3 ルメール 56 2.12.7 35.3

先団馬郡のやや後ろ8番手あたりを追走。4角気合をつけると少しづつ上がっていき、最後の直線の伸びは今一つに見えたものの、最後に一伸びして3着に浮上した。
ホープフルSからここまでレースしていなかった馬なので、評価が難しかった。休んでいてもここで好走できるだけの成長はあったということのようだ。途中反応が今一つのところがあったので、次走さらに良くなる可能性はありそう。

4着 9番 カレンルシェルブル 牡 3 横山和生 56 2.12.9 35.6

先団馬郡のやや後ろ8,9番手あたりを追走。3角で早めに外からスパートを試みるも4角の終わりまで勢いは続かず、直線でも伸びないかに見えたものの最後に一伸びした。
外を通った距離ロスもあり、スパートもやや早すぎた感じで、器用に乗りこなせばもう少し成績を上げられそうな感はあった。

5着 3番 ヴィクティファルス 牡 3 池添謙一 56 2.12.9 35.4

中団のやや後ろを追走。4角で外を回りすぎないようにじっくり回り直線にはいって前が壁でやや追いづらそうな位置ではあったが、最後には人伸びしていた。
直線の走りで脚を余したように見えたものの、道中でじっくり脚を貯めてれもこの程度なのであまり評価はできない。

6着 1番 ベルウッドエオ 牡 3 吉田豊 56 2.12.9 35.1

後方追走。4角で外を回りすぎないようにじっくり回り直線に入って外に出すと最後は少し伸びていた。
6着とはいえ、前の馬が早めの競馬を意識過ぎて最後勢いが鈍ったことに乗じての6着なので、あまり評価できない。

7着 11番 ルペルカーリア 牡 3 福永祐一 56 2.13.0 36.0

スタートは速くなく、1角までに6番手くらい位置になる。2角でも位置を上げていき2番手の位置につける。4角の終わりで一旦先頭に立つもそこから勢いは続かなかった。
前半に脚を使いすぎた感はあった。前のポジションを楽に取れる展開が理想なようだ。

8着 8番 レッドヴェロシティ 牡 3 M.デム 56 2.13.0 35.3

序盤勢いつかずほぼ最後方。4角で外から上がっていくも直線では伸びを欠いた。
ワンペースの馬なので、序盤で勢いがつかなかったことが絶望的だった。アテにはできない馬。

9着 13番 グラティアス 牡 3 松山弘平 56 2.13.3 36.2

3番手追走。4角で上がっていくも4角の終わりで早くも騎手の手の動きが激しくなる。直線でも激しく追うも勢いは今一つだった。
戦績から、前目のポジションにつけれても末脚は今一つなことがはっきりしている。


10着 5番 ノースブリッジ 牡 3 岩田康誠 56 2.13.4 36.2

スタート速く先頭に立つが、2角でワールドリバイバルが迫ってきたので先頭を譲り、インで脚を貯める。インをじっくり回るうちに5番手くらいの位置になるものの、直線の途中インから伸びそうになったが、いい脚は一瞬だけだった。
今回意図的に控える競馬を試したようだが、いい脚は短く、やはり逃げた方が持ち味がだせそう。

11着 14番 ワールドリバイバル 牡 3 津村明秀 56 2.13.4 36.5

スタートは速くなかったが、コーナーで強引に進出して先頭に立つ。直線の途中まで粘れてはいたが、最後は勢いが止まった。
序盤で強引に脚を使いすぎたわりにはそこそこ粘れているので、また恵まれて好走する機会はありそう。

12着 6番 レインフロムヘヴン 牡 3 石橋脩 56 2.13.5 35.5

ほぼ最後方追走。最後の直線は大外から、伸び脚は大したことなかった。

13着 7番 タイトルホルダー 牡 3 横山武史 56 2.13.6 36.4

3.4番手追走。4角ではやや内をじっくり回り、距離得により4角の終わりではソーヴァリアントから半馬身差程度の位置まで上げるものの、前が壁になり進路が探せず、最後は騎手が諦めたようだった。
実力以下の着順だったことは確かなものの、戦績から末脚が足りないことは明白なので、好走するには前残りの展開で恵まれる必要がある馬。今回の不利を受けたとして次走再度人気になるようだったら嫌った方が妙味がありそう。

14着 4番 タイムトゥヘヴン 牡 3 柴田善臣 56 2.13.8 36.4

中団イン追走。4角も最内を通り、直線では前が壁になったが、つけ抜けそうな勢いはそもそもなかった。

 



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