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2021年9月29日 (水)

2021 オールカマー G2 レース回顧

4歳牝馬の成長力を見誤ったと感じさせられたレースになった。こんな結果をになることが最近多く「4歳牝馬の成長力は侮れない」ということは近年のトレンドとして肝に銘じる必要がありそうだ。


1.レース結果の基礎データ


2021年 9月26日(日) 4回中山7日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第67回産経賞オールカマー
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 2200m 16頭立


馬場差 -0.4 完全タイム差 +1.1
タイムランク SL メンバーランク C

LAP :12.6-11.1-12.4-12.2-12.4-12.1-12.0-11.8-11.5-11.7-12.1
通過:36.1-48.3-60.7-72.8 上り:71.2-59.1-47.1-35.3 平均:1F:11.99 / 3F:35.97

ややスローながら平均ペースに近いスローなので、タイムランクSLとの設定には疑問が残る。スローで補正しきれないレースだとは考えられない。


2.完全タイム差検証


2021092701

タイムランクSLであるがほぼ妥当な値に思える。このレースのレベルはあまり高くない。


3.各馬の分析


1着 1番 ウインマリリン 牝 4 横山武史 55 2.11.9 35.1

好スタートからインぴったりで3番手を追走。4角で外の馬が早めにスパートする中スパートを遅らせるも、距離得を活かして前からすぐ後ろのポジションをキープ。直線に入ってスパートするも前が壁になり、それでも落ち着いて対応して外に出すと、前にいたレイパパレ、グローリーヴェイズをまとめて交わして1着となった。
インぴったりで距離得があったとはいえ、G1で好走したレイパパレ、グローリーヴェイズをまとめて交わして後続に0.3秒差をつけたのだから力をつけているのは確か。4歳牝馬の成長力は侮れない。ただ、天皇賞は前目のポジションにつけれず敗退したので、前目のポジションにつけれる展開になることが好走条件になりそうだ。

2着 2番 ウインキートス 牝 4 丹内祐次 55 2.12.2 35.1

インぴったりの中団を追走。4角では距離得を活かして難なく直線入口で勝負圏内の位置につける。直線でのスパートはややもたついたように見えたが、ジワジワ伸びてゴール直前で2着に浮上した。
インぴったりの距離得に恵まれたのは確かだが、最後のひと伸びでG1馬を交わしたのだがら、この馬も力を付けている。やはり4歳牝馬の成長力は侮れないということは近年のトレンドとして意識すべきことなのだろう。しかしながら、この馬はスローペース戦であることが好走条件になる。

3着 11番 グローリーヴェイズ 牡 6 M.デム 57 2.12.2 35.2

スタートをやや失敗して後方からになる。3角から早めに外から進出して4角終わりには前から3番手のポジションにまで押し上げる。直線に入って先頭にいたレイパパレを交わそうとするもレイパパレもしぶとくなかなか交わせず。ゴール前でようやく交わしたら後ろにいた1,2着馬に差されてしまった。
スタートの失敗が痛かったが、そういい脚が長い馬ではないので、仕掛けが早過ぎた面はあった。この馬は不調で凡走することも多いのだが、今回の走りは不調時のようなものではなく、展開と脚の使いどころがハマればG1でも好走の可能性がありそうな走りだった。

4着 12番 レイパパレ 牝 4 川田将雅 56 2.12.3 35.6

好スタートから2番手を追走。4角で外から早めにグローリーヴェイズに迫られるもこの馬もスパートしてなかなわ交わさせないしぶとさを見せたが、残り100mで甘くなり4着に沈んだ。
戦績を考えると、今メンバー、展開で3着以内を外したのは意外だった。前目につけてひと足つかうタイプなので、2200mは長いということなのかもしれない。宝塚記念の真完全タイム差を少し下方修正した方がよいのかもしれない。

5着 16番 ステイフーリッシュ 牡 6 横山和生 56 2.12.3 35.4

スタートから大外枠ながら好ポジションを取りに行き、4,5番手あたりを追走する。4角は外を回りすぎないように回り、直線入口ではウインマリリンのすぐ後ろの外の位置にいたが、そこからの伸びが足らず5着までだった。
4角終わりまでに3番手以内につけないと3着以内にはなれない馬なので仕方ないところではあるが、心房細動から期間を開けずにここまで回復したのはさすがで、ほぼ毎回同等の能力を発揮するのは健在なようだ。こうして安定的に能力を発揮してくれる馬は真完全タイム差でレースレベルを把握する上でとてもありがたい存在である。

6着 8番 サトノソルタス 牡 6 大野拓弥 56 2.12.4 35.1

後方追走。グローリーヴェイズが早めにスパートしても慌てず脚を貯め、残り500mくらいから外を回ってスパートするも直線入口ではまだ後方の位置でそこからジワジワ伸びてはいるのだが、足りなかった。
前目のポジションにつければないと好走できない馬だったが、今回レースで上り3ハロンタイムが最速だった。この馬がオープンに入って3ハロンタイムが最速を出したの初めてであり、4角の加速もよかったので、ハイペース戦で後方待機で好走する機会があるかもしれない。

7着 6番 ランブリングアレー 牝 5 戸崎圭太 54 2.12.5 35.4

中団を追走。4角は外を回りすぎないようにまわり、直線入口ではステイフーリッシュの少し後ろの位置にいたがそこからの伸びが足りなかった。
牝馬限定戦ばかり走ってきた馬であり、前走G12着とはいえ、グランアレグリアの0.7秒差ということと、5歳ということで、この程度の実力と見てよさそう。


8着 4番 アドマイヤアルバ セ 6 柴田善臣 56 2.12.6 35.4

中団インを追走していたが、4角では他馬が速くかなり後方の位置まで下がってしまう。それでも直線インでひと足つかい、8着まで巻き返したが、ここでは能力が足りないのは明らかだった。

9着 10番 キングオブコージ 牡 5 横山典弘 56 2.12.9 35.8

中団外を追走。4角の加速はスムーズに見えたものの外を回った分あまり前に進出できず、直線の伸びもジワジワとしたもので、上位進出できそうなものではなかった。50週ぶりの休み明けでは厳しかったようだ。ここまで好走できたことが多かった馬なので、もう一戦様子を見たいところ。

10着 15番 ロザムール 牝 5 三浦皇成 54 2.12.9 36.3

外枠ながら果敢に先頭を奪ったものの、残り200mで沈んだ。2200mは少し長かったということはありそう。

11着 13番 ゴールドギア 牡 6 田辺裕信 56 2.13.2 35.6

後方追走から特に見どころなく終わった。重賞では少し足りないと見てよさそう。

12着 5番 ソッサスブレイ セ 7 柴田大知 56 2.13.2 36.0

後方追走から特に見どころなく終わった。重賞では少し足りないと見てよさそう。


13着 9番 マウントゴールド 牡 8 岩田望来 56 2.13.2 36.3

中団追走から4角で早めに前に出ようとして騎手の手が激しく動いたが、直線では伸びなかった。

14着 7番 ブレステイキング 牡 6 内田博幸 56 2.13.3 36.0

後方追走から特に見どころなく終わった。重賞では少し足りないと見てよさそう。


15着 3番 セダブリランテス 牡 7 石川裕紀 56 2.13.4 36.1

後方追走から特に見どころなく終わった。重賞では少し足りないと見てよさそう。

16着 14番 アールスター 牡 6 長岡禎仁 56 2.13.8 36.9


中団外を追走していたが4角の勝負所から後退してしまった。もう重賞での好走は無理そう。

 

 

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