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2021年9月14日 (火)

2021 紫苑ステークス G3 レース回顧

終わってみれば能力差がはっきり出るレースではあったが、ファインルージュが2000mに対応できるのかなど、未知の要素が多いレースだった。過去実績を重視して予想する僕のような予想スタイルの人はこういうレースはパスすべきなのかもしれない。


1.レース結果の基礎データ


2021年 9月11日(土) 4回中山1日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第6回紫苑S
3歳・オープン・G3(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭立

 


馬場差 -2.2 完全タイム差 +0.6
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.2-11.1-12.0-11.9-12.5-11.9-11.8-11.8-11.4-11.6
通過:35.3-47.2-59.7-71.6 上り:71.0-58.5-46.6-34.8 平均:1F:11.82 / 3F:35.46

スローペースなのだがやや縦長の隊列になった。それだけ能力差のある組み合わせということだったのかもしれない。


2.完全タイム差検証


2021091301

やや過大評価で0.8秒ほど低く見た方がよさそう。


3.各馬の分析


1着 11番 ファインルージュ 牝 3 福永祐一 54 1.58.2 34.2

好スタートから最初の直線のうちに前目のポジションを取り、6.7番手で追走する。4角で外からジワジワ進出していき直線に入って追い出すと他馬とはレベルの違う伸び脚で残り200mあたりで先頭に立つと、後続を寄せ付けず1着になった。
桜花賞の成績からここでは能力が違う可能性が高い馬だったが、2400mのオークスで凡走したので、2000mに対応できるかどうかが未知数だった。今回福永騎手は桜花賞の時のフォームで鍛えるように厩舎にリクエストして、正攻法の競馬をしてそれでダメだったら路線変更と考えていたそうだが、結果、2000mでも対応できることを示した。今回のメンバーで能力が一段上だったが、今回上り3ハロンタイムは5番目で、戦績からしても上り3ハロンタイムがそう速いわけではないので、平均ペース以上のレースが合っているのかもしれない。

2着 1番 スルーセブンシーズ 牝 3 大野拓弥 54 1.58.5 34.3

中団インを追走。4角でもインぴったりを回り、脚を貯めつつも直線入口で勝負圏内の位置につけれたのだが、前が壁になりやや追いづらい状況になる。それでも残り150mくらいのところでやや外に出すとそこから鋭く伸びて2着に浮上した。
デビューから3銭すべて上り3ハロンタイム最速で4走目のオークスでは8番目の上り3ハロンタイムだったものの、一瞬いい末脚を見せて最後まで脚が続かない状況だったので、一瞬の脚が活かせればそこそこやれる馬ということなのかもしれない。今回はインぴったりで距離ロスなく走れたこともよかった。

3着 3番 ミスフィガロ 牝 3 津村明秀 54 1.58.5 33.9

インの中団のやや後ろを追走。4角で外に出し、直線入口でもまだ後方だったが、そこからジワジワ伸びて3着に浮上した。
レース映像の印象から、最後はこの馬の末脚がすごいというよりも前にいた馬がバテ過ぎあるいは末脚が大したことなかったということのように見える。


4着 6番 シャーレイポピー 牝 3 鮫島克駿 54 1.58.6 34.8

3番手追走。直線ではよく伸びているように見えたものの、上位3頭の末脚に屈した。
先行力はあるがここでは末脚が少し足りなかった。

5着 2番 トウシンモンブラン 牝 3 三浦皇成 54 1.58.7 34.7

インの中団を追走。4角でも最内を突き、直線インから少し伸びてきていたが、上位争いには足りなかった。
距離ロスのない走りをしてもこの程度なので、5着でも評価できない。

6着 8番 メイサウザンアワー 牝 3 石橋脩 54 1.58.9 35.1

中団追走。4角で外を回りすぎないように回り、直線入口ではやや内で勝負圏内の位置につけたが伸びが足りなかった。
立ち回りはよかったがここでは能力不足。

7着 17番 ホウオウラスカーズ 牝 3 横山和生 54 1.58.9 34.4

中団やや後ろを追走。直線で外から伸びては来ていたが、最後の末脚が足りなかった。
ここでは能力不足。

8着 13番 ハギノピリナ 牝 3 藤懸貴志 54 1.58.9 34.1

やや後方を追走。直線で外から伸びては来ていたが、最後の末脚が足りなかった。
戦績から2000mでは距離が足りず能力が発揮できないようだ。

9着 7番 パープルレディー 牝 3 田辺裕信 54 1.59.0 33.6

後方追走。4角で外を回りすぎないように回り直線馬場の真ん中から追い込んではいたが、最後の末脚が足りなかった。
ここでは能力不足。

10着 9番 アイリッシュムーン 牝 3 富田暁 54 1.59.0 35.0

中団インを追走し、4角もややインを回り直線でも少しは伸びていたが、最後の末脚が足りなかった。
ここでは能力不足。

11着 18番 プレミアエンブレム 牝 3 横山武史 54 1.59.0 34.8

中団外を追走。直線で伸びては来ていたが、最後の末脚が足りなかった。
ここでは能力不足。

12着 12番 アビッグチア 牝 3 嶋田純次 54 1.59.1 35.7

楽に先手を奪い速くないペースで逃げれたが、最後の坂で後退した。
先行力はあるが、ここでは末脚が足りない。

13着 14番 ホウオウイクセル 牝 3 丸田恭介 54 1.59.4 33.4

後方からまるでついていけない感じで追走。4角ではやや内を回り、勝負圏外の後方で少しは伸びてはいた。
上り3ハロンタイム最速であるが、追走力がなさすぎるのでまるで評価できない。

14着 10番 エイシンチラー 牝 3 M.デム 54 1.59.5 34.3

後方のまま見どころなし。

15着 15番 スライリー 牝 3 石川裕紀 54 1.59.8 36.2

2番手追走したが、直線でまるで伸びなかった。

16着 5番 キヨラ 牝 3 内田博幸 54 1.59.8 34.7

後方のまま見どころなし。

17着 4番 エクランドール 牝 3 ルメール 54 1.59.8 34.3

後方のまま見どころなし。
デビューから2連勝していたが、下級クラスの超スローペースしか経験がないので、今回程度のペースでもまるで通用しなかった。

18着 16番 クリーンスイープ 牝 3 戸崎圭太 54 1.59.9 36.1

3番手追走していたが、最後は大きくバテた。終始手応えが怪しかったということなので、この馬にとっては厳しいペースだったようだ。

 



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