2021 ファンタジーS G3 レース回顧
上位2頭以外は今後の活躍が期待できなさそうなレースになった。
1.レース結果の基礎データ
2021年11月 6日(土) 5回阪神1日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第26回KBS京都賞ファンタジーS
2歳・オープン・G3(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 1400m・内 10頭立
馬場差 -1.3 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク C
LAP :12.3-11.0-11.1-11.5-11.5-11.7-12.0
通過:34.4-45.9-57.4-69.1 上り:68.8-57.8-46.7-35.2 平均:1F:11.59 / 3F:34.76
前半やや速く、後半少し減速するラップになった。
2.完全タイム差検証
一旦妥当な完全タイム差と見る。
3.各馬の分析
1着 5番 ウォーターナビレラ 牝 2 武豊 54 1.21.1 34.7
好スタートから飛ばす先頭から少し離れた2番手追走。直線に入ってすぐ外の後ろにいたナムラクレアと併せ馬のように伸びてきて、最後はナムラクレアを少し離しての1着だった。過去2戦はスローペースでの先行だったが、やや速い流れでも先行して最後に脚を使えることを示した。好走できるレースの幅は広そう。
2着 2番 ナムラクレア 牝 2 浜中俊 54 1.21.2 34.6
ウォーターナビレラのすぐ後ろを追走し、ウォーターナビレラを目標にしてしっかり伸びてはいたものの最後まで差は詰まらなかった。ここでは能力上位ではあるものの、ウォーターナビレラには少し劣った。ただ、前半力んで走っていたということなので、これが改善されればさらにやれる可能性はありそう。
3着 9番 ママコチャ 牝 2 藤岡佑介 54 1.21.5 34.8
ナムラクレアの少し後ろを追走。最後まで伸びてはいるものの、上位2頭には差をつけられての3着。
4着 10番 ホワイトターフ 牝 2 藤岡康太 54 1.22.1 35.1
後方追走。4角でインぴったりを回り直線インから伸びてくるものの、上位3頭からは少し差をつけられての4着だった。
5着 6番 アネゴハダ 牝 2 幸英明 54 1.22.1 35.3
中団追走するも4角で勢いなく、一旦最後方まで下がってしまう。直線で大外から伸びようとはしていたが、大した脚色ではなかった。
6着 4番 オルコス 牝 2 池添謙一 54 1.22.3 35.5
後方追走から最後は伸びているが大した脚色ではなかった。
7着 8番 スリーパーダ 牝 2 岩田望来 54 1.22.3 35.3
後方追走から最後は伸びているが大した脚色ではなかった。
8着 3番 ナムラデイリリー 牝 2 泉谷楓真 54 1.22.5 36.6
好スタートから2の脚で勢いがつきすぎてオーバーペースの逃げになり、直線でバテた。前半の制御ができればもう少しやれるかもしれない。
9着 1番 ヴィルチュオーズ 牝 2 松田大作 54 1.23.1 36.5
4,5番手追走で4角インぴったり回るも、見どころなく終わった。
10着 7番 スマートプレジール 牝 2 松山弘平 54 1.23.8 37.2
3番手追走するも4角で早々と勢いを失い脱落。芝のスピードが速いレースは合っていないようだ。
関連記事
■「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。
■完全タイム差を検証する表について説明します。
■2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~
« 2021 京王杯2歳 レース回顧 | トップページ | 2021 アルゼンチン共和国杯 G2 レース回顧 »
「競馬」カテゴリの記事
- レース回顧記事を終了します(2022.06.30)
- 2022 宝塚記念 G1 レース回顧(2022.06.30)
- 2022 マーメイドステークス G3 レース回顧(2022.06.23)
- 2022 ユニコーンステークス G3 レース回顧(2022.06.23)
- 2022 エプソムC G3 レース回顧(2022.06.15)
「レース回顧」カテゴリの記事
- レース回顧記事を終了します(2022.06.30)
- 2022 宝塚記念 G1 レース回顧(2022.06.30)
- 2022 マーメイドステークス G3 レース回顧(2022.06.23)
- 2022 ユニコーンステークス G3 レース回顧(2022.06.23)
- 2022 エプソムC G3 レース回顧(2022.06.15)
コメント