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2021年12月 2日 (木)

2021 京阪杯 G3 レース回顧

馬券の軸にできそうな馬不在の難しいレースになった。外差しの馬場であることがわかっているものの、それを活かせる馬をピックアップすることも難しかった。


1.レース結果の基礎データ


2021年11月28日(日) 5回阪神8日 天候: 晴 馬場状態: 良
12R 第66回京阪杯
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1200m・内 16頭立


馬場差 -0.4 完全タイム差 +1.1
タイムランク E メンバーランク C

LAP :12.3-10.8-11.2-11.3-11.3-11.9
通過:34.3-45.6-56.9-68.8 上り:68.8-56.5-45.7-34.5 平均:1F:11.47 / 3F:34.40

前半さほど速くなく、平均ペースとなった。そのため、先行力が今一つの馬でも好ポジションにつけやすいレースとなったが、外差しの馬場だったので、好位につけた馬は最後の伸びを欠く形になり、大外から差す馬が勝つ競馬になった。追い込み馬に有利なレースになったものの、こうしたレースでも好走できない追い込み馬は今後も好走の可能性は低いということが言えそうだ。

 


2.完全タイム差検証


2021112902

妥当な完全タイム差と思われる。


3.各馬の分析


1着 2番 エイティーンガール 牝 5 秋山真一 55 1.08.8 33.5

後方追走。4角で大外を回り、直線入口でもまだ大外の後方だったもののそこからグイグイ伸び続け、1着になった。元々速い上がりを使うことの多い追い込み馬であるが、今回は外差しの効く馬場になっていたことが大きい勝利。

2着 5番 タイセイビジョン 牡 4 幸英明 57 1.08.9 33.8

後方追走から4角で大外から早めの進出で前を捕らえようとするが、ゴール直前でさらに大外の後方からきたエイティーンガールに交わされるも、前にいた馬はしっかり捕らえての2着。元々速い上がりを使うことの多い追い込み馬であるが、今回は外差しの効く馬場になっていたことが大きい。1着馬とはスパートした位置の違いであり、騎手も目標とする相手を間違えたとコメントしている。

3着 7番 ファストフォース 牡 5 小崎綾也 56 1.09.0 34.7

好スタートから難なく先手を取り切る。インぴったりを走り直線入口でも先頭でそこからの粘りで3着。先行できればかなりしぶといことを示した3着であり、外差しの馬場だったことを考慮すると、このしぶとさは評価できて今後も侮れない存在。

4着 12番 アイラブテーラー 牝 5 浜中俊 54 1.09.0 33.6

後方追走。直線入口でも大外の最後方でそこから伸びるもここまで。外差し有利の馬場でもここまでなので、追走力が足りない。

5着 13番 シゲルピンクルビー 牝 3 高倉稜 53 1.09.1 34.6

3番手追走。直線でやや外に出して、先頭の馬を交わそうとするもなかなか交わせず、後続に外から差されてしまった。今回は前3F34.3秒だったのでこの程度のペースであれば先行でき、先行できればそこそこやれるということを示した。古馬との対決でもオープン特別であれば3着以内に入れる可能性はありそう。

6着 6番 シヴァージ 牡 6 吉田隼人 57 1.09.2 34.5

中団やや前の位置を追走。直線に入って伸びてはいるものの、伸び脚が足りなかった。前走は内が伸びる馬場でうまく立ち回っての好走だったが、今回は外が伸びる馬場をうまく立ち回ることができなかった。やや内の馬場でポジションを取りに行ったことで、末脚が削がれてしまった。

7着 16番 ライトオンキュー 牡 6 古川吉洋 58 1.09.3 34.2

後方追走。4角で外を回り、直線入口でも外の後方で、さらに外にいたエイティーンガールと同じように伸びてこようとするも最後まで勢いは続かなかった。ポジションを取って最後ひと足使う馬なので、後方からの競馬はだめ。58キロだったことと大外だったことがポジションを取り切れなかった要因といえそうだ。

8着 4番 オールアットワンス 牝 3 石川裕紀 53 1.09.5 34.9

インぴったりの4番手を追走。4角をインでじっくり回り直線でインから伸びようとするも伸びなかった。外差しの馬場でインぴったりを回ってしまったので、能力以上に負けている可能性がある。

9着 14番 ソーグリッタリング 牡 7 藤井勘一 57 1.09.5 34.7

中団外追走。直線で伸びてきてはいるが勢いが足りなかった。中団でそこそこうまく立ち回れているので、オープン特別の1200m戦なら出番はあるかもしれない。

10着 3番 ラヴィングアンサー 牡 7 岩田望来 57 1.09.6 34.4

後方追走。4角でややインを回り、直線も内目の馬場を伸びようとするも伸びが足りなかった。

11着 9番 ミッキーブリランテ 牡 5 坂井瑠星 56 1.09.6 34.7

中団追走していたが、直線の伸びを欠いた。

12着 10番 レッドアンシェル 牡 7 団野大成 57 1.09.7 34.8

中団追走から伸びず。不調が長く続いている。

13着 8番 サヴォワールエメ 牝 5 松若風馬 54 1.09.7 35.3

2番手追走するも直線途中で失速。

14着 11番 アストラエンブレム セ 8 西村淳也 57 1.09.9 34.7

後方追走のまま見どころなく終わる。

15着 1番 アウィルアウェイ 牝 5 荻野極 55 1.09.9 35.1

インの中団を追走するも直線伸びず。内を通ったのがよくなかった。

16着 15番 レイハリア 牝 3 亀田温心 53 1.10.2 35.5

5番手で追走するも4角でもう手応えがなくなってしまった。前走が51キロだったので、53キロでの古馬との対戦ではこの程度なのかもしれない。

 



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