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2021年12月30日 (木)

2021 有馬記念 G1 レース回顧

能力通りの順当な結果のレースとなったが、凱旋門賞で惨敗した海外帰りのディープボンドの扱いが難しく、この馬の取捨が馬券勝利のポイントとなるレースだった。


1.レース結果の基礎データ


2021年12月26日(日) 5回中山8日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第66回有馬記念
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2500m 16頭立


馬場差 -0.4 完全タイム差 -0.1
タイムランク C メンバーランク B

LAP : 6.9-11.3-11.6-11.5-11.9-12.5-12.6-12.2-12.4-12.4-12.2-12.0-12.5
通過:29.8-41.3-53.2-65.7 上り:73.7-61.5-49.1-36.7 平均:1F:12.16 / 3F:36.48

前半やや速い平均ペースになった。

 


2.完全タイム差検証


2021122802

0.8秒ほど低く見た方がよさそう。


3.各馬の分析


1着 10番 エフフォーリア 牡 3 横山武史 55 2.32.0 35.9

中団追走。4角でじわっと進出すると直線入口ではもう前を射程圏内にできる位置まで上がり、そこからしっかり伸びて危なげのない勝利だった。陣営コメントでも天皇賞より少し劣る状態だということだったものの、今回のメンバーでは危なげない勝利だった。デビュー以来抜群の安定度であり、今後ダービーのように1着を取りこぼすことがあっても、当面3着以内は外すことがないと考えられるので3連複の軸馬としては最適の馬になりそうだ。

2着 5番 ディープボンド 牡 4 和田竜二 57 2.32.1 36.1

先頭からは離れた位置ながらしっかりインの5番手の位置をキープ4角をインぴったりに回り直線入口で先頭のすぐ後ろまで上がり、そこからしっかり伸びるものの勝ち馬の末脚に屈した。凱旋門賞の惨敗の影響が心配されたが、全く問題なかった。もう海外帰りの割引は考えなくてよい時代になっているようだ。凱旋門賞以前の戦績を振り返ると、前目の位置につけれず惨敗した金杯以外は前目につけて好走するレースが多くなっている。

3着 7番 クロノジェネシス 牝 5 ルメール 55 2.32.2 36.0

これで引退なので、回顧は省略。今年のレースを振り返ると、全体的に昨年よりは能力が少し落ちたと考えてよさそうだ。

4着 9番 ステラヴェローチェ 牡 3 M.デム 55 2.32.3 35.9

エフフォーリアの少しうしろでぴったりマークする。残り600mで早めに外を回って加速するもエフフォーリアは抜かせず。その後内のクロノジェネシスと同じような脚色で伸びてくるもわずかに劣った。大善戦ではあるが、長く脚を使ったので3歳特権の斤量55キロが効いた可能性がある。古馬定量戦でも好走できるかはもう一戦様子を見た方がよさそうだ。

5着 16番 タイトルホルダー 牡 3 横山和生 55 2.32.5 36.9

先頭から少し離れた2番手を追走。4角で早めに先頭に競りかけ、直線で先頭に立ち最後までよく粘っているものの、上位勢の末脚に屈した。この馬も3歳特権の斤量55キロが効いた可能性がある。

6着 11番 アリストテレス 牡 4 武豊 57 2.33.0 36.4

後方待機。直線入口でもまだ後方の位置。直線伸びてはいるが上位勢とは離された位置。「レース前に気が入り過ぎていたので、馬群から離して運びました。」とのことだが、前目につけなければこの馬の持ち味は活きない。武騎手にはこの馬は合わないのかもしれない。もっと強引に前のポジションを取りに行く騎手の方が向いていそう。

7着 13番 アカイイト 牝 4 幸英明 55 2.33.1 36.6

後方追走。直線では大外から伸びているが、上位勢とは離された位置。さすがにここでは能力が足りなかった。

8着 3番 モズベッロ 牡 5 池添謙一 57 2.33.5 37.1

やや出遅れるも後方から4番手のインの位置を追走。4角の終わりで少し外に出しそこから少し伸びるも大した伸びではなかった。

9着 8番 ユーキャンスマイル 牡 6 藤岡佑介 57 2.33.6 36.9

後方追走から最後は少し伸びているものの大した伸び脚ではなかった。

10着 15番 キセキ 牡 7 松山弘平 57 2.33.6 37.6

これで引退なので、回顧は省略。

11着 6番 ウインキートス 牝 4 丹内祐次 55 2.34.3 38.5

3番手追走していたものの、4角の終わりで早くも勢いがなくなってしまった。負けすぎな感もあるが、戦績からするともっとスローな展開でないと好走できないのかもしれない。

12着 12番 シャドウディーヴァ 牝 5 横山典弘 55 2.34.3 38.4

5番手辺りを追走するも、4角で勢いがなくなってしまった。やはり長い距離はだめなようだ。

13着 2番 パンサラッサ 牡 4 菱田裕二 57 2.34.4 39.1

逃げたが最後バテた。2戦連続で逃げて好走した馬なので能力は高いのだが、好枠でもさすがに3戦連続逃げて好走というわけにはいかなかった。

14着 1番 ペルシアンナイト 牡 7 C.デム 57 2.34.6 38.8

インの5番手辺りの位置で追走していたが、直線ではまるで伸びなかった。一瞬の脚のある馬で今季は割と調子がよかったのだが、今回は追走で末脚が削がれてしまったようだ。

15着 4番 メロディーレーン 牝 5 岩田望来 55 2.35.2 38.8

特に見どころなし。ここでは能力不足。

16着 14番 アサマノイタズラ 牡 3 田辺裕信 55 2.35.4 38.4

最後方追走から、最後まで全く末脚が使えなかった。ここまで末脚が使えないのは解せないので、次走は少し疑った方がよいかもしれない。

 



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