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2022年1月19日 (水)

2022 愛知杯 G3 レース回顧

弱いメンバーによるスローペース決着となった。


1.レース結果の基礎データ


2022年 1月15日(土) 1回中京5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第59回愛知杯
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)(特指) 芝 2000m 16頭立


馬場差 -0.7 完全タイム差 +2.4
タイムランク SL メンバーランク C

LAP :12.5-11.3-13.1-12.9-12.5-12.1-11.8-11.3-11.5-12.0
通過:36.9-49.8-62.3-74.4 上り:71.2-58.7-46.6-34.8 平均:1F:12.10 / 3F:36.30

序盤かなりスローになったことがわかるラップタイムになっている。


2.完全タイム差検証


2022011801

SLランクなので、0.8秒ほど上方補正した方がよさそう。


3.各馬の分析


1着 1番 ルビーカサブランカ 牝 5 武豊 52 2.01.0 34.2

好スタートだったが、前にはいかず中団のインを追走する。4角もインを回り、少しづつ勢いをつけ、長く脚を使い、残り100m辺りで先頭に立つとそのまま押し切った。外を回った馬の方が勢いがあったので、インぴったりを効率よく回れたことが活きたのは明らか、加えて、長く脚を使うタイプなので軽ハンデが活きたこととスローペースだったこともこの馬によく、色々かみ合っての勝利だった。オープン初戦の昇級馬であったが、3勝クラスで常に速い上がりを使っている堅実さがあったので、牝馬限定でレベルの低い重賞であれば十分やれる実力はあった。

2着 4番 マリアエレーナ 牝 4 坂井瑠星 53 2.01.0 34.5

スタートよく、インの3番手の位置につける。4角もじっくりインを回り、直線に少し外に出すと入ってジワジワ伸びて、トップスピードに乗るのは内のルビーカサブランカの方が少し速かったものの、この馬もしっかり伸びて2着を確保した。直線で外に出したのは「右にモタれる面がひどかった」とのこと。その分末脚が少し削がれた形。前目のポジションにつけて確実に末脚を使う戦線を残していて堅実性が高いが、スローペースの経験が多く、ペースが速くなるとポジションが取れず苦戦する可能性が高い。

3着 12番 デゼル 牝 5 川田将雅 55.5 2.01.0 34.2

外の中団を追走。4角も外を回り、直線外からジワジワ伸び続け、ゴール前では一番勢いがあったものの、内の2頭にはわずかに届かず3着。上位2頭とは内外の距離差なのは明らか。スローペース戦であればこれだけやれて不思議のない馬。今回はかなりスローペースのレースだったので、これで復調したと考えない方がよい。

4着 9番 ソフトフルート 牝 5 岩田望来 53 2.01.2 33.9

後方追走。4角でも外を回り。直線外からジワジワ伸び続けたものの、後方の位置から外を回ったので4着に来るのがやっとだった。スローペースでもポジションが取れないので、ポジショニングの面ではあてにできない馬のようだ。また、ポジションが取れた時でも、末脚がうまく繰り出せなかったこともあるので、まるであてにできず。実力はあるものの、馬券の軸にはできない馬。

5着 8番 アイコンテーラー 牝 4 亀田温心 51 2.01.3 35.1

スルーペースに落として逃げて最後までよく粘っていたが、上位馬の決め手に屈した。昇級初戦であったが、前目のポジションにつけて最後ひと足使える馬なので、今回先頭に立ったのは失敗に思える。オープンでもやれる能力があることは示した。

6着 5番 クールキャット 牝 4 団野大成 53 2.01.4 34.7

中団追走から4角は外を回りすぎないようにまわり、直線はしっかり伸びていたが、上位勢を脅かす脚色ではなかった。そこそこやれたように見えるものの、スローペース戦だっただけに5着でもあまり評価できない。

7着 11番 カセドラルベル 牝 6 幸英明 52 2.01.4 35.0

中団追走。直線で伸びたものの末脚は平凡でゴール前のひと伸びで少しだけ順位を上げた。スローペース戦で平凡な末脚なので特に評価できない。

8着 10番 アナザーリリック 牝 4 津村明秀 53 2.01.5 34.9

中団追走から、特に見どころなく終わった。古馬オープンでは通用しない可能性が高い。

9着 2番 マジックキャッスル 牝 5 ルメール 56 2.01.6 34.5

好調時は堅実に末脚を使えていた馬が、今回は見どころなし。復調の兆しがみられるまでは軽視でよさそう。

10着 16番 ラルナブリラーレ 牝 5 池添謙一 52 2.01.6 35.3

スローペースで前目のポジションのいたものの、末脚は平凡だった。前走の3勝クラス勝ちのときはスローペース戦で末脚が使えたものの、今回は不発。戦績から末脚がしっかり使えることは少ないので、前走がたまたま噛み合って末脚が使えただけかもしれず、オープンでは苦戦しそうだ。

11着 6番 アンドヴァラナウト 牝 4 松山弘平 55 2.01.6 35.1

中団やや前を追走するも、直線の伸びは平凡だった。戦績からもう少しやれるべき馬なのだが、今回は調子がよくなかったようだ。アテにしづらい面がありそうで馬券の軸にするには危険なタイプのようだ。

12着 13番 ラヴユーライヴ 牝 5 松岡正海 52 2.01.7 34.1

後方追走から最後はひと足つかったものの、追走にかなり苦労したようだった。オープンでは苦戦しそう。

13着 7番 スライリー 牝 4 石川裕紀 52 2.01.7 35.1

特に見どころなし。古馬オープンで好走の可能性は低い。

14着 15番 シゲルピンクダイヤ 牝 6 和田竜二 54 2.01.8 35.5

2番手追走していたが、直線では伸びず。前目でうまく立ち回ってたまに好走する馬なので、スローの瞬発力勝負では出番がなかった。

15着 14番 ホウオウエミーズ 牝 5 丸田恭介 51 2.01.9 34.2

後方追走から最後は少し伸びていた。まだ3勝クラスの馬なので、実力はこの程度。

16着 3番 ウインアグライア 牝 4 泉谷楓真 51 2.02.6 35.8

特に見どころなく終わる。古馬オープンで好走の可能性は低い。

 

 



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