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2022年2月15日 (火)

2022 京都記念 G2 レース回顧

コーナ4つのコースの重賞で人気薄馬の逃げ切りはよく発生しているが、今回もそれを予想するのは難しい面があったのだが、こうした結果のレースをまとめて振り返れば、何らかの共通点、予想のポイントが見つかるかもしれないとも思えるので、しっかりレース回顧したい。

1.レース結果の基礎データ

2022年 2月13日(日) 1回阪神2日 天候:小雨 馬場状態:稍重
11R 第115回京都記念
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(特指) 芝 2200m・内 13頭立


馬場差 -1.1 完全タイム差 +0.6
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.7-11.3-12.0-12.9-12.8-12.7-11.6-11.4-11.4-11.0-12.1
通過:36.0-48.9-61.7-74.4 上り:70.2-57.5-45.9-34.5 平均:1F:11.99 / 3F:35.97

スローペースになったが、メンバー構成からスローペースを予想するのは難しくはなかった。

2.完全タイム差検証

2022021503

0.5秒ほど低く見た方がよさそう。


3.各馬の分析

1着 11番 アフリカンゴールド セ 7 国分恭介 56 2.11.9 34.5

スタートが特に速いわけではなかったが、他馬が行く気なく、最初の直線で難なく先頭に立つ。道中特に絡まれることなく、4角で追い上げを狙った2番手の馬が4角の終わりで勢いがなくなると直線入口で2番手以降を少し離す形になり、最後までそのセーフティリードを活かして1着になった。ここ2戦、前で粘る競馬を見せていたものの、この馬が逃げたのは初めてでこんなに鮮やかな逃げ切りを予想するのは難しかったのだが、このレースのメンバーの戦績を見ると過去2戦で4角2番手以内にいたのはこの馬だけで、他の馬は皆4番手以降だったので、今回のメンバーであれば、この馬が前で恵まれると考えられる。今回の結果からこうしたメンバーの脚質チェックを怠らないようにすべきことが教訓となった。

2着 1番 タガノディアマンテ 牡 6 幸英明 56 2.12.1 34.3

インの4番手を追走。4角をインぴったり回り直線入口で追い出すと2番手に立ち、そのままキープして2着になった。アフリカンゴールドの先行好走よりも、この馬の先行好走を予想する方が難しかったかもしれない。ただし、先行して好走した経験があったこと、今回1番枠であったこと、今回騎手が大幅強化されたことを考えれば、この馬をピックアップできたかもしれない。そもそも前走のこの馬の真完全タイム差の値はメンバー中4番目であるので、能力上位ではあった。


3着 5番 サンレイポケット 牡 7 鮫島克駿 56 2.12.2 33.8

中団やや後方を追走。4角を外を回りすぎないように回り、直線外に出してしっかり伸びるも3着まで、それでも後方からの差し馬の中では能力上位であることを示した。昨年秋の好走がまだ持続しているようだ。左回りで直線の長いコースでの好走が多かったので、右内回りでの走りは未知数だったが、やれることを示した。

4着 9番 ジェラルディーナ 牝 4 福永祐一 53 2.12.2 33.6

後方でじっくり脚を貯める。4角も外を回り、直線大外からしっかり伸びてくるも3着馬にはわずかに劣った。内回りコースで前残りが予想されるメンバー構成で、後方待機で外から追い込むというレースをトップジョッキーが選択するのは、今回勝つ気がなく末脚を計ったとしか思えない。これだけの末脚を繰り出せるのであれば、阪神、新潟外回り、東京であればかなりやれる可能性は高いと思われる。

5着 6番 ユーバーレーベン 牝 4 M.デム 54 2.12.3 34.5

しっかり3番手を追走するも最後の伸びをわずかに欠いた。このメンバー構成からしっかりペースを読んで前目もポジションにつける騎手の手腕はよかったが、馬の能力が今一つだったようだ。そもそもJCでもサンレイポケットに負けているので、順当な結果。

6着 4番 レッドガラン 牡 7 斎藤新 56 2.12.3 34.3

中団追走して直線しっかり伸びるも上位勢にわずかに劣った。上位勢との差はわずかなので自身の能力は出し切っているように見えた。

7着 3番 エヒト 牡 5 松田大作 56 2.12.3 34.2

インの中団やや後方を追走。4角でインぴったりを追走。直線でしっかり伸びるもわずかに劣った。着差0.4秒差で差はわずかなので、メンバーが少し弱くなれば通用しそう。

8着 2番 マリアエレーナ 牝 4 坂井瑠星 53 2.12.4 34.8

2番手を追走していたが、4角で先頭を捕らえることができず、直線ではあまり伸びなかった。展開に恵まれたのだが好走できなかったので、牡馬混合戦ではこの程度の実力ということのようだ。

9着 8番 ラーゴム 牡 4 池添謙一 55 2.12.8 34.9

5番手追走していたが、直線伸びず。8着馬まではあまり上位と差がなかったものの、8着馬と9着のこの馬にははっきり差がついていたので、実力不足はあきらか。

10着 7番 ダノンマジェスティ 牡 7 和田竜二 56 2.13.2 35.1

中団追走するも直線伸びず。

11着 12番 マカヒキ 牡 9 岩田望来 57 2.13.3 34.5

後方追走から直線の伸びは大したことなかった。

12着 13番 ディアマンミノル 牡 5 横山典弘 56 2.13.5 35.1

中団追走する4角で早々と後退。も直線伸びず。

13着 10番 レッドジェネシス 牡 4 藤岡康太 56 2.13.8 35.6

ダッシュつかず後方から、向こう正面で外から進出するも4角でいっぱいになってしまった。G1とはいえ3歳限定戦のダービー、菊花賞で惨敗しているので、この程度の実力で不思議はない。2番人気は過剰評価だった。

 



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