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2022年3月15日 (火)

2022 中山牝馬S G3 レース回顧

このレースを当てるとしたら、ミスニューヨークから流すしかも3着なので、流せる対象はワイド、3連複、3連単マルチくらいに限られる非常に難しいレースであった。ただ、1番人気を軸にして高配当を狙うパターンとして参考になる点はあるレースだったんじゃないかとは思う。

1.レース結果の基礎データ

2022年 3月12日(土) 2回中山5日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第40回ローレル競馬場賞中山牝馬S
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)(特指) 芝 1800m 16頭立


馬場差 -0.7 完全タイム差 +0.8
タイムランク D メンバーランク D

LAP :12.1-11.7-12.4-12.2-11.8-11.6-11.5-11.7-11.8
通過:36.2-48.4-60.2-71.8 上り:70.6-58.4-46.6-35.0 平均:1F:11.87 / 3F:35.60

残り1000mからペースアップが始まっているものの最後までラップが減速していないので、前半はかなり緩かったということ。長く脚を使う必要があるもののスタミナ勝負になっていないということで少し特殊なペースのレースだったのかもしれない。

2.完全タイム差検証

20220031501

0.6秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 16番 クリノプレミアム 牝 5 松岡正海 53 1.46.8 34.3

好スタートだったが、外から1角へじっくり入ったので中団のやや後ろの位置を追走する。4角で外を回って加速するも大外を回ったので直線入口でもまだ少し後ろ、それでも直前途中では前にいた多くの馬が同じような脚色で決して速くは見えないものの楽に先頭争いに加わってきて、ゴール前でわずかに前に出て1着となった。前々走の京都金杯でもジリジリと伸びる脚が使えていたので、今回残り5F同じようなラップが続く展開も向いたということなのかもしれない。加えて、この日は外が伸びる馬場になっていたことも恵まれた要因になったようだ。前走16着と大敗しているが、レース回顧にも書いたように4角で脚に異変を感じて無理しなかったもので、そこから3週間後に出生してきたということは無事で体調に問題がなかったということだったのだろう。前走アクシデントで大敗した馬が、あまり間隔を開けずに出走する場合は前々走くらいは走れる可能性が高いと考えるべきというのが今回のこのレースの最大の教訓となった。

2着 14番 アブレイズ 牝 5 菅原明良 56 1.46.9 34.6

中団外を追走。4角ではさらに外のクリノプレミアムより早めに進出を開始、クリノプレミアムの内の前の位置で同じような加速を見せてゴール直前で一旦先頭に立ったものの、ゴール板ギリギリでクリノプレミアムに交わされてしまった。クリノプレミアムよりもこの馬の好走の予想の方がさらに難しかった。一応3走前のオープン特別勝ちがありそこそこしっかりした末脚があって、そうしたこともあってハンデも56キロと背負わされたのだが、それでも前走休み明けのアイルランドTはまるで調子がよくなかったに、今回の休み明けではいきなり好走するということで、一体どういうときに好走するのか全くわからない馬で、非常に扱いに困るタイプである。

3着 3番 ミスニューヨーク 牝 5 M.デム 55 1.46.9 34.5

インの中団を追走。インの距離得を活かして4角はじっくり回り、直線に入って加速するとグングンのびて、前の逃げ馬が邪魔だったが、そのさらに内の狭いところをこじ開けて先頭に立ち、勝ったかと思ったところへ、外からの2頭に差されてしまった。完璧な立ち回りをしていて、それでも最後差されたのだがら、やはり外差しの馬場になっていたことが影響した可能性が高い。これで2戦続けて好走できたので、やはりよい騎手が乗れば高いレベルで能力を発揮してくる馬ということなのだろう。

4着 13番 スライリー 牝 4 石川裕紀 53 1.47.0 34.2

後方追走。4角は外を回りすぎないようにかつじっくり回り、直線入口ではまだ後方だったが、ジワジワ伸びてきて4着に浮上した。後方からしっかり末脚をつかったが、それでも上位勢を脅かすような脚色には見えなかった。加えて、末脚を活かす競馬をしたのは秋華賞以来であり、いつ末脚を発揮する競馬ができるかわからないのでこの馬も扱いに困るタイプである。

5着 9番 テルツェット 牝 5 田辺裕信 56.5 1.47.0 34.0

後方追走。向こう正面の終わり辺りでは一旦最後方になる。4角で加速するもかなり大外を回るので直線入口では大外の最後方の位置。そこからしっかり伸びてくるも、大外の後方からでは5着が精いっぱいだった。L1Fがもう少し減速する展開になれば上位進出があったかもしれないが、後方からの競馬になりしかも外を回ってのレースしかできないようなので、頭数、展開に左右されるところが大きいようで、末脚は堅実でもアテにはしにくいタイプのようだ。

6着 11番 ルビーカサブランカ 牝 5 武豊 55 1.47.0 34.3

後方追走。4角では少し早めに外から進出。直線入口ではテルツェットよりは前の位置であったがそれでもかなり後方。そこからしっかり伸びて最後はテルツェットと同じような脚色になった。テルツェットよりは器用さはありそうなものの、その分末脚は少し劣る印象があった。前走の好走はやはり斤量52キロだったことが大きかったように思える。

7着 4番 ドナアトラエンテ 牝 6 横山武史 55 1.47.2 35.1

スタートよくインの5番手のポジションにつける。4角をじっくり回り、直線で進出しようとするもさらに内にいたミスニューヨークのような鋭さはなく、最後までしっかり伸びるものの上位進出できそうな勢いはなかった。やはりワンパンチ足りない印象でさらにメンバーが弱くならないと好走は難しそう。

8着 5番 ジュランビル 牝 6 松若風馬 53 1.47.2 35.0

中団追走。4角でやや外を回ったことで直線入口で少し後方になり、そこからしっかり伸びてきてはいるが、上位進出できそうな勢いはなかった。速い脚はないが立ち回りは悪くないので、インで恵まれる走りが出来てどこかで大穴を開ける可能性はありそう。

9着 10番 ローザノワール 牝 6 田中勝春 54 1.47.2 35.2

序盤の先行争いに負けて4番手の位置になる。最後までしっかり粘ってはいるものの、戦績からこの馬は逃げないとダメなようだ。

10着 6番 クールキャット 牝 4 大野拓弥 54 1.47.2 34.3

後方追走から4角では外を回りすぎないように回ったものの、末脚の勢いは今一つだった。

11着 2番 シングフォーユー 牝 6 戸崎圭太 53 1.47.4 34.7

中団やや後方のインを追走。4角もインぴったりを回るも、最後の直線の勢いは今一つだった。

12着 7番 シャムロックヒル 牝 5 団野大成 53 1.47.4 35.6

好スタートから先手が取れそうな勢いだったが、内に1頭速い馬がいて2番手の位置になる。最後まで粘れてはいたが、3着以内に入れるような勢いはなかった。

13着 1番 ロザムール 牝 6 北村宏司 54 1.47.5 35.7

スタートダッシュは特に速いわけではなかったが、内枠を活かして1角までに先頭を取り切る。後続をちょっとだけ離して直線入口に入ったが、直線途中で一気に交わされてしまった。逃げ馬なので恵まれれば好走の可能性はありそう。

14着 15番 フェアリーポルカ 牝 6 三浦皇成 56 1.47.5 35.1

中団追走。4角を外を回りすぎないように回り直線入口では勝負圏内の位置につけれたものの、そこからの勢いがなかった。やはりかつての勢いはないように思える。

15着 12番 スマイルカナ 牝 5 柴田大知 56 1.48.2 36.3

3番手追走するも、直線でまるで伸びず。かつての勢いはまるでないのだが、気持ちの面が大きそうなので、突然やる気を出して好走する可能性はありそうなので扱いに困る馬。

16着 8番 ゴルトベルク 牝 5 津村明秀 53 1.48.4 35.7

後方追走から特に見どころなく終わる。オープンでの好走は難しそう。

 

 



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