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2022年4月26日 (火)

2022 福島牝馬S G3 レース回顧

この時期は3歳限定戦で目立っていた4歳馬が人気を集めやすく、古馬との闘いでの実績がない馬は嫌った方が妙味があることが多いのだが、アナザーリリックのようにしっかり勝ち切るケースもあるわけで、こうした4歳馬の好走可能性をしっかり考慮できるようになることが僕の課題であると、気づかされるレースとなった。あと、中山牝馬Sの勝ち馬クリノプレミアムがしっかり好走したので、やはりコース形態と施行時期が似ていることから中山牝馬Sとの親和性が高いということはこのレースを予想する上での大きなポイントとなることはしっかり覚えておくべきである。


1.レース結果の基礎データ


2022年 4月23日(土) 1回福島3日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第19回福島牝馬S
4歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(指定) 芝 1800m 16頭立


馬場差 +0.6 完全タイム差 +0.6
タイムランク D メンバーランク D

LAP :12.2-10.7-12.1-11.8-11.8-12.0-12.4-11.8-12.2
通過:35.0-46.8-58.6-70.6 上り:72.0-60.2-48.4-36.4 平均:1F:11.89 / 3F:35.67

2ハロン目だけちょっと早い平均ペース。外差しが効く馬場になっていたのも特徴で、コーナーで外を回して伸びる馬が目立っていた。

 


2.完全タイム差検証


20220042601

0.8秒ほど低く見るとかなりい感じになりそう。


3.各馬の分析


1着 4番 アナザーリリック 牝 4 津村明秀 54 1.47.0 34.6

スタート遅く後方から2番手。縦長の隊列になりかなりの後方。3角から外に出して少しづつ進出を開始すると、大外を回るものの加速速く、直線入口では外から射程圏内の位置まで進出。早めに先頭に立った2着馬はかなりしぶとかったものの、ジワジワ伸び続け、1着になった。600mの少し前から加速していたのでかなり長く脚を使った。加えてコーナーの加速の良さも目立った。前走はスローペース戦だったので、上り34.9秒の脚がかなり平凡に見えたものの、今回のペースでは34.6秒の末脚は際立っていた。前走はペースが遅すぎ、前々走は時計のかかる馬場ということで、たまたまこの馬に不向きなレースが続いただけで、成長時期の4歳馬を過去2戦で見限るべきではなかったということが今回の大きな教訓となった。

2着 2番 クリノプレミアム 牝 5 松岡正海 54 1.47.0 35.7

スタートよく、5番手を追走。道中やや外を回り、4角で外を回って勢いをつけると直線入口で楽に先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えるも、ゴール前ギリギリで差された。中山牝馬の好走馬やよく好走するレースなのだが、中山牝馬と同様に外が伸びる馬場になっていたこともこの馬にとってよかったようで、コーナーの加速が光った。

3着 8番 サトノダムゼル 牝 6 丸山元気 54 1.47.1 35.0


やや後方を追走。4角を外を回りすぎないようにじっくり回り、直線に入ってしっかり伸びては来ていたがアナザーリリックよりは少し劣る末脚に見えた。ここ2戦連続して3番目の上り3ハロンタイムを使えているのだが、勝ち切るまでは難しい末脚ということなのかもしれない。

4着 9番 シンハリング 牝 5 西村淳也 54 1.47.2 35.6

2着馬のクリノプレミアム少し外で同じように前目を追走していたが、向こう正面で クリノプレミアムに少し小し遅れ気味になり、その後 クリノプレミアムのスパートに合わせて進出してくるも差は詰まらず。最後までジワジワ伸び続けてはいるものの、勢いが足りなかった。まだ3勝クラスの馬としては検討しているが、ジワジワとした脚しか使えない印象を受けた。

5着 15番 ルビーカサブランカ 牝 5 武豊 54 1.47.2 34.6

スタート遅く最後方追走。4角で外を回るも、まだ後方。直線に入って伸びてくるものの、位置取りが後ろ過ぎるのでここまでだった。スタートが遅い追い込み馬なのだが、それでもスローペース戦の方が成績がよかったりする。色々かみ合わないと好走できないタイプ。


6着 11番 ホウオウエミーズ 牝 5 丸田恭介 54 1.47.3 35.1

後追走から4角で外を回り、直線伸びてはいるものの、やや勢いを欠いた。が、勝ち馬から0.3秒差なので、善戦はしている。

7着 6番 スライリー 牝 4 石川裕紀 54 1.47.4 35.4

後方追走から4角でやや外を回った加速は速かったが、最後まで勢いは続かなかった。いい脚が長く続かない難しいタイプのようだ。

8着 3番 フェアリーポルカ 牝 6 三浦皇成 55 1.47.7 35.4

後方追走。4角は外を回りすぎないように回るも直線入口ではまだ後方。そこから外に出してからは少し伸びてはいた。

9着 12番 アブレイズ 牝 5 菅原明良 54 1.47.7 35.9

中団追走。4角の立ち回りはよかったが、直線の伸びは今一つ。やはりどういうときに好走するのかわからず扱いが難しい馬。

10着 1番 シャーレイポピー 牝 4 鮫島克駿 54 1.47.9 36.0

スタートはよかったが、二の足は平凡で中団のやや後ろの位置になる。直線入口でインに切れ込む脚は一瞬だけ鋭かったが、本当に一瞬だけだった。スローペースで前方の位置につけれたときに好走する馬で、好走できるレースの幅は狭そう。

11着 13番 エヴァーガーデン 牝 5 丹内祐次 54 1.48.1 36.4

中団インを追走し、4角もインを回ったが、直線伸びを欠いた。オープン初戦であったが、連戦が続きすぎだったので、休養を挟んで立て直せばもう少しはやれるかもしれない。

12着 5番 ジュランビル 牝 6 松若風馬 54 1.48.1 35.9

後方インを追走。4角もインを回り、直線でインから極端に大外まで進路を変えてみるも伸び脚は今一つ。進路を大きく変える際のロスは大きかったので、実力以上に負けている可能性はある。

13着 10番 サンクテュエール 牝 5 荻野極 54 1.48.1 37.0

前からちょっと離れた4番手追走し、4角で早めに3番手の馬を捕らえることができたものの、直線はまるで伸びなかった。

14着 7番 ハギノリュクス 牝 5 菱田裕二 54 1.48.1 37.1

3番手追走から、3角でインを回り早めに2番手の馬を捕らえたものの、直線入口まで力尽きてしまった。

15着 16番 キタイ 牝 6 古川吉洋 54 1.49.1 38.5

大外枠ながら好スタートを決め1角までに先頭の位置を取り切るも、直線入口で脱落した。

16着 14番 ロザムール 牝 6 武藤雅 54 1.51.4 40.3

2番手追走するも3角で早々と脱落。

 

 



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