« 2022  京王杯スプリングカップ G2 レース回顧 | トップページ | 2022 平安ステークス G3 レース回顧 »

2022年5月20日 (金)

2022 ヴィクトリアマイル G1 レース回顧

芝マイル戦が久々となる2頭のG1馬、ソダシとレイパパレの明暗がはっきり分かれるレースとなった。


1.レース結果の基礎データ


2022年 5月15日(日) 2回東京8日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第17回ヴィクトリアマイル
4歳以上・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝 1600m 18頭立


馬場差 -1.4 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.5-10.8-11.4-11.6-11.7-11.1-11.3-11.8
通過:34.7-46.3-58.0-69.1 上り:68.9-57.5-45.9-34.2 平均:1F:11.53 / 3F:34.58

逃げたローザノワールが一番遅い上り3ハロンタイムながら4着に粘れており、上がり最速の馬3頭が7,9,13位なので、前有利の馬場、展開だったことは間違いないようだ。前目の位置が取れて最後ひと足使える馬に向いているレースとなった。

 


2.完全タイム差検証


20220051802

妥当な完全タイム差に思える。

 


3.各馬の分析


1着 5番 ソダシ 牝 4 吉田隼人 55 1.32.2 33.4

好スタートからインの4番手を追走。直線に入ってジワジワ伸び続け、残り200mを過ぎたところで先頭にたつとそこからも伸び続け危なげなく1着になった。先行力があり最後ひと足つかえる完璧なレースで実は芝のマイル戦ならばかなり強いことを示した。


2着 11番 ファインルージュ 牝 4 ルメール 55 1.32.5 33.4

中団追走から直線に入ってすぐ躓き、伸びあぐねているように見えたが、途中でややインに切れ込んでからは勢いがついて2着に浮上した。最後の末脚の切れ味はかなりのものがあることを示した。

3着 7番 レシステンシア 牝 5 横山武史 55 1.32.5 34.1

好スタートから3番手につけ、直線に入って良く伸びていたが、最後ソダシに交わされたらやや甘くなったが、それでもしっかり3着を確保した。しぶとく粘っていたが、それでも上がり3ハロンタイムは15番目なので後続が追い込みにくい展開に恵まれた面はありそう。

4着 10番 ローザノワール 牝 6 田中勝春 55 1.32.5 34.5

後続をやや離した逃げで、最後までしっかり粘って4着になった。オープンに入って逃げて好走したのは1回だけなのだが、ここまでランキング下位の騎手が乗っていて、実は適した舞台でうまく乗ればかなりやれるのではないかということを示した。今後のレース、騎手選択に少し注目した方がよさそうだ。

5着 2番 ソングライン 牝 4 池添謙一 55 1.32.5 33.2

中団追走から直線よく追い込んだものの、わずかの差の4着。あわや2着の走りだった。末脚の堅実さは示した。

6着 1番 デアリングタクト 牝 5 松山弘平 55 1.32.7 33.6

インの中団を追走。直線インをついてよく伸びたが、わずかに足りなかった。外を回った差し馬よりは距離得があった。さすがに力があることは示したが、最後の反応が今一つなのは休養明けだった分なのかもしれない。

7着 9番 アブレイズ 牝 5 菅原明良 55 1.32.8 32.9

後方追走。直線入口でもまだ後方。ゴール直前でよく伸びてきたが、7着までだった。上り最速となる末脚の切れ味があることは示した。

8着 14番 アカイイト 牝 5 幸英明 55 1.32.8 33.1

後方追走から、直線入口でもまだ後方。直線で最後はよく伸びてきた。追走力はないが、末脚は高速馬場のマイル戦でもやれることは示した。

9着 17番 シャドウディーヴァ 牝 6 坂井瑠星 55 1.32.8 32.9

後方追走から最後は大外から上り最速の脚で伸びてきたが、勝負圏外だった。

10着 12番 ミスニューヨーク 牝 5 M.デム 55 1.32.9 33.4

中団追走から最後の伸びは大したことなかった。

11着 6番 ディヴィーナ 牝 4 武豊 55 1.32.9 33.6

中団やや前目につけていたが、3角辺りから少し後ろに控えた。それでも最後の伸びは大したことなかった。

12着 13番 レイパパレ 牝 5 川田将雅 55 1.32.9 34.3

スタートで躓き、後方からになったが、序盤で3番手まで上がるが、直線では伸びを欠いた、序盤で脚を使いすぎた可能性はあるが、序盤の進出の仕方はローザノワールと同じような感じだったので、無理をし過ぎたようには見えなかった。前走、前々走でも後方の馬の末脚が鋭かったら差されたかもと思えるのが危なげのある終いの脚だったので、高速馬場マイル戦では末脚が足りないということなのだと思う。今後勝ち切るイメージを持つのが難しくなった。

13着 18番 テルツェット 牝 5 レーン 55 1.33.0 32.9

最後方追走から最後は大外から上り最速の脚で伸びてきたが、勝負圏外だった。2日続けて重賞で出遅れスタートとなったので今季のレーン騎手はあまり調子がよくないのかもしれない。

14着 15番 アンドヴァラナウト 牝 4 福永祐一 55 1.33.1 33.8

中団追走から最後の伸びは大したことなかった。

15着 16番 デゼル 牝 5 藤岡康太 55 1.33.2 33.6

後方追走から直線伸びは大したことなかった。

16着 8番 クリノプレミアム 牝 5 松岡正海 55 1.33.2 34.3

5番手追走から直線の伸びを欠く。ここでは末脚が足りなかった。

17着 4番 マジックキャッスル 牝 5 戸崎圭太 55 1.33.5 33.9

後方インを追走していたが、直線の伸びを欠いた。

18着 3番 メイショウミモザ 牝 5 鮫島克駿 55 1.33.7 33.9

後方追走から、直線の伸びを欠いた。最下位ではあるが勝ち馬からの着差は1.5秒で大きく負けていない。この舞台が合わなかったということなのだろう。

 

 



関連記事
「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。
完全タイム差を検証する表について説明します。
2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

 

« 2022  京王杯スプリングカップ G2 レース回顧 | トップページ | 2022 平安ステークス G3 レース回顧 »

競馬」カテゴリの記事

レース回顧」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2022  京王杯スプリングカップ G2 レース回顧 | トップページ | 2022 平安ステークス G3 レース回顧 »

2022年6月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

オススメ商品

無料ブログはココログ