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2022年5月 3日 (火)

2022 天皇賞 G1 レース回顧

スタミナ勝負となり実力通りで紛れのない結果になったが、それにしてもタイトルホルダーの強さには驚かされた。

1.レース結果の基礎データ

2022年 5月 1日(日) 2回阪神12日 天候: 晴 馬場状態:稍重
11R 第165回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 3200m・内 18頭立


馬場差 -1.0 完全タイム差 +0.8
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.7-11.9-11.9-12.0-12.0-11.9-12.2-12.8-13.3-12.9-12.3-12.0-11.9-11.5-11.7-13.2
通過:36.5-48.5-60.5-72.4 上り:72.6-60.3-48.3-36.4 平均:1F:12.26 / 3F:36.79

前半は3200mのレースにしては速すぎるペースに見えたものの、中盤でしっかりペースを落として
12週連続開催のわりには馬場が悪くならず内を通った方が有利な馬場だった。

 

2.完全タイム差検証

20220050302

珍しく上方補正が必要なパターン。緩急のあるペースだと時計が出にくいということなのだろう。タイトルホルダーは今回かなり強いレースをしているのは確かであり、能力上位のディープボンド、テーオーロイヤルがしっかり2,3着に入っていることからこれらの2頭もこのくらいの値と見るのが妥当だと思う。

3.各馬の分析

1着 16番 タイトルホルダー 牡 4 横山和生 58 3.16.2 36.4

スタートから気合をつけて最初のコーナーまでに先頭を取り切る。そこからは最初の正面までは後続を少し離した逃げになり、1角辺りから少しペースを落とす。向こう正面辺りから再びペースを上げ後続も容易に追い上げられず、少し差のある状態をキープして直線入口に入る。L1Fはさすがに疲れて13.2秒もかかったがそれでも後続もバテているので後続に1.1秒差をつける圧勝だった。終わってみれば上り36.4秒は上り2位に0.6秒差をつける最速なので、それだけ後続がバテる展開だったということのようだ。スローペースで逃げて勝った、菊花賞、日経賞とは全く異質のレースであり、これだけ強い逃げが打てるのであれば、今後長距離レースではかなり高いレベルで成績が安定する可能性がある。


2着 18番 ディープボンド 牡 5 和田竜二 58 3.17.3 37.1

5番手と比較的前目の位置で追走し、4角でスパートするも2番手との差はなかなか詰まらず。ゴール直前でギリギリ2着馬を差して2着となった。ここまでG1で勝利できていないようにG1馬になるには少し足りないことを示す2着だった。堅実ではあるものの、勝負所でズブ久なるのが弱点になる。

3着 7番 テーオーロイヤル 牡 4 菱田裕二 58 3.17.4 37.4

4番手追走していたが、3角で早めに進出し、4角の走りはかなりよく直線入口ではタイトルホルダーに迫れそうな勢いがあったものの、直線ではロングスパートで疲れたためかタイトルホルダーに離され気味になり、最後はディープボンドに差されて3着。結果的に勝ちに行った分やや仕掛けが速かったための3着であり、ディープボンドとは同等の能力であることを示した。前目につけれてコーナーでの立ち回りがよいので、今後も成績が安定する可能性は高いのだが、騎手強化すればもっとやれそうではある。

4着 9番 ヒートオンビート 牡 5 池添謙一 58 3.18.0 37.0

中団やや後方追走。4角からジワジワ伸びてきて、直線もしっかり伸びているのだが4着までが精いっぱいであった。いつも堅実に能力を発揮するのだが、G1で4着というのいかにもこの馬らしい着順だった。

5着 1番 アイアンバローズ 牡 5 石橋脩 58 3.18.3 37.7

中団追走。4角でディープボンドが進出したのに合わせて進出しようとするがまるで差が詰まらず。直線で伸びてはいるものの5着までだった。前走は早めのレースをして、ディープボンドに力でねじ伏せられたが、今回は後方からディープボンドに全く迫れなかったので、ディープボンドよりは少し弱いとの評価でよさそうだ。

6着 11番 マイネルファンロン 牡 7 松岡正海 58 3.18.7 37.9

中団追走からそのままなだれ込んだもので見どころはなかった。

7着 13番 ロバートソンキー 牡 5 伊藤工真 58 3.18.8 37.5

後方追走から最後は外からよく追い込んではいた。まだ3勝クラス馬にしては善戦した。

8着 14番 ヴァルコス 牡 5 三浦皇成 58 3.18.9 37.6

中団追走。最後は外から追い込むも勝負圏外。

9着 6番 メロディーレーン 牝 6 岩田望来 56 3.19.0 38.0

中団追走から見どころなく終わった。

10着 10番 トーセンカンビーナ 牡 6 藤岡康太 58 3.19.4 37.8

最後方追走から、最後は末脚が削がれたのか末脚は大したことなかった。

11着 5番 マカオンドール 牡 4 松山弘平 58 3.20.2 39.3

後方追走からまるで伸びず。スタミナ勝負が合わないようだ。

12着 3番 ディバインフォース 牡 6 田辺裕信 58 3.20.2 38.7

後方のまま見どころなし。スローの長距離戦でないとだめなのだろう。

13着 4番 ユーキャンスマイル 牡 7 藤岡佑介 58 3.20.7 39.4

後方のまま見どころなし。もう復調は無理ではないか。

14着 8番 クレッシェンドラヴ 牡 8 内田博幸 58 3.21.1 40.7

3角まで2番手で頑張っていたが、4角で力尽きた。前残りが叶うチャンスはどこかでまだありそう。

15着 12番 ハヤヤッコ 牡 6 武豊 58 3.21.1 39.6

後方のまま見どころなし。

16着 2番 ハーツイストワール 牡 6 ルメール 58 3.22.2 41.6

中団追走していたが、勝負所からまるで伸びなかった。

17着 15番 タガノディアマンテ 牡 6 幸英明 58 3.24.1 41.5

3番手追走していたが、3角に入るところで大きく後退した。ペースも距離もまるで合わなかったようだ。

競争中止 17番 シルヴァーソニック 牡 6 川田将雅 58

1歩目で躓いて騎手が落馬、競走中止。

 



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