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2022年6月23日 (木)

2022 ユニコーンステークス G3 レース回顧


1.レース結果の基礎データ


2022年 6月19日(日) 3回東京6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第27回ユニコーンS
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1600m 15頭立


馬場差 -1.4 完全タイム差 -0.3
タイムランク C メンバーランク B

LAP :12.3-10.8-11.2-11.9-12.1-12.1-12.2-12.6
通過:34.3-46.2-58.3-70.4 上り:72.1-60.9-49.0-36.9 平均:1F:11.90 / 3F:35.70

前半速かったが、L1Fは各馬同じような脚色になるスタミナ勝負になった。L1Fの減速はあまりなかったので後方から追い込むのは難しかった。


2.完全タイム差検証


20220062201

かなりの過大評価で1.1秒ほど低く見た方がよさそう。


3.各馬の分析


1着 5番 ペイシャエス 牡 3 菅原明良 56 1.35.2 36.4

5番手を追走。4角は外を回らないように内1頭分開けた程度の位置を回り、直線でも同様の位置から伸びてきて、伸び脚は大したことないように見えたものの、長い直線の最後は皆同じような脚色になる中、少しだけ伸びて1着となった。前走同場同距離のレースで5着から巻き返した形になったが、前走より上がりがかかる展開になったことが幸いしたようだ。厳しいペースで前目につけて最後ひと足つかえることが特徴ということは覚えておきたい。

2着 2番 セキフウ 牡 3 M.デム 56 1.35.2 35.5

やや出負けしてさらに最初の芝でのダッシュが今一つでインの後方を追走。4角をインぴったり回りそれでも直線入口ではやや後方だったが、そこからジワジワ伸び続けて最後に2着に浮上した。長くいい脚を使ったが、最後2着に浮上出来たのはインを効率よく走ることが出来たことが大きいと思える走りだった。

3着 12番 バトルクライ 牡 3 戸崎圭太 56 1.35.3 35.8

中団追走から直線入口では2着のセキフウと同じような位置で先頭からはやや離れた位置で、そこから残り200m辺りでセキフウが鋭く伸びたところで少し離されるが、それでもゴール前の一伸びて3着に浮上した。最後接戦の中ギリギリで3着になれた印象。加速にややもたつくタイプなのかもしれない。

4着 11番 ヴァルツァーシャル 牡 3 三浦皇成 56 1.35.3 35.4

後方追走。4角は外を回らないようにして回り直線に入って外に出してよく追い込んできたものの4着だった。4角を比較的効率よく回れたので、最後は内外の差というわけではなく、直線入口での位置が後ろ過ぎたことによる差。戦績からわかるように前半の追走力に難があるので、末脚は堅実でもアテにしにくいタイプとなる。

5着 15番 タイセイディバイン 牡 3 松若風馬 56 1.35.4 36.8

3番手追走。直線に入って残り400mのところで先頭に立つが最後にやや勢いが鈍る。それでもしぶとく5着に残った。初ダートだったが、前目につけてかなりしぶとい走りができることを示した。

6着 7番 リメイク 牡 3 福永祐一 56 1.35.4 36.4

スタートはよかったが他馬が速く中団の位置になる。直線に入って良く伸びてきているように見えたものの最後は少し脚色が鈍った。もっと前につけて好走していた馬なので、今回のペースはこの馬にとって少しは速すぎたようだ。加えて最後脚色が鈍っていたのことは東京コースの直線はこの馬にとっては長すぎるように見えた。

7着 14番 ビヨンドザファザー 牡 3 内田博幸 56 1.35.4 35.8

中団やや後方を追走。直線入口でもかなり後方で伸び脚は大したことないように見えた。最後によく伸びて、先頭から0.2秒差まで迫った。追走力に難があるが、最後スタミナ勝負のバテ比べになったときに一発ありそうな走りだった。

8着 1番 ハセドン 牡 3 横山典弘 56 1.35.6 35.5

最後方追走から4角の終わりから外を回ったので距離ロスもあって、直線入口では大外のかなり後方。直線でよく伸びたが、この位置からでは届かない。こういうことがあるので、やはり追い込み馬は馬券の軸とすべきではないということを改めて感じさせられた。

9着 3番 コンバスチョン 牡 3 田辺裕信 56 1.35.7 36.7

中団追走から直線の伸びは大したことないように見えたが、最後少し伸びてきてはいた。もう少し前のポジションにつけた方がよい馬なので、この馬には少しペースが速かったようだ。

10着 6番 ジュタロウ 牡 3 武豊 56 1.35.7 37.0

4番手追走していたが、直線ではやや伸びを欠いた。今回のメンバーでは少し実力が足りなかったようだ。

11着 8番 ロードジャスティス 牡 3 石川裕紀 56 1.36.5 38.2

先頭に立ち、やや速いペースで走ったが残り200mで失速した。

12着 13番 ティーガーデン 牡 3 ルメール 56 1.36.6 37.3

中団やや後方追走から直線さほど伸びず。初ダートだったが、ダートでペースの速いレースは合わないようだ。

13着 10番 インダストリア 牡 3 レーン 56 1.37.1 37.3

初ダートだったが見どころなく終わった。レース中熱中症のような症状が出たとのことなので、参考外とした方がよさそう。

14着 9番 スマートラプター 牡 3 石橋脩 56 1.37.8 39.3

2番手追走していたが、直線でまるで伸びなかった。


15着 4番 テーオーステルス 牡 3 団野大成 56 1.38.2 39.4

4番手追走していたが、直線でまるで伸びなかった。

 



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