日経エンタテインメントの記事
今日は一回書いたものの、保存しようとしたらパソコンがハングアップしてしまい、そのまま書く気をなくしてしまった。「日経エンタテインメント」の記事「女性アイドルの救世主を探せ!-気がついたら冬の時代」についての記事評っぱいことを書いてみようと思います。もう一回書いてみようと思ったのは、土曜日にAKB48の小野恵令奈ちゃんのDVD発売イベントでのまったりした握手に参加して、王道アイドルのあり方も大きく変化したんだなあと強く感じたからです。僕が秋葉原の石丸電気の小野恵令奈ちゃんのDVD発売イベントに参加した理由は僕がAKB48の中では小野恵令奈ちゃんが一番のお気に入りと言う理由だけでなく、「グラビアアイドルさんのDVD発売イベントと比べると、王道アイドルさんのDVD発売イベントはどう違うのだろう?」というのを確かめてみたかったこともありました。結果的にグラビアアイドルさんと比べても、写真撮影タイムがない以外はまったく同様の内容でした。お気に入りのアイドルに手紙やプレゼントを手渡しできて、まったりと会話しながら握手できて、特に奇抜な格好とかしなくても、何回か通えば覚えてくれる、至福の時がこのイベントにはあると思いました。というか、選民イベントとか高速握手会をやっているハロプロの方が、ヘンなものに感じられる時代になってきていると、強く感じました。ハロプロを応援しているディープなファンが、もっと身近に楽しくふれあえる女性アイドルが沢山いることに、気がついてしまうのも、そう遠い先のことではないのでは・・・と思っています。
そこで、「日経エンタテインメント」の記事なのですが、僕は「日経トレンディ」はわりとよく買うものの、僕は流行芸能にはあまり興味がないので、この雑誌、真野ちゃんが載っているという理由だけで初めて買いました。全体には僕にとっては、あまり興味のない内容が多かったので、多分今後もあまり買うことない雑誌だろうなと思いました。そして、真野ちゃんのインタビューの載っている上記の記事なんですけど、筆者のトーンとしては「ここしばらくは、アイドル冬の時代と言われ、誰もが知る人気アイドルは、ほとんど出てこなかったが、今年に入って音楽系の王道アイドルからブーム復活の兆しがある」というもので、他にも「グラビアアイドルは氷河期で明るいきざしがない」とか書いてあって、アイドルのあり方について、国民的アイドルといった言葉のように大衆の人気が得られる存在でなくてはならないといった、古い考え方に基づいて記事を書いているからこのような的外れな記事を書いてしまうんだろうなあと、思いました。しかし、この記事の取材に答えている、女性アイドルの現場で働いている人の言葉には今の現状を踏まえてしっかり戦略を考えて商売しているなあということがわかって興味深かったです。
今は女性アイドル供給過剰状態であり、女性アイドル好きにとってはすごくいい時代だと思います。特にグラビアアイドルファンにとっては、撮影会やイベントが多数開かれ、お気に入りのアイドルとお話したりできる濃い時間をすごせる機会が多くなっています。多分、今の女性アイドルファンはあまり人気が出すぎて、そのアイドルさんが自分から離れた存在になってしまうと、また次のアイドルさんを探すといった感じで、今や、国民的アイドルなど求められていない時代なんだと思います。国民的な人気を得るとしたら、女優さんとかミュージシャンとか、アイドルを越えた超実力派の存在にならないと無理なんだと思います。そんな状況をアイドル関係者さんはしっかりと認識しているようで、「グループアイドルが多いのはCDが売れなくても、グッズの売り上を含めたマーチャンダイジングがビジネスモデルとして確立されているから、そこそこの人気があれば、グッズの売り上げでペイすることは可能」との話には思わず納得させられました。
そして、この記事で圧巻だったのは秋元康さんのインタビューでした。さすが長年女性アイドルに関わっている人だけあって、鋭く、正しい戦略を考えているなあと思いました。インタビューのタイトルには「メジャーブレイク寸前!王道復活の戦略とは!」とありますが、そういうことではなくって、今の時代はファン目線に立って女性アイドルを売り出していかなければならないことをよくわかっていて、そんな中で、どうやって女性アイドルを育てていくかを模索している様子が語られてていて、とても共感させられました。まず共感させられたのがAKB48は「会いにいけるアイドル」というコンセプトにこだわっていることでした。そのため、チケットが取りにくくなったAKB48劇場に続いて、Gロッソで公演を行うなど、AKB48のメンバーが人気が出てきても、ファンがAKB48に会いやすくするような環境を整備していくことを課題として考えているのは絶対に正しいと思いました。そして、「AKB48はファンの声で内容が変化していきます。そういうのはこっちが仕掛けようとしてもできない。「アイドルとはこういうもの」というのは、昔のアイドル」と、はっきり言い切っているのは気持ちよかったです。
それから、真野ちゃんのインタビューでも「私の中でアイドルは、ファンとの交流が多い・・・というイメージがあります。いろんな場所で、たくさんの人に会えて、楽しいです。」と答えてくれてます。ハロプロの新ファンクラブ発足時のメンバーのコメントでも、「ファンとの交流の多いファンクラブにしたい」というコメントをしてくれていた人が多かったと思います。なので、ハロプロももっとファン目線でファンと交流できるイベントを増やしてくれるといいのにと思っています。
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