競馬

2022年5月20日 (金)

2022 ヴィクトリアマイル G1 レース回顧

芝マイル戦が久々となる2頭のG1馬、ソダシとレイパパレの明暗がはっきり分かれるレースとなった。


1.レース結果の基礎データ


2022年 5月15日(日) 2回東京8日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第17回ヴィクトリアマイル
4歳以上・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝 1600m 18頭立


馬場差 -1.4 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.5-10.8-11.4-11.6-11.7-11.1-11.3-11.8
通過:34.7-46.3-58.0-69.1 上り:68.9-57.5-45.9-34.2 平均:1F:11.53 / 3F:34.58

逃げたローザノワールが一番遅い上り3ハロンタイムながら4着に粘れており、上がり最速の馬3頭が7,9,13位なので、前有利の馬場、展開だったことは間違いないようだ。前目の位置が取れて最後ひと足使える馬に向いているレースとなった。

 


2.完全タイム差検証


20220051802

妥当な完全タイム差に思える。

 


3.各馬の分析


1着 5番 ソダシ 牝 4 吉田隼人 55 1.32.2 33.4

好スタートからインの4番手を追走。直線に入ってジワジワ伸び続け、残り200mを過ぎたところで先頭にたつとそこからも伸び続け危なげなく1着になった。先行力があり最後ひと足つかえる完璧なレースで実は芝のマイル戦ならばかなり強いことを示した。


2着 11番 ファインルージュ 牝 4 ルメール 55 1.32.5 33.4

中団追走から直線に入ってすぐ躓き、伸びあぐねているように見えたが、途中でややインに切れ込んでからは勢いがついて2着に浮上した。最後の末脚の切れ味はかなりのものがあることを示した。

3着 7番 レシステンシア 牝 5 横山武史 55 1.32.5 34.1

好スタートから3番手につけ、直線に入って良く伸びていたが、最後ソダシに交わされたらやや甘くなったが、それでもしっかり3着を確保した。しぶとく粘っていたが、それでも上がり3ハロンタイムは15番目なので後続が追い込みにくい展開に恵まれた面はありそう。

4着 10番 ローザノワール 牝 6 田中勝春 55 1.32.5 34.5

後続をやや離した逃げで、最後までしっかり粘って4着になった。オープンに入って逃げて好走したのは1回だけなのだが、ここまでランキング下位の騎手が乗っていて、実は適した舞台でうまく乗ればかなりやれるのではないかということを示した。今後のレース、騎手選択に少し注目した方がよさそうだ。

5着 2番 ソングライン 牝 4 池添謙一 55 1.32.5 33.2

中団追走から直線よく追い込んだものの、わずかの差の4着。あわや2着の走りだった。末脚の堅実さは示した。

6着 1番 デアリングタクト 牝 5 松山弘平 55 1.32.7 33.6

インの中団を追走。直線インをついてよく伸びたが、わずかに足りなかった。外を回った差し馬よりは距離得があった。さすがに力があることは示したが、最後の反応が今一つなのは休養明けだった分なのかもしれない。

7着 9番 アブレイズ 牝 5 菅原明良 55 1.32.8 32.9

後方追走。直線入口でもまだ後方。ゴール直前でよく伸びてきたが、7着までだった。上り最速となる末脚の切れ味があることは示した。

8着 14番 アカイイト 牝 5 幸英明 55 1.32.8 33.1

後方追走から、直線入口でもまだ後方。直線で最後はよく伸びてきた。追走力はないが、末脚は高速馬場のマイル戦でもやれることは示した。

9着 17番 シャドウディーヴァ 牝 6 坂井瑠星 55 1.32.8 32.9

後方追走から最後は大外から上り最速の脚で伸びてきたが、勝負圏外だった。

10着 12番 ミスニューヨーク 牝 5 M.デム 55 1.32.9 33.4

中団追走から最後の伸びは大したことなかった。

11着 6番 ディヴィーナ 牝 4 武豊 55 1.32.9 33.6

中団やや前目につけていたが、3角辺りから少し後ろに控えた。それでも最後の伸びは大したことなかった。

12着 13番 レイパパレ 牝 5 川田将雅 55 1.32.9 34.3

スタートで躓き、後方からになったが、序盤で3番手まで上がるが、直線では伸びを欠いた、序盤で脚を使いすぎた可能性はあるが、序盤の進出の仕方はローザノワールと同じような感じだったので、無理をし過ぎたようには見えなかった。前走、前々走でも後方の馬の末脚が鋭かったら差されたかもと思えるのが危なげのある終いの脚だったので、高速馬場マイル戦では末脚が足りないということなのだと思う。今後勝ち切るイメージを持つのが難しくなった。

13着 18番 テルツェット 牝 5 レーン 55 1.33.0 32.9

最後方追走から最後は大外から上り最速の脚で伸びてきたが、勝負圏外だった。2日続けて重賞で出遅れスタートとなったので今季のレーン騎手はあまり調子がよくないのかもしれない。

14着 15番 アンドヴァラナウト 牝 4 福永祐一 55 1.33.1 33.8

中団追走から最後の伸びは大したことなかった。

15着 16番 デゼル 牝 5 藤岡康太 55 1.33.2 33.6

後方追走から直線伸びは大したことなかった。

16着 8番 クリノプレミアム 牝 5 松岡正海 55 1.33.2 34.3

5番手追走から直線の伸びを欠く。ここでは末脚が足りなかった。

17着 4番 マジックキャッスル 牝 5 戸崎圭太 55 1.33.5 33.9

後方インを追走していたが、直線の伸びを欠いた。

18着 3番 メイショウミモザ 牝 5 鮫島克駿 55 1.33.7 33.9

後方追走から、直線の伸びを欠いた。最下位ではあるが勝ち馬からの着差は1.5秒で大きく負けていない。この舞台が合わなかったということなのだろう。

 

 



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2022  京王杯スプリングカップ G2 レース回顧


1.レース結果の基礎データ


2022年 5月14日(土) 2回東京7日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第67回京王杯スプリングカップ
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1400m 12頭立


馬場差 -1.1 完全タイム差 +0.6
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.3-10.9-11.2-11.4-10.9-11.3-12.2
通過:34.4-45.8-56.7-68.0 上り:67.9-57.0-45.8-34.4 平均:1F:11.46 / 3F:34.37

平均ペースながらL3-2Fが速く、L1Fで少し減速するペースになった。その分追い込みも可能な展開になったが、それでもある程度の位置が取れていないと追い込むのは難しかったようだ。

 


2.完全タイム差検証


20220051801_20220520071201

0.4秒ほど低く見た方がよさそう。


3.各馬の分析


1着 12番 メイケイエール 牝 4 池添謙一 54 1.20.2 33.6

スタートは速くなく中団から、序盤はかなり首を動かして行きたがるそぶりを見せるも何とかなだめて3角以降は折り合いをつけて外の中団を追走。直線に入って徐々に加速し、残り200mを過ぎたところで先頭に立ち押し切った。まだ折り合いに苦労するところはあるようだが、以前に比べるとかなりましになっていて、やはり普通に走れればかなり能力が高いことを示した。ただし、今回上り33.6秒であり、極端な瞬発力勝負には向いてなさそうで、今回くらいのペースで前目の位置につけるレースがベストなようだ。

2着 4番 スカイグルーヴ 牝 5 ルメール 54 1.20.3 33.5

中団のメイケイエールの少し後ろの内を追走。直線に入ってからの勢いはメイケイエールほどでなく一旦少し離されたが、最後までしっかり伸び、最後はメイケイエールの0.1秒差まで迫った。折り合いよく末脚堅実で長くいい脚を使っている。ただし、良績は1400m戦に集中している。

3着 9番 タイムトゥヘヴン 牡 4 大野拓弥 56 1.20.4 33.4

後方追走から直線外からジワジワ伸びてきて、残り200mを過ぎたところでグイっと伸びて、その勢い続いて3着に浮上した。末脚は堅実ながら、このメンバー、頭数でも3着までなので、好走の機会は限られそう。

4着 6番 ワールドバローズ 牡 4 和田竜二 56 1.20.4 33.2

後方追走。直線はタイムトゥヘヴンの内の少し後ろで最後までしっかり伸びてきてはいたが、上り最速であるほどの勢いは感じられなかった。下級クラスではもう少し前目の位置でレースしていたが、オープンのペースだとやや置かれ気味になるようだ。

5着 10番 ラウダシオン 牡 5 M.デム 57 1.20.5 34.4

好スタートから2番手の位置をとり、直線でインから伸びていたが、残り200mを過ぎたところで後続に交わされてしまった。それでも最後まで粘ってはいた。前目につけてひと足使う馬なのだが、瞬発力に欠ける。

6着 7番 リレーションシップ 牡 5 戸崎圭太 56 1.20.5 33.5

中団やや後方追走から、最後は伸びてきているが、上位進出できそうな勢いはなかった。


7着 8番 シャインガーネット 牝 5 田辺裕信 54 1.20.5 33.9

5番手追走から、直線インから伸びようとするが、足りなかった。ポジショニング、立ち回りともによかったので、これが能力の限界とみてよさそう。

8着 2番 リフレイム 牝 4 野中悠太 54 1.20.7 34.9

逃げたが、直線で大きく外によれる。それでも最後まで粘ってはいた。恵まれて前残りが叶う可能性はどこかでありそう。

9着 3番 ギルデッドミラー 牝 5 レーン 54 1.20.7 33.5

大きく出遅れたが、最後は大外からかなりいい脚を使っていたが、特筆すべきものではなかった。

10着 11番 ビオグラフィー 牝 5 内田博幸 54 1.20.9 34.6

3番手追走するも直線伸びず。


11着 1番 ミッキーブリランテ 牡 6 三浦皇成 56 1.21.0 34.6

インの4番手追走するも直線伸びず。


12着 5番 クリスティ 牝 5 松若風馬 54 1.21.1 34.3

中団イン追走。直線もインを通ったが、見どころなく終わった。

 

 

 



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2022年5月11日 (水)

2022 NHKマイルカップ レース回顧

3着以外は単勝10倍以下の馬がしっかり上位に食い込む結果になった。そんな中、長期休養明け、前走やや期待外れだった1、2番人気が、4、5着で前走1、2着だったことが印象的でやはり、前走が最近でかつ好走している馬を重視するのが予想の基本だという思いを強くさせられた。

1.レース結果の基礎データ

2022年 5月 8日(日) 2回東京6日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第27回NHKマイルカップ
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1600m 18頭立


馬場差 -1.4 完全タイム差 -0.1
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.2-10.5-11.4-11.5-11.8-11.1-11.5-12.3
通過:34.1-45.6-57.4-68.5 上り:69.6-58.2-46.7-34.9 平均:1F:11.54 / 3F:34.61

平均ペースでラスト3ハロンは減速ラップとなった。

2.完全タイム差検証

20220051003

やや過大評価で0.6秒ほど低く見た方がよさそう。ちなみにこのレースの基準タイムは古馬3勝クラスより0.2秒遅いタイムが設定されていることはしっかり把握しておくべきである。


3.各馬の分析

1着 18番 ダノンスコーピオン 牡 3 川田将雅 57 1.32.3 34.3

外の中団を追走。4角を外を回りすぎないように回り、直線に入って馬場の真ん中から少しづつ伸びてきて残り200mを過ぎたところで先頭に立ち、外から伸びてくる馬をギリギリ凌いで1着になった。好ポジションでしっかり折り合いロスの少ない競馬が出来たことが大きい。これで能力を発揮できなかったのは共同通信杯だけなので、アテにできない馬とは考えなくてよさそうだ。ただし、末脚の鋭さはさほどでもなく立ち回りの上手さで好走するタイプということは覚えておきたい。

2着 1番 マテンロウオリオン 牡 3 横山典弘 57 1.32.3 33.5

後方から2番手を追走。4角で少しづつ外に出していき直線入口では大外の後方そこからグングン伸びて最速の上りを使って追い込んできたが、ギリギリ届かずの2着。メンバー中、成績の安定度、末脚の確かは最も優れていて、馬券の軸にするならこの馬しかないと後になって気づかされるような素晴らしい走りだった。スタート後ペースが速いと見てすぐに後方待機を選んだ騎手の判断もよかったが、最後届かなかったのは大外を回った距離差で1着馬との能力差はほぼないと考えてよさそう。

3着 10番 カワキタレブリー 牡 3 菅原明良 57 1.32.4 33.8

スタートの勢いはあまりなく、後方から4番手を追走。直線入口ではマテンロウオリオンの内の少し後ろの位置になり、マテンロウオリオンほどの伸び脚の勢いはないように思えたが、マテンロウオリオンのスパートによくくらい就いていき、少しづつ勢いがついてきて、最後には3番手まで浮上した。前走のレース回顧で、「前半無理をし過ぎたので、実力以上に負けたことはありそう。」と書いたが、前半無理をせず脚を貯めればこれだけの末脚を繰り出せることを示した。過去にもそこそこの末脚を繰り出したこともあり、前走の敗退により極端に人気を落としていた。ただし、今回は4着以下の馬の末脚が案外だったという面はありそう。

4着 4番 セリフォス 牡 3 福永祐一 57 1.32.6 34.6

インの6番手を追走。4角をインぴったり回り、直線に入って最内からしっかり伸びてくるように見えたものの、坂を上がってからの勢いが上位3頭からは少し劣った。前走も2着ながら、上り3ハロンタイムは5番目で、今回も5番手だったので、スローペースでないと末脚が削がれてしまうという面があるようだ。昨年12月以来だったので成長度合いを図るのが難しかったが、12月時点とそう大きく変わったということはなさそうだ。

5着 11番 インダストリア 牡 3 レーン 57 1.32.7 34.6

中団を追走。直線の入口ではダノンスコーピオンのすぐ外の後ろにいたが、直線に入ってすぐの加速はダノンスコーピオンに少し劣り差をつけられてしまい、そこからしっかり伸びてきてはいたが、伸び脚は上位勢にはわずかに劣った。ダノンスコーピオンと同じようは立ち回りをしていたので、ダノンスコーピオンには劣ることをはっきり示す完敗だった。デビュー以来の4戦の上り3ハロンタイムはすべて最速だったが、今回は5番目だったことが示すように、G1では少し足りない存在だったということのようだ。

6着 5番 キングエルメス 牡 3 坂井瑠星 57 1.32.8 35.1

好スタートから難なくインの3番手につける。直線に入ってすぐの勢いはなかったが、それでも最後までしっかり伸び続け、セリフォスのすぐ後ろの位置に食らいついていた。このメンバーではやや足りなかったが難なく先行することができて最後までしぶといことを示したので、今後も安定して走れそうだ。

7着 13番 ジャングロ 牡 3 武豊 57 1.32.9 33.8

スタートで出遅れて最後方。直線で大外に出すもまだかなりの後方で、そこから最後まで伸び続けてもののここまでだった。最後は2番目の上り3ハロンタイムなので、しっかり末脚を使えていたが、これまでもいい末脚を繰り出していたので新味というわけではない。逃げないとダメな馬ではないので、スタートで出遅れなけれもう少しやれていた可能性は高い。今後も侮れない存在になりそう。

8着 6番 トウシンマカオ 牡 3 戸崎圭太 57 1.33.1 35.7

先頭に立ち、直線の途中までは勢いがあったものの、残り200mを過ぎたところで勢いがなくなり後退した。先行する馬ながら逃げたのは今回初めてだったが、騎手の結果コメントを見ると最初から逃げることを決めていたようだ。しかしながら、今回はこの馬にとってオーバーペースになってしまった。

9着 8番 アルーリングウェイ 牝 3 藤岡佑介 55 1.33.3 34.7

スタートが決まらず、中団のやや後方のインを追走。4角もインぴったりを回り、ロスの少ない走りが出来たが、末脚が少し足りなかった。スタートが上手くいったとしても上位進出は難しかったと思われる程度の末脚だった。

10着 7番 タイセイディバイン 牡 3 松若風馬 57 1.33.4 35.6

5番手を追走していたが、直線で勢いを欠いた。速い脚はないので、もっと厳しいペースになるかメンバーが弱くならないと厳しいということのようだ。

11着 3番 ソリタリオ 牡 3 鮫島克駿 57 1.33.5 35.1

インで先団の位置につけようとするが、周りの馬が速く、3角までにポジションが下がって中団の位置になってしまい、切れる脚がないのでそこから盛り返すことができなかった。

12着 9番 ダンテスヴュー 牡 3 吉田隼人 57 1.33.5 35.1

中団追走から見どころなく終わった。

13着 17番 ステルナティーア 牝 3 池添謙一 55 1.33.6 35.4

中団追走から見どころなく終わった。

14着 12番 セイクリッド 牝 3 菊沢一樹 55 1.33.7 34.9

後方追走から特に見どころなし。ただ、ダートの未勝利勝ちからの参戦にしては善戦したといえるかもしれない。

15着 16番 プルパレイ 牡 3 M.デム 57 1.33.9 35.6

中団追走から直線伸びず。戦績からスローペースでないと速い上がりが使えないようだ。前走はハイペースで上りが極端にかかったことが逆によかったようで、好走しそうな時の見極めが難しい馬のようだ。


16着 15番 オタルエバー 牡 3 横山和生 57 1.34.0 36.4

2番手追走していたが、直線の伸びを欠いた。切れる脚がないので、先行力があっても東京コースでの好走は難しそう。

17着 2番 ソネットフレーズ 牝 3 横山武史 55 1.34.6 36.4

中団追走から見どころなく終わった。やはり昨年11月のデイリー杯以来では好走は難しい。休み明けの一戦だったので、2歳からの成長力がどうかを見極めるにはもう1戦様子を見た方がよさそう。

18着 14番 フォラブリューテ 牝 3 大野拓弥 55 1.35.7 37.9

3番手追走していたが、最後は大きく後退した。

 



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2022 新潟大賞典 G3 レース回顧

上位勢の能力差はほとんどなく、最後は騎手の技量の差が大きかったと思われるレースだった。東京でのG1の裏開催でのローカル重賞なので、トップジョッキーの参戦が少ないからこそ改めて騎手の起用についてよく考慮した方がよさそうなレースだと感じた。

1.レース結果の基礎データ

2022年 5月 8日(日) 1回新潟2日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第44回新潟大賞典
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m・外 15頭立


馬場差 -0.6 完全タイム差 +0.4
タイムランク D メンバーランク D

LAP :12.1-10.7-11.9-12.1-11.7-12.1-12.0-11.3-11.3-12.5
通過:34.7-46.8-58.5-70.6 上り:70.9-59.2-47.1-35.1 平均:1F:11.77 / 3F:35.31

やや速い平均ペースL1Fはやや減速しており、ラストの持続力が問われた。

2.完全タイム差検証

20220051002

やや過大評価で1.1秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 14番 レッドガラン 牡 7 岩田康誠 57.5 1.57.7 34.9

スタートは速くなかったが、最初の直線で外を通って進出していき、3角に入るころには5番手の位置まで上がる。直線に入っての伸び脚は大したことないように見えたものの、他馬の脚も大差なく、最後一伸びして1着になった。あまり強さの感じられる勝利ではなく、このメンバーの中では上位の腕前の騎手の技量により最後一伸びしたといった感じだった。3角までに外から好ポジションを取り切るところも上手かった。

2着 8番 カイザーバローズ 牡 4 津村明秀 55 1.57.8 34.4

外の後方を追走。直線に入ってかなり外を回って、今回のメンバーでは最速の上りでしっかり追い込んできたが、わずかに1着馬に及ばなかった。オープン初戦だったが、このメンバーではもっとも末脚が優れていることを示した。過去のレースでは川田騎手が乗ることが多かったのだが、川田騎手が乗ってたら勝ったんじゃないかと思わせる走りだった。

3着 13番 ヤシャマル 牡 5 松田大作 54 1.57.8 34.6

外枠ながら最初の直線でインに切れ込んでインの中団やや後方を追走。直線に入って少し外に出し、ジワジワ伸び続け3着になった。前走は好ポジションでうまく立ち回っての3着と思ったのだが、今回はしっかり脚を貯めて追い込むレースが出来た。2戦連続で3着の走りが出来たのは意外だったが、今回のメンバーであればこの馬程度の末脚でも通用したということなのだろう。

4着 15番 モズナガレボシ 牡 5 菱田裕二 55 1.58.0 35.4

まずまずのスタートから、外からインにちょっと切れ込んだ中途半端なポジションにいたが、外からレッドガランが上がってきたのに合わせてこの馬も勢いをつけて3角までに3番手の位置を取り切る。4角の走りはスムーズで直線に入って少ししたところで先頭に立つ。そこから勢いたものの、最後は上位3頭の勢いが上回った。ローカルの平坦コースは得意なようで、もう少し直線が短い方がよさそうに見えた。しかし前半のポジショニングで岩田騎手に助けられたような面もあり、今回はかなりうまくいった方と見るべきだろう。

5着 9番 ステラリア 牝 4 川須栄彦 54 1.58.0 34.6

中団やや後方追走。4角ではやや外を回り、直線に入ってやや不自然にインに切れ込む場面があったものの、それでも最後までしっかり伸び続けてはいたの、このメンバーで能力上位であることは示した。スタートから終始、左に流れる感じがあったということで、そういった面でロスが大きかったようだ。この馬過去はほとんどトップジョッキーが乗っていたのだが、ランキング60位の騎手には難しい馬だったようだ。この馬前走G1でそこそこ走れていたので、狙い時かと思ったのだが、騎手が大幅弱化しているときは狙うべきではないとの教訓を得た。

6着 12番 シュヴァリエローズ 牡 4 松山弘平 55 1.58.1 34.9

中団追走し、直線も伸びてはいるものの、上位勢には及ばなかった。ランキング上位の松山騎手がわざわざ新潟に来たものの肝心の馬の能力が今一つだった。松山騎手はモズナガレボシに乗ればよかったのにと思われる結果だった。

7着 6番 ラストドラフト 牡 6 三浦皇成 56 1.58.3 34.5

後方追走から直線では大外を回って良く伸びたのだが、7着までだった。追走力がないものの、最後確実に末脚を使う馬で、G2、G1では目立たないが、今回のメンバーで2番目の上り3ハロンタイムで走った。メンバーの弱いローカル重賞ならばどこかで好走することはあるかもしれない。


8着 5番 ダノンマジェスティ 牡 7 武藤雅 55 1.58.4 35.0

中団やや後方のインを追走。直線に入って伸びてはいるのだが、ここでは足りなかった。

9着 2番 アイコンテーラー 牝 4 亀田温心 52 1.58.4 35.6

インの4番手と好ポジションでコーナーを回れたのだが、直線での伸びを欠いた。好ポジションを取れたのにダメだったので、この馬にとっては今回のペースでも速かったようだ。

10着 3番 スマイル 牡 6 石橋脩 54 1.58.5 34.9

後方追走から最後は少しは伸びていたのだが、前目でひと足使うタイプの馬なので、前半でポジションが取れなければどうしようもない。この馬にとって今回のペースは速かったようだ。ただ、オープンに入って過去2戦はG2で、今回はペースが合わなかったということなので、弱いメンバーのG3戦であればまだ好走できるチャンスはありそう。

11着 11番 トーセングラン 牡 6 丸山元気 54 1.58.9 35.9

6番手追走するも見どころなく終わる。長い休養を挟んでのオープン初戦ということで、この1戦だけで判断しない方がいいのかもしれない。

12着 7番 プレシャスブルー 牡 8 勝浦正樹 55 1.59.2 35.4

後方追走のまま見どころなく終わる。追走力がないのはいつものことなのだが、今回は追走で末脚が削がれてしまったようだ。

13着 1番 マウントゴールド 牡 9 荻野極 57 2.00.1 36.9

6番手追走していたが、直線まるで伸びず。もう好走するのは難しそう。

14着 10番 ラインベック 牡 5 西村淳也 54 2.01.4 38.7

2番手追走していたが、直線に入ってやめてしまったとのこと。先行力はあるが、オープン入りしてから凡走が続いている。

15着 4番 アルサトワ 牡 5 丹内祐次 56 2.02.3 39.7

逃げたが直線でズルズル後退。戦績からするとちょっと負けすぎなのだが、逃げ馬にはこういうこともよくあるということ。

 



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2022 京都新聞杯 G2 レース回顧

ロスの大きな走りで2着になったヴェローナシチーの強さが印象に残るレースだった。騎手が強化されたらもっとやれるのではと思ってしまった。

1.レース結果の基礎データ

2022年 5月 7日(土) 3回中京1日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第70回京都新聞杯
3歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝 2200m 12頭立

馬場差 -2.9 完全タイム差 -0.5
タイムランク B メンバーランク C

LAP :12.5-10.9-10.6-12.1-12.1-12.1-11.8-11.8-11.8-11.7-12.1
通過:34.0-46.1-58.2-70.3 上り:71.3-59.2-47.4-35.6 平均:1F:11.77 / 3F:35.32

2-3ハロン目がかなり速く、その後緩急なく同じようなラップになるレースとなったので、速いレースが出やすい状況になった。スローペースでないとダメな馬には厳しかったようだ。

2.完全タイム差検証

20220051001

かなりの過大評価。1.3秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 3番 アスクワイルドモア 牡 3 岩田望来 56 2.09.5 35.2

インのやや後方を追走。4角をインぴったり回ることで難なくポジションを上げていき、4角の終わりで勢いよく外に出すと、そこからの伸びはジワジワとしたように見えるものの、最後までしっかり伸びてゴール少し手前で先頭を交わして1着になった。加速に時間がかかる弱点をインぴったり回る距離得による補っての勝利だった。長く脚は使えるが鋭い末脚ではないので、今後活躍の機会は限られそうだ。

2着 11番 ヴェローナシチー 牡 3 酒井学 56 2.09.6 35.4

外の後方を追走。3角から大外を回って勢いをつけると大外を回っているのに直線入口で早くも先頭に立つ。そこからしっかり走り続け、ゴール少し前では後続と差が出来始め突き放すかに見えたが、ゴール前で1着馬の勢いがわずかに上回り2着になった。1着馬より明らかに距離ロスの大きい競馬をしていて、1着馬より強い競馬をしたのは明らか。騎手が強化されればダービーでも注目したい1頭。

3着 9番 ボルドグフーシュ 牡 3 松田大作 56 2.09.8 35.0

やや出遅れて最後方を追走。4角で外に出して少しづつ進出を試みるも大外を回ったので直線入口ではまだかなり後方。そこから伸び続け3着に浮上した。今回のメンバーの中ではもっとも鋭い末脚を使ったのだが、上位2頭も追い込み馬なのにそれらに比べると全く工夫のないロスの大きな乗り方で、この馬も騎手が強化されればもっと成績が上がるのではないかと思われる。

4着 2番 リカンカブール 牡 3 藤岡康太 56 2.10.2 36.1


インの4番手を追走。4角をインぴったり回ることで直線入口では先頭の少し後ろの位置まで進出。そこから伸びあぐねるかに見えたが、最後までしっかり粘り4着を確保した。全く人気がなかったが、意外にしぶとく善戦できたので、自己条件に戻れば好走必至だろう。

5着 10番 ブラックブロッサム 牡 3 レーン 56 2.10.3 36.2

好スタートから外の3番手のポジションを取って追走する。直線に入ってすぐはまだ勢いがあったものの、直線途中から勢いがなくなってしまった。好位でひと足使う馬の負けパターンになってしまった感じで、直線入口から早めに後続に迫られる展開が厳しかったようだ。先行有利な馬場、展開になればもう少しやれるのだろう。

6着 6番 アップデート 牡 3 浜中俊 56 2.10.5 35.9

後方追走。4角を外を回りすぎないように回ったが、直線入口ではかなり後方で、そこからの伸びも大したことなかった。

7着 7番 リアド 牡 3 川田将雅 56 2.10.6 36.3

中団追走するも見どころなく終わってしまった。やはりスローペースでないとだめなようだ。

8着 8番 ショウナンアデイブ 牡 3 池添謙一 56 2.11.0 36.5

後方追走から見どころなく終わる。まだここでは実力不足なのは明らか。

9着 1番 メイショウラナキラ 牡 3 秋山真一 56 2.11.0 37.1

難なく先頭に立つも残り200mで力尽きてしまった。今回は特に、2、3ハロン目が厳しいかったので、この馬にとって厳しいペースになったようだ。楽に先行できそうなメンバーの場合は要注意。

10着 4番 ストップザタイム 牡 3 古川吉洋 56 2.12.3 38.0

中団追走から見どころなく終わる。まだここでは実力不足なのは明らか。

11着 5番 ミスターホワイト 牡 3 吉田隼人 56 2.12.5 38.5

2番手追走していたが、直線入口から早くも後退気味になる。厳しいペースであっても脱落が速すぎで、まだここでは実力不足なのは明らか。


12着 12番 ポッドボレット 牡 3 福永祐一 56 2.13.7 39.4

中団外を追走するも4角の途中でもう勢いがなくなってしまう。戦績からすると走らなすぎなのだが、ずっとスローペースのレースばかりだったので、流れる展開だとこんな程度なのかもしれない。

 



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2022年5月 3日 (火)

2022 天皇賞 G1 レース回顧

スタミナ勝負となり実力通りで紛れのない結果になったが、それにしてもタイトルホルダーの強さには驚かされた。

1.レース結果の基礎データ

2022年 5月 1日(日) 2回阪神12日 天候: 晴 馬場状態:稍重
11R 第165回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 3200m・内 18頭立


馬場差 -1.0 完全タイム差 +0.8
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.7-11.9-11.9-12.0-12.0-11.9-12.2-12.8-13.3-12.9-12.3-12.0-11.9-11.5-11.7-13.2
通過:36.5-48.5-60.5-72.4 上り:72.6-60.3-48.3-36.4 平均:1F:12.26 / 3F:36.79

前半は3200mのレースにしては速すぎるペースに見えたものの、中盤でしっかりペースを落として
12週連続開催のわりには馬場が悪くならず内を通った方が有利な馬場だった。

 

2.完全タイム差検証

20220050302

珍しく上方補正が必要なパターン。緩急のあるペースだと時計が出にくいということなのだろう。タイトルホルダーは今回かなり強いレースをしているのは確かであり、能力上位のディープボンド、テーオーロイヤルがしっかり2,3着に入っていることからこれらの2頭もこのくらいの値と見るのが妥当だと思う。

3.各馬の分析

1着 16番 タイトルホルダー 牡 4 横山和生 58 3.16.2 36.4

スタートから気合をつけて最初のコーナーまでに先頭を取り切る。そこからは最初の正面までは後続を少し離した逃げになり、1角辺りから少しペースを落とす。向こう正面辺りから再びペースを上げ後続も容易に追い上げられず、少し差のある状態をキープして直線入口に入る。L1Fはさすがに疲れて13.2秒もかかったがそれでも後続もバテているので後続に1.1秒差をつける圧勝だった。終わってみれば上り36.4秒は上り2位に0.6秒差をつける最速なので、それだけ後続がバテる展開だったということのようだ。スローペースで逃げて勝った、菊花賞、日経賞とは全く異質のレースであり、これだけ強い逃げが打てるのであれば、今後長距離レースではかなり高いレベルで成績が安定する可能性がある。


2着 18番 ディープボンド 牡 5 和田竜二 58 3.17.3 37.1

5番手と比較的前目の位置で追走し、4角でスパートするも2番手との差はなかなか詰まらず。ゴール直前でギリギリ2着馬を差して2着となった。ここまでG1で勝利できていないようにG1馬になるには少し足りないことを示す2着だった。堅実ではあるものの、勝負所でズブ久なるのが弱点になる。

3着 7番 テーオーロイヤル 牡 4 菱田裕二 58 3.17.4 37.4

4番手追走していたが、3角で早めに進出し、4角の走りはかなりよく直線入口ではタイトルホルダーに迫れそうな勢いがあったものの、直線ではロングスパートで疲れたためかタイトルホルダーに離され気味になり、最後はディープボンドに差されて3着。結果的に勝ちに行った分やや仕掛けが速かったための3着であり、ディープボンドとは同等の能力であることを示した。前目につけれてコーナーでの立ち回りがよいので、今後も成績が安定する可能性は高いのだが、騎手強化すればもっとやれそうではある。

4着 9番 ヒートオンビート 牡 5 池添謙一 58 3.18.0 37.0

中団やや後方追走。4角からジワジワ伸びてきて、直線もしっかり伸びているのだが4着までが精いっぱいであった。いつも堅実に能力を発揮するのだが、G1で4着というのいかにもこの馬らしい着順だった。

5着 1番 アイアンバローズ 牡 5 石橋脩 58 3.18.3 37.7

中団追走。4角でディープボンドが進出したのに合わせて進出しようとするがまるで差が詰まらず。直線で伸びてはいるものの5着までだった。前走は早めのレースをして、ディープボンドに力でねじ伏せられたが、今回は後方からディープボンドに全く迫れなかったので、ディープボンドよりは少し弱いとの評価でよさそうだ。

6着 11番 マイネルファンロン 牡 7 松岡正海 58 3.18.7 37.9

中団追走からそのままなだれ込んだもので見どころはなかった。

7着 13番 ロバートソンキー 牡 5 伊藤工真 58 3.18.8 37.5

後方追走から最後は外からよく追い込んではいた。まだ3勝クラス馬にしては善戦した。

8着 14番 ヴァルコス 牡 5 三浦皇成 58 3.18.9 37.6

中団追走。最後は外から追い込むも勝負圏外。

9着 6番 メロディーレーン 牝 6 岩田望来 56 3.19.0 38.0

中団追走から見どころなく終わった。

10着 10番 トーセンカンビーナ 牡 6 藤岡康太 58 3.19.4 37.8

最後方追走から、最後は末脚が削がれたのか末脚は大したことなかった。

11着 5番 マカオンドール 牡 4 松山弘平 58 3.20.2 39.3

後方追走からまるで伸びず。スタミナ勝負が合わないようだ。

12着 3番 ディバインフォース 牡 6 田辺裕信 58 3.20.2 38.7

後方のまま見どころなし。スローの長距離戦でないとだめなのだろう。

13着 4番 ユーキャンスマイル 牡 7 藤岡佑介 58 3.20.7 39.4

後方のまま見どころなし。もう復調は無理ではないか。

14着 8番 クレッシェンドラヴ 牡 8 内田博幸 58 3.21.1 40.7

3角まで2番手で頑張っていたが、4角で力尽きた。前残りが叶うチャンスはどこかでまだありそう。

15着 12番 ハヤヤッコ 牡 6 武豊 58 3.21.1 39.6

後方のまま見どころなし。

16着 2番 ハーツイストワール 牡 6 ルメール 58 3.22.2 41.6

中団追走していたが、勝負所からまるで伸びなかった。

17着 15番 タガノディアマンテ 牡 6 幸英明 58 3.24.1 41.5

3番手追走していたが、3角に入るところで大きく後退した。ペースも距離もまるで合わなかったようだ。

競争中止 17番 シルヴァーソニック 牡 6 川田将雅 58

1歩目で躓いて騎手が落馬、競走中止。

 



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2022 青葉賞 G2 レース回顧

ダービートライアルでダービーと同じ距離のレースにしては、例年ダービーには直結しないレースなのだが、ことしも未勝利勝ち直後の馬が勝つあまりレベルの高くないレースとなった。6着以降は先頭から1.2秒離され、スタンダートのレース映像では最後まるで映らなかったので、今後の活躍もあまり期待できない有様だった。

1.レース結果の基礎データ

2022年 4月30日(土) 2回東京3日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第29回テレビ東京杯青葉賞
3歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝 2400m 14頭立


馬場差 -1.9 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.7-11.3-11.5-11.5-11.9-12.3-12.7-12.4-12.4-11.7-11.9-11.9
通過:35.5-47.0-58.9-71.2 上り:73.0-60.3-47.9-35.5 平均:1F:12.02 / 3F:36.05

前半速いラップに見えるが、スタート時に接触してエキサイトした馬が暴走してのもので、2番手以降はスローのバランスで推移したレースとなった。


2.完全タイム差検証

20220050301

0.7秒くらい下方修正した方がよい、レースレベルは高くない。

3.各馬の分析

1着 3番 プラダリア 牡 3 池添謙一 56 2.24.2 34.2

好スタートからインの前目のポジションを取る。序盤速い馬を行かせてやや長めの隊列の5番手をインで回る。4角もじっくり回り、4角の終わりで外に出すとそこからしっかり伸びて残り200mを過ぎたところで先頭に立つとそのまま押し切った。しっかり好位を取って危なげのない勝利だったが、まだスローペース戦の経験しかないので、厳しいペースになった時の対応は未知数。

2着 7番 ロードレゼル 牡 3 川田将雅 56 2.24.3 35.1

スタート速く先頭に立つ勢いだったが、1角では速い馬を1頭先頭に行かせ、少し差のある2番手でしっかり折り合って追走する。直線に入って残り400mを過ぎたところで先頭に立つが最後は1着馬にさされるものの後続は凌ぎ切っての2着だった。前目でしっかり折り合ってロスのない走りに見えたが、それでもレース後の騎手コメントによると「課題だらけで修正するところが多いが、最低限の仕事はしてくれた」ということなので、この言葉を信じるならばまだ成長の余地を残しているということのようだ。

3着 12番 エターナルビクトリ 牡 3 武豊 56 2.24.4 33.7

最後方追走。4角もインを回り直線でもあまり外を回りすぎない位置でスルスルと伸びてくるも3着までだった。1頭だけ上り33秒台の脚を使ったが、最後方では届かない。長くいい脚を使えるのが強みだが、追走力に難がある。ただ、直線の長いコースは合っている。

4着 14番 グランシエロ 牡 3 三浦皇成 56 2.24.6 34.3

後方追走。3角から少しづつ進出を試みるが、直線入口ではまだ後方。外に出すのにもたつき外に出してから伸びるものの伸びはジワジワとしたものだった。末脚はあまり鋭くないのだが、騎手の立ち回りもさらに後方にいた武豊と比べるとロスが大きく拙い立ち回りだった面はあった。

5着 11番 レヴァンジル 牡 3 レーン 56 2.24.9 35.2

4番手追走。直線に入って伸びようとするが、後ろにいたプラダリアにあっさり交わされて、そのあとさらに後ろからきたエターナルビクトリには馬体を合わせ抵抗を試みるもここでも交わされてしまった。レーン騎手の立ち回りはしっかりしていて、これで負けだのではあればこれがこの馬の実力と納得できるものだった。前目につけてひと足使う馬であるが、ここでは通用しなかったようだ。

6着 6番 アスクヴィヴァユー 牡 3 菅原明良 56 2.25.4 35.1

中団追走するも4角で外を回るロスが大きく直線入口では外で最後方になる。そこから伸びてはいるが、スタンダート画面では全く映らない位置での攻防で6着まで上がってきていても先頭からは1.2秒離されているので全く評価はできないものだった。

7着 8番 ロンギングエーオ 牡 3 石橋脩 56 2.25.4 35.2

中団追走から見どころなく終わった。

8着 1番 クワイエットホーク 牡 3 岩田望来 56 2.25.6 35.3

やや後方追走から見どころなく終わった。

9着 2番 サンライズエース 牡 3 大野拓弥 56 2.25.8 35.2

やや後方追走から見どころなく終わった。

10着 4番 メイショウウネビ 牡 3 松岡正海 56 2.26.2 35.9 1

中団追走から見どころなく終わった。

11着 13番 ジャスティンスカイ 牡 3 横山武史 56 2.26.3 36.3

中団追走から、直線全く伸びなかった。戦績からして走らなさすぎで、敗因がよくわからない。2400mに適正がない可能性はありそう。2000mまでしか経験がない馬が2400mを走った場合こういうこともあり得るということはよく頭に入れておいた方がよさそうだ。

12着 9番 オウケンボルト 牡 3 M.デム 56 2.27.8 38.2

3番手追走したがまるで伸びなかった。先行できればそこそこやれる馬なのだが、2400mの距離と直線の長いコースが合わなかった可能性がある。

13着 10番 ディライトバローズ 牡 3 戸崎圭太 56 2.30.3 41.6

初馬後に他馬と接触し、序盤は中団の位置だったが馬がエキサイトしてしまったようで外から暴走気味に上がっていき、2角で先頭にまで立ってしまい、後続を少し離した逃げになる。直線に入って少ししたところで様子がおかしくなり、騎手が止めようとするまでの状態になってしまった。屈腱断裂を発症してしまったとのこと。

 



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2022年4月26日 (火)

2022 読売マイラーズカップ G2 レース回顧

この時期の4歳の上り馬はやはり注目すべきということを思い知らされる結果となった。もう何度もそういうレースを見ていたので、当然ソウルラッシュ本命と思ってレースを見ていたのだが、ずっといままでにないくらい後方でレースをしていたので、今回はもうだめかと思ったのだが、それだけに最後の末脚には驚かされた。ソウルラッシュは1600m戦を使うようになってから確実に末脚を使って好走していて、極端な瞬発力勝負になった場合の不安はあるが、G1でもかなりやれるのではないと思える勝利だったことは間違いない。


1.レース結果の基礎データ


2022年 4月24日(日) 2回阪神10日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第53回読売マイラーズカップ
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1600m・外 15頭立

 

馬場差 -0.7 完全タイム差 +1.2
タイムランク E メンバーランク C

LAP :12.5-10.7-11.4-11.5-11.4-11.7-11.6-12.5
通過:34.6-46.1-57.5-69.2 上り:70.1-58.7-47.2-35.8 平均:1F:11.66 / 3F:34.99

前が1頭飛ばすのでやや速いペースで差し馬は末脚が削がれやすい展開になったようだ。そんな中しっかり後方から伸びたソウルラッシュの末脚は目立つものだった。

 


2.完全タイム差検証


20220042603

かなり妥当な完全タイム差に思える。とするとソウルラッシュの前走の3勝クラス春興Sのパフォーマンスはかなりよかったということで、この時の2着馬のウインシャーロットの次走に注目してもいいかもしれない。


3.各馬の分析


1着 13番 ソウルラッシュ 牡 4 浜中俊 56 1.33.3 34.1

スタート遅く後方からになり、4角ではややインを回り、直線に入って外に出すまでもたついたように見えたが、外に出してから、他馬を圧倒する目立つ末脚を使って1着となった。前走もスタートは遅いものの、序盤で脚を使って好ポジションを強引にとって好走したが、序盤後方でじっくり脚を貯めれば最後かなりの末脚を使えることを示した。マイルに距離を短縮してこれで4連勝でありかなり能力が高いことを示した。

2着 7番 ホウオウアマゾン 牡 4 坂井瑠星 56 1.33.4 35.3

スタート速く前で飛ばす先頭と少し離れた2番手を追走。直線に入ってしっかり伸びて、最後ファルコニアに差されそうな流れだったが、最後までしぶとく交わさせなかった。やはり前目に位置すればかなりしぶとい。前が1頭飛ばす展開もこの馬に向いた。

3着 3番 ファルコニア 牡 5 川田将雅 56 1.33.4 35.1

4番手追走から直線しっかり伸びるも、末脚の鋭さは今一つで最後まで前にいたホウオウアマゾンは交わせなかった。好ポジションが取れることが多いため堅実な成績を残しているが、勝ち切るには少し足りない面があるようだ。

4着 6番 ベステンダンク 牡10 鮫島克駿 56 1.33.7 36.2

好スタートから後続を少し離す逃げで直線入口でも後方との差をキープできて、4着まで粘れた。粘り切ってしまうかに見えた展開だったが、ゴール直前で上位3頭に交わされ、3着馬との着差0.3秒だったので、恵まれても3着以内に入れる力はないということのようだ。

5着 12番 エアロロノア 牡 5 幸英明 56 1.34.0 35.2

中団追走から4角では外を回りすぎないようにまわり、直線でもやや馬場の内から伸びてきたが伸び脚が足りなかった。

6着 5番 レッドベルオーブ 牡 4 岩田望来 56 1.34.0 35.2

中団イン追走。4角もインを回って伸びてきたが、末脚が少し足りなかった。上り3ハロンタイムは4番目であれるもののインぴったりを回ったものなのであまり評価できない。2歳時からあまり成長していない可能性が高く、人気になりやすい馬なので、人気に逆らった方が妙味がありそうな馬。

7着 4番 カラテ 牡 6 菅原明良 56 1.34.1 35.4

中団追走。直線で外から伸びようとするも伸び脚は大したことなかった。末脚が鋭い方ではないので、この程度の走りでも不思議はない。ここ3戦連続で好走していたが、信頼度は今一つ。

8着 11番 ロードマックス 牡 4 松田大作 56 1.34.2 34.7

後方追走から直線外から少しは伸びてはいた。昇級初戦だったが、ここではやや能力が劣った。

9着 8番 サトノアーサー 牡 8 和田竜二 56 1.34.3 35.7

中団追走から直線伸びず。近走よりは少し前目の位置でレースをしたが、新味は見られなかった。

10着 1番 レインボーフラッグ 牡 9 国分恭介 56 1.34.7 36.1

インの6番手を追走したが直線は伸びなかった。

11着 9番 エアファンディタ 牡 5 松山弘平 56 1.34.9 35.6

後方追走から直線伸びず。重賞初挑戦ではあったが、近走の成績からすると末脚が出せなさすぎであり、調整の失敗など難からの要因があった可能性があるため、この1戦で見限らない方がよさそう。

12着 10番 シュリ 牡 6 秋山真一 56 1.34.9 35.8

後方のままに見どころなく終わる。近走は調子が悪いのは明らかなようだ。

13着 14番 ダイワキャグニー セ 8 三浦皇成 56 1.35.2 36.9

4番手追走から直線伸びず。2番手以内につけないと好走できない馬なので、4番手につけたところでノーチャンスだった。

14着 2番 ヴィクティファルス 牡 4 池添謙一 56 1.35.5 37.1

2番手追走していたが4角で早々と交わされてしまった。

15着 15番 ケイデンスコール 牡 6 岩田康誠 57 1.45.3 46.2

全く見どころなく、復調の兆しは見られない。

 

 



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2022 サンケイスポーツ賞フローラS G2 レース回顧

前走失敗したり不利を受けて能力が発揮できなかった馬が巻き返して好走するパターンはよくあるものの、そうした馬の中で人気の馬は凡走し、不人気な馬の方が好走するパターンはもう何度も見てきた気がする。敗退から巻き返す可能性はそう高くないことを考えると、こういうペースは不人気馬の方を狙う方が効率的なのかもしれない。あと、最近前走ルメール騎手から他の騎手に乗り替わった馬が好走するケースが多いようで、以前ほどルメール騎手にいい馬が集中する傾向が減っているのかもしれない。


1.レース結果の基礎データ


2022年 4月24日(日) 2回東京2日 天候: 雨 馬場状態: 良
11R 第57回サンケイスポーツ賞フローラS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m 15頭立


馬場差 -1.2 完全タイム差 +1.1
タイムランク SL メンバーランク C

LAP :12.9-11.6-11.4-11.8-12.5-12.6-12.8-11.6-11.4-11.8
通過:35.9-47.7-60.2-72.8 上り:72.7-60.2-47.6-34.8 平均:1F:12.04 / 3F:36.12

スローペースであり、開幕週らしく内が伸びる馬場だったのである程度ポジションが取れないとどうにもならない展開になった。

 


2.完全タイム差検証


20220042602

一旦妥当な完全タイム差と見る。


3.各馬の分析


1着 2番 エリカヴィータ 牝 3 田辺裕信 54 2.00.4 34.0 5 442

インの4番手を追走。4角をインでじっくり回り直線に入って少しづつ勢いをつけ、すぐ外の前にいたシンシアウィッシュがかなり鞭を入れて加速している横で手綱を大きく動かし加速すると鋭く反応し、シンシアウィッシュを交わしたところで鞭を入れるさらに伸びて1着になった。前走出遅れたのでスタート練習をしたとのこと、好位を取るのに内枠が幸いしたところもあるが、スムーズであればこれだけやれるということを示した。前走で何らかの不利や失敗があった馬の場合こういうことがあるということはしっかり覚えておきたい。

2着 3番 パーソナルハイ 牝 3 吉田豊 54 2.00.5 34.9 4 456

好スタートから後続を少し離した逃げを打つ。直線に入っても後続との差を維持し、最後までよく粘って2着になった。桜花賞で好走した実力をしっかり示した2着だった。

3着 14番 シンシアウィッシュ 牝 3 M.デム 54 2.00.5 34.5 9 428

スタートは速くないものの、二の足がつきすぎて一気に先頭にまでたってしまう。そこから向こう正面に入るところで少し外に出して落ち着かせて先頭から少し離れた2番手を追走する。4角はインぴったりを回し、直線に入って勢いをつけると、1着馬とは勢いが劣るもののしっかり伸びて3着になった。序盤かかってチグハグな競馬になったが、それでもしかっり制御したデムーロ騎手の手腕が光る3着だった。

4着 6番 マイシンフォニー 牝 3 武豊 54 2.00.8 34.2 6 460

中団インを追走。4角もインを回り、エリカヴィータの内から早めの進出を試みたものの、最後まで脚は続かなかった。最後甘くなったのは序盤かかったからとのこと。かかり気味になることが多く、脚を貯めるのが難しい馬のようだ。


5着 1番 ルージュエヴァイユ 牝 3 戸崎圭太 54 2.00.8 33.6 3 444

インの後方追走から直線で外に出し伸びてきていたが、前の馬との距離がありすぎでここまでだった。メンバー中最速の上り3ハロンタイムをつかったものの、追走力は今一つなのかもしれない。

6着 9番 ラスール 牝 3 ルメール 54 2.00.9 34.2 2 474

中団追走し、直線に入って伸びてきていたものの、前を捕らえるほどの末脚は発揮できなかった。瞬発力に限界があり33秒台の末脚は使えないようだ。

7着 10番 ホウオウバニラ 牝 3 横山和生 54 2.01.2 34.0 7 416

後方追走から直線外から伸びてこようとするも末脚は鋭くなかった。過去2戦は先行したが、確実に先行ポジションが取れるタイプではないようだ。


8着 8番 キタサンシュガー 牝 3 大野拓弥 54 2.01.3 34.4 8 448

中団インを追走し、4角もインぴったりを回るものの、直線の伸びは今一つ。

9着 15番 ヴァンルーラー 牝 3 藤岡佑介 54 2.01.3 34.4 12 440

中団追走から直線で外に出して伸びようとするも伸び脚は大したことなかった。

10着 4番 ストキャスティーク 牝 3 石川裕紀 54 2.01.4 33.9 11 446

最後方追走。4角はインを回り、直線で外に出して伸びようとするもさほど伸びなかった。

11着 5番 エバーハンティング 牝 3 内田博幸 54 2.01.5 34.0 13 410

後方追走から見どころなく終わった。一応上り3ハロンタイムは3番目の値であるため、メンバーが弱ければもう少しやれるのかもしれない。

12着 7番 ゴールデンアワー 牝 3 横山武史 54 2.01.6 34.6 10 490

中団追走から直線の伸びは大したことなかった。

13着 12番 モチベーション 牝 3 永野猛蔵 54 2.01.6 35.5 15 430

3番手追走するも直線の伸びを欠いた。

14着 11番 トゥーサン 牝 3 津村明秀 54 2.01.7 34.2 14 436

後方追走のまま見どころなく終わる。

15着 13番 ルージュスティリア 牝 3 福永祐一 54 2.01.8 35.3 1 464

中団追走から直線の伸びを欠いた。前走大きく出遅れがながら、最後盛り返していたので、順調ならばとの期待があり人気になったが、距離や長い直線が合わなかったようだ。敗退からの巻き返しが上手くいった勝ち馬とは対照的な結果だった。

 

 



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2022 福島牝馬S G3 レース回顧

この時期は3歳限定戦で目立っていた4歳馬が人気を集めやすく、古馬との闘いでの実績がない馬は嫌った方が妙味があることが多いのだが、アナザーリリックのようにしっかり勝ち切るケースもあるわけで、こうした4歳馬の好走可能性をしっかり考慮できるようになることが僕の課題であると、気づかされるレースとなった。あと、中山牝馬Sの勝ち馬クリノプレミアムがしっかり好走したので、やはりコース形態と施行時期が似ていることから中山牝馬Sとの親和性が高いということはこのレースを予想する上での大きなポイントとなることはしっかり覚えておくべきである。


1.レース結果の基礎データ


2022年 4月23日(土) 1回福島3日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第19回福島牝馬S
4歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(指定) 芝 1800m 16頭立


馬場差 +0.6 完全タイム差 +0.6
タイムランク D メンバーランク D

LAP :12.2-10.7-12.1-11.8-11.8-12.0-12.4-11.8-12.2
通過:35.0-46.8-58.6-70.6 上り:72.0-60.2-48.4-36.4 平均:1F:11.89 / 3F:35.67

2ハロン目だけちょっと早い平均ペース。外差しが効く馬場になっていたのも特徴で、コーナーで外を回して伸びる馬が目立っていた。

 


2.完全タイム差検証


20220042601

0.8秒ほど低く見るとかなりい感じになりそう。


3.各馬の分析


1着 4番 アナザーリリック 牝 4 津村明秀 54 1.47.0 34.6

スタート遅く後方から2番手。縦長の隊列になりかなりの後方。3角から外に出して少しづつ進出を開始すると、大外を回るものの加速速く、直線入口では外から射程圏内の位置まで進出。早めに先頭に立った2着馬はかなりしぶとかったものの、ジワジワ伸び続け、1着になった。600mの少し前から加速していたのでかなり長く脚を使った。加えてコーナーの加速の良さも目立った。前走はスローペース戦だったので、上り34.9秒の脚がかなり平凡に見えたものの、今回のペースでは34.6秒の末脚は際立っていた。前走はペースが遅すぎ、前々走は時計のかかる馬場ということで、たまたまこの馬に不向きなレースが続いただけで、成長時期の4歳馬を過去2戦で見限るべきではなかったということが今回の大きな教訓となった。

2着 2番 クリノプレミアム 牝 5 松岡正海 54 1.47.0 35.7

スタートよく、5番手を追走。道中やや外を回り、4角で外を回って勢いをつけると直線入口で楽に先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えるも、ゴール前ギリギリで差された。中山牝馬の好走馬やよく好走するレースなのだが、中山牝馬と同様に外が伸びる馬場になっていたこともこの馬にとってよかったようで、コーナーの加速が光った。

3着 8番 サトノダムゼル 牝 6 丸山元気 54 1.47.1 35.0


やや後方を追走。4角を外を回りすぎないようにじっくり回り、直線に入ってしっかり伸びては来ていたがアナザーリリックよりは少し劣る末脚に見えた。ここ2戦連続して3番目の上り3ハロンタイムを使えているのだが、勝ち切るまでは難しい末脚ということなのかもしれない。

4着 9番 シンハリング 牝 5 西村淳也 54 1.47.2 35.6

2着馬のクリノプレミアム少し外で同じように前目を追走していたが、向こう正面で クリノプレミアムに少し小し遅れ気味になり、その後 クリノプレミアムのスパートに合わせて進出してくるも差は詰まらず。最後までジワジワ伸び続けてはいるものの、勢いが足りなかった。まだ3勝クラスの馬としては検討しているが、ジワジワとした脚しか使えない印象を受けた。

5着 15番 ルビーカサブランカ 牝 5 武豊 54 1.47.2 34.6

スタート遅く最後方追走。4角で外を回るも、まだ後方。直線に入って伸びてくるものの、位置取りが後ろ過ぎるのでここまでだった。スタートが遅い追い込み馬なのだが、それでもスローペース戦の方が成績がよかったりする。色々かみ合わないと好走できないタイプ。


6着 11番 ホウオウエミーズ 牝 5 丸田恭介 54 1.47.3 35.1

後追走から4角で外を回り、直線伸びてはいるものの、やや勢いを欠いた。が、勝ち馬から0.3秒差なので、善戦はしている。

7着 6番 スライリー 牝 4 石川裕紀 54 1.47.4 35.4

後方追走から4角でやや外を回った加速は速かったが、最後まで勢いは続かなかった。いい脚が長く続かない難しいタイプのようだ。

8着 3番 フェアリーポルカ 牝 6 三浦皇成 55 1.47.7 35.4

後方追走。4角は外を回りすぎないように回るも直線入口ではまだ後方。そこから外に出してからは少し伸びてはいた。

9着 12番 アブレイズ 牝 5 菅原明良 54 1.47.7 35.9

中団追走。4角の立ち回りはよかったが、直線の伸びは今一つ。やはりどういうときに好走するのかわからず扱いが難しい馬。

10着 1番 シャーレイポピー 牝 4 鮫島克駿 54 1.47.9 36.0

スタートはよかったが、二の足は平凡で中団のやや後ろの位置になる。直線入口でインに切れ込む脚は一瞬だけ鋭かったが、本当に一瞬だけだった。スローペースで前方の位置につけれたときに好走する馬で、好走できるレースの幅は狭そう。

11着 13番 エヴァーガーデン 牝 5 丹内祐次 54 1.48.1 36.4

中団インを追走し、4角もインを回ったが、直線伸びを欠いた。オープン初戦であったが、連戦が続きすぎだったので、休養を挟んで立て直せばもう少しはやれるかもしれない。

12着 5番 ジュランビル 牝 6 松若風馬 54 1.48.1 35.9

後方インを追走。4角もインを回り、直線でインから極端に大外まで進路を変えてみるも伸び脚は今一つ。進路を大きく変える際のロスは大きかったので、実力以上に負けている可能性はある。

13着 10番 サンクテュエール 牝 5 荻野極 54 1.48.1 37.0

前からちょっと離れた4番手追走し、4角で早めに3番手の馬を捕らえることができたものの、直線はまるで伸びなかった。

14着 7番 ハギノリュクス 牝 5 菱田裕二 54 1.48.1 37.1

3番手追走から、3角でインを回り早めに2番手の馬を捕らえたものの、直線入口まで力尽きてしまった。

15着 16番 キタイ 牝 6 古川吉洋 54 1.49.1 38.5

大外枠ながら好スタートを決め1角までに先頭の位置を取り切るも、直線入口で脱落した。

16着 14番 ロザムール 牝 6 武藤雅 54 1.51.4 40.3

2番手追走するも3角で早々と脱落。

 

 



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