レース回顧

2020年9月17日 (木)

2020 紫苑ステークス G2 レース回顧

あまり差のない決着であったので、秋華賞に向けて恵まれた馬、着順が悪くても見どころのあった馬などをしっかり見極める必要ある。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月12日(土) 4回中山1日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第5回紫苑S
3歳・オープン・G3(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭立


馬場差 +0.3 完全タイム差 +1.5
タイムランク SL メンバーランク C

2020091505

前半緩いが、後半のペースアップが早い。

2.完全タイム差検証

2020091506

スローペースなので0.5秒ほど上に見た方がよい。ただし、この時期の3歳重限定重賞の基準タイムは古馬3勝クラスとほぼ同等のれべるとなる。


3.各馬の分析

1着 10番 マルターズディオサ 牝 3 田辺裕信 54 2.02.1 35.8

2番手追走から、4角で早めに先頭に立ち、そのまま押し切った。
好スタートから楽に先行できたのがよかった。先行して凡走したのは道悪の桜花賞だけなので、先行出来ればかなりやれることを示した。ただ、桜花賞、オークスとG1でいいところを見せていないので、秋華賞でも同じようにいいところを見せられないのではいかとの予感もあり、G1では扱いが難しい馬である。


2着 18番 パラスアテナ 牝 3 武豊 54 2.02.3 35.6

中団の外を追走。残り600mで早めに進出し、直線入口では4番手の位置になり、そこからジワジワ伸びて2着になった。
早めの進出が吉となった。長く脚を使ったため最後の直線は鋭いものではなかった。先頭を脅かすような勢いはなかったが、後方からの追撃は凌いだ。

3着 16番 シーズンズギフト 牝 3 ルメール 54 2.02.3 35.8

外枠のため最初はポジション取りに苦労したが、1角で4番手まで進出しインのポジションを取り切る。4角もじっくり回り、直線でインから伸びようとするもいい脚は一瞬だけで最後は後続に交わされそうになりながらギリギリ3着を確保した。
ポジショニングのよさを活かした3着でありあまり強さは感じられなかった。


4着 2番 マジックキャッスル 牝 3 浜中俊 54 2.02.3 35.2

中団のインを追走。残り500mくらいから外を回って進出し、最後までジワジワ伸びてほぼ3着に近い4着だった。
エンジンのかかりが遅い印象のある馬だったが、4角での加速はよく、直線でも狭いところを抜けてくる勝負根性を見せた。さらに以前よりは前目のポジションが取れたので、春よりも成長している可能性がある。騎手のコメントだとパンパンな良馬場ならもっとやれるということなので、秋華賞が良馬場ならばさらに好走するかもしれない。


5着 8番 ミスニューヨーク 牝 3 加藤祥太 54 2.02.4 35.7

中団追走から残り600mから進出し、ジワジワと良く伸びてはいたが最後のひと伸びを欠いた。

 

6着 17番 ウインマイティー 牝 3 和田竜二 54 2.02.4 35.0

後方を追走。残り600mから外を回って進出し、直線も大外から伸びてきていたが前が止まらないので6着までだった。
スタートがうまくいかなかったようだが、それでもこのペースでは位置取りが後方すぎた。最後はしっかり伸びてきているので、能力の高さは示した。

 


7着 12番 クロスセル 牝 3 内田博幸 54 2.02.6 36.1

最初は4番手の位置を取っていたが、1角でシーズンズギフトにあっさりとポジションを奪われる。それでも4角で早めに進出して直線入口では先頭に迫る勢いがあったが直線の伸びは大したことなかった。
まだ2勝クラスの馬で、先行力はそこそこあるので自己条件に戻ればかなりやれそう。


8着 9番 スマートリアン 牝 3 横山武史 54 2.02.6 36.2

インの3番手を追走していたが、勝負所からの脚は見どころがなかった。
インぴったりを回って距離得があってもこの程度なので勝負にならなかった。


9着 11番 スカイグルーヴ 牝 3 戸崎圭太 54 2.02.6 35.4

後方追走からウインマイティーと比べると早めに進出を開始し、直線外から伸びようとしたが、ウインマイティーのような勢いはなかった。
あまり見どころなく、春からの成長があまりない可能性がある。


10着 5番 コトブキテティス 牝 3 北村宏司 54 2.02.8 35.3

後方追走から最後は上り3ハロンタイムが3番目の末脚を見せたが、後方からインを回ってのものなので、あまり評価できない末脚。


11着 4番 ホウオウエミーズ 牝 3 津村明秀 54 2.02.9 35.6

後方追走から見どころなし。

12着 6番 ラヴユーライヴ 牝 3 坂井瑠星 54 2.02.9 35.5

後方追走から、勝負所でポジションを上げることが出来ず、まるで見どころがなかった。

13着 13番 ホウオウピースフル 牝 3 池添謙一 54 2.03.1 36.1

後方追走から、向こう正面から徐々にポジションを上げていき、3角から早めに進出し勝負圏内の位置まで来ていたが、直線ではまるで勢いがなかった。


14着 15番 フェルマーテ 牝 3 吉田豊 54 2.03.4 35.7

後方のまま見どころなし。

15着 3番 レッドルレーヴ 牝 3 三浦皇成 54 2.03.5 36.7

中団追走していたが、直線で勢いがなかった。

16着 14番 チェーンオブラブ 牝 3 石橋脩 54 2.03.7 36.1

見どころなし。

17着 7番 ストリートピアノ 牝 3 武藤雅 54 2.03.9 36.7

見どころなし。

18着 1番 ショウナンハレルヤ 牝 3 丸山元気 54 2.05.4 39.2

逃げたが、4角のわかりですでに勢いがなかった。
さらに緩いペースにならないとダメなようだ。

 

2020年9月16日 (水)

2020 セントウルステークス G3 レース回顧

G1の前哨戦の重賞でダノンスマッシュが強さを見せるレースはもう何度も見ていて、これでなんでG1勝てないのだろうと不思議に思うのも毎度のこと。今度こそG1で勝てそうと評価が多いようだが、今までもそんな評価でG1勝てなかったので、今回もスプリンターズステークスでの扱いが難くなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月13日(日) 2回中京2日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第34回産経賞セントウルS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1200m 17頭立


馬場差 -0.4 完全タイム差 -0.4
タイムランク D メンバーランク C

2020091503

前半速いが、後半の減速はさほどでもない。かなりの縦長の隊列になっていたので、前に行った馬がかなり飛ばしたということで、先頭から少し離れた好位で最後ひと足つかう、好位差しの馬に向く展開になった。


2.完全タイム差検証

2020091504

0.6秒ほど低く見た方がよい。

3.各馬の分析

1着 16番 ダノンスマッシュ 牡 5 三浦皇成 57 1.07.9 34.1

好スタートから楽に先団に取り付き4番手の位置につける。直線に入ってジワジワ伸び続け残り200m辺りで先頭に立つとそこから他馬を寄せ付けずの完勝だった。
G1の前哨戦で他馬を寄せ付けない完勝は最近よく見る光景であり、これで重賞6勝目となった。こんな感じで次走のG1ではいまいちな結果を続けているので、ここまでくると意図的に前哨戦を目一杯仕上げているのではないかと感じてしまう。G2,3では信頼度のかなり高い馬ではあるが、G1での扱いが難しい馬である。

2着 3番 メイショウグロッケ 牝 6 浜中俊 54 1.08.1 33.7

インの8番手の位置を追走。縦長なので中団でも先頭からかなり離れた位置を追走する。直線に入って、外に持ち出し、最初はジワジワとしか伸びなかったが、直線の坂を上がったところから鋭く伸びて2着になった。
ゴール直前の脚色はこの馬が一番よく目立っていた。
今まで直線でジワジワ長く脚は使えているがそう速い脚はない印象だったが、今回初の1200mで末脚を活かすことができた。決してフロックではない走りに見えたが、直線が短くゴール前が坂の中山では今回のような走りは難しそうに思える。が、今回の好走の内容はしっかり覚えておくべき。

3着 7番 ミスターメロディ 牡 5 北村友一 57 1.08.1 34.2

ダノンスマッシュの内の少し後ろを追走。直線に入ってダノンスマッシュの外に出し後ろからジワジワ伸び続けて一旦2番手に浮上するも、ゴール直前でメイショウグロッケに差されて3着になった。
前目のポジションにつけて最後ひと脚使う、この馬らしい走りを見せたが、最後の伸び脚は鋭いものではなかった。

4着 8番 タイセイアベニール 牡 5 松山弘平 56 1.08.2 33.7

メイショウグロッケの外の同じような位置を追走。直線に入ってもメイショウグロッケと同じように伸びてきたが、最後はメイショウグロッケほどの鋭さはななかった。
やはり末脚の鋭さが欠ける。

5着 11番 ビアンフェ 牡 3 藤岡佑介 54 1.08.3 34.6

好スタートからダノンスマッシュと同じような位置の、先頭から少し離れた3番手のインを追走。直線に入ってインから少し伸びていたが、ゴール前で脚色が鈍った。
先行力はあるものの、ここでは少し能力が劣る。ただし、そこそこ善戦しているので、古馬オープンならば3着以内に入れる可能性はある。

6着 10番 トゥラヴェスーラ 牡 5 武豊 56 1.08.4 34.2

スタートはよかったが、控えて先頭から少し離れた6番手を追走。直線に入って伸びていたが、大した伸びではなかった。
末脚が大したことないので、もっと前目につけれるようなペース、展開にならないと駄目なようだ。

7着 15番 クリノガウディー 牡 4 森裕太朗 56 1.08.5 33.5

後方追走。直線に入って伸びてきてはいたが、勝負圏内に入れる伸びはなかった。
先行して好走してきた馬なので、後方の位置につけたところでアウト。今回は騎手が大幅弱化したので陣営も期待はしていなかったと思われる。今後リフレッシュ放牧に出すとのことだが、高松宮記念の状態まで戻すのは厳しそうだ。

8着 4番 ラヴィングアンサー 牡 6 吉田隼人 56 1.08.5 33.6

後方インを追走。直線に入って、大して伸びなかったものの、最後は少しいい脚を見せた。
追走力が弱く、直線でも加速に時間がかかるようなので、なかなかチャンスはなさそう。


9着 1番 トウショウピスト 牡 8 丸田恭介 56 1.08.5 34.3

中団追走から少しは伸びてはいたが、ここでは足りないのは明らかだった。

10着 9番 シヴァージ 牡 5 岩田望来 56 1.08.8 33.2

最後方を追走。かなり縦長の最後方なので、位置取りは絶望的だったが、それだけ追走力がないということ。上がり3ハロンタイムは最速だったが、4角をインぴったりに回って距離得を活かしたものなので、値ほど評価はできない。最後の末脚もそう勢いあるものではなかった。

11着 2番 ノーワン 牝 4 池添謙一 54 1.08.8 33.6

後方インを追走。最後は少しは伸びてはいた。
追走力がなさすぎる。

12着 12番 メイショウキョウジ 牡 5 藤岡康太 56 1.08.8 33.7

後方追走。直線では外に出すも大して伸びず。
追走力、末脚ともにここでは足りない。


13着 5番 キングハート 牡 7 菱田裕二 56 1.08.9 33.5

後方追走。直線では外に出すも大して伸びず。
追走力、末脚ともになく、もう好走する可能性はなさそう。

14着 13番 クライムメジャー 牡 6 鮫島克駿 56 1.09.1 34.2

後方を追走。今回は4角でやや外を回って直線伸びようとしたが伸び脚は大したことなかった。

15着 14番 フェルトベルク 牝 6 藤懸貴志 54 1.09.1 33.7

後方追走のまままるでいいところがなかった。
ここでは能力が劣るのは明らか。

16着 17番 ラブカンプー 牝 5 斎藤新 54 1.09.2 35.9

2番手を追走していたが、残り200mの少し前からズルズル脱落した。
逃げないとダメなタイプながら、ここ数戦で前半のスピードが少し劣ることがわかってきた。初速が速くないメンバー構成にならないと好走は難しい。


17着 6番 セイウンコウセイ 牡 7 幸英明 57 1.09.5 36.5

他馬を少し離しての逃げだったが、残り200mの地点でばったり止まった。
ここ2戦、最後の粘りがあったので、復調の兆しがあったのだが、最後まるで粘れないダメな状態に戻ってしまった。陣営は何がなんでも逃げる作戦を考えていたようだが、この作戦で復調の芽をつぶしてしまったように思う。

 

2020 京成杯オータムH G3 レース回顧

米子Sの走りからスマイルカナがここでもいい走りをすることは予想できたものの、トロワゼトワルが去年より斤量も展開も厳しい中好走できると予想するのは難しかった。明らかのこの夏秋で成長していて、やはり古馬になって成長するのは牝馬が多いというのが最近のトレンドなのかもしれない。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月13日(日) 4回中山2日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第65回京成杯オータムH
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1600m 16頭立


馬場差 +0.2 完全タイム差 +0.6
タイムランク DC メンバーランク C

2020091501


平均ペースではあるが、さほど速くないので前につけていないと話にならない展開になった。


2.完全タイム差検証

2020091502

0.6秒ほど低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 10番 トロワゼトワル 牝 5 横山典弘 55 1.33.9 35.3

外からじわっと先団グループに取り付き、1角あたりで2番手の位置を取り切る。残り400mからジワジワと追い出し、最後の坂のところでは一旦脚色が鈍るかに見えたものの、そこからもしぶとく伸び続けてわずかにスマイルカナを交わして1着になった。
昨年に続き2連覇となった。前が競り合うことなくやや落ち着いたペースになったことが大きそうではあるが、昨年は軽ハンデで、高速馬場で一人旅の逃げでの勝利であり、今回はハンデ得なし、高速でない馬場、2番手追走と全く異なる形での好走だったので、今年の勝利の方が中身が濃い。今年に入ってさらに成長していると考えてよさそう。今後も軽視できない存在になった。


2着 16番 スマイルカナ 牝 3 柴田大知 52 1.33.9 35.6

スタートは速くなかったが、二の足で大外から一気にインに切れ込み1角に入るまでに先頭の位置を取り切る。その後も2番手を少し離した逃げを打ち、最後までしぶとい走りで2着になった。
先行してかなりしぶといこの馬の能力は重賞でも通用することを示した。前走の米子Sでは3番手追走から勝っているので逃げなければダメというわけではく、速すぎるペースになれば控えることが出来るのも強みで、今後好走できるレースの幅は広そうだ。今回やはり大外で先頭に立つまでに脚を使わざるを得なかったことが大きく、着差を考えると内枠だったら勝っていた可能性は高かったと思う。

3着 2番 ボンセルヴィーソ 牡 6 木幡巧也 55 1.33.9 35.2

スタートは速く一旦先頭に立つが、前2頭が速かったので3番手を追走する。最内を通ることで4角をじっくり回り、直線に入ると前を脅かすほどの脚ではなかったが、しっかり伸びて、最後は前2頭にかなり迫っての3着だった。
内枠の先行前残りの典型的な穴パターン。戦績からすればこの馬が前で有利な競馬をすることは十分考えられるので、こういう馬を警戒すべきとの教訓になった。

4着 7番 ジャンダルム 牡 5 藤井勘一 56 1.34.1 35.3

スタートよく一旦ボンセルヴィーソと先行争いをしかけたが、結局4番手になる。4角のコーナリングで少しだけボンセルヴィーソに離され、直線になってしっかり伸びるものの、脚色は3着のボンセルヴィーソと大差なかった。
ペースがあまり速くならずインを通った先行馬有利の流れに恵まれての4着と見る。勝負所のコーナーでの加速はあまり上手くないように見えた。

5着 8番 シゲルピンクダイヤ 牝 4 和田竜二 54 1.34.2 35.2

ゲートに入るのをかなり嫌がり、入るまで3分近く要した。スタートはよく一旦先行争いに加わるも結局ジャンダルムの少し後ろの位置に落ち着く。4角でインを回って鞭が入るが、やはり前走同様にズブい。直線に入って伸びてはいるが、先行した分鋭い末脚は使えなかった。
勝負所でかなりズブいのはもう変わらなさそうだ。さらにゲート入りもいがやるので、牝馬によくある年齢を重ねて走りたくなくなるパターンに入ってしまったように思える。


6着 3番 アルーシャ 牝 5 戸崎圭太 55 1.34.3 34.7

スタートは遅く後方のインを追走。4角で外に持ち出し、直線ではメンバー中一番いい脚色で追い込んだが、6着までが精いっぱいだった。
直線入口での位置取りが後ろ過ぎた。直線の長いコース向きであるのは明らか。

 

7着 4番 ストーミーシー 牡 7 田辺裕信 57 1.34.4 34.9

スタートはまずまずよかったものの、最初の直線で中団の位置から後方までポジションを下げてしまう。残り600mを過ぎたところからスパートして、外を回すも、直線入口ではアルーシャよりは前の位置ながらそれでも先頭からはかなり後ろで、そこから伸びても7着が精いっぱいだった。
今回ペースが速いわけでなく、せっかく中団のやや前目のポジションがとれそうなところを後方まで下げてしまったのは不可解な騎乗だと思った。今日の展開では後方に位置した時点でノーチャンスだった。


8着 12番 エントシャイデン 牡 5 大野拓弥 56 1.34.5 35.2

中団やや後ろの外を追走。4角を外を回りすぎないように回り、直線入るころには馬郡の真ん中の前が壁になる位置になり、抜け出すスペースがないわけではないものの、そこからジワジワとしか伸びなかった。
勝負所で前が壁になるポジションになることが多い馬で、以前は穴予想家から注目されやすかったのだが、そもそもの末脚がこの程度なので、もう少し前のポジションにつけて、インを立ち回るような競馬をしないと3着に入るのは難しい馬。

9着 14番 アストラエンブレム セ 7 横山武史 57 1.34.5 35.8

スタートは遅く、後方の位置だったが、二の足で中団の位置まで押し上げる。3角にくると3番手の位置まで押し上げたが直線入口ではもう勢いがなく、伸びなかった。
重賞では少し能力が足りない。

10着 5番 アンドラステ 牝 4 ルメール 53 1.34.5 35.2

好スタートから先行争いに加わろうとするが、他馬が速く一旦中団のインにつける。3角で勢いなくさらにポジションを下げ、4角ではかなり後ろから外を回りすぎないように回り直線に入って鞭を入れるも前が壁になり勢いつかず伸びなかった。
1番人気馬であったが、3角で後退したこと、直線で前が壁になったことは不利があったためと騎手や競馬記者のコメントをみるとされているようだが、勢いを感じられる場面がなかったので、不利が敗因とは思えない。前走でギリギリの3着だったのもあまり勢いを感じられるものでなかったので、やはり重賞での平均ぺース以上のレースではやや能力が劣るのだと思う。今回不利を受けたことを理由に次走も人気になりそうなので、嫌った方がよいと思う。「先週の結果分析」風に言えば、次走危険馬ということ。

11着 13番 ミッキーブリランテ 牡 4 坂井瑠星 54 1.34.6 35.6

中団やや外を追走。直線に入って追い出すもさほど伸びなかった。
コーナーでも直線でもどこかで短いひと脚が使える馬なのだが、今回はなだれ込んだだけになってしまった。脚の使いどころが難しい馬なので、一流騎手が乗らないと3着以内に入るのは難しいのかもしれない。2走前の中京記念では福永騎手ですら脚の使いどころを誤ったと認めているくらいなので、非常に乗り難しい馬と記憶すべき。

12着 9番 アフランシール 牝 4 津村明秀 52 1.34.8 35.4

後方追走から、残り700mくらいから早めにスパートをかけたが直線まで脚は続かなかった。
昇級初戦で、ロングスパート型の馬のようだが、700mのロングスパートはさすがに無謀だった。ハイペース戦とか、今回とは異なる展開になればロングスパートがハマる機会があるかもしれない。この一戦で見限るべきではない。

13着 11番 ラセット 牡 5 秋山真一 55 1.34.8 34.8

最後方追走、4角で早めに外を回って進出を試みるものの、直線入口ではかなり後方の大外に位置になる、そこから伸びるもの、早めにスパートした分最後まで脚は続かなかった。
追走力がないので、直線の短い小回りコースは明らかに向かない。

14着 6番 スイープセレリタス 牝 4 丸山元気 52 1.35.0 35.9

中団インを追走。3,4角ではスパートできずややポジションを下げ直線でもインから大して伸びなかった。インぴったりを回ってこの程度なので、重賞では能力不足なのは明らか。


15着 15番 メイケイダイハード 牡 5 酒井学 55 1.35.1 35.8

スタートは遅かったが、二の足で中団の位置をとるが、そこからまるでいいところがなかった。
やはり前々走の中京記念の時は、奇跡的にすべてがこの馬向きの展開になったということなのだろう。

16着 1番 ルフトシュトローム 牡 3 石橋脩 54 1.35.3 35.9

中団インのやや後ろを追走。4角の勝負所でややポジションを下げ直線入口は外の最後方の位置。そこからまるで伸びなかった。
NHKマイルカップがG1とは言え、このときの3歳G1は古馬3勝クラスと同等かそれ以下のレベルなので、この馬が最下位でもまったく不思議ではない。
古馬と戦えるだけの成長はなかったということだろう。

 

2020年9月10日 (木)

2020 札幌2歳ステークス G3 レース回顧

かなりの持続力勝負になった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月 5日(土) 2回札幌7日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第55回札幌2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1800m 14頭立


馬場差 -1.1 完全タイム差 +0.3
タイムランク C メンバーランク C

202009084

前半がやや速く、早めのペースアップにより、L1Fが極端に減速するラップとなった。

2.完全タイム差検証

2歳戦は現時点では情報不足のため検証保留とする。


3.各馬の分析

1着 13番 ソダシ 牝 2 吉田隼人 54 1.48.2 36.7

好スタートから外の4,5番手の位置を追走する。3角で外から早めに進出し直線に入るころには内を回ったバスラットレオンと合わせ馬の形になり競り合っていたが、残り200mを過ぎたあたりで競り落としそのまま先頭に立ち1着になった。
スタートよく、内枠だったらもっと前目のポジションにつけそうな雰囲気はあった、そして外を回る距離ロスがありながら、3角からの早めの仕掛けで勝ったのだから、このメンバーでは力が上であったことは明らか。陣営も瞬発力よりも持続力型と見ているようで、今後も直線の短い小回りコースでは活躍できそう。

2着 8番 ユーバーレーベン 牝 2 戸崎圭太 54 1.48.2 36.6

後方追走から、向こう正面で他馬より外目を走り、3角から勢いをつけて、4角では外からソダシに迫るような脚を見せたが、直線入口ではソダシに先に行かれて差がついてしまう。それでも最後までジワジワ伸び続け、脚色が鈍ったバスラットレオンを交わして2着になった。
コーナーでの加速はかなりよかったが、外を回りすぎたために直線に入るまでに消耗してしまった感はある。それでも最後まで粘り強いところはかなり見どころがあった。今後成長して立ち回りがうまくなればもう少しやれるかもしれない。

3着 6番 バスラットレオン 牡 2 坂井瑠星 54 1.48.5 37.2

好スタートから2番手追走。3角で早めに先頭を交わしにかかり、4角からは外からソダシが迫ってきてしばらく併せ馬になり競り合っていたが、残り200mで交わされ最後はユーバーレーベンにも交わされ3着になった。
外を回った1,2着馬に比べると内目で距離ロス少なくコーナーを回れたので上位2頭との力の差は明らか。それでも早めスパートの持久力戦の中、早めに動いて粘れることを示した。


4着 14番 アオイゴールド 牝 2 団野大成 54 1.48.6 37.0

外のソダシより少し後ろを追走。上位馬が早めに3角からペースアップする中、この馬も後ろからよく食らいついていたが、上位を脅かすような脚ではなかった。それでもゴール直前では少し伸びていた。L1Fが13.0かかっていたので、あまり速い脚はないものの長く続いていたからゴール前で少し伸びたように見えたのだどう。
持続力はあるが、トップスピードが速くなく、それでいて先行力が少し劣るので、この馬の活躍の機会は限られそうだ。

5着 2番 ヴェローチェオロ 牡 2 大野拓弥 54 1.48.7 37.1

スタートは速くないが、インぴったりを回ることで距離得を得て、中団のまずまず前のポジションを取る。4角の終わりでやや外に出して追い出すもさほど伸びず、しかしゴール前で少し伸びてきた。
インぴったりの距離得があったので、実力以上の着順の可能性が高いが、立ち回りの上手さはありそう。


6着 12番 ヴィゴーレ 牡 2 池添謙一 54 1.48.9 37.1

後方の外を追走。3角のペースアップから上位勢に食らいつこうとしていたが、差はまるで詰まらなかった。この馬も追走力、トップスピードに難がある、

7着 7番 コスモアシュラ 牡 2 丹内祐次 54 1.49.1 37.3

一応前のポジションにつけようとしたようだが、他馬が速く後方の位置になる。直線ではやや外に持ち出すも伸びなかった。速い脚がないので、どこかでスピードが緩んで前のポジションを取れるようなレースにならないと好走は難しいのかもしれない。

8着 11番 ウイングリュック 牡 2 和田竜二 54 1.49.5 38.1

外の3番手を追走していたが、3角からのペースアップにはついていけず徐々にポジションが下がっていき、その後はいいところがなかった。
ここでは能力不足。

9着 9番 ウインルーア 牝 2 横山武史 54 1.49.5 37.8

中団追走するも3角のペースアップについていけなかった。

10着 10番 リキサントライ 牡 2 柴山雄一 54 1.49.7 37.9

後方インを追走。3,4角をインぴったりで走った距離得があるので、それでも10着ということはここでは能力不足。

11着 3番 ジオルティ 牡 2 ルメール 54 1.50.2 38.3

中団追走から3角でのペースアップに対応できずに後方へ下がってします。直線では外から、最後は少しは伸びていたもののペースが速いと追走に難がありそう。

12着 4番 カガフラッシュ 牡 2 江田照男 54 1.50.4 38.3

後方追走から特に見どころなかった。


13着 1番 ピンクカメハメハ 牡 2 武豊 54 1.50.5 39.2

逃げたが、3角でもう脚色が鈍ってしまった。

14着 5番 スライリー 牝 2 石川裕紀 54 1.50.8 39.2

中団追走するものの、4角でももう後退してしまった。

2020 小倉2歳ステークス G3 レース回顧

小頭数で能力差がはっきりした組み合わせだったので、順当な結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月 6日(日) 2回小倉8日 天候: 雨 馬場状態: 重
11R 第40回小倉2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1200m 10頭立

 

馬場差 +1.0 完全タイム差 +0.1
タイムランク C メンバーランク C

202009083
雨が降ったが、そう力のいる状態にはなっていなかったようだ。前半33秒台ではあるものの後半減速ラップになっていないので、無茶苦茶速いペースだったわけではない。

 

2.完全タイム差検証

2歳戦は現時点では情報不足のため検証保留とする。

3.各馬の分析

1着 8番 メイケイエール 牝 2 武豊 54 1.09.6 35.1

スタートはよくなく、一旦最後方の位置になる。最初の直線で一番外に出して、左右にフラフラしながらポジションを中団まで上げていくが、騎手は抑えているのでややかかり気味になる。コーナーを外を回り、先団グループよりは少し後ろの位置だったが、外から伸びてきてL1Fでは他馬を圧倒する末脚を繰り出し1着となった。
前走が持ったままの勝利なので、ここでは一番強い可能性が戦前からあったのだが、輸送を挟む短期間のローテーションが問題視されて2番人気に甘んじたが、何の問題もなくこのメンバーで一番強かったことを示す結果となった。
前半は明らかにスムーズ差を欠いた走りだったが、それでも最後までしっかり伸びているので、まだまだ伸びしろはありそう。今後が楽しみな存在になった。

2着 9番 モントライゼ 牡 2 川田将雅 54 1.09.8 35.7

好スタートから2番手を追走、4角ではやや外を回り4角の終わりで勢いをつけると、直線に入ってすぐ先頭を捕らえ、そこから後続に差をつけるかに見えたが、最後はメイケイエールにあっさり差されての2着になった。
先行力がありしっかり前で折り合って、末脚もしっかりしているので、相手が悪かったとしかいいようのない2着だった。

3着 2番 フォドラ 牝 2 北村友一 54 1.10.5 36.0

スタートは速く、一旦先行グループに加わるかに見えたが、二の足が速くなく、中団の位置まで下がる。その後4角はあまり外を回りすぎないように回り、直線に入って追い出すと、鋭い反応を見せ上位2頭とははっきり劣るものの、3着に浮上した。コーナリングの上手さと勝負所の反応のよさは記憶すべきものがあった。

4着 7番 ルクシオン 牝 2 松山弘平 54 1.10.8 35.9

後方追走から、4角ではあまり外を回りすぎないようにまわり距離を稼ぎ直線に入ってジワジワ伸び、ゴール直前でフリードを捕らえ4着だった。追走力がなく、4角の距離得も大きく、それでいて末脚は大したことないので、恵まれた4着。

5着 10番 フリード 牝 2 和田竜二 54 1.10.8 36.9

好スタートから、先行争いを制し先頭を走り、最後の直線にはいってすぐにモントライゼに交わされてもしばらくは粘っていて、ゴール直前で少し脚色が鈍った。
序盤のスピードはこのメンバー随一であったが、ここで好走できるほどの粘りはなかった。

6着 5番 アールラプチャー 牝 2 太宰啓介 54 1.11.2 37.0

出負けして後方になるが、その後馬が行きたがり、3角に入るまでに3番手の位置まで上げるが、ここで脚をつかいすぎたのか直線ではまるで伸びなかった。
明らかに折り合いを欠いていたので、折り合えるようになればもう少しやれるのかもしれない。

7着 1番 ラマルセイエーズ 牝 2 幸英明 54 1.11.3 36.3

スタートは遅く後方からになり、その後見せ場なし。やはり未勝利馬なのでここでは能力不足なのは明らか。


8着 6番 セレッソフレイム 牝 2 小牧太 54 1.11.4 36.9

中団追走のまま見どころなし。まるで伸びなかったので、重馬場ハイペース戦での追走で消耗してしまったのかもしれない。

9着 4番 リサコーハク 牝 2 松若風馬 54 1.11.5 37.2

中団を追走するも、直線でまるで伸びなかった。やはり未勝利脱出まで5戦を要する馬では、ここでは能力不足。

10着 3番 カシノレオ 牡 2 酒井学 54 1.12.1 37.1

序盤からスピード不足で後方になり、まるでいいところがなかった。
やはり九州産馬限定の新馬戦を勝ち上がった馬では、ここでは能力不足。

2020 新潟記念 G3 レース回顧

なぜか、ダービーで平凡な成績だった馬が1番人気になった。こうした、人気がおかしいレースは賢く当てていきたいものだが、長い直線をどの馬が伸びてくるのかよくわからないような能力差の少ないメンバーだったので予想は難しかった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 9月 6日(日) 3回新潟8日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第56回農林水産省賞典新潟記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m・外 18頭立


馬場差 +0.9 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C

202009081

スローペースかつ3角でかなり緩んでいるので、最後の直線は高速の瞬発力勝負になった。多くの馬がジワジワと伸び続けあまり差のない末脚だったので、このクラスの馬でこのペースであればこれだけの上りタイムは出るということなのだろう。多くの馬が内を避け、直線では外埒まで馬が広がる馬場であったので、馬場差+0.9は内を避けて外を回った距離ロスも加味してのもののようだ。+0.9でも力のいる馬場ということではないことは記憶しておくべき。


2.完全タイム差検証

202009082

かなりの過大評価であり1.5秒程度は低く見るべき。

3.各馬の分析

1着 17番 ブラヴァス 牡 4 福永祐一 56 1.59.9 32.6

中団の外目を追走。直線に入って外に出して、そこからジワジワ伸びて1着になった。
あまり速い脚は感じられず、直線の残り400mからひたすらジワジワ伸び続けた印象だが、この馬の後ろの外から追い込んできている馬はそれなりの脚を使っているので、この馬の末脚は悪くないということなのだろう。先行力はさほどないのでいつも中団以降の位置になるが、ジワジワ伸び続けるのが活きるレース展開が向いているということのようだ。

2着 5番 ジナンボー 牡 5 M.デム 56 1.59.9 33.1

スタートは速くなく後方の位置にいたが、他馬が外を進路に選ぶ中、最内の位置を走り、最初の長い直線でペースが緩いうちに、先頭に迫る位置までポジションを上げ、3角に入るころにはコーナーワークで先頭に立つ。
直線ではやや外に出して追い出し、後ろからサトノダムゼルが迫ってくるところを競り落としたが、最後の最後でギリギリ1着馬に刺されての2着。
前目のポジションにつけて好走する馬なのだが、初速が速くない中、馬場が荒れてきていて他馬が外を選ぶ中、あえてインを選ぶことで前のポジションを取る、デムーロ騎手の好騎乗が光った。ただ、この馬が重賞で勝ち切るイメージが持てないのは今回も印象は変わらず。先行できればG3レベルならそこそこやれる馬なので、この馬が先行できるレースになるかどうかが、予想のカギになる。

3着 16番 サンレイポケット 牡 5 荻野極 54 1.59.9 32.4

中団の少し後ろを追走。直線に入るころにはブラヴァス外の少し後ろの位置につけ、ブラヴァスと同じような脚色でジワジワ伸び続け、最後はブラヴァスに1/2馬身差まで迫っての3着だった。
ブラヴァスと同じようにジワジワと長くいい脚が使えるタイプのようだ。戦績を見ると昨年秋の1勝クラスで2着になってから8戦連続で3着以内を外していない5歳馬ながら70週の休養を挟んで成長しているということなのだろう。3勝クラス勝ち後の昇級馬ではあったが、ここで好走できるだけの下地はあった。

4着 8番 サトノガーネット 牝 5 坂井瑠星 55 2.00.0 31.9

最後方追走。直線に入って大外に持ち出すが、他馬も外に出してくるので外埒いっぱいの位置まで行き、そとからグングン伸びてきてはいたが4着までだった。
やはり末脚は堅実に使ってくる馬でG3では十分勝負できる馬なのだが、追走力がないので前がバテる展開にならないと3着以内に入るのは難しい。

5着 4番 サトノダムゼル 牝 4 岩田康誠 53 2.00.2 33.3

好スタートから先頭から少しはなれた2番手を追走。途中からジナンボーが上がってきたので3番手になるが、直線に入っても前を捕らえられそうな位置をキープして、のこり400mを過ぎたところで鞭が入ると一瞬速い脚を使いジナンボーに鋭く迫ったがいい脚は最後まで続かず5着まで。
勝負所で鞭が入ったところで一気にトップスピードに入る反応の速さは覚えておきたい。先行力もあるので、一瞬の脚が活きる展開になれば大きなレースでも好走できるかもしれない。

6着 14番 カデナ 牡 6 鮫島克駿 58 2.00.2 32.3

後方追走から直線では大外でサトノガーネットとの合わせ馬になりおなじような脚色で上がってきたが、最後は末脚が少し鈍った。
追走力はないが、高いレベルの末脚を堅実に使ってくる馬。ただし、好走するときはインを距離ロスなく走って内から伸びるパターンが多いので正攻法で大外回る競馬ではこの程度ということなのだろう。ただし、58キロが響いたというのはありそう。今後もまだ好走するチャンスはありそう。

7着 3番 ピースワンパラディ 牡 4 池添謙一 55 2.00.4 32.9

中団のやや後方を追走。直線に入って、外から伸びてきてはいたが、周囲の馬ほどの勢いが感じられず。それでも最後は少し勢いのある末脚を見せた。
長くいい脚を使える馬ではあるが、このメンバーに入るとやや実力不足のようだ。

8着 10番 ウインガナドル 牡 6 三浦皇成 55 2.00.4 33.5

スタートよく、後続を少し離した逃げを打ったが3角に入るころにジナンボーに先頭を奪われる。直線に入って伸びそうな脚はなかったが、それなりにねばれてっはいた。
先行力がありそれなりに粘れるのでもっと弱いメンバーなら好走できそう。


9着 13番 ゴールドギア 牡 5 武藤雅 53 2.00.4 32.7

後方追走。直線に入って馬場の真ん中辺りの位置につけたが、なかなか加速できず。最後は少し伸びてはいた。
やはり追走力が弱く加速に時間がかかるタイプなので、チャンスは少なそう。

10着 11番 ワーケア 牡 3 ルメール 53 2.00.6 33.5

中団のやや前目を追走していたが、直線では伸びず。ここでは力不足なのは明らか。

11着 15番 リープフラウミルヒ 牝 5 津村明秀 53 2.00.6 33.5

ワーケアの少し外の同じような位置を追走し、最後までワーケアと同じような脚色だった。ここでは力不足は明らか。

12着 9番 アイスストーム 牡 5 柴田大知 56 2.00.7 33.0

後方追走。馬場の真ん中を伸びようとするも大した伸び脚ではなかった。

13着 18番 サトノクロニクル 牡 6 藤井勘一 56 2.00.7 33.0

後方追走から直線でも大して伸びず。
77週の休養明けからこれで5戦連続凡走で、今後好走するのはかなり難しそう。

14着 7番 アールスター 牡 5 長岡禎仁 56 2.00.8 33.7

4,5番手の位置につけ残り200mまではそれなりに粘っていたが、そこまでだった。
やはり前走は極端に恵まれてのもので本来の実力はこの程度。

15着 1番 インビジブルレイズ 牡 6 北村宏司 56 2.01.2 33.9

特に見どころなし。

16着 2番 アイスバブル 牡 5 戸崎圭太 55 2.01.4 33.9

特に見どころなし。
戦績からわかるように瞬発力勝負では出番なし。

17着 6番 メートルダール 牡 7 丸山元気 56 2.01.5 34.3

中団追走。直線では馬郡の一番内を走り少し伸びていたが、直線の途中で脚が止まった。
現状では上りが速く直線の長い勝負では歯が立たないようだ。

18着 12番 プレシャスブルー 牡 6 石橋脩 54 2.01.7 34.7

やや前目の位置にいたが、直線の途中で力尽きた。

2020年9月 2日 (水)

2020 新潟2歳S G3 レース回顧

派手な戦績の馬がいないため、比較が難しいと思われるレースだったが、終わってみれば人気上位3頭の決着となった。ショックアクションはそう強くは見えないものの、このメンバーでは明らかに能力が上だった。ただ、過去の戦績比較からショックアクションが一番強いことを見抜くのは難しかった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 8月30日(日) 3回新潟6日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第40回新潟2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1600m・外 11頭立


馬場差 +0.6 完全タイム差 -0.1
タイムランク C メンバーランク C

2020083103

向こう正面はかなり速くなったが、コーナーで一旦落ち着いたので直線の瞬発力勝負になった。向こう正面、最後の直線は多くの馬が内を避けてかなり外を回る特殊な状況になった。良馬場なのに馬場差+0.6になっているのは、内が荒れているのに加えて、外を回ることによりタイムがかかっていることも要素としてありそう。

2.完全タイム差検証

現時点の2歳戦では補正するための情報が不足しているため、検証は保留とする。

3.各馬の分析

1着 11番 ショックアクション 牡 2 戸崎圭太 54 1.34.6 34.1

まずまずのスタートからの外の中団の位置を追走。直線に入っても追い出しを我慢し、内回りとの合流地点あたりで加速すると一気に先頭に立ちそのまま押し切った。
終わってみれば、トップスピードの速さがここでは他馬より優れているのがはっきりわかる勝利だった。

2着 9番 ブルーシンフォニー 牡 2 田辺裕信 54 1.34.9 34.8

やや出負けして、中団のやや後方を追走するが、3,4角でインを回り距離得を得ることで直線に入るころには3番手の位置まで上げ、外に進路と変える。後ろからショックアクションが迫って来たところで追い出し、走るフォームは派手なものの、ショックアクションほどのスピードではなく2着になった。
トップスピードが大したことないので、今のところ今後の活躍はイメージできない。


3着 5番 フラーズダルム 牝 2 福永祐一 54 1.35.0 34.2

スタートはまずまずで中団の外を追走。直線でも外に出し、鞭が入るがなかなか加速せず、それでもジワジワと伸びてきてゴール直前で2着馬にかなり迫っての3着。
勝負所の加速は遅く、トップスピードも速くない。レース後コメントをみると陣営は瞬発力タイプではなく、持続力タイプと判断したようだ。

4着 4番 ファルヴォーレ 牡 2 岩田康誠 54 1.35.6 34.5

スタートは遅く後方から、直線ではかなり極端な大外に出し、ジワジワと伸びて最後は4着まで浮上した。
かなり極端な追い込みで、直線が長かったからとしても4着に浮上できたということは、このレースの5着以降の馬はかなり弱いということなのかもしれない。


5着 1番 シュヴァリエローズ 牡 2 M.デム 54 1.35.7 34.4

スタート遅くかなり離れた最後方を追走。それでもこの馬だけ終始インぴったりを回ることで距離得を得て、直線では勝負圏内の位置まで来て、そこから伸びているが大した脚ではなかった。
前半はまるでついていけない様子だった。他馬が極端に外を回ることに恵まれた面が大きく5着でもまるで評価できない。

6着 6番 セイウンダイモス 牡 2 内田博幸 54 1.35.7 34.7

中団のやや後方を追走。直線に入って伸びそうな雰囲気はあったが、残り200mからの伸び脚は大したことなかった。
追走力も末脚もここでははっきり見劣った。

7着 3番 ロードマックス 牡 2 岩田望来 54 1.35.8 35.5

先頭から少し離れた3番手を追走し、直線の伸び脚は大したことなかった。
新馬勝ちは不良馬場の恩恵が大きかったのだろう。

8着 10番 ブルーバード 牝 2 柴田大知 54 1.36.4 36.3

先頭から少し離れた2番手を追走。直線ではまるで伸びなかった。
この馬だけ2勝していたのだが、特に2勝目はかなり状況に恵まれてのものだったのだろう。ここでは弱すぎた。


9着 7番 ハヴァス 牡 2 丸山元気 54 1.36.7 37.2

好スタートからやや速いペースで後続を離す逃げを打つも、残り400m辺りで後続に追いつかれ、その後後退した。
先行力はあるが、現状では道中の制御がうまくできないようだ。制御が効くようになればもう少しやれるのかもしれない。

10着 2番 ジュラメント 牝 2 藤田菜七 54 1.37.1 36.3

スタートはよかったが、他馬のペースについていけず、後方まで下がり、直線でも伸びなかった。
前走の未勝利勝ちは超スローペースと減量にめぐまれてのものだったのだろう。


11着 8番 タイガーリリー 牝 2 三浦皇成 54 1.37.3 36.5

4,5番手で追走しようとするが、コーナーでポジションを下げていき、その後もいいところがなかった。
この馬の新馬勝ちもかなり恵まれてのものと考えるべきだろう。

 

2020年9月 1日 (火)

2020 キーンランドC レース回顧

かなり特殊な馬場状態になり、予想の難しいレースであったが、外差しの馬場であることがわかれば、内を上手く立ち回ることで強いダイアトニックを割り引くことができたので、雨の日はその日のレース状況をよく観察すべきということを改めて思い知らされる結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 8月30日(日) 2回札幌6日 天候:小雨 馬場状態: 重
11R 第15回キーンランドカップ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭立

馬場差 +1.8 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク C

2020083101

洋芝かつ道悪でかなり力のいる特殊な馬場になった。さらに外の方が伸びる馬場になっていた。

2.完全タイム差検証

 

2020083102

前走と同様の走りをしたライトオンキューを物差しにして、0.6秒ほど低く見た方がよいように思う。

3.各馬の分析

1着 14 エイティーンガール 牝 4 坂井瑠星 54 1.10.6 34.7

スタート遅く最後方の外を追走。3,4コーナーの中間あたりからジワジワ進出を開始し、直線に入っても大外のまだ先頭とはかなり差のある位置にいたが、鋭い末脚で差し切った。
外差しが効く馬場になったことと、前走より調子を上げていたことが大きい勝利だったが、コーナーから加速して最後まで鋭い末脚を使えることが武器になる。戦績から、間隔を開けたレースはあまりよくなく、その次走で調子を上げるタイプのようだ。
今後も末脚勝負のレースになれば、好走する可能性は高い馬。

2着 12 ライトオンキュー 牡 5 古川吉洋 57 1.10.8 35.4

中団の外を追走。3,4コーナーの中間あたりから大外を回って、先団を捕らえられる位置まで早めにポジションを上げていき。直線に入って楽な手応えで先頭に立ったが、最後はエイティーンガールの末脚に屈した。
前走のUHB賞で以前よりの速めに前を捕らえる競馬をして勝ち新味を見せたが、今回も同じような立ち回りだった。こうした走りが出来ればかなり成績は安定しそう。

3着 15 ディメンシオン 牝 6 松田大作 54 1.10.9 35.3

スタート速くなく、外の後方を追走。4角で早めに進出するも、直線入口ではややもたつくが、外からエイティーンガールが迫ってくると併せ馬の形になってこの馬も伸びて、エイティーンガールほどの鋭さはなかったものの、3着に浮上した。
前目のポジションが取れたときにたまに好走する馬が、後方から外差しで好走する新味を見せたのだが、外差しの馬場になったことと、主馬場で上りが35秒になったことに恵まれた面は大きい。いつ走るかわからない狙いにくい馬。


4着 13 アスタールビー 牝 4 吉田隼人 54 1.11.3 36.4

スタート速く2番手を追走。4角の終わりで一旦先頭に立ち、直線に入って馬場のよいところを選んで走ってかなり粘っていたが、4着までだった。
前を行った馬の中では一番いい走りでオープン初戦であったが、力のいる馬場ではかなりやれることを示した。

 

5着 16 ヤマカツマーメイド 牝 3 池添謙一 51 1.11.5 36.5

スタートは速くなかったが、2の脚で積極的に前に出し、3角に入るころには外の3番手までポジションを上げる。直線に入るころには2番手の位置まで押し上げたが、そこからの伸びは大したことなかった。
スピードはあるが末脚は大したことない。ただ、終始内にもたれるクセがあるので、これが矯正できればもう少しやれるかもしれない。

6着 4 ビリーバー 牝 5 杉原誠人 54 1.11.8 36.5

インの6番手辺りを追走。4角の加速は大したことないものの、インを距離ロスなく走ることでポジションを稼ぎ、直線に入ってさほど伸びなかったものの、最後までしっかり脚を使っての6着。
終始内の荒れた馬場を走って損をした面はあり、末脚は確かなことと、先行力もそこそこあることを示した。これならまた2,3着に入る機会は十分ありそう。


7着 9 ダイメイフジ 牡 6 菱田裕二 56 1.11.9 36.5

ダッシュつかず中団からになり、最後の伸びも大したことなかった。
道悪で一歩目から脚をとられたとのことなので、道悪はよくないと考えてよさそうだ。


8着 3 ダイシンバルカン 牡 8 勝浦正樹 56 1.12.0 36.4

後方のインを追走。4角で中途半端に外に出し、前が詰まり進路を探す状況になりその後も伸び大したことなかった。
内枠で進路を探すロスはあり、今回はこの馬向きの展開になったのだが、この馬が外枠だったとしても勝負圏内まで伸びれたかどうかは微妙。

9着 5 メイショウショウブ 牝 4 横山典弘 54 1.12.1 37.0

二の足でインの3,4番手のポジションを取ったか、4角の走りが悪く、直線でも伸びなかった。
戦績から先行力があっても末脚が足りない馬なので、インで損した面を考慮してもあまり評価できない。

10着 11 フィアーノロマーノ 牡 6 藤岡康太 56 1.12.1 36.8

スタートは遅かったが、最初の直線で徐々にポジションを押し上げ、3角までには外の7番手くらいのポジションにつける。コーナーでの走りはよくライトオンキューのやや内で同じような脚色で進出したが、直線での伸びが今ひとつだった。
この馬の戦績からすると最後伸びなさすぎで、道悪かつ洋芝の馬場が向かなかった可能性が高い。今後別の舞台で巻き返せる可能性は高いと思う。

11着 10 クールティアラ 牝 4 丹内祐次 54 1.12.1 37.3

逃げたが4角の終わりで交わされ、残り200mまでは粘っていたが、最後は脱落。
末脚がよくなく、重賞での好走は難しそう。

12着 6 ショウナンアンセム 牡 7 石川裕紀 56 1.12.2 36.6

中団のやや後ろを追走するも直線ではまるで伸びなかった。
休み明け以降4戦続けて大敗していて、今期はいいところがない。

13着 8 カッパツハッチ 牝 5 大野拓弥 54 1.12.4 37.3

4,5番手追走するも、いいところなし。
末脚がないので、先行できないとダメなタイプ。道悪がよくないという面はありそう。

14着 2 イベリス 牝 4 横山武史 54 1.12.9 37.1

先行できずいいところなし。先行争いで揉まれた際にひるんでいるような面が見られたので、先行争いが激しくなるようなレースは向かないのかもしれない。


15着 1 ダイアトニック 牡 5 武豊 58 1.12.9 37.5

スタートは速くなく中団になる。3,4コーナーで徐々に外に持ち出すものの直線でまるで伸びなかった。
インで内を上手く立ち回ることで好走してきた馬で1番枠は絶好枠に思われたが、インが荒れて外が伸びる馬場では出番がなかった。が、それにしても走らなさすぎなので、洋芝の道悪はダメなのかもしれない。


16着 7 メイショウカズヒメ 牝 6 柴山雄一 54 1.12.9 37.0

後方のまま見どころなし。

 

2020年8月26日 (水)

2020 北九州記念 G3 レース回顧

モズスーパーフレア、ジョーカナチャン、ラブカンプーの前半の先行争いが見どころかに思われたが、あっさりとモズスーパーフレアが先行し格の違いを見せつけた。前半かなり速くなり末脚のしっかりした馬が有利になることは容易に想像できるものの、末脚の信頼できる馬が少ない組み合わせであったため予想が難しいレースであった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 8月23日(日) 2回小倉4日 天候: 晴 馬場状態:稍重
11R 第55回テレビ西日本賞北九州記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1200m 18頭立

馬場差 -0.1 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク B

2020082503

雨により多少時計のかかる馬場になっていたが、前半スピードが出しやすいコース形態のため、前半がかなり速くなった。これはモズスーパーフレアの先行力が桁違いであることが大きいのだが、それでもこれだけ速いと最後の直線の減速が大きく、直線だけで伸びてくる馬が上位にきやすい展開になった。


2.完全タイム差検証

2020082504

0.4秒程度低く見た方がよさそう。

3.各馬の分析

1着 4番 レッドアンシェル 牡 6 福永祐一 57 1.07.8 34.2

スタートはよく、中団のインのポジションを取る。直線に入ってジワジワ伸び続け、ゴール直前でモズスーパーフレアを捕らえ1着となった。
昨年のCBC賞勝ち以降、極端に調子を落とし前走復調の兆しが見えて、今回はブリンカーの効果が絶大になり完全復調した。
本来の実力を発揮すれば、末脚勝負のレースになればかなり強いのだが、気性面でアテにしにくいところが難点となる。

2着 10番 モズスーパーフレア 牝 5 松若風馬 56.5 1.08.1 35.7

好スタートから難なく先頭を取り、かなり速い逃げでL1Fはさすがに脚色が鈍ったが、それでも2着に粘り切った。
やはり小倉や中山のように前半飛ばしまくれるコースであればかなりやれることを示した。今回前半が速い馬が多かったものの、その中でここまで圧倒的に先行力の違いを見せつけるとは意外だった。G1馬の格の違いを見せつけるレースだった。

3着 11番 アウィルアウェイ 牝 4 川田将雅 55.5 1.08.1 34.2

後方を追走。直線に入っても後方であったが、L1Fの減速に乗じて外から鋭く伸びてモズスーパーフレアをわずかにとらえ切れず惜しい3着。
後方待機から直線だけで伸びてくる馬なのだが、今回はその脚質がハマった形になった。戦績から直線で坂のないコースがよいという面はありそう。

4着 6番 クライムメジャー 牡 6 鮫島克駿 54 1.08.2 34.1

かなり後方のインを追走。直線に入って後方インから伸びてきたが3着まで。
ゴール直前でジョーカナチャンと接触する場面があったが、着順を左右するほどのものではなかった。後方から直線だけでインから伸びてくる戦法ではチャンスは少なそう。今回、直線だけの伸びでも前に来れる展開に恵まれての4着。

4着 15番 アンヴァル 牝 5 北村友一 54 1.08.2 34.3

後方外追走から、直線だけで、アウィルアウェイの外から、同じような脚色で伸びてきた。
終始外を回った分のロスはあった。前走は先行して好走したが、中途半端な先行力では小倉コースの外枠は厳しいということなのかもしれない。末脚一辺倒の馬ではないので、今後チャンスはありそう。

6着 5番 トゥラヴェスーラ 牡 5 武豊 55 1.08.3 34.9

中団インを追走。4角から加速して直線に入ってすぐは伸びそうな雰囲気があったが、そこから伸びなかった。
好位追走から早めに前を捕らえようとする正攻法の競馬をしたが、この馬自身の末脚が大したことないので、今回は展開がハマらなかった。

7着 18番 ジョーカナチャン 牝 5 菱田裕二 55 1.08.3 35.6

2番手追走から、かなりギリギリまで粘っていたものの、ゴール前の後方勢の追撃により7着になった。
単純に前半のスピード勝負ではモズスーパーフレアに劣ったが、この馬もかなり速く粘り強いことを示した。

8着 1番 プリディカメント 牝 5 浜中俊 52 1.08.3 34.4

後方イン追走から、直線でインから伸びてきたが、そう鋭い脚ではなかった。インの距離得と軽ハンデがあるので評価できない。

9着 17番 タイセイアベニール 牡 5 松山弘平 56 1.08.4 34.7

後方追走から直線で外から伸びようとしたが、さほど伸びなかった。
これだけ速いペースになると追走だけで手いっぱいで末脚が削がれてしまうようだ。

10着 13番 メイショウキョウジ 牡 5 藤岡康太 55 1.08.4 34.9

中団外追走から、4角の終わりから外から伸びてこようとするものの、末脚は大したことなかった。
オープンで通用する末脚はなさそう。3勝クラスのときの格上挑戦で北九州短距離Sで差して2着の実績があるものの、このときは道悪で上りがかなりかかったことに恵まれて末脚が通用したということだったようだ。

11着 3番 ブライティアレディ 牝 7 幸英明 52 1.08.5 34.8

後方イン追走。4角で外に出し早めの進出を試み、直線でも少しは伸びていたが大した脚色ではなかった。

12着 12番 マイネルグリット 牡 3 国分優作 53 1.08.6 34.5

後方追走。最後は大外から伸びようとするも大した脚色ではなかった。

13着 9番 ダイメイプリンセス 牝 7 秋山真一 56 1.08.6 35.1

中団インを追走するも直線で伸びなかった。得意なコースなわりには伸びなさすぎ。小倉、新潟でしか良績がなくもう年齢的に上がり目もなさそうなので、今後好走のチャンスは少なそう。

13着 14番 メジェールスー 牝 5 岡田祥嗣 52 1.08.6 35.3

中団外を追走して、直線では伸びなかった。

15着 16番 ジョイフル 牡 6 川又賢治 56 1.08.7 34.4

後方追走から最後は外から少し伸びてはいた。

16着 8番 ラブカンプー 牝 5 藤田菜七 54 1.09.3 36.1

4番手追走から、最後は伸びないものの、不調時のような極端な後退はなかった。
単純に前半のスピード負けが響いた。

17着 2番 ゴールドクイーン 牝 5 古川吉洋 55.5 1.09.4 36.6

3番手追走から、最後は伸びなかったが、それでも大きく負けてはいない。
この馬にここまでのスピード能力があったのは意外で、どこかでこの先行力を活かして好走する機会はあるかもしれない。

18着 7番 カリオストロ 牝 3 酒井学 51 1.09.8 36.5

中団追走するも最後は伸びず明らかな力負け。

2020年8月25日 (火)

2020 札幌記念 G2 レース回顧

強い馬が強い走りをするG2戦らしいレースとなった。その中で、ラッキーライラックは近走ほどの走りが出来なかったので、今後の扱いが難しくなった。

1.レース結果の基礎データ

2020年 8月23日(日) 2回札幌4日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第56回札幌記念
3歳以上・オープン・G2(定量) (国際)(特指) 芝 2000m 12頭立

馬場差 -0.9 完全タイム差 +0.3
タイムランク C メンバーランク C

2020082501
前半はかなり緩かったものの、L4Fからスパートが始まる、先行勢には持続力が問われるレースとなった。


2.完全タイム差検証

2020082502

ほぼ順当に近いが、あと0.2秒ほど低く見た方がよさそう。


3.各馬の分析

1着 1番 ノームコア 牝 5 横山典弘 55 1.59.4 34.5

好スタートから、その気になれば先頭に立てそうな雰囲気はあったが、インで先頭集団からさほど差のない6.7番手を追走。3,4角もじっくり回り残り400mの少し前からスパートを開始し、直線に入って鋭く伸びて前を差し切り1着になった。
末脚は堅実で強力な馬ながら直線だけで追い込むレースが多いので、直線の短い札幌では不安があったが、好スタートでなおかつスローペースだったのでこの馬としては前目のポジションが取れたことが大きい、さらに4角が緩いのでコーナーでの加速がさほど問われないのもよかった。札幌コースは合っていたということだと思う。


2着 2番 ペルシアンナイト 牡 6 大野拓弥 57 1.59.6 34.5

スタートは遅くインのかなり後方からになる。それでもペースが緩いので向こう正面ではノームコアの少し後ろまでポジションを上げる。3,4角の走りはじっくり回るもので、直線に入ってもノームコアの少し後ろ、伸びては来ているがノームコアより勢いがなかったが、ゴール直前でひと伸びして2着に浮上した。
L1Fでひと伸びできるこの馬の個性を活かしての2着だった。4着以降のメンバーが弱く、ここでは自力の違いを見せての2着。

3着 6番 ラッキーライラック 牝 5 M.デム 55 1.59.8 35.5

2番手追走。残り600mの少し前からジワジワ先頭に迫っていき、直線に入って先頭に立ったものの、最後まで脚が続かず3着だった。
先行力があるものの、最後が今一つと、今年に入って成長する前の状態に戻ってしまったような走りだった。ここ数戦では4角で少し抑えて脚を貯めてその分最後までいい脚が使えた印象だったのだが、今回は直線が短いのを意識しすぎたのか、4角で脚を使いすぎてしまっている。この馬の特性をよく知っているはずのデムーロ騎手らしからぬ騎乗に見えたが、そもそも馬の調子がよくなかったのかもしれない。牝馬だけに一度調子を崩すと時間がかかるパターンも考えられるので、しばらくは疑ってかかった方がよいかもしれない。

4着 10番 ポンデザール 牝 5 ルメール 55 2.00.0 35.3

ノームコアより外の少し前を追走。4角で早めにスパートするも前との差はなかなか詰まらず、それでも最後までしっかり伸びて4着になった。
持続力はあるがトップスピードは大したことない印象。

5着 9番 イェッツト 牡 5 横山武史 57 2.00.0 34.5

最後方追走から、4角はやや内を回り、最後まで伸び続けることで5着に浮上した。
スローペースの最後方を追走して、直線短いコースなのに5着に浮上できたのは、6着以下で先行していた馬の実力がかなり劣ったということのように思える。


6着 3番 トーセンスーリヤ 牡 5 横山和生 57 2.00.3 35.7

スタートは速くないものの二の足は先頭グループに加わるもあっさりと5番手程度の位置にさがる。直線では大して伸びず。
先行して好走する馬だけに前半の走りはかなり消極的に見えたが、騎手のコメントだとまだ状態が本物ではなかったとのこと。
どこかで先行前残りの競馬をする警戒はしておいたほうがよさそう。

7着 8番 カウディーリョ 牡 4 藤岡佑介 57 2.00.3 35.9

スタートはまずまずながら2角で外から3番手まで進出する。4角でスパートを試みるも前との差を詰めることが出来ず、直線でも大して伸びず。
真っ向勝負をして歯が立たず、ここでは実力不足は明らか。

8着 12番 トーラスジェミニ 牡 4 木幡育也 57 2.00.4 36.2

前半は巴賞とおなじような緩いペースで逃げれたが、このメンバーでは通用しなかった。

9着 7番 ブラックホール 牡 3 石川裕紀 54 2.00.4 35.5

ノームコアのすぐ後ろの外を追走。4角で外を回った距離ロスがあったとはいえ、伸び脚は大したことなく。直線でも大したことなかった。
なぜか穴人気なっていたが、基準タイムが古馬3クラスよりも0.3秒遅く設定されている日本ダービー7着馬ではこの程度の走りでも当然の結果。


10着 11番 アドマイヤジャスタ 牡 4 吉田隼人 57 2.00.6 35.4

後方追走のまま見どころなし。前走のように上りがかなりかかる状況にならないと好走は難しそう。

11着 4番 ドレッドノータス セ 7 坂井瑠星 57 2.00.7 36.2

インで3,4番手を追走。3角あたりから早くも後退し始める、直線では少しだけ盛り返そうとするも大した脚ではなかった。
先行力はあってもコーナーの加速がよくなく末脚も劣り、かなり極端な状況にならないと、好走は難しい。

12着 5番 ルミナスウォリアー 牡 9 川島信二 57 2.01.4 36.0

後方のまままるでいいところなし。年齢的にもう上がり目はなさそう。

 

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