レース回顧

2019年8月14日 (水)

2019 エルムステークス G3 レース回顧

モズアトラクション、サトノティターンは軸には向かないムラ馬であり、ハイランドピークはずっと不調で、さらに今回は今までとは違ったレースぶりをするなど、予想するのはかなり困難な結果となった。

1.レース結果の基礎データ

2019年 8月11日(祝) 1回札幌6日  天候: 晴   馬場状態:稍重
11R  第24回エルムS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  ダート 1700m   14頭立


馬場差 -1.6 完全タイム差 +0.2
タイムランク C メンバーランク C

LAP : 6.5-10.6-11.4-11.9-12.1-12.1-12.3-12.4-12.6
通過:28.5-40.4-52.5-64.6  上り:73.4-61.5-49.4-37.3

前日の不良馬場からやや重まで回復してきていたとはいえ、高速馬場であった。かなりのハイペースになりながらL1Fは12秒台になっているのも高速馬場だったからということだろう。

2.隊列分析

2019081201

かなりの縦長になっているが、1,2着馬は直線入り口ではかなり前目につけているので、やはり小回りコースなので立ち回りの上手さが必要なレースとなった。

3.完全タイム差検証

2019081203

+0.2はやや過大評価、あと0.5秒程度は低く見た方がよい。

4.各馬の分析

1着   4番  モズアトラクション 牡 5 藤岡康太  56  1.41.9 36.0

前半は行く気なく後方から、残り400mあたりから一気に加速するとグングン伸びて、1着となった。
先行馬が総崩れとなるハイペースの中、後方から外を回らずやや内を通って4角で一気に加速できたのがよかった。この走りができるのであれば、先行馬が揃って前半が速くなりすぎると予想出来るレースであれば安定的に好成績が期待できると思うものの、この馬は昨年10月のレースで1コーナーおよび3コーナーで銜(ハミ)受けが不良となり前進気勢を欠き、平地調教再審査となったことがあった。この件以来僕はこの馬をムラ馬と見て軸には出来ない馬だと考えている。このところ成績が安定しているのは北海道の滞在競馬があっているということもありそう。

2着  13番  ハイランドピーク   牡 5 横山和生  57  1.42.2 36.6

先行グループからやや離れた7番手を追走し、3角手前のことにはインの位置を取り、コーナーに入るころからロングスパートを開始、直線に入ってモズアトラクションには交わされたように脚色はやや鈍ったものの前の馬がバテたのに乗じて2着になった。
逃げ先行のイメージがある馬ではあるが、序盤のスピードはそう速くないので、先手が取れないと凡走していたのだが、今回は早めのロングスパートを距離ロスないインを通ることで持続力を活かしたレースをした。距離ロスがなかったことと前がバテる展開だったことから2着になれたので、立ち回りのよさと展開がハマったことで2着になれたということ。前走の大沼Sとパフォーマンスはあまり大差ないので復調したということではない。今後は成績が安定しそうとは考えない方がよい。あと、この馬は湿った馬場の方がよいということも覚えておくべき特徴である。


3着   6番  サトノティターン   牡 6 藤岡佑介  57  1.42.4 36.0

後方追走から直線では外を回って追い込んで、3着になった。
直線での末脚はさほど鋭いようには見えず。3着から6着まではほとんど差がなく、ゴール直前で他馬の脚色が鈍ったことに助けられてかろうじて3着に入ったという印象。だいぶ鞭には耐えられるようになったものの、最後の直線では少し外にヨレていた。器用さがなく大外回って追い込むことしかできず、末脚もさほど鋭くないので、今後もかなりメンバーや展開に恵まれないと3着以内に入るのは厳しいと考えた方がよさそう。

4着  11番  レッドアトゥ       牝 5 福永祐一  54  1.42.4 36.5

中段のやや後方を追走し、3角で前にいたグリムがスパートしたのに合わせて、グリムの外から進出を開始し、直線に入るころにはグリムは交わしたものの、まだ前に馬が4頭いる状態で、自身の脚色は鈍ってきていたもののゴール前で2頭は交わしたが、サトノティターンにギリギリ差されての4着だった。
福永騎手のレース後コメントで「グリムが相手だと思って、結果外を回ってしまいました。相手を間違えました。もっと内を通れば良かったです。」とあるように内を回っていれば3着はあったと思われるレースぶりだった。少なくともサトノティターンよりは立ち回りは上手と考えてよさそう。末脚が武器の馬なので、今後も前崩れが狙えるレースであれば好走出来ると思う。

5着  14番  リアンヴェリテ     牡 5 国分恭介  56  1.42.4 37.7

大外から何が何でも先行する構えを見せたが、内のドリームキラリが速かったため2番手となるが、その後ずっと前がやり合う厳し展開となる。4角でドリームキラリを競り落とし、直線でもかなり粘っていたが、ギリギリ差されて5着だった。
3着とはほとんど差がない5着なので、前半がかなりハイペースだったことを考えるとかなり強い競馬をしている。大外枠でなく内枠だったら3着に粘っていただろう。

6着   7番  タイムフライヤー   牡 4 池添謙一  56  1.42.4 37.4

3番手でかなり前に喰らいつく形で先行し、最後まで良く粘っていた。この馬はやや早熟傾向があり、芝の古馬重賞で苦戦していたが、ダート戦で活路が見いだせた形となった。先行力と粘りがあるので、ダート戦で好走出来る機会はありそうだ。

7着  12番  グリム             牡 4 武豊      57  1.43.0 37.3

やや後方追走から、4角で進出を試みるも大した末脚を発揮できなかった。
途中で息が入れないないようなハイペース戦は苦手なようだ。

8着   2番  テーオーエナジー   牡 4 岩田康誠  57  1.43.7 38.3

先行力を活かすタイプの馬ではあるがここまでハイペースになると先行できず何もできずに終わった。そもそもこの馬の実績はオープン特別までで、重賞では少し力が足りない。

9着   5番  モルトベーネ       牡 7 服部茂史  56  1.43.9 37.9

この馬も重賞では能力不足。後方のまま見所無し。

10着   9番  サングラス         牡 8 古川吉洋  56  1.44.1 37.5

この馬も重賞では能力不足。後方のまま見所無し。

11着   3番 ドリームキラリ     牡 7 坂井瑠星  56  1.44.1 39.5

先行して、大きくバテる。59キロを背負って先行して粘るほどの実力はあるはずだが、競り合うとだめなようだ。

12着   8番  メイショウスミトモ 牡 8 柴山雄一  57  1.44.2 37.9

この馬も重賞では能力不足。後方のまま見所無し。

13着  10番  リーゼントロック   牡 8 松岡正海  56  1.44.5 37.8

この馬も重賞では能力不足。後方のまま見所無し。

14着   1番  マルターズアポジー 牡 7 菱田裕二  56  1.47.7 42.5

スタートでつまずいて逃げれず3、4番手で先行して最後方までバテた。もうダートでもいいところが見せれず、完全終了の感が強い。

2019年8月13日 (火)

2019 関屋記念 G3 レース回顧

宝塚記念から予想記事を始めたが、ようやく関屋記念で初的中することができた。3連複6点買いで55倍の配当であればそこそこ儲けられる結果になった。やはり、回顧記事と真完全タイム差を活用することは馬券検討に有効であるので、今後も的中率を高めるべくしっかりレース回顧していきたい。

1.レース結果の基礎データ

2019年 8月11日(祝) 2回新潟6日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第54回関屋記念
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指)  芝 1600m・外   18頭立

馬場差 -1.0 完全タイム差 +1.0
タイムランク E メンバーランク C

LAP :12.6-10.9-11.2-11.8-11.5-11.8-10.8-11.5
通過:34.7-46.5-58.0-69.8  上り:68.6-57.4-45.6-34.1

逃げたマイネルアウラートがやや飛ばしたため、平均ペースに近いラップになっているが、他馬が追いかけなかったので実質はスローの瞬発力勝負のペースになった。

2.隊列分析

2019081202

直線入り口ではやや短い隊列になっていた。瞬発力比べではあるが、前にいた馬の方が有利な流れではあった。そんな中後ろから差し切ったミッキーグローリーはここでは力が違った。


3.完全タイム差検証

2019081204

前走とのパフォーマンスのアップダウンにさほど差はないので、妥当な完全タイム差である。

4.各馬の分析

1着  13番  ミッキーグローリー 牡 6 ルメール  56  1.32.1 32.2 

行く気なく後方から、直線でも後方にいて追い出しを待ち、残り200mの手前でようやく鞭を抜いて3発ほど入れるとグングン加速して他馬を差し切り1着となった。
後方からエンジンのかかりを遅いわけではなく意図的に追い出しを待っていたので、ルメール騎手はよほどこの馬の瞬発力に自信があったのだと思う。まだ余力を残して勝っているので、真完全タイム差が前走よりダウンしているのも納得。ここではタイムランクEの結果ではあったが、休み明けだしまだパフォーマンスをアップさせる余地はあるので、さらにメンバーが揃ってもやれそう。ただし、後方から追い込む馬なので、展開や馬場に左右されそうな面はありそう。

2着  14番  ミエノサクシード   牝 6 川島信二  54  1.32.2 32.9 

スタートから積極的に前の位置を取りに行き、外枠だったため、終始やや外を回ったが、直線に入ると残り400m付近で一気に加速し、前にいたソーグリッタリングと激しい競り合いになった。最後はソーグリッタリングをわずかに競り落としたものの、ミッキーグローリーの次元の違う末脚に屈して2着となった。
前走が、内にこだわるあまり後方からになりやや脚を余した感じだったが、今回はやや外を回るロスがあっても位置を取りに行っていたので、前走の騎乗の反省を活かしたとともにこの馬の調子もすごくよかったということだったのだろう。
かなり長い期間、末脚を確実に発揮するレースが続いていて堅実さはかなりのもの。エンジンのかかりが速いのでコースを問わず好走している。G3や牝馬限定戦であれば今後も有力な馬券候補として検討すべきである。

3着   6番  ソーグリッタリング 牡 5 浜中俊    57  1.32.2 33.2 

好スタートから3番手追走で直線で早めに先頭に立ち、最後まで粘って3着になった。
あまり早めに抜け出したくなかったようではあるが、ペースは速くならないことを想定できたし、やや内枠だったので、前目でレースをしたのは正解だったと思う。末脚の持続力は今回のメンバーでもかなり上で合ったということの3着だったと思う。

4着   9番  ディメンシオン     牝 5 戸崎圭太  54  1.32.2 32.5 

まずまずのスタートながら一旦後方にさげ、終始やや外を回り直線でも外から、ジワジワ伸び続け4着まで迫った。
エンジンのかかりは遅くジワジワ伸びる感じなので、新潟の長い直線はあっていそう。今回は調子もかなりよかったようだ。

5着   5番  サラキア           牝 4 丸山元気  54  1.32.4 32.9 

中段を追走し、直線ではミエノサクシードの外のちょっと後ろの位置から、ミエノサクシードより先に鞭が入っていたが速い脚は使えず離される。しかし、それでもしぶとく伸びて5着に粘った。
前走は超スローペースだったため、逃げたが本来は先行力で勝負する馬ではない。また、瞬間的に速い脚はなく、持続力はそこそこあるとい感じなので、この馬が好走できるレースの幅は狭そうに思う。エプソムCの2着はかなり恵まれてのものだったということだろう。

6着   7番  ロードクエスト     牡 6 M.デム  57  1.32.4 31.9

最後方追走から、大外から直線だけで上がり最速の脚を使い6着に追い込んだ。
前走も最後方からでこの時は大した末脚ではなく、今回はかなりの末脚を発揮出来ていたので、デムーロ騎手の言うように馬がよくなってきているのは確実と思われる。最後方からの極端な競馬ではあるが、次走は少し注意した方がよさそうだ。

7着   8番  エントシャイデン   牡 4 中谷雄太  56  1.32.5 33.1

まずまずのスタートから中段を追走し、直線に入って追い出すも速い脚は使えず7着に敗れた。
明らかに切れ負けで重賞では少し能力が足りない。

8着  11番  リライアブルエース 牡 6 吉田豊    56  1.32.5 32.8 

後方のインを追走し、直線でも前を捌いてインに切れ込む器用さを見せたが、切れ負けした。立ち回りの上手さで勝負する馬なので、小回りコースの方がよさそう。

9着  10番  ロシュフォール     牡 4 田辺裕信  56  1.32.7 33.2 

中段インを追走し、直線ではさほど伸びず。
元々エンジンのかかりが遅い馬ではあるものの、速い脚がまるでつかえなかったのだが、この馬速い末脚を使えたレースの戦績を見るとすべて前半3ハロンが36秒台でそれを中段で追走していたので、前半かなり楽をしないと末脚を発揮出来ないと考えてよさそうだ。
それでいて使える脚は長くないので今後好走できるレースの幅は狭そうだ。今回の3番人気は過剰評価だった。

10着   4番  オールフォーラヴ   牝 4 和田竜二  54  1.32.9 33.9 

内枠を活かして3番手追走し、最後まで粘っていたものの瞬発力勝負になっては分が悪かった。先行力が活かせるような展開になれば、重賞でもそこそこやれそう。

11着  17番  ハーレムライン     牝 4 木幡巧也  54  1.32.9 33.7

5番手追走から、特にいいところなし。被せられると怯んでしまうようなので、接戦に弱いタイプなようだ。

12着  12番  フローレスマジック 牝 5 三浦皇成  54  1.33.0 33.3

後方からじっくりのるも、さほど伸びず。

13着  18番  トミケンキルカス   牡 7 柴田大知  56  1.33.2 34.4

大外から2番手追走するも直線では見所なし。

14着   3番  ケイデンスコール   牡 3 石橋脩    53  1.33.3 33.5

後方外から直線ではさほど伸びず。
切れ味勝負では古馬に歯が立たなかった印象。53キロの軽量も活かせなかった。やはり斤量は瞬発力のような瞬間的な能力への影響は少ないという僕の仮説の自信をさらに深めることができた。この馬が2番人気になったのはありがたかった。

15着  16番  サンマルティン     セ 7 津村明秀  56  1.33.9 33.6

後方のまま見所無し。

16着   2番  ヤングマンパワー   牡 7 武藤雅    57  1.34.4 35.0

見所無し。もう終わった馬と考えていい。

17着   1番  マイネルアウラート 牡 8 野中悠太  57  1.36.0 38.0

少し速いペースで逃げたが、他馬は全くついてこなかったので、どんな逃げ方をしてもレースには影響しない存在ということなのだろう。その通りの惨敗だった。

 

2019年8月 9日 (金)

2019 レパードS G3 レース回顧

夏の3歳馬限定戦ということで、各馬の能力比較が難しいレースである。3回東京開催の時期から3歳馬は古馬との混合戦が始まるものの、この時期の3歳馬は斤量差があることで古馬と戦えるわけで、そんな古馬混合戦で好走した馬と、早めに3歳限定戦で能力を発揮していた馬との能力比較が極めて難しわけである。今後、このレースを予想するにあたっては、好走していたとしても軽い斤量を活かしてのものかそうでないかを見極めることが、このレースを的中するカギになりそうだ。


1.レース結果の基礎データ


2019年 8月 4日(日) 2回新潟4日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第11回レパードS
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(指定)  ダート 1800m   15頭立


馬場差 +0.3 完全タイム差 -0.5
タイムランク B メンバーランク C


LAP :12.4-10.5-11.7-12.5-13.0-12.6-13.2-12.8-12.6
通過:34.6-47.1-60.1-72.7  上り:76.7-64.2-51.2-38.6 


前半は明らかに速いラップなものの、中盤はかなり緩急のあるペースになっている。4角の勝負所で13.2とかなり緩んでいるので、ここでインを走っていた馬はかなり楽ができたはず。それでも好走できなかった馬はかなり弱いと考えてもいいかもしれない。


2.隊列分析


2019080202


直線で入り口で後方にいた馬はかなり弱いと考えれば、かなり短い隊列になっていると考えられる。新潟ダートは一昨年くらいまでは圧倒的にイン有利だったのだが、最近はそこまでイン有利の展開のレースが少なくなっている。内と外で砂厚を調整しているんじゃないかとも思うのだがどうだろうか。


3.完全タイム差検証


2019080204


タイムランクBは過大評価。1秒は低く見た方がよさそう。


4.各馬の分析


1着   6番  ハヤヤッコ         牡 3 田辺裕信  56  1.51.3 37.8


前半は後ろの位置を追走するもペースが緩んだところでそう離れていない位置まで押し上げ、4角でさほどペースが上がらなかったことから楽に外の好位につけて、直線ではそとから末脚を発揮して他馬を差し切り1着となった。
前走は芝スタートのコースで行き脚がつかず凡走したが、それ以外のダート戦では末脚を確実に発揮することが多かったので、前半がハイペースで最後は末脚勝負になったことがよかったようだ。また、4角でペースが上がらなかったことや途中でかなりペースが緩んだことも、前半で後方の位置に下げていたこの馬に向いた展開になった。
 
2着  10番  デルマルーヴル     牡 3 吉田隼人  56  1.51.3 38.3


スタート後先行争いに加わろうとするも他馬が速いので一旦後ろに下げインのポジションを走ることに徹する。中盤でペースが緩んだところに乗じてインから前の方へとりつき、4角ではインの距離得を活かして2番手の位置まで押し上げ、直線で早めに先頭に立つも最後はバテて2着になった。
騎手のコメントだと前半で少し脚を使ってしまったことで、最後バテたということだが、そんなに長く先行争いには加わらなかったし、中盤はペースが緩んでインを走る距離得も活かせていたので、その割には最後の直線の走りは大したことないように見えた。
立ち回りの上手さはあるがさほど強い馬とは思えない。


3着   9番  トイガー           牡 3 宮崎北斗  56  1.51.4 38.1


後方から2番手を追走し、最初はやや外を回っていたが3,4角で最内に潜り込み3角で距離得を活かして前方に行き、最内からじわじわ伸び続け3着になった。
スタート後の先行争いに加わらなかった馬が上位にきているので、序盤で脚を温存できたことが大きかったレース展開だったということ。加えてこの馬は勝負所でインに入れたことや勝負所でペースが上がらなかったことに恵まれた感はある。



4着   3番  ブルベアイリーデ   牡 3 丸山元気  56  1.51.5 37.7


この馬も序盤は後方から、インを走っていたが、4角で大外へ持ち出し、ハヤヤッコのかなり外から直線入ってすぐはハヤヤッコと同じような脚で追い込んでくるも最後は末脚が鈍った。
前半の先行力がなく末脚勝負の馬のようだが、いい脚はさほど長く使えないようだ。加えて、コーナーワークがあまり上手くないので直線で外を回ることが多くなりそう。すでに2勝クラスを勝っているので、3勝クラスでは今後苦戦しそうだ。


5着  13番  サトノギャロス     牡 3 川島信二  56  1.51.6 38.8


外枠ながら激しん先行争いのなか2番手につける。直線ではデルマルーヴルが前に出る中かなり2番手で粘っていたが、最後は他馬の末脚に屈して5着になった。
激しい先行争いに加わった馬の中では一番最後まで粘れていたので悪い走りではない。先行力があって持続力で勝負できそうなタイプなので、古馬との戦いでは斤量差を活かしたはしりができそうだ。3勝クラスでもそこそこやれるのではないだろうか。



6着   4番  ヴァイトブリック   牡 3 戸崎圭太  56  1.52.2 38.9


行き脚つかず後方から、やや外を追走するも4角の勝負所では馬郡の真ん中に入ってしまい、ペースが緩くても何もできず、直線では外に出したものの大して伸びなかった。
ユニコーンSで惨敗したとき、その前走の園田G2戦で2着だったものの1着から0.9秒も離されてのものだったので、そもそも実力は大したことなさそうという趣旨の回顧をしたが、やはりそれは正しく大して強くない馬という評価で良いと思う。今後古馬とのレースでも好走することは難しそう。



7着  12番  ロードリバーサル   牡 3 野中悠太  56  1.52.7 39.6


スタート後つまづくもしっかり先行争いに加わり4,5番手を追走。しかしながら末脚がないタイプのようで、直線ではまったく伸びず7着となった。
先行力はかなりあると考えてよさそう。楽に逃げれるようなレースであればという条件が付くが、まだ2勝クラスの馬なので、今後好走する機会はありそう。


8着   8番  ハヤブサナンデクン 牡 3 大野拓弥  56  1.52.7 40.0


激しい先行争いを制して逃げたが、終始2番手のサトノギャロスにつつかれて息が入れられず、直線では大きくバテた。
先行力はあるが、もっと楽な展開になることが好走条件になりそうだ。


9着   2番  アヴァンセ         牡 3 津村明秀  56  1.52.8 39.4


中段最内を追走し、4角では緩いペースと距離得が活きて、勝負可能な位置まで上げるが、全く伸びなかった。
前走は古馬1勝クラスで勝っているといっても斤量差が活きたもので、9着も立ち回りのよさと展開に恵まれてのものであり、ここでは実力がかなり劣っているのは明らか。


10着  11番  エルモンストロ     牡 3 三浦皇成  56  1.52.9 39.6


前半は先行グループから少し離れた6番手につけるも、速い脚が一瞬しかない馬なので、この展開では何もできずに終わった。


11着  15番  ビルジキール       牡 3 内田博幸  56  1.53.2 40.3


先行力があり大外ながら3番手につけるも直線では全く伸びなかった。
前走が古馬3勝クラスで2着なので、実績としてはかなり上位のものに見えたが、この結果からどうやら古馬との斤量差を活かしての好走だったようだ。さらにこの馬は4角の勝負所で置かれることがあるということなので、楽に先手が取れるレースでないと苦しそう。


12着  14番  アッシェンプッテル 牝 3 城戸義政  54  1.53.3 39.8


序盤で積極的に先行争いに加わろうとするもそれが災いしたか向こう上面で早くも後退して、まるでいいところがなかった。
この馬も前走古馬2勝クラス勝は斤量差を活かしてのものだったのだろう。今後3勝クラスでの好走はかなり難しそう。


13着   7番  ブラックウォーリア 牡 3 国分恭介  56  1.53.3 40.2


序盤の先行争いでの走りは悪くなかったが、先行争いが激しすぎて自身の良さが活かせなかった印象。楽に先行出来る組み合わせであればという気もするが、古馬3勝クラスでは好走は難しいかもしれない。


14着   5番  ワシントンテソーロ 牡 3 木幡巧也  56  1.54.3 40.5


後方のまま何もできず、ここでは能力が劣った。


15着   1番  メスキータ         牡 3 森裕太朗  56  1.55.2 40.2


後方のまま何もできず、ここでは能力が劣った。


2019年8月 8日 (木)

2019 小倉記念 G3 レース回顧

低調なメンバーのレースであったが、紛れなく実力どおりの結果となったレースだと思う。今回はタニノフランケルがゴール直前でノーブルマーズに交わされて的中を逃してしまったが、しっかり各馬の能力を把握すれば的中にかなり近づくことができると実感することができたレースではあった。


1.レース結果の基礎データ

2019年 8月 4日(日) 2回小倉4日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第55回農林水産省賞典小倉記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 2000m   13頭立


馬場差 -1.0 完全タイム差 +2.0
タイムランク E メンバーランク C

LAP :12.0-11.5-12.0-12.9-12.0-11.5-11.5-11.6-11.6-12.2
通過:35.5-48.4-60.4-71.9  上り:70.4-58.4-46.9-35.4 

前後半のラップで見ると平均ペースながら、前半ではかなり緩んだり、早めにスパートが始まっていたりと緩急のあるペースとなった。


2.隊列分析

コーナーからの早めのスパートについて行けた馬が多く、直線入り口では短い隊列となった。こうなると前にいたことの有利はあまりなく。実際外からの差しで決着した。

2019080201


3.完全タイム差検証

2019080203

明らかに1秒ほど過少評価になっている。これは緩急のあるレース展開が影響しているのだと思う。ただ、1秒ほど補正しても真完全タイム差は+1.0秒なので低調な一戦であったことは変わりない。

4.各馬の分析

1着   8番  メールドグラース   牡 4 川田将雅 57.5 1.58.8 34.9

スタートはあまりよくなく、後方から、終始やや外を回り、直線では一番外に出すとグングン追い上げて他馬を差し切り1着となった。
勝負所で追い込み可能な位置まで押し上げ最後まで末脚が衰えない安定感のある走りを今回も見せてくれた。終始外を回ってのものなので見た目以上に他馬との能力差があったと思う。また、54キロ、56キロ、57.5キロと斤量が重くなっていても末脚はほぼ衰えなかったもの覚えておきたいポイントとなる。しかしながら、ここ数戦はメンバーが低調なことに恵まれてのものだし、外を回って勝つ戦法は器用ではないので、メンバーが強くなるレースでどこまでやれるかはまだ疑問がある。

2着   9番  カデナ             牡 5 北村友一  56  1.58.8 34.7

メールドグラースよりもさらに後方を追走するも直線ではメールドグラースのすぐ内から伸びてきて2着になった。
最近安定して末脚を使えるようになったが、メールドグラースよりは末脚は劣ることをはっきり示す結果となった。コーナーから加速できるのが強みなので、坂のないローカルの小回りコースが合っているということだと思う。勝ち切れるほどの鋭い末脚はないが、ローカル重賞では無視できない存在になった。


3着   6番  ノーブルマーズ     牡 6 高倉稜    56  1.58.9 35.3

スタートの行きっぷりはあまりよくなく出鞭を入れて前に行き、1角に入るころは5番手追走だったが、向こう上面で3番手につけることに成功した。その後、直線に入ってあまり伸びそうな勢いはなかったが、最後まで粘りゴール直前でタニノフランケルを交わして3着となった。
鳴尾記念のレースで衰えたと判断したのは時期尚早であり、やはりこの程度のメンバーであれば持続力では上位ということを示した。この馬は前半で2,3番手につけれることが好走条件になっているが、前半の行きっぷりがいい馬ではなく今回も1,2角でペースが緩んだことで3番手につけれたことが好走要因になったと思う。今回は前半が速そうなメンバーがいなかったので、この馬を警戒すべきだったということなのだと思う。今回はこの馬をピックアップすることができなかったが、今回の経験により今後はこの馬の取捨がより考えやすくなった。

 
4着   3番 タニノフランケル   牡 4 松若風馬  55  1.58.9 35.4

積極的に前を狙い2番手を追走。最後はノーブルマーズとの3着争いに敗れた。
速そうなメンバーがいなく、内枠に入ったので久々にこの馬が好走できそうな条件のレースになると予想するのは容易であり、早めのペースアップで持続力勝負になったのもこの馬によかったのだが、この展開ならば最後はノーブルマーズに競り勝って欲しかった。この結果からこの馬の末脚は大したことなく、かなり恵まれないと今後も重賞で3着以内に入るのは難しいということだと思う。

5着  11番  クリノヤマトノオー 牡 5 和田竜二  55  1.59.0 35.2

後方から、今回もインにこだわるポジショニングで、4角から直線でも距離得を活かして好位につけるも大して伸びず5着となった。
1,2着馬よりも距離得のあるポジショニングで走れてこの結果なので、この馬の末脚は大したことないということ。やはり重賞では足りない馬という評価でよい。

6着   4番  アウトライアーズ   牡 5 丸田恭介  54  1.59.2 35.0

最後方インを追走から、L1Fで他馬がバテる展開に乗じて最後は少しだけ伸びただけで特に見所なし。

7着   2番  アイスバブル       牡 4 福永祐一  55  1.59.2 35.5

4番手追走するも早めのペースアップについていけず。凡走した。
持続力勝負のレースは向かないことをはっきり示した。目黒記念の回顧で書いたようにやはり前走はかなり恵まれての2着だったという評価でよいと思う。末脚の優れた馬がいない組み合わせで末脚勝負になるようなレースでないと狙えず。狙いどころの幅が狭い馬だと思う。


8着   7番  レトロロック       牡 7 松山弘平  55  1.59.3 35.3

後方から、クリノヤマトノオーのさらにインのポジションで最後の直線もインから伸びようとするも全く伸びなかった。
後方からもっとも距離得のポジショニングで走れながら全くいいところがないので能力不足は明らか。この馬は小倉巧者とされ小倉では穴人気になるが、重賞では圧倒的に実力不足。

9着  10番  シャイニービーム   牡 7 西村淳也  54  1.59.3 35.4

先行するも早めのペースアップに全くついていけなかった。重賞では能力不足。

10着   1番  カフェブリッツ     牡 6 藤井勘一  54  1.59.3 35.5

1番枠を活かして最内を追走するも最後はまるでのびず。この馬も重賞では能力不足。

11着   5番  アイスストーム     牡 4 武豊      54  1.59.4 35.6

やや外をまわりながら5,6番手を追走するも4角の勝負所であまり伸びず。直線でも伸びなかった。
3勝クラス勝ち直後ながら、ハイペースでもスローペースでも好走しているので、一瞬本命も考えたが、過去のレースを見るとコーナーでの走りがあまりよくないので小回りコースはあまりよくないと考えて狙いを下げたが、思い切って相手候補から切るべきだった。4角でもたつくのは想定内ながら、直線では想定以上に伸びなさすぎた。コーナーから加速するレースに加えてロングスパートの持続力勝負は向かないということなのだと思う。また、ややハンデには恵まれているが、僕は最近ハンデは持続力に効くが瞬発力にはあまり効かないと考えるようになってきている。そう考えると、この馬は瞬発力勝負の馬なので軽ハンデはあまり活きないと考えることができるし、メールドグラースも瞬発力勝負の馬なので重いハンデをあまり気にしなくてよいと考えることができるので、このハンデに対する考え方は結構当たっているのではないかと思っている。

12着  12番  アドマイヤアルバ   牡 4 幸英明    54  1.59.5 35.6

距離ロスの大きい一番外の後方を追走するも、早めのスパートについて行き、4角の終わりころまでには4番手まで追走したが、その後脱落した。
古馬オープンではまるで好走実績がないものの、小回りコースのコーナーでスパートできることを示したので、オープン特別ならば好走出来る可能性を示した。

13着  13番 ストロングタイタン 牡 6 浜中俊    57  1.59.7 36.3

外枠からでも楽に逃げれたが、最後はバッタリ止まる。
能力不足に加えて、自分からやめてしまうような気難しさもある馬。

 

2019年8月 2日 (金)

2019 クイーンカップ G3 レース回顧

1番人気が勝った割には3連複が万馬券といい配当になった。こうしたレースを少ない点数の3連単馬券でしっかり当てるようになりたいものである。


1.レース結果の基礎データ

2019年 7月28日(日) 1回札幌2日  天候: 晴   馬場状態: 良
11R  第67回北海道新聞杯クイーンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指)  芝 1800m   14頭立


馬場差 -1.5 完全タイム差 +1.0
タイムランク E メンバーランク C

LAP :12.2-11.9-12.1-12.2-12.2-11.9-11.5-11.1-11.9
通過:36.2-48.4-60.6-72.5  上り:70.8-58.6-46.4-34.5

馬場状態はよく、やや緩いペースながらペースアップが速かったので、L1Fで減速するレースとなった。そのため、切れ味勝負ではなく、持続力が活きる小回りコースらしい展開となった。


2.隊列分析

2019073101

直線入り口の隊列は割と短かった。そして、開幕週の周りには外を回った馬が上位にきている。さらに開催が進めば、外差し有利の馬場になるかもしれない。

3.完全タイム差検証

2019073103

前走との増減で大きな偏りはないので、妥当な完全タイム差である。

4.各馬の分析

1着  13番  ミッキーチャーム   牝 4 川田将雅  56  1.47.0 34.0 

好スタートから4番手につけて、直線で外から早々と先頭に立つと他馬を寄せ付けず快勝だった。
先行する馬が多いので、逃げれなかったらどうかとか、中山牝馬Sで輸送調整に失敗したりしたので実力があっても信頼出来ない馬と考えていたが、特に逃げなくても好走できて、中山牝馬S以降は輸送調整に失敗していないので、もう安定的に能力を発揮する馬と考えてよいだろう。ただ、ヴィクトリアマイルの敗退が能力不足だったように、真完全タイム差+1秒あたりの実力の馬なので、信頼出来るレースは牝馬G3とかメンバーの弱い重賞に限られそうだ。

2着   6番  スカーレットカラー 牝 4 岩田康誠  55  1.47.0 33.4 

中段のインを追走し、4角でも追い出しを我慢してインぴったりを距離ロスなく走り、追い出しを遅らせたことから一旦後方に下がったかに見えたが、直線でじわじわ外に出してL1Fで減速ラップになったことに乗じて末脚を使い2着に浮上した。
前走の鳴尾記念とほぼ同様の戦法だったが、今回は自身のパフォーマンスを少しアップさせたので、この戦法の走りで本格化したと考えてよさそう。今後も小回りコースで切れ味勝負にならない展開になれば立ち回りの上手さで好走出来る可能性は高そう。


3着  14番  カリビアンゴールド 牝 5 柴山雄一  55  1.47.0 33.8 

ミッキーチャームの少し後ろを追走し、4角ではあまり手ごたえがよくなさそうに見えたが、しぶとく伸びて3着になった。
中段ではあれど比較的前につけて最後までしぶとく走ることができるのがこの馬の強みのようだ。牝馬G3では条件馬が連対するのは珍しくないし、前目につけた不人気馬が最後までしぶとく粘って穴をあけるケースはわりとよくあるので、僕は予想ではそうしたたタイプがリンディーホップと思って相手候補にしてしまったのだが、前走で3番人気のサトノガーネットと差のない競馬をしたこの馬をピックアップすべきだったということだった。穴馬をピックアップする能力が僕はまだまだ不足していることを思い知らされる結果となった。


4着  12番  ウラヌスチャーム   牝 4 藤岡佑介  55  1.47.2 33.6 

後方追走から4角より大外からしっかり伸びてきたが、届かずの4着だった。
安定的に末脚を発揮する馬ではあるが、外から伸びてくるタイプなだけに開幕週の馬場ではさすがに厳しかった。

5着  11番  エイシンティンクル 牝 6 武豊      55  1.47.3 33.9 

スタートはよくなく後方からになる。ウラヌスチャームの少し前を追走していたが、最後はウラヌスチャームと併せ馬のような形になり競り負けた。
先行してたまに好走する馬ではあるが、ゲートに難がある馬のようなので、アテにできないタイプのようだ。先行馬が多く揃ったレースでは基本消しでよいのではないだろうか。

6着   1番  サトノガーネット   牝 4 ルメール  55  1.47.4 33.5 

後方のインを追走から、直線でもさほど伸びず。
スカーレットカラーのすぐ後ろを追走し、スカーレットカラーと同じような戦法を狙っていたふしがあるが、スカーレットカラーほどの立ち回りの上手さはないということだろう。3勝クラスを勝ち上がったばかりの差し馬でここでは能力不足であり、3番人気はルメール人気による過剰人気だった。

7着   3番  フロンテアクイーン 牝 6 三浦皇成  56  1.47.4 34.3 

中段のインを追走するが直線ではさほど伸びなかった。
この馬は56キロでの好走実績がない。平均的に長く脚を使ってくるタイプの馬なので、斤量増が堪えるタイプなのだと思う。

8着   5番  メイショウショウブ 牝 3 池添謙一  51  1.47.5 34.7 

軽量51キロを活かし先行するも最後は粘れなかった。斤量に恵まれてもここでは能力不足は明らかだった。

9着   7番  シャンティローザ   牝 5 藤岡康太  55  1.47.6 33.7

スタート悪く後方から、最後ひと脚使うも勝負にならず。
まだ3勝クラスの馬であり、こうした追い込みタイプは真っ先に消し候補となる。さらにこの馬はゲートに難があることは覚えておいた方がよさそうだ。

10着   8番  フィニフティ       牝 4 吉田隼人  55  1.47.8 34.1

後方のまま見所無し。
まだ3勝クラスの馬であり、さらに近走は調子が悪いようだ。

11着  10番  ウインファビラス   牝 6 松岡正海  55  1.47.8 35.2

先行するもまるで粘れず。重賞でもオープン特別でも好走実績がないので、相当メンバーが弱くならないと好走するのは難しそう。

12着   9番  リンディーホップ   牝 4 荻野極    55  1.48.0 34.8

割と前の位置の中段を追走するも、まるで伸びず。さすがに2勝クラスの馬では荷が重かった。

13着   2番  リリックドラマ     牝 5 菱田裕二  55  1.48.0 35.5

逃げるもまるでのびず。
2勝クラスを勝ち上がったばかりの馬なので、当然の結果ではあるが、先行力のある馬の揃った重賞でしっかり逃げれたということは、2番枠に恵まれたとはいえテンのスピード能力は高いということであり、このことはしっかり覚えておくべきである。

14着   4番  ダノングレース     牝 4 蛯名正義  55  1.48.4 35.1

インぴったりを追走し、最後までインにこだわり少しは伸びていたが、最後は前が壁になりブレーキをかけてしまった。
最後は不利があっての着順なので、能力通りの結果でないことは確か。

2019年7月26日 (金)

2019 中京記念 G3 レース回顧

この時期の3歳馬は斤量が軽いことを活かして好走する場合がわりとあって、それはよく函館スプリントSで発生していたのだか、今年は中京記念でそれが発生したという感じの結果となった。斤量に恵まれただけで、その後はまるで好走できない馬も多いので、ここでの結果を過信してはならないのだが、3歳馬が複数出走した場合は今回のように3歳馬が複数好走するケースも想定すべきということが来年以降の中京記念の予想の際の教訓になった。


1.レース結果の基礎データ

2019年 7月21日(日) 3回中京8日  天候: 曇   馬場状態:稍重
11R  第67回トヨタ賞中京記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 1600m   16頭立

馬場差 -0.3 完全タイム差 -0.8
タイムランク D メンバーランク C

LAP :12.4-11.3-11.6-11.4-11.3-11.4-11.9-12.3
通過:35.3-46.7-58.0-69.4  上り:69.9-58.3-46.9-35.6 

レース後コメントでは馬場を苦にしたものが見られたが、そう力のいる馬場にはなっていない。この程度の状態でパフォーマンスを落としている馬は力のいる馬場が全くダメということなのだろう。

2.隊列分析

2019072501

平均ペースで流れたのと、外に出しても伸びない馬場だったので直線入り口では縦長の隊列となった。


3.完全タイム差検証

2019072502

グルーヴィット、クリノガウディーは軽ハンデを活かしてパフォーマンスをUPさせた。プリモシーンはいつもと違う前目につける戦法だったため、パフォーマンスをDOWNさせた。ミエノサクシード、グランドボヌール は前走とほぼ同等のパフォーマンスを見せたと考えると、この完全タイム差は妥当である。


4.各馬の分析

1着   5番  グルーヴィット     牡 3 松山弘平  52  1.33.6 34.6 

中段追走から、直線入ってすぐでは伸びは今一つに見えたものの、ゴール直前でひと伸びして1着になった。
エンジンのかかりは遅く、減速ラップの中での最後のひと伸びだったので、トップスピードもそう大したことはないので、やはり軽ハンデを活かしての勝利だったと思う。この後まるで活躍出来ない可能性もあると思う。

2着   6番  クリノガウディー   牡 3 森裕太朗  52  1.33.6 34.4 

グルーヴィットの少し内の前の中段追走から、4角から鞭が入りっぱなしの状況だったものの、最後までしぶとく伸びて2着だった。
先行してまるで末脚が発揮出来なかった馬が、中段追走に戦法を変えて、ソコソコの末脚を使える走りをすることができたので、今後に向けて収穫のあるレースだった。長くいい脚が使える持続力があるようではあるが、トップスピードは大したことなく、今回の好走の要因はやはり軽ハンデということだと思う。

3着   7番  プリモシーン       牝 4 福永祐一 55.5 1.33.7 35.0 

中段の外を追走し、早めに進出し、ゴール直前で一旦先頭に立つも上位2頭に交わされた。
いつも後方待機のこの馬が速めのレースを行い、内容的には前走より少しパフォーマンスを落としたレースになったが、多頭数で差し馬の多い組み合わせだったので、いつもの戦法だと馬郡を捌くのに手間取るリスクがあったので、いつもより早めの戦法が正しかったと思う。いつもよりパフォーマンスを落としても勝てるメンバーだったが、3歳馬の軽ハンデにギリギリやられてしまった。

4着  15番  ミエノサクシード   牝 6 川島信二  54  1.33.7 34.3 

外枠から、後方のインを追走し、直線でしっかり伸びての惜しい4着だった。
今回はインを通る意識を強く持っていたようだが、外枠だったため、後方からの位置取りになってしまった。ゴール前の脚色は一番よかったので、内枠だったらさらに上位だった可能性がある。この馬は地味ながらいつも直線でしっかり伸びて自身のパフォーマンスをしっかり発揮するレースをすることが多いので、堅実な馬である。トップジョッキーが乗れG3戦ならばすぐ勝てるのではないかとも思う。

5着   1番  グランドボヌール   牡 5 和田竜二  54  1.34.0 35.9 

2番手追走から、直線で一旦先頭に立つも最後は交わされた。
1200m、1400m戦を中心に使っている馬だけに距離が長く合わなかった感はあるが、差し馬が多く先行有利な流れのわりには最後の粘りが足りないので、重賞では能力不足だと思う。

6着   4番  ジャンダルム       牡 4 藤井勘一  55  1.34.1 35.2

インぴったりの中段を追走し、残り400mで追い上げを開始し、坂を上がってからはいい末脚を使うも長く続かず残り100mで失速した。あまり末脚が長く使えない馬のようで、古馬重賞では全く好走実績がないので、明らかrに能力不足。ただ、オープン特別であればかなり好走出来る可能性はある。

7着   2番  エントシャイデン   牡 4 中谷雄太  54  1.34.1 34.4

後方追走で直線では外に持ち出し、坂を上がったところからよい末脚を見せた。
向こう正面でノメっていたということで、騎手は敗因を馬場と言っていたので、道悪や力のいる馬場は全く合わないと考えてよさそう。

8着  14番  カテドラル         牡 3 川田将雅  53  1.34.2 34.7 

中段後方ながら、この馬としてはいつもよりも前の位置を追走し、直線では外から追い上げようとするもさほど伸びなかった。
3歳G13着の実績があるといってもその時点では3勝クラスよりやや低い水準のレベルなので、この程度の走りでも不思議はない。現時点では古馬と戦うには能力不足の可能性が高い。あと、この馬は軽ハンデが活かせなかったので、軽ハンデが活きない馬と考えてよいかもしれない。後方待機の戦法を取るようになってから強力な追い込みを武器にしてきたが、こうした瞬間的なトップスピードを活かすタイプは軽ハンデが活きないのかもしれない。

9着  12番  レインボーフラッグ 牡 6 小崎綾也  54  1.34.2 34.2 

スタート決まらず後方から、最後は上がり3ハロンタイム最速の脚を使った。
近走堅実な末脚を使えているが、重賞で勝負するには能力不足のようだ。あと、スタートがよくないことも覚えておくべき。

10着  16番  キャンベルジュニア 牡 7 浜中俊    56  1.34.5 36.1

好スタートから3番手を追走するも、直線では全く伸びなかった。
好走出来ない不調状態がかなりながく続いているようだ。

11着  11番  ロードクエスト     牡 6 M.デム  57  1.34.5 34.5

ダッシュ付かず後方から、直線も大外からさほど伸びなかった。
デムーロ騎手らしいアイディアが全く見れず。ただ回ってきただけの印象のレースだった。やはりこの馬の能力はこの程度ということだと思う。

12着  10番  コスモイグナーツ   牡 4 国分優作  53  1.34.6 36.0

先行力を活かし4番手で先行するも直線では全く伸びなかった。
「単騎で行くのが理想なので……」と騎手がレース後コメントしているので、先行争いが起こるレースでは全く力を発揮出来ない馬のようだ。

13着   8番  ツーエムマイスター 牡 7 城戸義政  52  1.34.8 36.8

何が何でも行く構えを見せて逃げるが、直線では全く伸びなかった。
先行力があっても粘りが全く足りない。

14着  13番  ヒーズインラブ     牡 6 酒井学    56  1.35.1 34.8

後方のまま何もできず。よほど調子が悪いのか、衰えなのか・・・

15着   3番  ヴェネト           牡 7 松若風馬  53  1.35.3 36.6

オープン特別戦でも全く好走できていないことから、能力不足なことは明らか。

16着   9番  ロワアブソリュー   牡 6 幸英明    56  1.35.6 35.8

見所なし。

 

2019年7月17日 (水)

2019 函館記念 G3 レース回顧

成績の安定している馬が不在の難解なレースであったが、終わってみれば前残りの決着となった。
今年は例年以上に前走巴賞に出走した馬が多かったが、巴賞で好走した馬が不発に終わり、力を出せなかった馬が上位に来た。例年、巴賞で好走した馬は苦戦することが多いこのレースの特徴を踏襲する結果になった。このことはこのレースの特徴として、今後覚えておく必要がありそうだ。
本命にしたゴールドギアは不発だったが、上位人気勢がアテにできない状況だったので、後悔はなく今後もこういう場合は同じように攻めの予想をしていこうと思う。ただこういう予想のケースは自信度が極めて低くなる。

1.レース結果の基礎データ

2019年 7月14日(日) 2回函館4日  天候: 曇   馬場状態: 良
11R  第55回農林水産省賞典函館記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 2000m   16頭立


馬場差 -0.2 完全タイム差 +0.7
タイムランク D メンバーランク D

LAP :12.7-11.7-11.9-11.7-11.8-11.9-12.0-12.0-11.6-12.3
通過:36.3-48.0-59.8-71.7  上り:71.6-59.8-47.9-35.9

全国的に雨が降り続いた地域が多い週であったが、函館はさほど馬場は悪化しなかったようだ。
レースは平均ペースとなった。ラップタイム的には巴賞とそう大きく変わらないものの、巴賞は前が競り合ったり、早めにマクる馬がいたりと、先行馬に苦しい展開となったが、このレースは前の馬が競り合うことが少なく自身のペースで走れる展開となった。やはりラップタイムだけではく、レース映像をよく見ないとレース展開の状況は正確に把握できないということなのだと思う。


2.隊列分析

2019071601

直線入り口でかなり縦長になっているが、ハイペースではなく平均ペースでまだ前が比較的余力を残している状況なので、こうなると前にいなければどうにもならない。


3.完全タイム差検証

2019071602

前走好走してダメだった馬、前走力を出せなかったが今回は好走した馬が入り乱れる結果となったため、大きくパフォーマンスを上げた馬、下げた馬が混在しているが、この完全タイム差は妥当だと思う。

4.各馬の分析

1着   4番  マイスタイル       牡 5 田中勝春  56  1.59.6 35.9 

スタート後、ハナを取り切って、やや速い平均ペースでレースを引っ張る。直線の手前でマイネルファンロンに一旦交わされるも最後に差し返して1着となった。
巴賞に比べると、先行力のある馬が少なかったため、この馬が先行できると予想するのは容易ではあったが、この馬、好走と凡走を繰り返すムラ馬であるため、この馬を信頼すること自体が大きなギャンブルとなる。
今回のように気分よく先行できれば、最後までしぶといことは戦績からわかっていることではあるが、それだけに今後もこの馬の扱いは難しくなる。今回も相手候補としてピックアップすることができたが、常に相手候補として警戒すべき馬ということなのであろう。


2着   6番  マイネルファンロン 牡 4 丹内祐次  54  1.59.6 35.6 

スタート後先行争いはせずマイスタイルにハナを譲り2番手を追走、最後はマイスタイルを捕らえるかに見えたものの、最後は差し返されて2着となった。
マイスタイルより少し離れた2番手で他馬に絡まれることなく自身のペースで先行できていたので、マイスタイルとは明らかに能力差があることがわかる結果となった。
前走は厳しいペースで能力を発揮できなかったが、1600万条件戦勝ちの真完全タイム差がよかったように、重賞でも自身のペースで先行できれば好走出来る可能性があることは示した。

3着  10番  ステイフーリッシュ 牡 4 中谷雄太 57.5 1.59.9 35.3 

4番手追走から、勝負所でスパートし、脚は速くはないものの、最後まで脚色衰えることなく3着になった。
相変わらず、長く脚を使える持続力はあるものの、トップスピードは速くない。しかしながら毎度安定して自身の能力を発揮するので、2,3番手候補として常に警戒すべき馬である。

4着   5番  ドレッドノータス   セ 6 菱田裕二  56  2.00.1 35.7 

3番手を先行できたので、前残りの流れに恵まれての4着との印象が強いが、前走の巴賞と同等の能力は発揮出来ているので、安定して能力が発揮できる馬ということなのかもしれない。
また、調教ではステイフーリッシュと併せ馬でステイフーリッシュを抜かせない調教だったので、かなり調子がよかったようだ。

5着   2番  アメリカズカップ   牡 5 北村友一  55  2.00.3 35.3

中段の最内を追走し、最後は距離得を活かしてなだれ込んでの5着。
早め進出して外を回った馬がバテたのに乗じて距離得を活かした印象なので、あまり評価できる着順ではない。

6着   1番  レッドローゼス     牡 5 蛯名正義  56  2.00.4 35.6

中段追走から、残り600mで外に出して進出するも、ジリジリとしか伸びず。
この馬は持続力はあるもののトップスピードは速くなさそうなので、さらに上がりのかかる展開の方がよさそう。前走のオープン特別はたまたま展開がハマったということで、現時点ではオープン特別で安定して能力を発揮出来る馬ではないということだと思う。

7着   8番  メートルダール     牡 6 武藤雅    57  2.00.8 35.2 

前半はかなり後方を追走、残り600mで外に出して進出しようとするも、他馬も同じように追い上げているのでなかなか前に出れず。直線で大外から伸び続けて少しだけ着順を上げた。
最後は上がり3ハロンタイム最速の末脚を見せたが、後方の位置取りでは話にならない展開になったことが大きかった。もともと戦績から緩い馬場はよくないとわかっていたのだが、それが前半の追走が今一つだった要因の可能性はある。ただ、後半はしっかり追い上げていたので調子は悪くなさそうで、高速馬場で見直せそう。

8着  14番  ナイトオブナイツ   牡 6 池添謙一  56  2.00.8 35.4 

後方から、メートルダールのすぐ外の少し前を追走し、残り600mで外に出して進出し、メートルダールよりはコーナーでの反応はよかったが、他馬も同じように追い上げているので着順を上げることができなかった。
最近後方からの追い込みで末脚が安定的に発揮できるようになってきたものの、やはり重賞では能力は足りない。前走のオープン特別2着は展開に恵まれた要素が大きかったということである。


9着  13番  アーバンキッド     牡 6 横山武史  54  2.00.9 35.7

中段追走から直線でもさほど伸びず、この程度の実力ということ見所なし。

10着   9番  ポポカテペトル     牡 5 岩田康誠  55  2.01.0 35.6

後方追走から、最内を回るもさほど伸びず。やはりオープンでは実力不足。

11着  15番  ゴールドギア       牡 4 幸英明    52  2.01.0 36.1

後方追走から、3角のかなり早めに外から進出しようとするもの、最後はバテた。
後方追走ではどうしようもない展開だったので、後方でじっくり構えて末脚に賭けても届かなかったと思われるので、早めの進出は仕方なかっただろう。この馬のよさを発揮出来なかったレースなので、これで見限ることはないと思う。ただ、52キロの軽ハンデを活かせなかったので、軽ハンデが活きる馬ではないということは覚えておきたい。

12着   7番  カルヴァリオ       セ 6 吉田隼人  54  2.01.0 35.4

後方追走から、直線でもさほど伸びず。オープンでは実力不足。

13着  16番  エアスピネル       牡 6 福永祐一  58  2.01.1 36.2

中段追走から、外を回って追い上げようとするも、直線では全く伸びなかった。
戦績的にこのメンバーでは格上の馬であったが、外枠で常に外を回った距離ロスはあるし、そもそもこの馬はマイル戦がベストで2000mは距離が長いということだと思う。昨年の札幌記念で負けた時のルメール騎手のコメントでも距離を理由にしていた。菊花賞3着の実績はあるが、近年の菊花賞は長距離戦らしからぬ展開になるので長距離実績には加えない方がよい。そのため、次走マイル戦に出走したら、ガラリ一変の可能性はありそうだ。
 
14着   3番  ブラックバゴ       牡 7 斎藤新    55  2.01.5 35.8

後方からまるでのびず。もうオープンでの好走は無理ではないだろうか。

15着  11番  マイネルサージュ   牡 7 国分恭介  55  2.01.6 35.7

後方からまるでのびず。もうオープンでの好走は無理ではないだろうか。

16着  12番  スズカデヴィアス   牡 8 勝浦正樹 57.5 2.01.9 36.2

後方から、まるで伸びなかった。コーナーで馬が嫌気を出していたということなので、気性的にアテにできないムラ馬ということのようだ。戦績どおり重賞では能力は足りないものの、オープン特別ではやや警戒が必要という馬なのだと思う。

 

 

2019年7月10日 (水)

2019 プロキオンS G3 レース回顧

アルクトス、ミッキーワイルド、ヴェンジェンスの能力比較が難しいレースであったが、紛れのない、能力差がハッキリと現れる結果となった。上位3頭とそれ以下、特に6着以下との力差は歴然であった。ただそれだけに6着以下でもオープン特別戦であればソコソコやれそうな馬も何頭かいたのでしっかりレース回顧しておきたい。

1.レース結果の基礎データ

2019年 7月 7日(日) 3回中京4日  天候: 晴   馬場状態:稍重
11R  第24回プロキオンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  ダート 1400m   15頭立


馬場差 -1.8 完全タイム差 ±0
タイムランク C メンバーランク C

LAP :12.3-10.5-10.5-11.0-11.7-12.2-13.0
通過:33.3-44.3-56.0-68.2  上り:68.9-58.4-47.9-36.9 

前半3ハロン目も10秒台とかなり速く、後半が減速ラップとなる激しいハイペースの消耗戦となった。

2.隊列分析

2019070802

直線入り口ではかなり長い隊列になっている。これはハイペースで前半の追走力の差がハッキリ出たということだと思う。

3.完全タイム差検証

2019070804

多くの馬が前走よりパフォーマンスを上げているようになってしまっているので、この完全タイム差は過大評価。完全タイム差は+0.5程度とするのが妥当。

4.各馬の分析

1着  10番  アルクトス         牡 4 田辺裕信  56  1.21.2 36.5 

スタート後先行勢についていくが無理せずコーナーまでにインに潜り込み最内で4番手を追走する。直線でジワジワ伸びて、最後は
ミッキーワイルドと併せ馬の形になりひと伸びして1着になった。
前走のオープン特別勝ちが辛勝だったので、大したことないように思ってしまったが、最後に並んだときの勝負根性はかなりのものということなのだろう。あと、コーナーを最内で回ったので、このペースでも脚を貯める瞬間を作れたのが大きい。インを上手く立ち回れるレース巧者ということは覚えておきたい。

2着  12番  ミッキーワイルド   牡 4 北村友一  56  1.21.3 36.2 

アルクトスの少し後方から、こちらもコーナーをしっかりインで回り、直線に入ってジワジワ伸び、坂を上り切ったところから一気に加速するも、前にいたアルクトスは交わせずに2着になった。
この馬も脚を貯めれるように走れたことは大きい。坂を上がったところからの瞬発力はかなりのものだったが、そう長くは使えないようであった。昇級馬で前走の真完全タイム差がそう秀でたものではなかったので、重賞でやれるかどうか疑問だったが、しっかりパフォーマンスを上げてきた。

3着   4番  ヴェンジェンス     牡 6 幸英明    56  1.21.6 37.1 

速いペースを3番手で外から追いかける苦しい展開だったが、4角から鞭を入れ続け、上位2頭ほどの脚は使えなかった最後まで伸び続け3着を確保した。
息の入らない苦しい流れでしっかり3着に入ったので力はかなりある。が、砂を被るとよくないとか、矯正されてきてはいるが、左回りだと外にヨレそうになる癖があるので、上位馬に比べるとレースの立ち回りがあまり上手くないということが弱点だと言えそうだ。ただし、もう少しペースが緩ければ勝っていたのではと思えるほどの実力はあるので、常に警戒が必要な馬ではある。


4着   5番  サンライズノヴァ   牡 5 松若風馬  57  1.21.7 35.4 

直線で大外の後方から、久々にこの馬らしい末脚を炸裂させて4着になった。騎手のコメントではハイペースすぎて脚が貯められなかったものの、最後は地力で好走できたということなので、この馬調子を取り戻してきたと考えてよさそうだ。

5着   9番  マテラスカイ       牡 5 武豊      57  1.21.8 37.5 

ハイペースで飛ばし、ラスト100mまで粘っていたが、最後は止まった。
中京コースは直線の前半に坂があるため逃げ馬にとって苦しいコースであるので、昨年上手くいったからと言って今年も逃げ切りが叶うとは考えない方がよいということであり、このレースでは逃げ馬は実力があっても相手候補に留めておくのが基本だと思う。

6着   7番  アディラート       牡 5 酒井学    56  1.21.9 36.4 

後方から、最後までしっかり伸びていたが、上位勢との力差は歴然だった。

7着  14番  キングズガード     牡 8 M.デム  56  1.21.9 35.9 

後方から4角での反応が鈍く、最後他馬がバテたころになってようやく伸びた。上位勢との力差は歴然だった。

8着   8番  ウインムート       牡 6 川田将雅  58  1.22.2 37.4 

アルクトスのすぐ後ろの外を追走するも、直線ではさほど伸びなかった。

9着   1番  サクセスエナジー   牡 5 松山弘平  57  1.22.4 38.0 

2番手追走するも最後は後退。
直線で、アルクトスに前をカットされる不利を受けたが、不利がなかったらさらに上位に来れたとは思えない程度の走りだった。

10着   6番  ワンダーサジェス   牝 6 太宰啓介  54  1.22.4 37.1

先行争いについていけず、最後もなだれ込んだだけだった。

11着   2番  ダノングッド       牡 7 鮫島克駿  56  1.22.4 36.3

後方から、距離ロスなくインを回るも、いい脚はなかった。

12着  15番  プロトコル         牡 8 川須栄彦  56  1.22.6 36.8

後方から、直線でもまるで伸びずいいところなし。
 
13着   3番  ドンフォルティス   牡 4 秋山真一  56  1.22.6 36.2

後方から、最後は外を回って直線でちょっとだけ伸びたように見えるも、内枠でインを回る器用さがまるでないようだった。前半の追走力もなく、まるでいいところがなかった。

14着  11番  オールドベイリー   牡 5 小崎綾也  56  1.22.8 37.8

見所無し。

15着  13番  アードラー         牡 5 西村淳也  56  1.22.9 36.3

見所無し。

2019年7月 9日 (火)

2019 七夕賞 G3 レース回顧

先週に引き続き、軸馬は正解であり、ピックアップした相手馬も3,4着にしっかり来たものの、肝心の勝馬をピックアップできず外してしまった。ミッキスワローをピックアップできていたら、3連複3万馬券が取れていて、ミッキスワローさえこなければ3連複10万馬券が取れていたいたのにと思うと、逃した魚は大きい感は先週より大きいのだが、ここまでくれば高配当GETはあと少しだと思うので、引き続きしっかりレース回顧したい。

1.レース結果の基礎データ

2019年 7月 7日(日) 2回福島4日  天候: 曇   馬場状態:稍重
11R  第55回七夕賞
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 2000m   16頭立

馬場差 +0.7 完全タイム差 +0.4
タイムランク D メンバーランク D

LAP :12.2-11.0-11.1-11.9-11.8-12.1-12.0-12.2-12.3-13.0
通過:34.3-46.2-58.0-70.1  上り:73.4-61.6-49.5-37.5 

馬場差+0.7と、かなり時計のかかる馬場になったのに前半かなり速くなったので、後半は消耗線になった。ただ、ラスト1ハロン13.0秒もかかったのは、瞬発力に秀でた馬がいなかったと見るべきだと思う。

2.隊列分析

2019070801

直線入り口でミッキスワローがこんなに前にいると予想するのは極めて困難だったと思う。外伸びの馬場だったということと、1,2着馬が後続を離していたということはしっかり覚えておくべきだ。

3.完全タイム差検証

2019070803

エプソムカップで全く力を出せなかったミッキスワローや、天皇賞で惨敗したロードヴァンドールがパフォーマンスを上げていることは納得できるので、クレッシェンドラヴやゴールドサーベラスが前走程度のパフォーマンスだったと見るのは妥当だと思うので、この完全タイム差は妥当だと思う。そう考えると今年の重賞レースのなかではまずまずのレベルだっと思う。1,2着馬は条件に恵まれればまた好走する可能性はありそうだ。

4.各馬の分析

1着  12番  ミッキースワロー   牡 5 菊沢一樹 57.5 1.59.6 36.7 

スタートは遅かったが、後方にまだ6頭いる位置まで上げて、いつもより前に位置する。向こう正面でも馬場のいい外を回り、残り600mで外から早めにスパートすると、そのまま押し切って1着となった。
末脚勝負の馬ではあるが、高速馬場の瞬発力勝負では分が悪く、また近走は前半の追走力が弱いように見えていたが、今回の走りを見ると追走力は問題ないようだ。ただ、今回は早めに脚を使ったことからL1Fが13.0もかかっていて、持続力はそう長い方ではないといえそう。今回は他馬との能力差に助けられての1着とみるべきである。
オープン入り後ずっと重賞を使ってきていて、好走実績があるので、順当勝ちではあるのだが、近走は前半の追走が遅く、特に前走のエプソムCでは超スローにもかかわらずずっと後方だったので、「呆れた」と評価してしまい、ペースが速くなりそうで直線の短いこのレースでは厳しいと考えてしまったのだが、このエプソムCでの評価が間違っていたということだったのだろう。
今回の状況を受け入れるには、「横山典弘騎手が乗って後方でレースをした馬は、意図的に後方に位置しているだけで、前半の追走力が劣るといわけではない。他の騎手に乗り替わった場合は戦法を変える可能性がある」と考えるべきなのかもしれない。
よく後方ポツンが多いと言われる横山典弘騎手だが、ルメール・デムーロ騎手のように展開に応じて臨機応変に立ち回ることはせず、展開決め打ちで、ハマれば好走するが、ハマらないと全然ダメという戦法の騎手なんだと思う。このように、横山典弘騎手が乗って惨敗した馬については、今後のレース回顧では気をつけるようにしようというのが今回の最大の教訓になった。

2着  15番  クレッシェンドラヴ 牡 5 内田博幸  55  1.59.7 36.6 

スタート遅く後方から、ミッキースワローのさらに後方の外を追走する。残り600mで外からじわじわスパートし、直線の途中では突き抜けそうな勢いがあったが、残り100mあたりで勢いが鈍り2着に屈した。
後方からの追い込み馬であるが、コーナーから加速できるので小回りコースでの好走実績があったのだが、実績通りの走りをしてくれた。やはり、このレースではこの馬を連軸にして正解だった。ただ、最後は脚色が鈍ったので持続力が長くはなさそうで、コーナーでの加速が武器の小回りコース向きの差し馬と考えるべき馬だと思う。
また、この馬も終始かなり外を回っていたが、今回の馬場は内がかなり悪く、内外の馬場差がかなりあったということで距離損が不利にならなかったと考えるべきだと思う。

3着   9番  ロードヴァンドール 牡 6 横山典弘  55  2.00.2 37.8

好スタートから3番手につけるが、1,2角では内を回ったがそれ以外はやや外の馬場のいいところ選んで追走していた。直線ではミッキースワローにあっさり交わされるもしぶとく粘って3着になった。
先行した馬の中で最も好走したが、馬場のいいところを通ったことが大きそうだ。前走の天皇賞は惨敗だったが、先行馬の場合は惨敗後の好走はよくあるので、気にする必要はなく実績的に3着に好走しても不思議のない馬である。こうした人気薄の先行勢の前残りは競馬ではよくあることであり、他の先行馬のタニノフランケル、ブラックスピネル、カフェブリッツが能力今一つであることを踏まえるとこの馬を相手候補とすることは十分考えられることであり、この点では僕の予想は正しかったと考えている。

4着  11番  ゴールドサーベラス 牡 7 藤田菜七子  54  2.00.3 36.9

ほぼ最後方で終始一番外をを通り最後は大外を強烈に追い込んだが4着どまりだった。
相当距離ロスがあっても4着まで追い込んでこれたのだがら、相当馬場の外がよかったということだと思う。
この馬の末脚はいいのはわかっていて、前が速くなりすぎれば、この馬の1発もあるかもと考えたのだが、かなり惜しかった。
そろそろ藤田菜七子の重賞制覇があるのではないかと思うのだが、それはこの馬のように人気薄の追い込み馬である可能性が高いのではないかと思うので、また適宜遊び馬券で狙ってみたいと考えている。

5着   2番  アウトライアーズ   牡 5 野中悠太  54  2.00.5 37.3

ダッシュつかず後方から、この馬をインを避け外を回る。クレッシェンドラヴのスパートに合わせて追いあげようとするもあまりスピードつかず、最後はなだれ込んでの5着。
最後だけちょっと伸びたように見えるもそれは他馬がバテただけで、先行力、末脚ともに大したことない。馬場のいいところ選んで走れたことと、差し有利の展開に恵まれてのあまり評価できない5着。

6着   8番  タニノフランケル   牡 4 福永祐一  55  2.00.6 38.3

積極的に2番手の位置をとり最後まで粘っていた。
厳しいペースで先行したわりには良く粘っており、この馬はオープンでは内枠で緩いペースで気分よく先行出来た時しか好走実績がなく、金杯と小倉大賞典がたまたまそうしたレースが続いていただけで大した能力のない馬なのだが、今回は前走よりも良い走りができたので、次走内枠に入って、メンバーに恵まれれば久々の連対はあるかもしれない。
 
7着  16番  クリノヤマトノオー 牡 5 和田竜二  55  2.00.6 37.9

外枠から、インに潜り込みインの中段を追走するも最後はあまり伸びなかった。
外伸びの馬場だったので、インに潜り込んだのが大失敗で、実力以上に敗退したということはありそうだが、準オープンでは常にそこそこの末脚を発揮できていたものの、オープンではやや能力不足と考えるのが妥当だと思う。。


8着   4番  ソールインパクト   牡 7 大野拓弥  54  2.00.7 37.0

インの後方を追走するもどんどん手ごたえが怪しくなり向こう正面で最後方まで下がってしまう。勝負所で大外まで出して何とか追いあげて8着まで上がった。
この馬もイン追走が大失敗だった。追走にかなり苦労していたのでもっと距離が長くゆったりしたペースの方がよさそうだ。

9着  13番  ウインテンダネス   牡 6 柴田大知  56  2.00.8 37.6

後方からまるでいいとこ無し。そもそも差しに回ると、エンジンのかかりの遅い馬なので小回りコースは向いていない。内田博幸騎手にも見限られてしまったようだし、復調の兆しが見えるまでは消しでよい。

10着   1番  エンジニア         牡 6 津村明秀  54  2.00.9 38.2

勝負所でいい位置につけれたかに見えたが、全く伸びず。これでオープンに入って6戦凡走しているので、明らかに能力不足。

11着   3番  ロシュフォール     牡 4 三浦皇成  55  2.00.9 37.7

後方から4角で加速しようとするもさほど伸びず、直線でも大して伸びなかった。
やはり曲線で加速するレースは合っていない。それでいて持続力が長くないので、曲線から加速してしまったら直線まで脚が持たないのも納得。やはり長い直線での瞬発力勝負でないとだめなようだ。

12着   7番  カフェブリッツ     牡 6 蛯名正義  54  2.01.3 38.9

5,6番手で先行して馬場のいいところを選んで追走したものの、直線では伸びず。最後大きくバテてはいないものの、このメンバーでは単純に力不足。

13着   6番  マルターズアポジー 牡 7 武士沢友  57  2.01.3 39.2

ハイペースで先行するも4角では早くも捕まっていたので、もうピークは過ぎたということだと思う。ただ、この馬が出ればハイペースになりやすいので、展開が予想しやすくなるということでありがたい存在ではある。

14着  14番  ブラックスピネル   牡 6 石橋脩    57  2.02.0 39.6 

外から先行しようとするも、他馬が速く4,5番手追走となったことで、万事休すだった。この馬は緩いペースで先行出来た時しか好走できないので、このメンバーでは好走できないと考えるのは容易だった。


15着  10番  ベルキャニオン     牡 8 丸山元気  55  2.02.3 39.1

中段追走するも最後は全くいいところがなかった。

16着   5番  ストロングタイタン 牡 6 戸崎圭太  57  2.02.4 40.0

比較的内で先行するも直線ではばったり。この馬、オープンで渋った馬場の実績はなく、それでいて休み明けなので、この馬を推した競馬予想家は猛省すべきだと思う。

2019年7月 4日 (木)

2019 ラジオNIKKEI賞 G3 レース回顧

単勝1番人気が5.6倍と非常に難解なレースであり、結果も能力差というよりもたまたまハマった馬が上位にきており、予想することが非常に困難なレースだった。そもそも道悪能力が未知数な馬が大多数だったので、このレースは見送りが正解だったと思う。ただし、このレースからはっきり道悪がダメな馬がわかったりしたので、今後に向けてしっかりレース回顧すべきレースではある。

1.レース結果の基礎データ

2019年 6月30日(日) 2回福島2日  天候:小雨  馬場状態:不良
11R  第68回ラジオNIKKEI賞
3歳・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 1800m   16頭立


馬場差 設定不能 完全タイム差 設定不能
タイムランク 設定不能 メンバーランク C

LAP :12.6-11.1-12.2-12.6-12.5-12.3-12.4-11.9-12.2
通過:35.9-48.5-61.0-73.3  上り:73.9-61.3-48.8-36.5 

馬場差が設定不能になるほどの不良馬場となった。

2.隊列分析

2019070102

内で距離ロスなく走りたい馬と外の馬場のいいところを通りたい馬がいたことから、大きく横に広がる隊列となった。やや縦長ながら、外を選んだ馬がしっかり伸びているので、やはり外の方が伸びる馬場であったようだ。

3.完全タイム差検証

2019070104

完全タイム差は設定不能であるが、前走の完全タイム差から今回の真完全タイム差を推定してみると+0.7秒くらいに設定するのが妥当に思える。下位の馬は大きくパフォーマンスを落としているが、道悪が堪えたことが大きかったと思える。


4.各馬の分析

1着  14番  ブレイキングドーン 牡 3 田辺裕信  55  1.49.8 35.9 

スタートは速くなく中段のやや後ろの位置を外を回って追走する。4角から徐々に進出し、直線入り口では外から5番手あたりの位置まで押し上げ、直線では最後まで伸び続け1着となった。
終始外を回る距離ロスがあったものの、馬場の悪い所を通りたくなく、意図的に外を回ったようだ。この馬の戦績を見ると速い末脚がなくトップスピード能力で劣るので、高速馬場では全くいいところがないものの、馬場が渋って時計がかかるようになると能力が発揮できるようだ。また、気難しい面もあるようなので、外枠でスムーズに走れたのがよかったようだ。このように、今回は色々かみ合っての勝利なので、この馬の特徴をしっかり覚えておきたい。

2着   2番  マイネルサーパス   牡 3 柴田大知  54  1.49.9 36.3 

スタートはよかったが、無理に先行争いには加わらなかったものの、インぴったりを走ったコーナーワークを利して向こう上面では最内で前から3番手に進出する。4角の勝負所でも追い出しを我慢し、直線に入って追い出すとしっかり伸びて2着になった。
インぴったりを走る省エネ走法で2着となった印象。この馬の戦績を見ると先行した経験は未勝利戦までさかのぼらなければならないので、この馬がこうしたレースができると予想するのは難しい。騎手のコメントでは道悪は得意ではないとのことだが、道悪によって前半のラップタイムが速くならなかったことがこの馬にとって良かったのだと思う。かなり恵まれての2着なので、今後も好走できるかは微妙だと思う。

3着  13番  ゴータイミング     牡 3 武豊      53  1.50.1 35.6 

やや出負けして最後方となったが、大外から長くいい脚を使い3着に浮上した。
最後の直線ではかなり外を回ったので、内の馬場がかなり悪くなっていたことが大きそうだ。
この馬は、東スポ杯、シンザン記念は凡走したが、前走の500万条件戦では上がり3ハロン最速タイムで勝ったので、最近本格化したということなのだろう。あと、このレースでは上がり3ハロンタイムがいい馬が少なかったので、このメンバーでは末脚が優れている方だったということのようだ。

4着   3番  ダディーズマインド 牡 3 宮崎北斗  54  1.50.1 36.8 

好スタートから何が何でもいく構えを見せハナを奪い4角を回り切るまで楽な手ごたえで直線に入って最後まで粘るも他馬の強襲に屈しての4着だった。
最後の直線では外の馬場のいい所を走った馬が差し届いたということはあるが、インぴったりを楽な手ごたえで逃げれても3着以内に入れなかったので、あまり強くないということだと思う。

5着  16番  アドマイヤスコール 牡 3 横山典弘  54  1.50.1 36.2

後方からインぴったりを追走し、最後までインでジワジワ伸びて5着となった。
あえて馬場の悪いインを通って、最後まで伸び続けたので、道悪が得意な馬なようだが、他の差し馬が外を回る中、距離得した面もあるので、能力評価は難しい。

6着  11番  ヒルノダカール     牡 3 丸山元気  53  1.50.3 36.1

中段追走から、最後まで一応伸びてはいたが、上位馬ほどの末脚は発揮できなかった。
上位馬とははっきり能力が劣るように見えた。


7着   6番  ブレイブメジャー   牡 3 戸崎圭太  54  1.50.5 37.0 

終始外を回る形ではあったが、前から3,4番手を追走し、直線入り口では突き抜けそうな雰囲気だったが、残り200mで脱落した。
好位差しが決まりそうな雰囲気で途中まで走れていたので、騎手がコメントしていたように距離が長かったということはありそう。距離短縮で見直せそうだ。

8着   4番  ポルーニン         牡 3 武藤雅    53  1.50.5 36.3

内枠だったが、一旦下げて後方の外を追走する。4角から一番外を回り追い上げて直線も途中までは良く伸びているが、最後は脱落した。
内枠ながら外を回ったのはあまり揉まれたくなかったからとのこと。レース映像を見ると、3着のゴータイミングと末脚能力の差はあまりなく、仕掛けのタイミングとコーナリングの差のように見える。戦績からもこのメンバーの中では末脚上位に見えたが、一応そのとおりの能力は示した感じ。3着に入れたかどうかは騎手の腕の差があったようにも思う。

9着   9番  ヒシイグアス       牡 3 M.デムーロ  54  1.51.0 36.7 

スタート後ダッシュつかず中段からになり、ズルズルと後方に下がっていき、最後は大外に出して少しだけ伸びただけだった。
この馬としては先行できなかったことで、もう勝負にならなかったので、道悪は極端にダメと考えてよさそう。

10着   8番  サヴォワールエメ   牝 3 内田博幸  51  1.51.0 36.5

後方のままいいところなかった。
この馬はスローペースで先行できたときだけソコソコやれている程度なので、好走できるレースの幅は狭そうだ。

11着   5番  ディキシーナイト   牡 3 石橋脩    56  1.51.1 37.7 

好スタートから2番手で追走するも、最後の直線では全くいいところがなかった。
この馬の戦績からすると負けすぎなので、道悪がダメと考えてよさそう。

12着   7番  インテンスライト   牡 3 菊沢一樹  54  1.51.3 37.4

中段で追走に苦労し、最後の直線でもいいところがなかった。この馬も戦績からすると負けすぎなので、道悪がダメと考えてよさそう。

13着  10番  レッドアネモス     牝 3 北村友一  54  1.51.6 37.6 

まるでいいところがなかった。この馬も馬場のため能力が発揮出来なかったようだ。

14着  12番  ウインゼノビア     牝 3 津村明秀  53  1.51.7 37.6

まるでいいところがなかったがそもそもこの程度の能力なのだろう。

15着  15番  ランスオブプラーナ 牡 3 松山弘平  57  1.51.8 38.0

好スタートで前に行く気を見せたが、外枠だったこともあり先手を取るのに苦労し前から5,6番手を追走することになり、直線ではズルズル後退した。
気分よく先行できないとダメな馬のわりに初速がそんなに早くないので、外枠に入ってしまったことでもうアウトだった。今回は惨敗ではあるが、気分よく先行してあっさり3着以内に入ることも今後あり得ると思う。

16着   1番  ギルマ             牡 3 三浦皇成  53  1.51.9 38.2

戦績からして負けすぎなので、調整があまりうまくいってなかったということもありそう。

 

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