競馬コラム

2021年9月 3日 (金)

「水曜馬スペ!競馬自由研究~ハンデ戦を攻略しよう~」は競馬ファン必見の凄い内容だった

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グリーンチャンネルの番組「水曜馬スペ!競馬自由研究~ハンデ戦を攻略しよう~」ものすごく充実した内容の番組だった。馬券で勝ちたいと考えている人は必見で永久保存すべき番組なので、見逃した人はリピート放送での録画をお勧めする。

番組では今年春までJRAハンデキャッパーをやっていた人がハンデ戦でハンデをどうやって決めているかを語る内容がメインで、実際にハンデを決めるときに使っているドキュメント資料が画面に表示されたり、ハンデを決める上での考え方など具体的に詳細に語れていて、ここまで詳細な情報は僕は初めて見た。例えば以下の画面はハンデキャッパがハンデをつけるときの参考にするために、レース結果を記録している台帳システムの画像なのだが、

一瞬だけ表示された画像は、昨年の七夕賞のもののようなのだが、ハンデキャッパーがどういう観点でレースを回顧しているのかを知ることができる大変興味深いものだった。そんな感じでこの番組は1時間の内容の中に物凄い量の情報が詰まっていた。「水曜馬スペ!」はたまにすごい濃い内容の番組を放送するので侮れない。

ハンデキャッパー以外にも調教師、騎手、競馬記者の取材もあり、とても見ごたえのある内容だった。

 





  • 「難解なハンデ戦攻略を自由研究!」
    各馬に等しく勝機を与えようと設定された負担重量を背負って行われるハンデ戦。他の条件よりも難しくなるだろうと思われるハンデ戦を攻略すべくリサーチ。そして最後にリサーチ結果も踏まえてハンデ戦で馬券勝負!
    【出演者】
    ナビゲーター:伊吹雅也
    中竹和也調教師、本田優調教師、酒井学騎手、津村明秀騎手
    大田康二氏(元JRAハンデキャッパー)、木南友輔記者
    ナレーション:津田麻莉奈

    9月3日(金) 14:00~15:00

    9月6日(月) 18:00~19:00

    9月7日(火) 21:00~22:00

    9月8日(水) 23:00~24:00

    9月10日(金) 14:00~15:00

    9月12日(日) 20:00~21:00

    9月13日(月) 18:00~19:00

    9月14日(火) 24:00~25:00

 

2021年5月15日 (土)

2020年 ジャパンカップの真完全タイム差を補正する ~真完全タイム差こそスピード指数の最終到達点である~

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大阪杯でのコントレイルの走りは3着こそ確保したが、先行していたレイパパレを差せないのは仕方ないもののモズベッロに最後交わされてしまったのはとてもがっかりさせるものだった。牝馬3冠のデアリングタクトにしても、期待以下の成績が続いている。そこで、昨年のジャパンカップの真完全タイム差の評価を考え直す必要があると思ったので、ここで検証してみる。

昨年のジャパンカップの回顧記事では真完全タイム差について、以下の評価をしていた。

 

2020113002

この時の補正のポイントとしては、アーモンドアイの前走からのパフォーマンスのダウンの程度、3冠馬2頭の前走からのパフォーマンスアップの程度をどの程度と考えることだった。実力のある3歳馬が古馬との初対決でパフォーマンスアップさせるのはよくあることだったので、ジャパンカップのレースレベルを考えると完全タイム差+0.2程度とするのが妥当ではないかとこの時は考えていた。ただ、その後の各馬の成績を見ると、アーモンドアイは前走よりもう少しパフォーマンスをダウンさせていて、3冠馬2頭のパフォーマンスアップはさほどでもなかったと考えた方が妥当のように思える。そこで、出走各馬の前走だけでなく次走のパフォーマンスを比較することにより、補正値を考えてみたのが以下の表になる。

2021051501

上の表のように、真完全タイム差を+1.0としてアーモンドアイは前走より0.9秒パフォーマンスをダウンさせ、コントレイルは前走同等、デアリングタクトは0.5秒パフォーマンスダウンさせたと考えると次走の結果もとてもしっくりくるものになる。アーモンドアイは間隔をあまり開けずに出走するとパフォーマンスをダウンさせることはよく知られていたし、コントレイルは3000mでしかも接戦だった菊花賞からさほど間隔がなかったので上がり目はなかった、デアリングタクトは秋華賞から少し間隔が空いたのでパフォーマンスアップさせる余地があったと考えると説得力のある説明になる。

このように、真完全タイム差を導く補正値を考えるにあたって、前走との比較だけではどうしても補正を誤ってしまうことがあるのだが、その時にはこのように次走のパフォーマンスとも比較することによってかなり正解に近い値を導くことができる。実はTARGET frontier JVのレース結果画面をカスタマイズすることによって、前走と次走の成績と比較することは簡単にできる。そのため、僕はTARGET frontier JVで予想する際に、どうも疑わしくらいに真完全タイム差の値(TARGET frontier JVでは「補正タイム」の項目で表示させることができる)が高い馬がいた場合そのレースのレース結果画面を見て値の確からしさを確認するようにして、場合によっては補正している。こうすることにより、レースのレベルを示した指数としてはかなり完成度の高いものになる。なので、これは僕はスピード指数の最終到達点と考えている。

なぜ完成度の高い指数といえるかについてなのだが、僕は最近データを取ってみていて、どうも、前走の真完全タイム差の上位の馬が3着以内を外すことは少ない、ことと、前走の真完全タイム差が低い人気馬は3着以内に入らないことが多いということがわかってきたからそう考えるのである。まだ整理したデータが少ないのでもう少しデータがたまってきたらこのことを記事にしようと思っている。巷からスピード指数を扱った書籍は消えてしまって久しいのだが、やはりスピード指数は競馬予想にとても強力な武器になるのは現在も変わらないということを僕は実感しているのである。

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

 

完全タイム差を検証する表について説明します。

 

2020年11月10日 (火)

完全タイム差を検証する表について説明します。

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重賞レース回顧の記事で使っている「完全タイム差を検証する表」について説明します。

約2年前の記事で、

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

を書いたが、この考えに到達することによって、僕はタイムランクA,B相当で走った馬が次走凡走するケースに合点がいくようになった。ペース補正はスローペースだけでなく時計が速いレースでも必要だということだと思う。時計が速いレースでなぜ補正が必要か、全てのケースを説明しきれるほどの実力は僕にはまだないのだが、ひとつ確実に言えるのは緩急なく、速いラップを刻み続けるレースではギアの上げ下げがない分弱い馬でも惰性で速いタイムが出るということは確かだと思う。そうした補正が必要な場面に対応できないのが、スピード指数の限界であり、それを補うのが、各馬の前走のパフォーマンスと比較して妥当と思われる値を探る方式で、これはアンドリュー・ベイヤーが広めたスピード指数とJRAハンデキャッパーがやっているクラシフィケーションをミックスした考え方で、これがレースのレベルを定量的に表す方法として最も妥当性のある方法だと僕は考えている。このときに妥当な値を探るのに使用しているのが、「完全タイム差を検証する表」となる。以下に今年の菊花賞で使用した表を使ってこの表の内容を説明する。

2020111002

表の①~⑦の列について以下に記す。

①完全タイム差

 グリーンチャンネルの番組「先週の結果分析」で発表されている完全タイム差の値を出走各馬に当てはめた値となる。

②前走の完全タイム差

 出走各馬の前走の完全タイム差の値で、これは番組発表の値でなく、僕が補正済の値を使用している。

③前走クラス差

 菊花賞は3歳G1のレースなので、3歳G2,G3のレースの基準タイムはそれより低い値が使用されていて、2勝クラス、1勝クラスではさらに低い値になる。また、古馬重賞だとレベルの高い値になる。そのため、前走と比較するにはクラスによるレベル差を補正する必要がある。

④前走とのタイム差

 ①の値を②③を使って比較したものが、前走とのタイム差になる。完全タイム差が過大評価されていると出走馬で着順が悪い馬でも前走より高い完全タイム差になってしまう。菊花賞だと15着の馬まで前走よりパフォーマンスアップしているように見えてしまうので、これは明らかに過大評価と考えるのが自然だ。

⑤補正値

 完全タイム差をどの程度補正すべきかをこのセルで設定する。この値を上下させながら妥当な値を探る。

⑥真完全タイム差

 完全タイム差を⑤の値で補正したものになる。

⑦前走とのタイム差

 完全タイム差を補正した真完全タイム差と前走の値を改めて比較しているのがこの列になる。菊花賞は興味深いことに、どう補正しても、ある着順までは、上位馬はパフォーマンスアップしていて、下位馬はパフォーマンスをダウンさせている設定になる。この補正をどの程度に設定すべきが、実はまだ議論の余地が十分あると思っている。が、僕には菊花賞をギリギリで勝ったコントレイルが神戸新聞杯より2.5秒もパフォーマンスアップさせたとは到底思えない。

こうして、完全タイム差を出走各馬の前走のパフォーマンスと比較してみることで、より定量的に妥当性のある値を導くことができる。しかしながら、競走馬は常に一定のパフォーマンスで走るのではなく、調子やコース設定、展開によって激しくパフォーマンスをアップ・ダウンさせるので、当然ながら定量的な指標だけでは馬券で勝てず、過去のレースを定性的に判断して競馬予想しなければならない。それでも、競馬予想する上で定量的な指標を効果的に用いている人は多くはないので、真完全タイム差は競馬予想する上の大きな武器となり得るのである。

 

2019年8月16日 (金)

「斤量差は瞬発力にはあまり効かず、持続力に効くのではないか」という仮説

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斤量差による競争能力への影響は昔から1キロ0.2秒または1馬身と言われているが、斤量差に影響を受ける馬と受けないがいることは、多くの競馬ファンは感覚的に感じていることだと思う。なので、どういう馬が斤量差の影響を受けるのかがわかれば馬券検討に大きくやくだつのではないかと僕は考えるようになっていて、最近、「斤量差は瞬発力にはあまり効かず、持続力に効くのではないか」という仮説を立てるようになった。

この仮説を立てるようになったきっかけは中京記念で、3歳で52キロのハンデをもらっていたクリノガウディ、グルーヴィッドが長く脚を使う持続力を活かして好走し、瞬発力が武器の3歳馬カテドラルが53キロのハンデをもらい2番人気だったものの凡走したことからだった。このことを受けて関屋記念では2番人気の3歳馬ケイデンスコールは瞬発力勝負の馬であるため、斤量が軽い恩恵は受けないと考え馬券の対象から切ったのだが、それは正解だった。ケイデンスコールの敗因は色々考えられそうなものの、軽い斤量を活かせなかったことも確実に敗因になっていると思う。

そう考えると、過去のレース結果でもしっくりくることが色々出てくる。例えば淀短距離ステークスで3着だったティーハーフは59キロを背負っていたが、この馬は典型的な追い込み馬であり、59キロでも末脚は衰えず、展開さえ向けば好走する能力があることを示した。同じように巴賞のスズカデヴィアスは59キロで追い込んで1着になったが、これも斤量59キロの影響はさほど受けず末脚が使えるような展開が向いたもので、59キロで勝つなんて強いと評価してはいけないものだったと考えるとすごくしっくりくる。

さらに、そう考えると有馬記念のブラストワンピースの好走は斤量55キロだからできたことだったのではないかと思えてきた。この馬はトップスピードはさほど速くないもののコーナーから加速してその後ゴールまで長く脚を使い続ける持続力で勝負する馬であるが、57キロで出走した大阪杯、59キロで出走した目黒記念のレースぶりを改めて見てみると、有馬記念と同様に4角から加速を開始しているものの、大阪杯では有馬記念ほどの持続力は見せれず、目黒記念は全く持続力がないふがいない走りだったので、これは斤量差により持続力が鈍ったと考えるとすごく納得できる。さらに、この馬が高いパフォーマンスを発揮した新潟記念は54キロでの出走だった。ブラストワンピースは今週末の札幌記念に57キロで出走するが、ここで大阪杯程度の持続力しか見せられなければ、この馬は斤量差の影響を受けやすい説の信ぴょう性はかなり高くなると思うので、注目したい。

この仮説が正しいかどうかを早めに確かめるためには、過去のレースを検証・分析すればよいのだが、過去の分析だと自分の都合のいいデータの解釈をしてしまいそうなので、過去を検証するよりも、今後しばらくこの仮説を信じて馬券を買い、その結果を積み重ねることで時間をかけて確かめてみようと思う。

斤量差について、競馬のWebサイトを検索していてもあまり馬券に直結するような有益な情報がないのだが、もし僕の仮説が正しければハンデ戦や夏の3歳と古馬の混合戦の馬券検討にすごく役立つものになるので、この仮説が正しいことを願っている。

2019年6月19日 (水)

2019年上期 補正済み完全タイム差(真完全タイム差)まとめ

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これまでJRA重賞レース回顧の記事を書いて行く中でグリーンチャンネルの番組「先週の結果分析」で取り上げられている完全タイム差を、各馬の前走や次走の完全タイム差を比較することで、より信ぴょう性の高い数値を導き出すことができることがわかったことは、僕にとって大収穫だった。そこで、2019年上期の補正済完全タイム差(ここでは真完全タイム差と呼ぶことにする)を以下にまとめみた。

レース名 完全
タイム差
補正 真完全
タイム差
GⅢ中山金杯 +0.4 +0.4 +0.9
GⅢ京都金杯 +1.9 -1.5 +0.4
GⅢシンザン記念 +1.0 ±0 +1.0
GⅢフェアリーS +1.9 -0.7 +1.2
GⅡ日経新春杯 +0.5 ±0 +0.5
GⅢ京成杯 -0.1 +1.1 +1.0
GⅡアメリカJCC +1.4 -0.6 +0.8
GⅡ東海S -1.3 ±0 -1.3
GⅢ愛知杯 +1.6 -0.2 +1.4
GⅢ根岸S +0.2 -0.2 ±0
GⅢシルクロードS +0.2 ±0 +0.2
GⅢ東京新聞杯 -0.4 +0.8 +0.4
GⅢきさらぎ賞 +0.6 ±0 +0.6
GⅢ共同通信杯 -0.8 +0.6 -0.2
GⅡ京都記念 +1.3 -0.8 +0.5
GⅢクイーンC -0.4 +1.0 +0.6
GⅢダイヤモンドS +1.9 ±0 +1.9
GⅢ京都牝馬S +0.3 ±0 +0.3
GⅠフェブラリーS -0.6 ±0 -0.6
GⅢ小倉大賞典 +1.7 ±0 +1.7
GⅡ中山記念 +0.4 ±0 +0.4
GⅢ阪急杯 +0.5 ±0 +0.5
GⅢオーシャンS -0.2 +0.4 +0.2
GⅡチューリップ賞 +0.3 ±0 +0.3
GⅡ弥生賞 +0.5 ±0 +0.5
GⅢ中山牝馬S +1.5 -0.9 +0.6
GⅡフィリーズレビュー +0.5 ±0 +0.5
GⅡ金鯱賞 +0.5 ±0 +0.5
GⅢフラワーC -0.2 ±0 -0.2
GⅢファルコンS +0.2 ±0 +0.2
GⅡスプリングS +0.5 ±0 +0.5
GⅡ阪神大賞典 +0.7 ±0 +0.7
GⅡ日経賞 +0.9 ±0 +0.9
GⅢ毎日杯 +0.6 ±0 +0.6
GⅢマーチS +0.4 ±0 +0.4
GⅠ高松宮記念 +0.4 ±0 +0.4
GⅢダービー卿チャレンジT -0.7 +1.3 +0.6
GⅠ大阪杯 +2.6 -1.0 +1.6
GⅡニュージーランドT +0.1 +1.0 +1.1
GⅡ阪神牝馬S +0.8 ±0 +0.8
GⅠ桜花賞 -1.3 +1.0 -0.3
GⅢアーリントンC +0.4 +0.4 +0.8
GⅠ皐月賞 -1.9 +1.9 ±0
GⅢアンタレスS +0.6 ±0 +0.6
GⅢ福島牝馬S +2.0 -1.0 +1.0
GⅡフローラS +0.8 ±0 +0.8
GⅡマイラーズC +0.2 +0.6 +0.8
GⅡ青葉賞 +0.7 -0.4 +0.3
GⅠ天皇賞(春) +0.1 ±0 +0.1
GⅢ新潟大賞典 ±0 +1.0 +1.0
GⅡ京都新聞杯 +0.3 ±0 +0.3
GⅠNHKマイルC ±0 ±0 ±0
GⅡ京王杯スプリングC +0.2 ±0 +0.2
GⅠヴィクトリアマイル -0.5 +0.8 +0.3
GⅢ平安S +0.8 -0.6 +0.2
GⅠオークス -0.6 +0.5 -0.1
重賞葵S +0.4 +0.2 +0.6
GⅠ日本ダービー -0.4 ±0 -0.4
GⅡ目黒記念 -0.1 +1.2 +1.1
GⅢ鳴尾記念 +1.0 ±0 +1.0
GⅠ安田記念 -0.3 +0.4 +0.1
GⅢエプソムC +3.2 -1.7 +1.5
GⅢマーメイドS +1.7 ±0 +1.7
GⅢユニコーンS -0.1 ±0 -0.1
GⅢ函館スプリントS +0.7 ±0 +0.7

完全タイム差をどういうロジックで補正すべきか、まだ確立できてはいないのだが、それでもこうやってまとめてみると、「まあ、こんなレベルだったんだろうな」と納得できそうな数値を導きだせたと思う。数値が+に寄った場合は例年よりややレベルが劣るという意味になるのだが、振り返ってみれば、2019年上期はあまりレベルが高くないレースが多かったと、結論付けてもよいと思うくらい。我々をワクワクさせてくれるレースが少なかったと思う。

そんな中、上記の表では2019年上期で例年よりも大きくレベルが高かったレースは「東海ステークス」だけである。という結論になるのだが、このことは僕としてはとても納得感あるし、自信を持ってそのように語るだけのエビデンスがあると考えている。「東海ステークス」を圧勝したインティはその後もゴールドドリームと高いレベルでの争いを繰り広げるだけのダート界のトップスターとなり、今月行われる帝王賞でも最注目馬の一頭になっている。そして、2着のチュウワウイザードもその後2連勝して、帝王賞の注目馬に上り詰めている。そしてそして、このレースでインティから2秒近くも離されたコスモカナディアンやアングライフェンがオープン特別で好走を続けていることから、この東海ステークスがレベルの高いレースであったということには、反論の余地はないと思う。このレースのレース回顧では、多少興奮気味に新星インティの躍進を喜ぶ内容を書いたが、本来はこうした新星誕生のレースは春のクラッシックG1のトライアルレースや古馬春G1のトライアルレースで発生すべきなのだが、こうした新星誕生でワクワクさせてくれるレースが東海ステークス以降なかったのは、とても残念なことだと思う。

また、フェブラリーSでインティを推す競馬記者、TV予想家が少なかったことを意外に感じたことも記憶に新しいのだが、このことは、レースの価値を自身の見た目だけで定性評価していることが多く、定量的な指標を持ち合わせずに予想している人がいまだに多いことに気付かせてくれた。アンドリューベイヤーの著書「勝馬を探せ」をきっかけに日本にスピード指数計の理論が広まったものの、今では本屋でスピード指数系の本をまるで見かけなくなるくらい廃れてしまっているが、完全タイム差のような定量的な指標を参考にすれば、インティの実力を素直に信じることができたわけで、このことから、スピード指数系の定量的な指標を持つことは、競馬予想をするうえで強力な武器になるということをこの上半期で実感することができた。

ということで、重賞レースを予想するにあたって、過去のレースを真完全タイム差をベースにするような定量評価と、レース回顧記事のような定性評価の2面で考えれば、かなり正解に近づけるのではないかと思ったので、来週の宝塚記念を皮切りに予想記事にもチャレンジしてみようと思う。

 

2019年2月 8日 (金)

2019 2/2,3東京競馬のタイムランクA,Bを検証する

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今週の「先週の結果分析」で東京競馬のレースにやたらタイムランクA,Bのレースが多かったことに違和感を感じた人は多いと思う。特にレベルの高いメンバーが集まりやすいような要素がない時期にこれだけタイムランクA,Bのレースが多発するのはおかしいと考えるのが自然だ。番組からは、タイムランクA,Bのレースが多かったことに対するコメントはなかった。こうした場合、「「先週の結果分析」のタイムランクは怪しい」と考えるだけでとどめる人が多いと思うが、ここではこのタイムランクA,Bの妥当性について各馬の前走完全タイム差と比較することで検証してみる。

 

 

 

2019.2.3 1回東京3日目4R 3歳500万条件 ダート1600m

 

タイムランクB メンバーランクC 

 

201920801

このレースは概ね各馬が前走の完全タイム差を上回っているがその幅に差がかなりあるので、単純に過大評価のタイムランクと考えるのは危険な気もする。3歳の成長期なのでこのくらいのパフォーマンスアップは十分ありえるので、このレースについては、各馬の次走の結果がある程度出そろうまで評価保留としておいた方がよさそうだ。

 

2019.2.3 1回東京3日目6R 3歳未勝利 芝2400m

 

タイムランクB メンバーランクC ペース補正 -0.8

 

201920802

5着のホウオウビクトリー以外は各馬かなり前走の完全タイム差を上回っているので、この評価は過大評価の可能性が高そうだ。ペース補正をかけすぎなのではないかと思う。

 

 

 

2019.2.3 1回東京3日目4R 3歳500万条件 春菜賞 芝1400m

 

タイムランクB メンバーランクD ペース補正 -0.3 

 

201920803

 

このレースも各馬の前走の完全タイム差との幅にばらつきがありすぎるので、評価は保留としておいた方がよさそう。過去のレースの完全タイム差の妥当性の検証をしていると、こういった感じで前走の完全タイム差とのばらつきに幅があるレースはけっこう多いようなので、このテのタイプのレースを多数検証していけばこうした場合どういう考え方をすればよいかわかるようになって、新たな馬券戦略を生み出せるかもしれない。

 

2019.2.3 1回東京3日目12R 3歳500万条件 ダート1600m

 

タイムランクB メンバーランクC 

 

201920804

 

このレースは1着のショーム以外の上位馬は皆1秒以上完全タイム差を上げている。ショームはかなりギリギリの危なっかしい勝ち方だったので、前走よりもパフォーマンスレベルを落とした勝ち方と考えてよさそう。そのため、このレースのタイムランクBは過大評価だと思う。次走クラスが上がるショームの次走はかなり苦戦するのではないだろうか。

 

2019.2.4 1回東京4日目5R 未勝利 芝1400m

 

タイムランクA メンバーランクD 

 

201920805

上位馬がほぼ前走の完全タイム差を1秒以上上回っているので、タイムランクAは過大評価と考えてよさそう。

 

 

 

2019.2.4 1回東京4日目8R 1000万条件 ダート1300m

 

タイムランクB メンバーランクC 

 

201920806

このレースは上位馬で前走の完全タイム差を上回っている馬もいれば下回っている馬もいるので、完全タイム差を信用してもよさそう。1着のリュウノユキナは中央に転厩して初めてのダート戦で一変したので大幅にパフォーマンスアップしても納得できる。レースぶりも逃げて最後速い上がりをつかっていた強いものだったので、次走クラスが上がっても好走する可能性が高いと思うので注目したい。

 

2019.2.4 1回東京4日目9R 3歳500万条件 ゆりかもめ賞 芝2400m

 

タイムランクA メンバーランクC ペース補正 -1.1

 

201920807

このレースはほとんどの馬が前走の完全タイム差を大きく上回っている。2着のキタサンバルカンは前走と大差ない完全タイム差となっているが、前走は僕が以前タイムランク評価が怪しいと記事にした葉牡丹賞なので、そもそも前走の完全タイム差が過大評価だったと考えられる。9着のラージヒルの前走も怪しいと先日きさらぎ賞の回顧記事で書いた。そのため、このレースのタイムランクAは過大評価であると考えてよいと思う。ペース補正をかけすぎなのではないかと思う。

 

1着のサトノジェネシスは次走重賞出走の可能性が高く、サトノダイヤモンドの全弟ということもあって人気になりそうなので、あえて疑ってみるのがよさそう。ただ、完全タイム差を1秒割り引いたとしてもそこそこ高い値なので、馬券対象から切るべきかどうかは相手次第となる。

 

2019.2.4 1回東京4日目11R G3 東京新聞杯 芝1600m

 

タイムランクB メンバーランクC 

 

201920808

1着のインディチャンプは前走スローペースだったし、4歳の成長期を加味すると大幅なパフォーマンスアップは可能と考えられ、3着のサトノアレスも前走休み明けで実力を発揮出来なかったので、大幅なパフォーマンスアップは妥当である。5着のタワーオブロンドンは前走のキャピタルステークスの完全タイム差が過大評価の可能性が高いと考えられると先日のレース回顧の記事でかいた。ただ、それらを差し引いてもやはり全体的に前走の完全タイム差を上回っているのでタイムランクBは過大評価なのだと思う。レース回顧の記事を書いていて改めて思ったがこのレースの4着以下の馬はかなりレベルが低かったと思う。

 

2019.2.4 1回東京4日目12R 1000万条件 芝1400m

 

タイムランクA メンバーランクC 

 

201920810

このレースのタイムランクも過大評価と考えてよさそう。1着のトゥザクラウンは派手な勝ち方だったので、次走上のクラスで人気になるようだったら、嫌ってみるとよいかもしれない。

 

 

 

ここまで見てきたように、こうやって個別に検証すると「先週の結果分析」の解説者とは全く異なる見解を導くことができる。上に上げたレースの各馬の次走を今後検証することによりさらに多くのことが見えてきそうなので、こうした検証は今後も続けて行こうと考えている。

2019年1月25日 (金)

「先週の結果分析」のタイムランクA B には怪しいものと信頼できるものがある。

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2019京成杯のレース回顧で、2018葉牡丹賞の完全タイム差、タイムランクは過大評価であると書いたがそのことについて、今回は書いてみる。グリーンチャンネルの番組「今週の結果分析」で使われている、完全タイム差、タイムランク、馬場差などの数値は競馬の各レースの価値を定量的に判断する上で大変役に立つ指標なのであるが、タイムランクA,Bで表される高レベルレースの判断にはまだ改良の余地があると僕は考えている。真の好レベルレースを判断できるようになれば、馬券の的中率も飛躍的にアップすると僕は考えている。

 

1.2018.12.1. 5回中山1日目 9R 葉牡丹賞のタイムランクが怪しい理由

 

2019012501


上記の表は葉牡丹賞に出走した全馬の完全タイム差と、その前走の完全タイム差と、次走走った馬については次走の完全タイム差を比較した表である。完全タイム差を比較するにあたって、その算出に使用される基準タイムは各競馬場のコース、距離、クラス別に算出されているため、比較にあたってはクラスの補正があるのだか、その補正を比較すると、葉牡丹賞出走馬は、この完全タイム差を正とすると、ほとんどの馬が、2秒前後パフォーマンスアップしていることになるのだが、そんなことはありえるだろうか?また、差が少ないアトミックフォース、テイエムバリバリの前走は福島でレコード記録レースとなった「きんもくせい特別」でこのレースも怪しいタンムランクのレースであるので、実質的にはもっと差は大きいと考えられる。そして、次走走った馬は、完全タイム差を0.6秒ダウンさせたシークレットランと同等にパフォーマンスをダウンさせている馬が多い。このことから、やはり葉牡丹賞のタイムランクAは過大評価であると結論づけるのが妥当だと思う。じゃあどのくらい補正するが妥当かについては、サンプルを集めて仮説を立てて検証するプロセスが必要になるので、簡単には結論は出せないが、現時点でも「完全タイム差A,Bランクのレースについて、ほとんどの馬が前走より1秒以上完全タイム差をアップさせているレースは疑った方がよいと考えてよいと思う。

 

2.2019.1.5. 1回中山1日目 10R カーバンクルSのタイムランクも怪しい

 

2019012502

もうひとつ、タイムランクが怪しい例を挙げておく。カーバンクルSはタイムランクBの評価であったが、これだと、上記の表のようにほとんどの馬がパフォーマンスを1秒以上上げていることになるので、これはあり得ないと考え、補正すべきだと思う。このレースから今週のシルクロードSにペイシャフェリシタ、キングハート、トウショウピストが出走することになっていて、カーバンクルSの完全タイム差を信用してしまうと、3頭ともこのレースでは完全タイム差実績が上位の馬となってしまう。この中で、ペイシャフェリシタについては完全タイム差を1秒割り引いたとしても他の出走馬との比較で、好勝負になる可能性があるが、すくなくともキングハート、トウショウピストについては馬券圏外と考えてよいのではないかと思う。

 

3.2019.1.6. 1回京都2日目 6R 500万条件戦のタイムランクはかなり信頼できる。

 

2019012503

怪しい例だけではなく、信頼できる例も挙げておこう。上記のレースはタイムランクAでも上位2頭だけが前走より大きくパフォーマンスを上げていて、それ以外の馬は、前走とあまり変わらない完全タイム差になっている馬が大半となっていた。こうしたケースでは上位2頭が成長してパフォーマンスアップしたと解釈すべきで、実際1着馬の次走は上のクラスの1000万条件に出走し、このレースの完全タイム差より0.3秒ほど完全タイム差をダウンさせたがそれでも1000条件では十分通用して勝利した。そして3着馬は500万条件を快勝したので、このことからもこのレースの完全タイム差は信用できると考えられる。

 

そう考えると、2着馬の次走も相当有力と考えられるのだが、ちょうど今週土曜日の中京8Rにルメール騎手騎乗で出走予定となっている。圧倒的一番人気になりそうだが、勝つ確率はかなり高いと思うので、明日のこのレースを注目して見たいと思う。

 

こうやってみていくことで、「先週の結果分析」のタイムランクA、Bの評価を怪しいものと信頼できるものに振り分けることは馬券作戦に大いに役立つことがわかっていただけたと思う。このことを研究すればたぶん馬券的中率アップにつながると思うので、できれば怪しい時の補正の考え方を導き出せせるようになることを目標にして、継続研究していこうと考えている。

2019年1月15日 (火)

教訓その1 上位レベルのレースで凡走していた馬に注意

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3日間開催により「先週の結果分析」の放送日が1日ずれているため、先週の重賞レース回顧は明日以降に更新します。今日は先週のレースから得た教訓について書いてみます。不定期ながらこうした競馬コラム記事も積極的に書いて行こうと思います。記事がたまってくればそれなりに競馬予想に役立つものになるかもしれません。

 

今日のテーマは「上位レベルのレースで凡走していた馬に注意」ということであり、当たり前っちゃあ当たり前なことではあるものの、先週月曜日の京都11Rと中山12Rはこのことを強く意識していれば、大万馬券を獲るのもそう難しくないのではないかと思ったので、今回「教訓その1」として書いてみる。

 

1.2019 1回京都5日目 11R 淀短距離S ティーハーフ について

 

2019011501

上記はティーハーフの近走の成績であるが、近走は重賞レースに出走することが多くオープン特別に出た場合は、1着と3着の実績があり、こうやって改めて戦績を見るとオープン特別では決して軽視してはならない馬だということがわかる。ただ、今回は59キロを背負うことが不安材料だったが、競馬ブックのコメント書いている人が面白いことを見つけてくれて、「これで57.5キロ以上で⑤②④⑤①③着。カンカン泣きしない。」ということで、斤量の重い時の成績をちゃんと調べておけばあまり不安材料ではないことがわかったわけである。また、今回は出走間隔が15週空いた休み明けではあるものの、1着になった鞍馬Sも23週の間隔を空けているので休み明けが大丈夫ということもデータからわかる。そして、何よりも騎手が久々に池添騎手に変わったというのが、大きなアドバンテージだったと思うし、陣営のやる気を感じさせるものだったといまさらながら思う。

 

僕はこのレース、前走京都の17番枠で外を回る距離ロスがありながらG3京阪杯で4着だったアンヴィルを軸にして、前走同じくG3京阪杯で内を距離ロスなく走って恵まれた2着ではあったものの、脚質に自在性があることを評価してナインテイルズを相手には選んでいるものの、ティーハーフは池添騎手への乗り替わりは魅力だと思ったものの、59キロと、追い込み脚質で近走の着順が悪いことで消してしまった。もう少しティーハーフの戦績を思慮深く見ておけば少なくとも3連複万馬券は取れたのにと思うと、とても残念だ。だが今回の教訓をしっかり覚えておけばまた似たようなチャンスはすぐ訪れると確信している。

 

2.2019 1回中山5日目 12R  1000万条件戦 クインズサリナ について

 

2019011502

この馬、デビューしてすぐ2歳限定オープン戦を勝ってしまったために、古馬との混合戦では1600万条件を走っていて、4歳になって降級して1000万条件に走れるようになったわけだが、前走の1000万条件の初戦で大敗していたものだから、「やっぱり早熟馬で古馬だと1000万条件でも通用しないのか」と思ってしまいがちであるが、前走のレースを見てみると立ち上がってしまっているときにスタートが切られ、大きく出遅れてしまっていたことがわかる。なので、この1戦だけで見限るのではなく、まともにスタート切れたらかなりやれるかもという可能性は考慮すべきであったというのが僕のこのレースの反省点となった。少なくとも、降級初戦で負けた馬については、レースをよく見て巻き返せる可能性があるかどうかを考えるべきであるということが教訓となった。

 

まあ、このレースはこの馬をピックアップできていたとしても、獲るのが難しいレースではあったが、上記の考えで単勝83.5倍の馬がピックアップできるわけなので、大万馬券獲得に近づけることができると思う。

 

 

 

他にも、この日の京都9Sの3歳500万条件戦紅梅Sで、前走2歳GIの阪神JFに出走した馬のうちの2頭で決まったのも、「上位レベルのレースで凡走していた馬に注意」していれば馬券は獲りやすかったかもしれない。

 

ということで、「上位レベルのレースで凡走していた馬に注意」ということで、これに該当する馬の過去成績については、今まで以上に注意深く見ていこうと思う。そうすることで、きっといいことがあると、僕は確信している。

2019年1月12日 (土)

馬場差の把握は大事

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馬場状態による時計の出方については、公式発表されている「良・やや重・重・不良」の分類とは一致しないことは古くから知られていて、今では「高速馬場」とか「時計のかかる馬場」などの表現を多くの予想家が普通につかっているのですが、じゃあどのくらい速ければ高速馬場なのかとか、こうしたあいまいな表現はとてもわかりにくいものだと思います。

 

実は、こうした馬場状態による時計の出方を定量的に見る指標として「馬場差」という概念があり、これは今から20数年前に「勝ち馬をさがせ」という本でアメリカのアンドリューベイヤーという人が、各レースの走破タイムと基準タイムを比較してその時の馬場がどう時計に影響するかを把握する方法を提示しました。この考え方はスピード指数を算出するための基本情報として、広まったのですが、馬場差について、こうした定量的な指標があるのに、それを使わず曖昧な表現で馬場差を語っている競馬予想家が多いのが、僕は不思議でなりません。

 

ありがたいことに「馬場差」については、GCの番組「先週の結果分析」で毎週、数値を伝えてくれています。ただ、この番組だけを頼りにしていると、先週の京都の馬場のように、予想外に時計のかかる馬場であることを知ることができないのですが、各クラスの基準タイムさえ、把握しておけば個人でも簡単に馬場の状況を把握することが出来ます。例えば、本日のレースを走破タイムを基準タイムと比較してみると、以下のようになります。

 

20190112701_2


当然走破タイムは、出走馬のレベルやペースに左右されるので1レースを比べただけでは馬場の状態を把握するのは困難ですが、こうして複数のレースを見比べれば大凡の馬場状況を把握することができます。中山芝は時計の遅い2レースはペースが遅かったと考えると、そう時計がかかっているわけではないものの、先週のー0.7よりかは少し時計がかかってきているのではないかと想像できます。中山ダートも冬のダートらしく時計がかかってきているように思います。京都芝は、もう全レース基準タイムより遅くなっているので、先週同様あるいはそれ以上に時計がかかっているようです。京都ダートも中山ダート同様に時計がかかってきているようです。

 

こうやって、馬場状態を他の人よりもより定量的に把握することで、先週のシンザン記念のマイネルフラップのような穴馬を見つけることができたり、逆に高速馬場でないとよくない馬を発見して危険な人気馬を見つけるなどできるようになると思います。

 

このように、馬場差を定量的に把握することは強力な武器になるので、馬場差を自身の予想に取り入れることはオススメです。

 

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