The Beatles

2022年2月14日 (月)

『ザ・ビートルズ:Get Back Blu-ray/DVD コレクターズ・セット』2022年4月20日発売決定 とのことだが・・・

本日Amaon HMVをはじめ複数のサイトで『ザ・ビートルズ:Get Back Blu-ray/DVD コレクターズ・セット』2022年4月20日発売決定との告知が行われた。僕は配信でしか見れない状況をしばらく続けると思っていたので、思ったより早い発売だなと思ったものの、その仕様を見て愕然としてしまった。

ザ・ビートルズ:Get Back Blu-ray/DVD コレクターズ・セット』2022年4月20日発売決定【先着購入特典あり】

上記リンク先の情報によると、

【商品内容】

●ブルーレイ(3枚組)
●特製ケース仕様
●アートカード(4枚セット)
●日本語解説

収録時間:約7時間47分(Disc1:156分、Disc2:173分、Disc3:138分)
原題:THE BEATLES:GET BACK

なんと、収録内容は配信版と同一のようだ。配信版ではスタジオセッションのほとんどの曲がダイジェスト収録だったので、きっと製品版では特典映像がつくはずと多くの人が考えていたと思うので、これはかなりがっかりな仕様と思わざるを得ない。

日本盤の定価は16,500円ということのようだが、この仕様の何がコレクターズ・セットなのか?ビートルズ商品ならばなんでも飛びつくマニアへの強烈な皮肉なのだろうか。

ただ、希望も少しあり、本日告知されたAmazonのページが早々と注文不可状態になったので、今日の告知が誤報である可能性もまだありそうだ。Blu-ray版の発売はもう少し先になって、値段もある程度高くなっていもいいから特典映像満載で発売してほしいと願うファンは僕だけではないと思うのだが、どうだろうか?

 

 

 

2021年8月29日 (日)

レット・イット・ビー スペシャル・エディションがついに登場!

The Beatles - Let It Be | Special Edition Releases [Official Trailer]

『レット・イット・ビー』収録曲のニュー・ステレオ・ミックス及び5.1サラウンド・ミックス、ドルビー・アトモス・ミックスに加え、レコーディング・セッションの過程で残されたアウトテイク、リハーサル・テイク、スタジオ・ジャム等の未発表音源、1969年にグリン・ジョンズによって制作された未発表の『ゲット・バックLP』ミックスも収録。

同名映画製作と同時進行したレコーディングの膨大な音源をフィル・スペクターがリプロデュースしたザ・ビートルズ最後のアルバム(全英チャート8週連続、全米チャート4週連続1位)のスペシャル・エディション [スーパー・デラックス]。

スーパー・デラックスに付属された豪華ブックレットには、ポール・マッカートニーの序文を初めとして、ジャイルズ・マーティンによるイントロダクション、グリン・ジョンズの回想記、ザ・ビートルズ研究家/ラジオ・プロデューサーのケヴィン・ハウレットによる詳細な解説、伝説化したあのセッションの実像を探るジャーナリストのジョン・ハリスのエッセイが掲載。

この本はスクラップブック・スタイルで図版を多数収録しており、イーサン・A・ラッセルとリンダ・マッカートニーが撮影したレアな未公開写真に加え、手書きの歌詞、セッションのメモ、スケッチ、ザ・ビートルズのメンバーが交わした手紙、テープ・ボックス、フィルムのフレームなどの未公開画像も散りばめられている。

●CD全57曲収録
●CD1:オリジナル・アルバム ニュー・ステレオ・ミックス:12曲
●CD2&3:未発表アウトテイク、スタジオ・ジャム、リハーサル:27曲
●CD4:未発表の1969年『ゲット・バックLP』(グリン・ジョンズ・ミックス)新マスタリング:14曲
●CD5:『レット・イット・ビー』EP:4曲
●ブルーレイ:オリジナル・アルバム ニュー・ステレオ・ミックスのハイレゾ(96kHz/24-bit)、5.1サラウンドDTS、ドルビー・アトモス・ミックスのオーディオ収録

●ダイカット・スリップケース
●本文100ページの豪華ブックレット付

<日本盤のみ>
SHM-CD仕様
英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付

【収録内容】
CD 1
レット・イット・ビー ニュー・ステレオ・ミックス
1. トゥ・オブ・アス
2. ディグ・ア・ポニー
3. アクロス・ザ・ユニヴァース
4. アイ・ミー・マイン
5. ディグ・イット
6. レット・イット・ビー
7. マギー・メイ
8. アイヴ・ガッタ・フィーリング
9. ワン・アフター・909
10. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
11. フォー・ユー・ブルー
12. ゲット・バック

CD 2
ゲット・バック – アップル・セッションズ
1. モーニング・カメラ(スピーチ – モノ) / トゥ・オブ・アス (テイク4)
2. マギー・メイ / ファンシー・マイ・チャンシズ・ウィズ・ユー (モノ)
3. キャン・ユー・ディグ・イット?
4. アイ・ドント・ノウ・ホワイ・アイム・モーニング(スピーチ – モノ)
5. フォー・ユー・ブルー(テイク4)
6. レット・イット・ビー / プリーズ・プリーズ・ミー / レット・イット・ビー(テイク10)
7. アイヴ・ガッタ・フィーリング(テイク10)
8. ディグ・ア・ポニー(テイク14)
9. ゲット・バック(テイク19)
10. ライク・メイキング・アン・アルバム?(スピーチ)
11. ワン・アフター・909(テイク3)
12. ドント・レット・ミー・ダウン(ファースト・ルーフトップ・パフォーマンス)
13. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(テイク19)
14. ウェイク・アップ・リトル・スージー / アイ・ミー・マイン(テイク11)

CD 3
ゲット・バック – リハーサル・アンド・アップル・ジャムズ
1. オン・ザ・デイ・シフト・ナウ(スピーチ – モノ)/オール・シングス・マスト・パス(リハーサル – モノ)
2. コンセントレイト・オン・ザ・サウンド (モノ)
3. ギミ・サム・トゥルース(リハーサル – モノ)
4. アイ・ミー・マイン(リハーサル – モノ)
5. シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー(リハーサル)
6. ポリシーン・パン(リハーサル – モノ)
7. オクトパス・ガーデン(リハーサル - モノ)
8. オー! ダーリン(ジャム)
9. ゲット・バック(テイク8)
10. ザ・ウォーク(ジャム)
11. ウィズアウト・ア・ソング(ジャム) – ビリー・プレストン・ウィズ・ジョン・アンド・リンゴ
12. サムシング(リハーサル - モノ)
13. レット・イット・ビー(テイク28)

CD 4
ゲット・バック LP – 1969グリン・ジョンズ・ミックス
1. ワン・アフター・909
2. メドレー: アイム・レディ(aka ロッカー) / セイヴ・ザ・ラスト・ダンス・フォー・ミー / ドント・レット・ミー・ダウン
3. ドント・レット・ミー・ダウン
4. ディグ・ア・ポニー
5. アイヴ・ガッタ・ア・フィーリング
6. ゲット・バック
7. フォー・ユー・ブルー
8. テディ・ボーイ
9. トゥ・オブ・アス
10. マギー・メイ
11. ディグ・イット
12. レット・イット・ビー
13. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
14. ゲット・バック(リプリーズ)

CD 5
レット・イット・ビー EP
1. アクロス・ザ・ユニヴァース(未発表 グリン・ジョンズ 1970ミックス)
2. アイ・ミー・マイン(未発表 グリン・ジョンズ 1970ミックス)
3. ドント・レット・ミー・ダウン(オリジナル・シングル・ヴァージョン ニュー・ミックス)
4. レット・イット・ビー(オリジナル・シングル・ヴァージョン ニュー・ミックス)

Blu-Ray Audio
1. トゥ・オブ・アス
2. ディグ・ア・ポニー
3. アクロス・ザ・ユニヴァース
4. アイ・ミー・マイン
5. ディグ・イット
6. レット・イット・ビー
7. マギー・メイ
8. アイヴ・ガッタ・フィーリング
9. ワン・アフター・909
10. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
11. フォー・ユー・ブルー
12. ゲット・バック

音源のみ:ドルビー・アトモス(48kHz/24bit) / DTS-HDマスター・オーディオ5.1(96kHz/24bit) / ハイレゾ・ステレオ(96kHz/24bit)

10月15日世界同時発売だそうです。海賊盤で超有名な「ゲット・バック LP – 1969グリン・ジョンズ・ミックス」がついに公式に登場するわけですが、僕はこのグリン・ジョンズ・ミックスを初めて聞いたのが高校生の時で、あまりにやる気の感じられない「トゥ・オブ・アス」や、途中で演奏が終わってしまう「 アイヴ・ガッタ・フィーリング 」に不愉快な気分になったもので、ボツになるのは当然の作品と思ったものです。なので、この酷い「ゲット・バック LP – 1969グリン・ジョンズ・ミックス」について、音楽ライターやビートルズ・マニアがどんな感想を述べるのか、ちょっと興味があったりします。

同日には2000年に発行された「ビートルズ・アンソロジー」以来、2冊目となる公式書籍「ザ・ビートルズ: Get Back」(総ページ数は240ページ、ハードカヴァー仕様の大型上製本。)も発売予定となっています。こちらも楽しみですね。

制作されていた映画の方はディズニープラスにて、11月25日・26日・27日 未公開映像含む6時間超えの映像を3話連続独占見放題で配信されるとのことです。

ザ・ビートルズ:Get Back 時空を超えた《ライブ・ビューイング・ショー》不朽の名曲「Get Back」(原点回帰/復活)に込められた意味とはいったい何なのか。

あと、ゲットバック・セッションについては関連書籍が色々ありますが「ルーフトップ・コンサートのビートルズ」、「ゲット・バック・ネイキッド ―1969年、ビートルズが揺れた22日間」がかなり読み応えがあり、映画やスペシャル・エディション発売前の予習としてよいのではないかと思います。



 

 

2019年1月11日 (金)

初期ウイングスの幻の映画が世界で劇場公開

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BruceMcMouse.com

PaulMcCartney.comに登録している人にはメールマガジンで情報が届いていると思いますが、初期ウイングスのライブ映像とネズミのアニメーションをミックスした映画「THE BRUCE McMOUSE SHOW」が1月21日に世界中で公開されるとのことです。日本での公開予定はないようです。この映画、先日発売された「Red Rose Speedway」のスーパーデラックス・エディションに収録されて初めて世に出たのですが、このように初期ウイングスのライブ映像が残されていたことは全く僕は知らなかったので驚きました。

アニメーションのネズミの動きに合わせてウィングスのメンバーが小芝居しているなど、かなりしっかり作り込んだ作品になっています。BruceMcMouse.comのサイトの説明を読むと、この作品は1972年から企画が始まって、1977年に完成したものの、完成したころにはウィングスのメンバーも音楽シーンも大きく変わったために制作プロジェクトは棚上げされて、2018年にレストアされてようやく日の目を見たようです。

ロック界の幻の映像作品って、例えばストーンズのコックサッカー・ブルースのように有名になってファンの間にその存在だけは広まることが多いのですが、この作品については全然その存在情報すら知られていなかったのでその意味でも驚きが大きかったです。

この貴重な映像作品を収録した、「Red Rose Speedway」のスーパーデラックス・エディションはかなり値段は高いですが、この作品に加え、「ジェームス・ポール・マッカートニー・ショー」や当時制作されたPVの完全収録、ライブ映像、インタビュー映像などがてんこ盛りに収録されていて、音源の「Red Rose Speedway」の初期構想の2枚組バージョンの再現や、当時の未発表曲などふんだんに収録されており、内容の充実度は過去のアーカイブ・シリーズの中では最高なものになっています。同時に発売された「Wings Wild Life」のスーパーデラックス・エディションはここまでの内容の充実度はない(それでも貴重なウイングスのリハーサル映像は要注目)のでアレですが、ポール・マッッカトニー・ファンで、特にウィングス期が好きな人は「Red Rose Speedway」のスーパーデラックス・エディションはGETすべきだと思います。この時期のライブでのLong Tall Sallyのポールの歌声やウィングスの演奏は最高だと思います。

2018年11月 5日 (月)

ポール来日2018 両国国技館 とりいそぎセットリスト 

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ポール・マッカートニー  / フレッシュン・アップ・ジャパン・ツアー2018の3日目の両国国技館公演に当日券で行ってきました。当日券は両サイドの斜め後ろの券が大量に発券されたようでした。僕は、当日券情報が出る前に、これだけの規模の公演ならば当日券が出ないはずはないと、思って14時30分位から並んで2階向4列といったまあまあ見やすい席をGetすることができました。席からの視界はこんな感じで、

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武道館と比べると、さらに一回り小さく感じられ、特にアリーナは狭いと感じました。

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Letting Goでのブラス隊はこの辺の位置に登場しました。

今回のSet Listはこんな感じでした。

1. A Hard Day's Night
2. Hi, Hi, Hi
3. All My Loving
4. Letting Go
5. Come On to Me  
6. Let Me Roll It
7. I’ve Got a Feeling
8. My Valentine
9. Nineteen Hundred and Eighty-Five
10. I’ve Just Seen a Face
11. In Spite of All the Danger
12. From Me to You
13. Love Me Do
14. Blackbird
15. Queenie Eye
16. Lady Madonna
17. Fuh You 
18. Being for the Benefit of Mr. Kite!
19. Something
20. Ob-La-Di, Ob-La-Da
21. Band on the Run
22. Back in the U.S.S.R.
23. Let It Be
24. Live and Let Die
25. Hey Jude
Encore:
26. I Saw Her Standing There
27. Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
28. Helter Skelter
29. Golden Slumbers
30. Carry That Weight
31. The End

といった感じで、過去2回の武道館公演から、短縮セットリストになることは、あらかじめ予想どおりであり、それでも、2時間10分くらいの公演時間だったので、まあ、こんなところかなと思います。個人的には、Someting以降の鉄板曲にカットがなかったのがよかったと思っていますが、Hi, Hi, HiやI’ve Just Seen a Faceあたりの差し替え候補曲に、レア曲のCパターンがあってもいいのになあとは思いました。ただ、それでも、こうした東京ドームと比べて小さい会場でポールを見れる喜びは、短縮セットリストのがっかり感を上回ると思います。武道館公演の価格設定は、異常でしたが、今回の価格設定は納得感があると思います。

ということで、公演内容は大満足だったのですが、残念なことに今回は2015年武道館公演のような、入退場時の主催者側の仕切りの悪さが復活してしまいました。入場時間が45分ほど遅れたため、入場列は長蛇の列が出来てしまいまいた。列は場内を複雑に折り返して作られたもののそれでも足らずに、駅の方まではみ出してしまい、主催者側は警察やJRに文句を言われたという情報もあります。列は定刻会場時間の1時間以上前から出来ていたので、運の悪い人は2時間近く無駄な行列に並ばされたことになります。開場後は、引き換え券をバーコードにかざして、座席券をもらう形式ながらとてもスムーズに出来ていたので、なぜこんな無駄な行列を作ったのが理解に苦しみます。さらに理解できないのが、入場が45分遅れたことなのですが、ポールのサウンドチェックが遅れたということもあるのですが、そのあとに、ポールへのサプライズとして、サウンドチェック終了後に客席にサイリウムを置いていたことが開場が遅れた理由のようであって、2015年も同様のサプライズを仕掛けて開場時間が遅れたことの学習効果がないことに、呆れてしまいました。こうした主催者の身勝手で開場時間を遅らせるといったようなことをなぜ、繰り返してしまうのか、理解に苦しみます。また、退場時にはポールが会場を出るまで、入り口を閉めて観客を閉じ込める行為も復活してしまいました。まあ、両国国技館の場合は、停止線を作って、観客を外でコントロールする手段をとるような場所はないので、閉じ込めるのは仕方のないことなのかもしれませんが、正直に「ポールが去るまで待ってください」とは一切説明しなかったので、かなり多くの観客が閉じ込めるられていることにイラだったました。終演後、観客の退場を遅らせたいのであれば、何らかの映像を流すとか、お楽しみ抽選会をやるとか、何らかの引き止め手段はあると思うので、主催者側は少しは頭をつかってもらいたいものです。といった感じで、素晴らしい公演内容に水を差す、主催者側の愚行は、いい加減今回限りにしてもらいたいものです。

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2018年11月 1日 (木)

ポール来日2018 2日目 なんとYesterdayなしの超レア公演!

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ポール・マッカートニー  / フレッシュン・アップ・ジャパン・ツアー2018の2日目の東京ドーム公演に行ってきました。セットリストはこんな感じでした。

1. A Hard Day’s Night
2. Juniors Farm (変更)
3. Can't Buy Me Love (変更)
4. Letting Go
5. Who Cares 
6. Got To Get to You Into My Life (追加)
7. Come On to Me
8. Let Me Roll It
9. I’ve Got a Feeling
10. Let ‘Em In
11. My Valentine
12. Nineteen Hundred and Eighty-Five
13. Maybe I’m Amazed
14. We Can Work It Out (変更)
15. In Spite of All the Danger
16. From Me to You
17. Love Me Do
18. Blackbird
19. Here Today
20. Queenie Eye
21. Lady Madonna
22. Eleanor Rigby
23. Fuh You 
24. Being for the Benefit of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band on the Run
28. Back in the U.S.S.R.
29. Let It Be
30. Live and Let Die
31. Hey Jude
Encore:
32. I Saw Her Standing There (変更)
33. Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
34. Helter Skelter
35. Golden Slumbers
36. Carry That Weight
37. The End

結構変更があり、1曲追加されていて、さらにトークも長めで初日よりも15分ほど公演時間が長くなりました。ただ、それでもYesterdayがないのが特徴であり、これは、さすがに初日だけきた人に配慮して(今回の内容でYesterdayもやっていたら、初日との内容の差があまりにありすぎるので)カットしたのではないかと、推測するのですがどうでしょうか?

それにしても、Yesterdayなしの公演は前代未聞で、少なくとも日本公演では、ビートルズ時代を含めて初となります。さらに世界的に見ても、フェスやイベントを除いたポールの単独コンサートでは、1975年のワールドツアー以降Yesterdayをやらなかった日はどうやらなさそうなので、そういった意味で今日は超レアな公演になったと思います。今日は昨日より客のノリがよく、Yesterdayがなくても大満足な公演となりました。個人的にはYesterdayがI Saw Her Standing There になるのは大歓迎で、ノリノリで楽しめました。

Hi Hi HiがJuniors Farm に、All My LovingがCan't Buy Me Loveに、I've Just SeI’ve Just Seen a FaceがWe Can Work It Outに変更になるのは予想がついていたものの、てっきりエジプトステーションからの曲が続くコーナーにGot To Get to You Into My Lifeが挿入されたのは僕にとっては、とても嬉しいサプライズでした。この曲は今日のサウンドチェックでも演奏されたようです。まさにブラス隊の存在が活かされるこの曲はとってもよかったです。やはりブラス隊が入って音の厚みが増したのは今回のツアーの特徴でありとっても見応えがあると思います。

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今回、ブラス隊は、Letting Goでこのあたりの位置の客席で登場しました。

今回、トークも少し長くなっていたので、覚えている内容を書いておきます。

Love Me Doでは、アビーロードスタジオで初のレコーディング曲であり、ジョージマーティンを追悼するトークがありました。レコーディング時はジョージマーティンが怖くてかなり緊張していて、今でもレコード聴くと自分の声が震えているのがわかると言ってました。それで、今日は大丈夫だよといって、曲が始まりました。

Eleanor Rigbyでは、なんと出だしを間違えるという珍しいミスがありやりなおしてました。「いまのはわざとだよ。みんなを驚かそうとしてやったんだ」と言ってました。

ジミヘンやジョージハリスンを追悼する話は初日より長めに話してました。

アンコールで、ローティがポールにもっと演奏しろというジェスチャーをしてベースを渡すいつものお約束は、Yesterdayがなかったので、アンコールで旗を振り回した直後に行われました。

アンコールの最後の曲の前には、ポールが時々やるファンをステージに上げるコーナーがありました。今回は、英語で「今日彼女にプロポーズします」というような内容のプラカートを持った男性とその彼女が上がり、なんとポールの前で公開プロポーズを行い、彼女がOKするとポールがそのプラカードにサインをするという微笑ましい企画がありました。

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と、ここまで書いてみると、Yesterdayがなかったにしろ、圧倒的に2日目公演の方がよかったように思います。やはりポールは数日公演を重ねて調子を上げてくる人なのかもしれません。

2018年10月31日 (水)

ポール来日2018 初日 とりいそぎセットリスト 

ついに、ポール・マッカートニー  / フレッシュン・アップ・ジャパン・ツアー2018が無事に開始しました。取り急ぎSet Listを貼っておきます。

1. A Hard Day’s Night
2. Hi, Hi, Hi
3. All My Loving
4. Letting Go
5. Who Cares 
6. Come On to Me
7. Let Me Roll It
8. I’ve Got a Feeling
9. Let ‘Em In
10. My Valentine
11. Nineteen Hundred and Eighty-Five
12. Maybe I’m Amazed
13. I’ve Just Seen a Face
14. In Spite of All the Danger
15. From Me to You
16. Love Me Do
17. Blackbird
18. Here Today
19. Queenie Eye
20. Lady Madonna
21. Eleanor Rigby
22. Fuh You 
23. Being for the Benefit of Mr. Kite!
24. Something
25. Ob-La-Di, Ob-La-Da
26. Band on the Run
27. Back in the U.S.S.R.
28. Let It Be
29. Live and Let Die
30. Hey Jude
Encore:
31. Yesterday
32. Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
33. Helter Skelter
34. Golden Slumbers
35. Carry That Weight
36. The End

直前の海外公演と比べると、3曲ほど少ないセットリストではあるものの、あまり不満は感じられないセットリストでした。新曲は結構よかったし、なにより今回はブラス隊3人が加わって音の厚みが増したのが、特徴でしょう。ブラス隊を入れるならば、個人的にはジェットが聴きたいところなのですが、果たして明日以降のセットリストはどうなるか?

2018年10月 9日 (火)

ポール来日2018 両国国技館チケット確保失敗

今日は朝9時から公式サイトで国技館公演のプリセールが行われましたが、僕は購入に失敗してしまいました。

今回は早めに職場に行って、スマホでサクッと購入してしまおうと考えていたのですが、まず、電車が遅れて職場に向かう途中で歩いているときに9時を迎えてしまったことが誤算で、それでも、9時ジャストに購入画面をリロードすると、入り口ボタンが有効になって、ハスワード入力突破までは行ったのですが、今回はそのあとの、画像表示された6文字の入力で手間取ってしまい、そうこうしているうちに9時3分過ぎくらいには、予定枚数終了になってしまいました。それでも、クレジットカード決済が成立せず解放される分があるので、あきらめずにトライして、たまに購入画面まで進めたものの、画像表示された6文字の入力がなぜかうまくいかず、購入には至れませんでした。画像表示された文字の入力は、前回の東京ドーム分のプリセールの時には、難なく入力できたのですが、今回は紛らわしい表示に見間違えたのか、スマホの入力がおかしく全角になってしまっていたのかは、定かではないのですが、今回は難しかったです。やはりこういう時はパソコンで対応すべきだなあとつくづく思いました。

ただ、今回はあまりにも公式分の販売時間があまりに短かったので、多く見積もっても500枚、たぶん200~300枚くらいしか発券しなかったのではないかと、ネット上では想定されています。

と、すると、残りのチケットはどこで販売されるのかとても謎です。今回は、公式で買おうとした人を手数料の高いぴあに誘導するための作戦だったのか、あるいは、国技館公演は大人気でファンクラブとぴあの割り当てでおおよそ捌けてしまったのか、色々憶測は考えられますが、どうやら、今回は昨年の武道館公演のようにチケット販売に苦戦して、超大量の動員をかけてなんとか満席のメンツを保ったという事態にだけはならなさそうだなということだけは、わかったかなと思ったりした、今日のプリセールでした。

2018年9月30日 (日)

Revolution1 Take20

ホワイトアルバムのスーパー・デラックス・エディションで楽しみな内容のひとつが「Revolution Take18」なわけですが、これに後からダビングを加えたTake20がネット流出したのが、2009年初めのことろでした。僕のブログでもそのころの記事にしていますので、リンクを乗せておきます。

http://yotayota515.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/the-beatles-157.html

まだ、2009年のリマスター盤が出る前の話なので、もう9年以上も前になりますが、僕はこの音源を長年ずっと聴きたいと思っていたので、この音源が聴けてとても嬉しかったことを覚えています。

掲載したYouTubeのページは2009年後半にUPされてそれ以来生き残っているようなので、ぜひともこの音源を聴いて、ホワイトアルバムのスーパー・デラックス・エディションへの期待を高めていただきたいと思います。スーパー・デラックス・エディションは他にも、「 ヘルター・スケルター  (ファースト・ヴァージョン -テイク2) 」は完全版は12分になるらしいけど、全部収録されるのか?「ヘルター・スケルター  (セカンド・ヴァージョン -テイク17)」はリリース版ではフェイドアウトされた部分が聴けるのか?など、興味はつきないです。

2018年9月28日 (金)

ポール来日2018 今回は両国国技館

ポールマッカートニーの来日公演において、今回もドームより小さい会場での公演が決定しました。今回は両国国技館ということで、チケット代金は、全席一律38,500円とのことです。武道館公演で、チケット価格の感覚がマヒしてしまったポール・ファンからすると、そう高くはないと思ったりして、これまた、ずいぶん絶妙な価格を設定してきたと思います。昨年の武道館公演は、敬遠したファンの人が多く、主催者も会場を満席にするのにかなり苦労したようですが、果たして今回はどうなるか?

みなさんはどうしますか?僕は、例え武道館公演のような短縮セットリストとしても、ドームより狭い会場でのライブを見てみたいとおもうので、出来れば行きたいなあと思っています。

https://www.barks.jp/news/?id=1000160215

ポール・マッカートニー、初の両国国技館公演決定

2018年11月5日(月) 開場17:30 開演 18:30(予定)
全席指定 38,500円(税込)
▼チケット最速先行(抽選)/チケットぴあ
受付期間:2018年9月28日(金) 4:00~10月3日(日)23:59
受付特電番号:0570-02-9513
受付URL: http://w.pia.jp/t/paul/

▼チケット一般発売日
2018年10月12日(金)10:00~
[問]キョードー東京 0570-550-799 (平日11:00~18:00 土日祝 10:00~18:00)

2018年9月25日 (火)

『ホワイト・アルバム』50周年記念盤・発売決定!

アルバム本編の“2018年ステレオミックス”や多数のアウトテイクを収録!ザ・ビートルズ『ホワイト・アルバム』50周年記念スーパーデラックスエディション

ついに、待望のホワイトアルバム50周年記念盤が11月にリリースされることが正式発表されました。早くもYouTubeにはトレイラー映像が2本UPされています。

今回も様々なフォーマットでの発売が発表されていますが、中でも1番気になるのが、スーパー・デラックス・エディションの内容なのですが、以下のようになっているようです。

CD1
2018年ステレオ・ミックス
01. バック・イン・ザ・U.S.S.R.
02. ディア・プルーデンス
03. グラス・オニオン
04. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
05. ワイルド・ハニー・パイ
06. コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ヒル
07. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
08. ハピネス・イズ・ウォーム・ガン
09. マーサ・マイ・ディア
10. アイム・ソー・タイアード
11. ブラックバード
12. ピッギーズ
13. ロッキー・ラックーン
14. ドント・パス・ミー・バイ
15. ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード
16. アイ・ウィル
17. ジュリア 

CD2
2018年ステレオ・ミックス

01. バースデイ
02. ヤー・ブルース
03. マザー・ネイチャーズ・サン
04. エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミーアンド・マイ・モンキー
05. セクシー・セディ
06. ヘルター・スケルター
07. ロング・ロング・ロング
08. レボリューション1
09. ハニー・パイ
10. サボイ・トラッフル
11. クライ・ベイビー・クライ
12. レボリューション9
13. グッド・ナイト 

CD3
イーシャー・デモ

01. バック・イン・ザ・U.S.S.R.
02. ディア・プルーデンス
03. グラス・オニオン
04. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
05. コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ヒル
06. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
07. ハピネス・イズ・ウォーム・ガン
08. アイム・ソー・タイアード
09. ブラックバード
10. ピッギーズ
11. ロッキー・ラックーン
12. ジュリア
13. ヤー・ブルース
14. マザー・ネイチャーズ・サン
15. エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミーアンド・マイ・モンキー
16. セクシー・セディ
17. レボリューション
18. ハニー・パイ
19. クライ・ベイビー・クライ
20. サワー・ミルク・シー
21. ジャンク
22. チャイルド・オブ・ネイチャー
23. サークルズ
24. ミーン・ミスター・マスタード
25. ポリシーン・パン
26. ノット・ギルティ
27. ホワッツ・ザ・ニュー・メリー・ジェーン

CD4
セッションズ

01. レボリューション1  (テイク18)
02. ア・ビギニング  (テイク4)
/ドント・パス・ミー・バイ  (テイク7)
03. ブラックバード  (テイク28)
04. エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・エクセプト・ミーアンド・マイ・モンキー  (アンナンバード・リハーサル)
05. グッド・ナイト  (アンナンバード・リハーサル)
06. グッド・ナイト  (テイク10ウィズ・ア・ギター・パート・フロム・テイク5)
07. グッド・ナイト  (テイク22)
08. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ  (テイク3)
09. レボリューション  (アンナンバード・リハーサル)
10. レボリューション  (テイク14 -インストゥルメンタル・バッキング・トラック)
11. クライ・ベイビー・クライ  (アンナンバード・リハーサル)
12. ヘルター・スケルター  (ファースト・ヴァージョン -テイク2)

CD5
セッションズ

01. セクシー・セディ  (テイク3)
02. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス  (アコースティック・ヴァージョン -テイク2)
03. ヘイ・ジュード  (テイク1)
04. セント・ルイス・ブルース  (スタジオ・ジャム)
05. ノット・ギルティ  (テイク102)
06. マザー・ネイチャーズ・サン  (テイク15)
07. ヤー・ブルース  (テイク5ウィズ・ガイド・ヴォーカル)
08. ホワッツ・ザ・ニュー・メリー・ジェーン  (テイク1)
09. ロッキー・ラックーン  (テイク8)
10. バック・イン・ザ・U.S.S.R.  (テイク5 -インストゥルメンタル・バッキング・トラック)
11. ディア・プルーデンス  (ヴォーカル、ギター&ドラムス)
12. レット・イット・ビー  (アンナンバード・リハーサル)
13. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス  (サード・ヴァージョン -テイク27)
14. ベイビー、アイ・ドント・ケア  (スタジオ・ジャム)
15. ヘルター・スケルター  (セカンド・ヴァージョン -テイク17)
16. グラス・オニオン  (テイク10)

CD6
セッションズ

01. アイ・ウィル (テイク13)
02. ブルー・ムーン (スタジオ・ジャム)
03. アイ・ウィル (テイク29)
04. ステップ・インサイド・ラヴ (スタジオ・ジャム)
05. ロス・パラノイアス (スタジオ・ジャム)
06. キャン・ユー・テイク・ミー・バック? (テイク1)
07. バースデイ (テイク2 -インストゥルメンタル・バッキング・トラック)
08. ピッギーズ (テイク12 -インストゥルメンタル・バッキング・トラック)
09. ハピネス・イズ・ウォーム・ガン (テイク19)
10. ハニー・パイ (インストゥルメンタル・バッキング・トラック)
11. サボイ・トラッフル (インストゥルメンタル・バッキング・トラック)
12. マーサ・マイ・ディア (ウィズアウト・ブラス&ストリングス)
13. ロング・ロング・ロング (テイク44)
14. アイム・ソー・タイアード (テイク7)
15. アイム・ソー・タイアード (テイク14)
16. コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ヒル (テイク2)
17. ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード? (テイク5)
18. ジュリア (トゥー・リハーサルズ)
19. ジ・インナー・ライト (テイク6 -インストゥルメンタル・バッキング・トラック)
20. レディ・マドンナ (テイク2 -ピアノ&ドラムス)
21. レディ・マドンナ (バッキング・ヴォーカル・フロム・テイク3)
22. アクロス・ザ・ユニヴァース (テイク6) 

ブルーレイオーディオ
アルバム本編

01. 2018年ステレオ・ミックス(ハイレゾ)
02. 2018年5.1chミックス(DTS-HDマスター・オーディオ)
03. 2018年5.1chミックス(ドルビーTrueHD)
04. オリジナル・モノ・ミックスの2018年ダイレクト・トランスファー(ハイレゾ) 

と、こんな感じでかなり充実しています。中でも、未発表テイクについては、昨年の「サージェントペパーズ」の時のように個別のテイクの完全盤を高音質で聴けることが期待できます。「アンソロジー」の時には、未発表テイクはつぎはぎだらけだったものが、ついに完全な形で聴けて、このときは大満足したのですが、今回も同じような感動が期待できそうです。

今回、収録予定の未発表テイクをテイクNo付で発表してくれていることがありがたいです。こうしたテイクにどういった特徴があるのかは、名著「ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ」にて確認することができます。

今回の発表テイクの目玉は「Revolution1 Take18」だと思います。この本によるとTake18はずば抜けた出来であり、その後数回のダビングを経て完成テイクが作られたとあります。また、このテイクは10分17秒あり、完成版からカットされた部分は「Revolution9」に使用されたのは有名な話です。このテイク、僕は絶対「アンソロジー3」に収録されると思っていたものの、収録されず、当時がっかりした記憶がありますが、「アンソロジー3」のリリースからも今は20年以上の月日が経っているわけで、ようやくリリースされることに感慨もひとしおです。他に発売される曲の未発表テイクもどんなものなのか、この本で予習して楽しみに待ちたいと思います。

様々なフォーマットで発売されるとはいっても、「ホワイトアルバム」は名盤だけに、スーパー・デラックス・エディションは外せないと思います。リリースが今からとても楽しみです。

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